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「船上山アドベンチャースクール2」実施報告書(岩美町立岩美西小学校)

1 事業の概要

1 期日

平成26年10月6日(月)から10日(金) 

2 日程

時間 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目

6時30分


起床
掃除
起床
掃除
起床
テント撤収
起床
掃除
7時00分 朝の集い・ビーイング 朝の集い・ビーイング 朝の集い・ビーイング 朝の集い・ビーイング
8時00分 朝食 朝食 朝食 朝食
8時30分 出発 洗濯体験 カートンドック
9時00分 野外炊飯説明
火起こし
滝登り登山

サバイバル野外炊飯

長期宿泊体験学習まとめの話し合い
9時30分
10時00分 自然の家到着
出会いの集い
野外炊飯 スコアOL
外IN
11時00分 ビーイング
アイスブレーク
野外炊飯(メニューは2種類) クラフト
12時00分 昼食 昼食登山弁当 昼食
13時00分 オリエンテーション
船上神社 別れの集い
退所
13時30分 片付け終了
14時00分 室内写真オリエンテーリング ビーイング
自由行動
スタンツ練習
15時00分 イニシアティブゲーム 保護者からの手紙
保護者への手紙
下山終了
ビーイング
キャンドルファイアー 岩美西小学校到着
16時00分 テント設営 ビーイング
17時00分 夕べの集い 夕べの集い 夕べの集い 夕べの集い
17時30分 夕食 夕食 夕食 夕食
18時30分 ナイトウォーク
19時00分 キンボール キャンプファイアー 皆既月食観察 室内肝だめし
20時30分 入浴 入浴 入浴 入浴
21時00分 ビーイング
22時00分 就寝 就寝 就寝 就寝

3 ねらい

  • 長期の集団宿泊体験や自然体験、班活動を通し、自ら気づき、考え、判断し、行動する力を育てると共に、自分の良さや友達の大切さに気づかせ、友達とより良く関わることで望ましい人間関係を築こうとする態度を育む。
  • 親元を離れた集団生活の中で、自分の身の回りのことや与えられた役割を果たそうとする意欲や態度を育む。

4 対象

岩美町立岩美西小学校5年生(児童38名、教師7名)

5 救護スタッフ

看護師

6 ボランティア

3名(鳥取大学2名 島根大学1名)

2 実施状況

1日目の活動の様子 <10月6日(月)天候:雨>

 台風接近に伴い、残念ながら雨天時のプログラムとなった。リアカーロードウォークは、実施せず、バスで直接船上山少年自然の家に到着した。出会いの集いでは、児童はとても元気なあいさつや返事を行い、長期宿泊学習に対する意欲を感じることができた。イニシアティブゲームでは、パイプラインを行った。クラス全員で行ったときは、うまくボールを運ぶことができず何度も失敗するクラスがあった。しかし、最後まであきらめず時間をかけてでもやりとげることができた。今後の活動も粘り強く、あきらめず取り組んでくれることを期待させる内容であった。夜は、ニュースポーツのキンボールを楽しみ就寝した。

2日目の活動の様子 <10月7日(火)天候:晴れ>

 台風も去り、天候も回復した。火起こし、野外炊飯では、初めて体験する児童が多く、なかなか火をおこすことができない班があった。しかし、学生ボランティアや指導員の支援を受け、すべての班がろうそくに火をつけ野外炊飯を始めた。ポークカレーが完成し、班のみんなで食べている表情は笑顔が溢れ、ほとんどの班が完食した。前日、雨天のためできなかったキャンプファイヤーを夜の活動に組み入れ、保護者からの手紙・保護者への手紙の活動を午後に繰り上げた。児童は、保護者の手紙に驚きながらも保護者へ手紙を書いた。キャンプファイヤーでは、指導員の展開するレクリエーションゲームを大いに楽しみ、後日、児童たちは自由時間に集まって廊下やホールでレクリエーションゲームをする場面も見られた。

3日目の活動の様子 <10月8日(水)天候:晴れ>

 この日も天候に恵まれ、滝登り登山を行った。計画段階ではグループワーク登山を行う予定だったが、指導者、ボランティアの数が足りず、このプログラムに変更した。険しい登山道で転倒したり、弱気になったりすることもあったが、児童は、間近で見る滝のすばらしさに感動したり、頂上に到達したときの達成感に満足したりしていた。予定時刻を経過していたが、千丈のぞきと船上神社周辺散策を行い下山した。下山後は、テント泊を行うために体育館にテントを設営した。児童は、協力してテントを張り、中の掃除も行った。そして、この日は数年ぶりの皆既月食の日ということで、予定を変更してナイトハイクを行い、皆既月食を観察しにダム湖まででかけた。残念ながら雲が厚くかかり月をみることができなかったが、児童は、夜の景色を楽しんでいた。また、洗濯体験を実施し、家事の大切さや保護者への感謝の気持ちを伝えた。

