令和元年度地域づくり(振興)県土警察常任委員会議事録

令和2年3月5日会議録(速報版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
中島 規夫
山口 雅志
斉木 正一
銀杏 泰利
興治 英夫
森  雅幹
松田  正
藤井 一博
欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
津田警察本部長、西尾危機管理局長、草野県土整備部長、細羽交流人口拡大本部長、
広瀬地域づくり推進部長外

 職務のため出席した事務局職員
   尾﨑課長補佐  田中係長  澤田係長

 1 開  会   午前10時52分

 2  閉  会      午前11時40分

 3 司  会   中島委員長

 4 会議録署名委員  斉木委員  銀杏委員

 5 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり


会議の概要

午前10時52分 開会

◎中島委員長
 ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりですので、この順序に従って議事を進めます。
 初めに、会議録署名委員を指名します。
 本日の会議録署名委員は、斉木委員と銀杏委員にお願いします。
 それでは、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の2議案です。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切りかえをお願いします。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議がないようですので、付託議案を一括して採決します。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。

○森委員
 議案の名前だけは言ってください。

◎中島委員長
 では、繰り返します。議案は、議案第22号、令和元年度鳥取県一般会計補正予算(第5号)と、議案第29号、令和元年度鳥取県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)についてです。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員です。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に入ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等は、説明終了後、一括して行うこととします。
 それでは、危機管理局から、報告1、台風19号を教訓とした「防災避難対策検討会」の開催について、國米危機管理局副局長の説明を求めます。

●國米危機管理局副局長兼危機管理政策課長
 危機管理局資料1ページをお願いします。昨日、台風19号を教訓とした最終の第4回防災避難対策検討会を開催しまして、報告書の骨子を取りまとめましたので、御報告します。
 出席いただいた有識者はここに記載した方々です。
 骨子の取りまとめの概要ですが、大きく分けて、令和2年度予算をお願いして事業化するものと、予算を伴わずに市町村などと引き続き検討を行っていくもの、これらの2つに分かれています。
 最初に、令和2年度に事業化に取り組むものについて説明します。
 まず、アです。本県独自の新しい概念として、拠点となる避難所の設置を市町村に働きかける。働きかけにあわせて、設置していただけるところには県が助成を行うことを報告書に記載しました。予算は、拠点避難所設置モデル事業でお願いしているところです。
 拠点避難所は2つのパターンに分かれており、真ん中あたり、丸の1つ目の機能特化型は、障がい者やペット同行の方、乳幼児同伴世帯などの方が安心して避難できる設備を整えた避難所を想定しています。もう一つの高機能型は、長期、大規模な避難が想定される場合に使用する、一定以上の規模で設備の整った避難所を想定しています。機能特化型避難所については、来年度、避難訓練などを行うことと組み合わせて、機能の検証を行っていきたいと考えています。
 イです。障がい者が避難生活をするために必要な物資等を障がいの種別に応じてパッケージ化して県で新たに備蓄し、そして、災害時には緊急に配備してはどうかということを記載しています。県と市町村の連携備蓄に追加する形になります。これも予算をお願いしており、避難所の生活の質向上事業として、ストーマ利用者用の装具や視覚障がい者用の資器材、そういったものの予算をお願いしているところです。
 2ページをお願いします。ウです。県で浸水ハザード情報の見える化を行ってはどうか、そういったツールを開発してはどうかということを報告書に記載しています。これについても予算をお願いしており、三大河川が浸水した場合のCGを作成したり、グーグルなどの地図情報と浸水データを連動させ、浸水深が風景と重なり合ってわかるようなものを作成する、こういったことへの予算も住民避難体制整備総合事業としてお願いしているところです。
 エです。住民がみずから避難基準を定める、いわゆる避難スイッチを作成する取り組みをワークショップ形式で行ってはどうか。これについても記載していただいています。これも積極的避難推進事業として予算をお願いしており、京大防災研の矢守先生の指導のもとにモデルとなる市町村を決定し、そこで地域も交えて避難スイッチを決定していく取り組みを行うように考えています。
 オでは、平成30年3月に作成した避難所運営マニュアル作成指針を、長期避難への切りかえも視野に入れた形で見直してはどうかということを記載していただいています。マニュアルの見直しについては、市町村や関係機関の意見も聞きながら取り組んでいくことにしています。
 (2)です。予算は伴いませんが、引き続き今後検討や取り組みを進めていくものについて、何点か記載していただいています。
 まず、アです。ペットとの同行避難のあり方を今後、市町村と整理していく、それから、現在、地域防災計画の見直しについて、パブリックコメントを実施中ですが、それにも記載する、そういったことについて考えているところです。
 3ページ目です。イです。乳幼児がいる世帯の避難環境をきちんと確保することについても、拠点避難所などの整備などと組み合わせて考えていくことにしています。
 ウです。市町村を超える広域避難を円滑に実施するための具体的方法を整理する必要があることを報告書にまとめていただいています。これについては、避難先の選定方法や輸送手段の確保、避難所の立ち上げや運営体制などについて、引き続き市町村と話し合っていきたいと考えています。
 エです。避難所以外の被災者、いわゆる車中避難や在宅避難される方についての実態把握をきちんと行うよう、県、市町村で取り組むべきではないかということを報告書でいただいており、これについても、地域防災計画を改正することなどによって取り組んでいくことにしています。
 カですが、停電により避難所や災害対策を行う行政庁舎の機能を喪失させないための対策をきちんと定めるべきではないかという報告をいただいています。これについても、予算でお認めいただいて、既に整備しているEV車とつなぐ外部給電器の運用の仕方や、EV協力隊との連携などについて、具体化に向けて市町村に相談して決めていきたいと思っています。
 必要な事項については、今後のスケジュールに書いていますが、水防対策検討会、ため池部会などの検討結果を最終的に調整し、3月末に、座長である、鳥大の?見先生から県へ提言をいただくスケジュールを考えているところです。

