当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.

第3章 戦略テーマII 国内誘客戦略

 高速道路網の整備進展と航空路線の充実、大型クルーズ客船寄港など、鳥取県への来訪手段が格段に充実した大交流時代において、鳥取県への来訪を促し、観光交流を拡大していくために、鳥取県を旅の目的地として選んでいただけるよう、ターゲット・手法を意識した魅力発信に努めるとともに、県境にとらわれない魅力的な広域周遊観光提案を進めます。
 また、大きな経済効果をもたらす大会、会議といったMICEの誘致活動を積極的に展開するとともに、教育旅行、グリーンツーリズム、スポーツツーリズムなど新しいツーリズムの推進を図ります。
  

1 誘客キャンペーンと戦略的な情報発信・誘客の展開

高速道路網の進展整備、航空路線充実などにより、当県への来訪手段が格段に充実した大交流時代において、鳥取県への認知度の高くない遠隔地域のお客様にも鳥取県を旅の目的地として選んでいただけるよう、観光地・鳥取の認知度を高めるイメージ発信と連携した訴求力の高いキャンペーンを展開するほか、ターゲットを意識してコンテンツや発信媒体、タイミングなどを選択した戦略的な情報発信に努めるとともに、観光事業者と連携して旅行会社等に対する積極的なプロモーションを進めます。

1 観光キャンペーンの展開

観光地・鳥取の認知度を高めるイメージ発信(「鳥取砂丘」を活用した観光地・鳥取の発信、「かに水揚量日本一」を活用した観光地・鳥取の発信など)の中で、旅行会社や交通事業者等と連携した観光キャンペーンを展開します。

2 戦略的な情報発信の展開

お客様の発地に着目すると、例えば、発地別観光入込客の5割超を占める近畿・中国地方は、距離的優位性から、当県の具体的イメージを持っていただいている、移動の負担が軽い、あるいは来訪経験のある方が多いエリアと言えます。そこで、情報発信に当たっては、「透明度抜群の海で楽しむシュノーケル・海水浴」、「ファミリーで気軽にチャレンジできるハイキング」、といった自然体験型レジャー情報や、旬の「かに」、「もさえび」、「岩がき」の生食情報などの個別イメージを伝え、具体的な旅行行動を促すとともに、宿泊を促すキャンペーンと合わせた発信により、日帰り観光から宿泊観光への転換を目指します。高速道路網の進展整備を背景に入込が伸びている中部地方、九州地方に向けては、車での移動を想定し、総合的な観光情報のほか、観光地の位置関係や移動距離、食事や休憩処、宿となる温泉地をイメージいただける周遊観光ルートの提案により、広域観光と滞在時間の延長を促します。航空路線の充実を背景に入込が伸びている首都圏に向けては、大市場で競合他者が多い中、「鳥取砂丘」、「山陰」、「空路約70 分・意外に近い」といったわかりやすいイメージ発信を継続して行い、認知度向上に努めます。こうして、総合的な観光情報発信のほか、自然体験メニュー、温泉、食などの区分ごとに集約して伝える工夫を行い、シニア、女性、グループ旅行、個人旅行など、ターゲットを意識した情報発信に努めます。また、媒体の選択については、旅行計画の情報源として男女ともに支持する「ネット上の専門サイト」、「旅行雑誌」のほか、女性については、ネットを通じた情報収集が主流であっても、「旅行会社のパンフレット」を情報源とするなど、旅行会社の役割も依然大きいことに着目し、SNSをはじめとしたインターネットによる発信はもちろん、パンフレットや「ファッション雑誌」などの紙媒体、テレビ・新聞や旅行会社のパンフレットなど、機会を捉えた効果的な手法を選択し、鳥取の観光魅力を発信します。

3 プロモーション活動

旅行エージェント等に対しては、旬の観光情報を携えて、当県の強みである観光プロモーター(主要都市に駐在し、日常的にプロモーション活動を展開する専門員)が継続的にプロモーション活動を展開していくほか、主要都市において観光情報説明会を実施し、エリア内の旅行エージェント等を対象に、当県の多彩な観光素材や食などを地元市町村、観光団体、観光事業者等と連携して強力に発信して、旅行商品造成を積極的に働きかけます。また、都市部のターミナル施設や大型ショッピングセンターなどにおいてミニイベントを開催し、鳥取県の観光情報を多くのお客様にお伝えするなど、機会を捉えたプロモーション活動を展開します。

