≪食事作り≫
食生活改善推進員の方に指導・助言をいただきながら、自分たちで食事作りをする。
玉ねぎを切り、涙をふく子もいた。大量の野菜を切るのは大変だったと思うが、最後まで根気よくやりとげた。
自分たちで作った食事はおいしいようで、おかわりをする子どももいた。
参加した児童の感想
盛り付け方がわからない時や、数の合わない時など、いろいろなことを教えていただいた。
≪洗濯も自分で≫
セカンドスクールの間は、洗濯も自分たちの手でする。洗濯機を使うのは、脱水の時だけ。
家では洗濯をしたことがない子どもたちがほとんどだと思うが、友だちと協力し合い、楽しそうに洗濯をしていた。
参加した児童の感想
最初はできなくて大変だった。でも、友だちに教えてもらったり一人でていねいにしていると、だんだん慣れてきた。絞るのも楽しかった。
≪みんなで宿題≫
セカンドスクールの期間中、みんなが帰る「家」は青少年の家。
帰ったらすぐ、みんなが宿題を済ませた。宿題を早く済ませて、遊びたい一心かもしれないが・・・。みんなでやれば、宿題も楽しいのかもしれない。
参加した児童感想
みんなと一緒に宿題をしたことが楽しかった。わからないところがあると見せ合い、その日の宿題を終わらせた。
≪最後の夜は、花火大会≫
金曜日の夜、みんなで花火をした。
みんなが大はしゃぎだった。ろうそくもあったが、自分の花火の火を分け合ったり、線香花火で競ったりと、本当に楽しそうだった。
参加した児童の感想
私がセカンドスクールで一番楽しかったことは、みんなで花火をしたことだ。線香花火で競争をしたり、勢いよく出る花火で遊んだり、すごく楽しかった。
≪修了証書授与≫
1週間セカンドスクールで頑張ったみんなに、教育長から一人一人に修了証書が手渡された。
参加した児童の感想
私は最初に考えた目標で「みんなと仲良くなって協力してやりたい」と書いたけど、他の小学校の人たちとも仲良くなっていろんなことを教えあえてよかった。そうじや洗濯などのことも学べた。これからは、セカンドスクールでのことを生かして、みんなで協力してやることや、家での手伝いを頑張りたい。
期間中をとおして子ども達の自由時間が長すぎるように感じた。各学校によって帰宅時間が異なることもあり、宿題をしている子の横ですでに終わらせた子が遊んでいたり、好きなようにして過ごす時間が目立った。遊ぶ時間も必要だが、全員で同じことをする時間(メニュー)も必要だと感じた。
成果としては、子どもたちのアンケートから感じたことだが、今まで家でしていなかった家事を自分たちですることにより、その大変さや家族への感謝の気持ちを子ども自身が感じてくれたことである。この経験を生かし今後に役立ててほしい。
また、他校の子どもと友達になり、セカンドスクール後も交流を続けている話を聞き、主催者としても嬉しく思う。