◎中島委員長
 続いて、県土整備部から、報告2、令和元年東日本台風(19号)を教訓とした「水防対策検討会(第3回)」の開催について、田村河川課長の説明を求めます。

●田村河川課長
 県土整備部資料をお願いします。令和元年東日本台風19号を教訓とした第3回水防対策検討会の開催結果について御報告します。
 水害から人命を守る取り組みをより着実に進めるため、水防対策検討会と先ほどの防災対策検討会を11月7日に同時に立ち上げまして、第2回水防対策検討会を12月2日、第3回を先週2月27日に開催しました。第2回検討会で短期的な取り組みを議論しましたので、第3回検討会においては、中長期的な課題である大規模な治水施設の整備の取り組み方針と、本水防対策検討会における提言案について議論を行いました。
 開催結果ですが、中段にあるとおりで、中長期的な課題である大規模な治水施設の整備、河道拡幅や堤防のかさ上げについては、気候変動による降雨が強くなる中で、河川整備目標を引き上げるとか、どういう体制の工夫をしていくのかということを、今、国で議論されています。国の動向を見ながら検討していく必要がありますが、国の検討には、まだ時間を要するということです。国の動向を見ながら検討していくことになりますので、本県では中段の四角囲いの中の2点を進めていくことについて確認を行いました。
 1点目は、台風19号でも関東地方の貯留施設が効果を発揮して、河川水位の情報を抑制したということを踏まえ、遊水地や霞堤などの流域貯留施設の可能性の検討を速やかに着手すること。提言の骨子の中の下の段にイメージとして絵を描いていますけれども、雨が降ればこういった遊水地が効果を発します。霞堤については、通常時と洪水時と洪水時後ということで、川の中ではけ切れない河川水が、洪水時には霞堤を出て、一旦遊水地側に出るのですけれども、洪水後はまた戻るという仕組みです。この検討に速やかに着手することが1点目です。
 2点目は、当面のハード整備については、現在の河川整備計画を適切に、着実に進めていくことを申し合わせたところです。
 検討会での主な意見は、5に上げています。輪中堤や地盤かさ上げなどは有効な対策であって、幅広く検討すること。それから、浸水が起きやすい危険な箇所には居住させない土地利用規制も大切ではないかと。それから、大規模な治水施設を整備しても絶対に安全ということはないので、住民に誤解を与えないように取り組むべきという委員からの発言がありました。
 今後の予定ですけれども、先ほどありましたように、第3回の議論を踏まえて、水防対策に係る提言を3月末までに取りまとめることとしています。

◎中島委員長
 なお、地域づくり推進部の報告3、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、地域づくり推進部資料のとおりですので、説明は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はありますか。