4日目の活動の様子 <10月9日(木)天候:晴れ>

 残り2日となり、活動の締めくくりを行う1日と位置づけた。活動班で協力してスコアオリエンテーリングとイニシアティブゲームに取り組んだ。得点によって昼食メニューが書かれたくじを先に引く権利を得られるという設定にした。限られた時間の中でどのようにポイントを得るかを班ごとに相談し活動していた。くじを引いてメニューが分かったときに大きな歓声が上がるなど盛り上がりをみせた。2回目の野外炊飯ということもあり、どの班も予定時刻の30分前には活動を終了させた。午後は、キャンドルファイヤーを行った。前日、皆既月食を観察するために肝試しをこの日の夜に回したため、はじめての試みであったが、レクリエーションホールをカーテンや段ボールで遮光して15時より開始した。児童は、これまで練習してきたスタンツを発表した。どの班も趣向を凝らし発表していた。しかし、班によっては十分な達成感を得ることができず、指導者と一緒に話し合いを行う班もあった。最後の夜ということやスタンツの発表が終わってほっとする気持ちもあり、夕食以降、ホームシックになる児童が何名か見られた。先生が対応していたが、夜の活動である室内肝試しに参加できない児童もいた。

5日目の活動の様子 <10月10日(金)天候:晴れ>

 いよいよ最終日を迎えた。前日夜は元気がなかった児童も気持ちを切り替えていた。この日は、これまでの活動の振り返りとクラフト制作を行った。4日間のビーイングを行った模造紙を参考にしながら班の友だちへの感謝の気持ちとこれから学校や家庭でがんばることを記入した。クラフト制作はメモクリップを作ったが、各自が工夫を凝らして自分だけのメモクリップを完成させた。午後、別れの集いを迎えたが、指導員やボランティアにサインやハイタッチを求める児童が多く見られた。38名の児童は誰一人欠けることなく元気に船上山少年自然の家を退所した。

3 総括

1 成果

  • 学生ボランティアの参加が3名ということや指導員が2名減ったことなどにより、船上山アドベンチャースクール1で行ったグループワークを行うことが難しかった。しかし、活動プログラムの随所に班活動を取り入れることで班員同士の信頼関係の構築がなされたと考える。
  • 参加校の先生方と信頼関係を築きながら、綿密な打ち合わせを行うことができた。今回、事前打ち合わせを2回行い、そのうちの1回は、特別支援学級の児童への対応についてのものだった。夏休みには、担任の先生に船上山少年自然の家に来てもらい、施設見学と活動計画の練り上げをした。また、1ヶ月前には、参加校に出向き保護者説明会を行った。自然の家、参加校、保護者が共通理解して、細部に至るまで計画を詰めることができたのは、当日の運営に大きく影響したと考える。
  • 主担当が参加校との日程の調整、スケジュール管理を行い、他の指導員が中心となり活動プログラムを実施したことで、天候や皆既月食観察などの予定変更にも臨機応変に対応することができた。全指導員が対応できる体制作りが重要だと感じた。
  • 救護スタッフとして看護師さんに2日目から4日目まで勤務してもらった。体調を崩す児童もいたが、早めの対応が可能となり、症状が悪化する児童も少なく、宿泊学習を打ち切って帰宅する児童がいなかった。児童全員で宿泊学習をやり遂げることができたことは大きな成果だと考える。
  • 可能な限り、自然の家ホームページのトップページおよびブログで長期宿泊研修の活動の様子をアップして閲覧できるようにした。保護者が子どもの様子を理解することで、保護者に対して少しでも安心感を提供することができたと考えている。

2 課題

  • グループワークを主体とした活動プログラムを編成するのであれば、学生ボランティアが参加しやすい期日を設定したほうがよい。また、自然の家指導員も10月から2名少ない体制になるので、9月までに実施することが望ましいと考える。
  • 4泊5日となると子どもたちにはとてもよい経験になるが、先生方の負担が大きくなる。
  • 自然の家主催ということで先生と指導員がどのように役割を分担すればよいか曖昧になることがあった。学校管理下の活動であり、学校が主体となって活動することを募集段階で明確にする必要を感じた。