2 県境にとらわれない広域観光の推進

鳥取自動車道の開通や山陰自動車道の整備推進など高速交通網の整備進展により、観光客の周遊範囲が拡大するなか、近畿地方や中国地方をはじめとした地域からの観光客にとって、本県は一層日帰り圏として認知されていくことが懸念されます。日帰り旅行から宿泊旅行への転換や、宿泊日数の延伸のためには、県内の地域間連携や近隣府県との広域連携による周遊型観光を推進し、エリア内での滞在時間の延長を図ることが課題となっています。お客様の発地が遠方であるほど、周遊するルートは広くなり、宿泊日数は増加する傾向にあります。ひとつの旅でいくつもの楽しみを体感する魅力的な広域観光の提案、テーマ性をもった魅力ある広域周遊ルートの提案に努めます。

多彩なパートナーと連携した広域観光プロモーションの展開

県内の各地域、近接する府県などと連携した情報発信、広域観光の情報発信、プロモーションの実施などにより、広域エリア全体の魅力を伝え、スケールメリットを活かした認知度向上と来訪意欲の刺激を図ります。また、「鳥取砂丘」「出雲大社」といった山陰両県を代表する観光スポットをぐるりと巡る「山陰大周遊」といったテーマ性をもった魅力ある広域周遊ルートの提案により、エリアへの誘客とエリア内の滞在時間延長を進めます。

3 MICEや教育旅行等誘致による来訪機会の拡大

本県においては、(公財)とっとりコンベンションビューローが中心となり、各種会議、展示会、スポーツ競技会、企業研修旅行や国際会議といったMICE ※ や合宿の誘致を進めており、大きな経済効果をもたらしているところです。平成23 年度から誘致活動を開始した合宿も着実に開催件数を伸ばしており、平成25 年度のコンベンション開催件数は過去最高を記録しました。今後さらに各会議等の開催を増やしていくため、主催者が必要とする情報やサービスを円滑に提供していくほか、受入態勢の充実や市町村と連携した誘致活動の積極的展開を進めていきます。また、都市部では味わうことのできない農山村体験メニューや、高等教育機関と連携した知的体験メニューの造成に努め、教育旅行誘致を進めていくことで、当県への来訪機会の拡大を図ります。また、MICE参加者はビジネスを主目的としている方が多いものの、この当地来訪の希少な機会を生かし、次回以降の観光旅行の目的地として当地を選択いただけるよう、おもてなしの充実に取り組んでいきます。

※ Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive Travel(報奨・招待旅行)、Convention(大会、学会、国際会議)、Event/Exhibition(展示会/イベント)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一形態。

1 コンベンションの誘致促進

本県においては、(公財)とっとりコンベンションビューローと連携して、企業や団体等が開催する全国規模の会議や学会の誘致を進めており、アフターコンベンション(コンベンション後の催しや懇親会等)とあわせて、大きな経済効果をもたらしているところです。今後さらに各会議等の開催を増やしていくため、主催者が必要とする情報やサービスを円滑に提供するなど、受入態勢の充実や誘致活動を積極的に展開していきます。

2 教育旅行やスポーツイベント等の誘致促進

緑豊かな森や美しい海、川を舞台とした小さな冒険や、農山漁村の暮らし、その中で継承された食文化や、その土地の人々との交流は、都市部では味わうことのできない貴重な体験といえます。こうした本物を体験いただく体験メニューの充実の他、教室では体験できない知的体験メニューを高等教育機関等との連携により造成し、鳥取ならではの教育旅行の誘致を展開します。なお、受入態勢の量的な課題解決のため、県・市町村や市町村間の連携による受地の情報共有を進め、広域エリアで連携して誘致を行う態勢づくりも進めます。また、2020 年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催を控え、スポーツに対する意識が高まる中、スポーツ施設を活用した、実業団、大学等の合宿の誘致、スポーツイベントの誘致にも積極的に取り 組んでいきます。

3 ビジネスを契機とした来訪機会の拡大

MICEにおいてはビジネスを主目的として当地へ来訪されるお客様が相当数見込まれますが、限られた余暇時間の中でも、当地ならではの食や地酒を賞味いただき、または宿泊施設をご利用いただく可能性は大いにあります。空き時間を利用して、「当地ならではの名物を食べる」、「近くの観光スポットを見物する」「日帰り温泉に浸かる」といった「ついで観光」は、当地をご理解いただくチャンスであり、満足いただけるサービス提供ができれば、個人あるいは家族・友人を伴っての再来訪にもつながる希少な機会です。当地来訪をチャンスと捉え、次回以降の観光旅行の目的地として当地を選択いただけるよう、おもてなしの充実に取り組んでいきます。
  

最後に本ページの担当課    鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局 観光戦略課
   住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
   電話 0857-26-72180857-26-7218  ファクシミリ  0857-26-8308
    E-mail  kankou@pref.tottori.lg.jp