○松田委員
 危機管理局の防災避難対策検討会の3ページの下のカです。停電により避難所や災害対策を行う行政庁舎の機能を喪失させないための対策というところなのですけれども、要はEV車などを持っていって、電源を確保するということだと思うのです。そこはいいと思うのですが、4ページ、主な意見の、一番下の雑談の部分なのですけれども、ストーブではなくて電気毛布等の機器で暖をとるほうがいいのではないかという意見が出ているようです。一つのやり方として、これはこれでいいと思うのですが、とはいえ、電源が本当に喪失したときに、こういった備えだけではやはりぐあいが悪いと思います。
 大雪があったのはいつでしたか。あのときも米子市内のいろんなところで停電になったのですけれども、いわゆるオール電化にされていた家庭がもうどうしようもなくなったという話がありました。やはりその辺はバランスをとっていただいて、そういった整備をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。

●國米危機管理局副局長兼危機管理政策課長
 3ページには電気のことだけ書いているのですけれども、当然、灯油のストーブもたくさん備蓄しています。雑談のことを少し書かせていただいているのですけれども、家でストーブを使っている方も当然おられますし、窓をあけたりしましょうということもあります。電気がどうしようもなくなったときでも、灯油型のストーブはきちんと備蓄してあります。これしかないという一本線みたいなことはないように、きちんと対応したいと考えています。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○銀杏委員
 県土整備部の部分ですけれども、1ページ、5番目の主な意見の2つ目に、遊水地や霞堤の検討は必要だが、土地利用の規制も必要という記述があります。かつて片山知事の時代に塩見川の氾濫を取り上げたときに、あそこに大雨が降ると、毎年のように床下もしくは床上浸水をしていたということがあり、この辺は浸水可能地域ですとか、何かしらそうした表示をするなりしたらいいのではないかというような話を少しさせてもらったのですが、基本的にそんなことはしないのだということを知事はおっしゃっていました。あそこは昔、池だったところで、ああいうところに住むのは基本的によくないのだということで、そこに住む住民が悪いかのような話があったので、ちょっと議論したことがあるのです。あれ以降、あそこには新興住宅地もできていまして、そこの新興住宅地が一番被害を受けるのですね。そんなことで、例えば住宅をあっせんする業者さんであるとか、または引っ越してこようとされる住民の皆様に、そうした浸水被害の可能性がありますよという連絡、通知等は今もってまだされていないのか、ちょっとお聞きしたいのですが。

●田村河川課長
 塩見川沿川の福部駅前のことについて銀杏委員から御質問がありました。
 現在は、開発行為やそういうことに関して、浸水エリアだということは、市が作成しているハザードマップで、浸水深等、どこまでつかるのだというのはわかります。それに基づいて宅盤をどうするのかとか、そういったことは開発者で考えられることと思っています。そのことを具体的に通知しているかということは、建築なり都市計画の部門でないため知り得ていませんけれども、ハザードマップが公表されていますので、それでもって判断ができているのではないかと考えます。

○銀杏委員
 ハザードマップは大体引っ越してこられてから入手するもので、引っ越す前にその地域のハザードマップをどうやって手に入れるのかということもあります。大体ここに、中長期的には危険な箇所にはなるべく居住させない取り組みも検討すべきと書いてあるのは、これからそういうことにも取り組んでいこうということなのでしょうけれども、それは県や市町村単位でできるものなのですか。

●田村河川課長
 この水防対策検討会の意見で出た内容の土地利用の規制というのは、河川のこういった大規模な遊水地や霞堤も重要なのだけれども、やはり浸水する場所には都市計画による建築規制なども必要ではないかという御提言をいただいたところです。具体的にどうしていくかというのは今後、市町村と一緒になって議論していきますけれども、土地利用規制については基本的には開発のほうが担当していますので、県や市で規制はできます。

○銀杏委員
 では、水防対策検討会での意見が所管の担当課にきっちり伝わるようにはされるのだろうと。ここで終わってしまっては、結局何の効果もないことになりますので、しっかり伝えていただきたい。あそこの住宅地に引っ越してこられた住民の中には、こういう地域だとは知らなかったというようなことが苦情として当時、直接あったものですから、やはりそういうことを防ぐべきだろうと思っていますので、しっかりと検討していただきたいと思います。
 答弁もお願いします。

●田村河川課長
 提言は、このとおり出てきますので、それを受けて今後、治水対策なり土地利用規制という話にも展開していきます。提言を受けた以降は、関係市町村なり県の関係機関にもしっかりと伝えていって、そういった規制ができるように取り組んでいきたいと考えています。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○斉木委員
 県土整備部の河川の関係では、今もそうなのだけれども、田んぼが遊水面を持ってダムのかわりをしているということが昔から言われているし、今もそうだろうと。ただ、御案内のとおり、もう耕作放棄地になってきて、田んぼの数が非常に減ってくるし、住宅に変更されるしということで、河川の洪水も多くなってきた。そして、上流の河川をコンクリートで覆っているものだから、遊びながらおりてくるのではなくて、山の水も一気におりてくるということがよく言われます。そういうことで一遍に洪水になるのではなかろうかと私も素人ながら思うのです。
 幸い、一番いい例を見させてもらったのは、西部の法勝寺川と小松谷川の合流する青木地内というところです。これこそバックウオーターで、青木地内はいつも床下浸水や、床上までも1~2回浸水したのかなというところです。国の直轄事業で、背割り堤という大きな川のほうである法勝寺川水をせきとめる堰をこしらえて、小松谷川を下に引っ張って、合流しないようにしていくという。最初はポンプで水をくみ出すことしか考えていなかったのだけれども、背割り堤などというのは最近の河川の土木技術というのか、設計というのは本当にすばらしいなと、あれには非常に感心しました。金もかかるでしょうけれども、やはり命や財産の保護のためにはそういうことが一番だろうと思います。
 岡山県倉敷市の真備町のように、やはりその地域の地形に合った現状が昔から時代とともに変わってきているのです。真備町は昔田んぼがあった非常に低いところに住宅が建ったり、工場が建ったりして、ああいうぐあいにつかってしまったということですので、昔の流れをきちんと歴史をたどって知っておかないと、そこに進出するのもなかなか難しいということをやはり考えたほうがいいと思います。よく言われるのは、町の名前で、何々町小字と、字何々という小字があるのです。大字何町字何々、字沼田とか、字流川とか、ああいう小字を見ると、その地域の昔からの土地がどういう状況かというのは、小字にちゃんと表示されるようになっている。あれを知っていると、地域を開発するのに意外といいという話を聞くのです。
 それで、余分な話をしましたけれども、この河川整備で一つ心配するのは、米子の水貫川で、以前からこういう直轄事業を活用していて、ポンプを設置してもらっているのです。今11町歩ほどの田んぼを畑に変換して区画整理が行われている。これはいいことなのですけれども、田んぼではなかなか今、水稲ができないという現状なのだけれども、心配するのは、その上流で住宅地に変換しようと思ったときに、田んぼが遊水しているのだから、上流を変換すると遊水面積が非常に足りなくなって、水貫川があふれるという話があったのです。この対策は、田から畑になるから農地だけれども、田と畑はやはり多少違うものですから、そのあたりをきちんと計算の上で、いいぐあいに対策が練られているのでしょうか。ポンプを設置するという話は聞いていますけれども、それで十分なのかどうか、少しお尋ねしたいと思います。

●田村河川課長
 斉木委員から、水貫川の河川の計画について、農地が宅地になっても大丈夫なのかという御質問をいただきました。
 現在2トンの排水ポンプ機能を、今後12トンまで上げるという整備を計画しており、この計画ができ上がれば床上浸水がなくなります。シミュレーションの中では、当然、現在の宅地、それから背後地の土地利用を見ながら、高さも抑えて設計していますので、畑が宅地になってもはけるという設計をしています。ただ、段階整備をすることにしており、2トンから7トンにする、次の段階で12トンにするということで、5トンずつふやしていく計画としています。第1期で7トンにするのが令和7年ごろの供用を目指しているというところです。それ以降については、もう少し時間がかかるという予定にしています。
 御質問の宅地については、当然、畑地から宅地に見込んで検討しているところです。

○斉木委員
 計画はそうでありましょうけれども、令和7年まで豪雨は待ってくれないものですから、どこで何が起きるかわからない。今の排水能力では、いざ豪雨が来れば多分足らないことになるので、いろいろな状況を考えながら、ぜひなるべく早いうちに対策を練っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

◎中島委員長
 回答を求めますか。

○斉木委員
 はい。

●田村河川課長
 委員のおっしゃるように、少しでも早く機能するようにしたいと思います。それまでの間については、国交省や県が整備する排水ポンプ車等を導入し、いざというときには浸水しないように努めてまいりたいと思いますので、御理解をお願いしたいと思います。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

○興治委員
 河川に関して2点ほどです。僕がうろ覚えで、もし間違っていたら申しわけないのですけれども、1点は県管理河川の河川整備計画について、現在の河川整備計画の整備メニューを着実に進めていくとあるのですけれども、たしか河川整備計画を定めている河川と定めていない河川があったように思うのです。それはなぜなのでしょうか。何か基準があって定めている川と定めていない川があるのか、それとも今後定める予定なのかどうか。また、定めていない河川について、今後定めることも含めて進めていくのかどうかということが1点です。
 それと、遊水地と霞堤の検討についてなのですけれども、5の主な意見の中に、土地利用の規制も重要などと書いてはあるのです。さっき斉木委員からも話がありましたけれども、遊水地と霞堤を検討する際に、水田等だけではなくて、そこに一部宅地があったりすると。遊水地にしても、霞堤にしても、河川以外で水を一々ためることになるので、その家屋があることによってそこに影響が出てくるという場合、その家屋の移転などについても含めて検討されるかどうかですよね。もちろん、なるべく家屋のないところを対象にするのでしょうけれども、仮に数戸あった場合など、移転も含めて検討されるのかを聞かせてください。

●田村河川課長
 興治委員から2点御質問をいただきました。
 1点目は、二級河川の河川整備計画があるところとないところがあるということでした。県管理河川はかなり数が多い中で、河川整備計画をつくるのは、浸水があった箇所の速やかな整備が必要だということで、交付金なり補助金をもらうための一つのツールでして、速やかに整備する箇所については河川整備計画を立てて事業に着手することにしています。当然ないところについてもつくっていく必要がありますが、これはおいおいやっていくというところです。今は、とにかく整備を急ぐところの整備計画を立てて事業に着手しているということで進めています。
 2点目の、遊水地や霞堤の民地の中に家屋がある場合に、補償などはどうなのかということについて、検討段階で、当然そういった家屋のある箇所はなるべく避けて検討はしてまいります。やむを得ず1軒ある場合などには、事業に入るに当たって関係者に十分説明し、移転補償ということで対応していくことになろうかと思います。そういった家屋があるところについては当然検討から外していくことも、検討の初めの段階ではしていきたいと考えています。無理のない計画を考えていきたいと思います。

◎中島委員長
 よろしいですか。

○興治委員
 わかりました。いいです。

○森委員
 私からも今の質問の関係のことなのですけれども、鳥取県内に、現在、遊水地と霞堤はあるのでしょうかということが1点。
 2点目ですけれども、今も少し話があったのですが、今後検討していくに当たって、例えば遊水地を指定するということになったとき、それから霞堤をつくるというときに、どんな手続で、どういう手順で物事を進めなくてはいけないことになるのでしょうか。

●田村河川課長
 森委員から2点御質問がありました。
 現状で、霞堤なり遊水地があるのかという御質問です。霞堤は、堤防が不連続なところ、背後が農地になっているところに残っており、例えば野坂川の中流域にある野坂橋より上流のあたりに、そういった構造が見受けられます。我々のほうで、洪水時にそこを確認してはいないのですけれども、従来から霞堤という構造になっているということは承知しています。遊水地ですけれども、この図面にあるようなイメージの場所は直接ないのですけれども、例えば大路川に治水緑地という遊水地を設けていますので、箇所としてはそういったところがあるのではないかというぐあいに認識しています。
 2つ目の、こういった大規模施設整備の際の進め方についてお尋ねがありました。まずは、計画を立てる段階で、関係機関、市町村を含めて可能性を検討します。事業に入る前には、専門家の委員や住民の方々への説明会を経て河川整備計画を立てて、それに基づいて、国の事業の補助金や交付金を申請した上で事業に入っていくことになりますが、その際には当然、関係住民の方には何回か丁寧に説明します。それから、施設ができるに当たっては、例えばこういった遊水地の中に家が建てられないなどの土地利用規制についても、関係市町村と協議します。先ほどの銀杏委員からありましたように、つくったところにまた建ててもらったら困ります。例えば輪中堤などもありますけれども、そういった堤防の中に建てて、外側には建てないという規制を行っていきます。そういった説明を住民の方に丁寧に行って事業を進めていくという形になります。

○森委員
 これは、財産に絡む話ですので、住民に対してかなり丁寧な説明や進め方を頭の中にぜひ入れておいていただきたいということだけ申し上げて、終わります。

◎中島委員長
 要望でよろしいですね。

○森委員
 はい。

◎中島委員長
 ほかにありますか。

○山口委員
 流れに沿って、都市計画についてなのですけれども、例えば用水路を地域に代替させる土地については、例えば用水路から水面が30センチ上に上がっても、それを越水と認めないというか、氾濫と認められないのです。要は許容されているのですよね。けれども、やはり水面が30センチも上がると、庭に置いてあるものが浸水します。要は、先ほど財産の話がありましたが、財産の資源もかなりあったりします。銀杏委員も言われましたけれども、こういう対策をした後、最終的には、それを形にする法整備をしておかないと、例えば住宅地設計などで、対策を義務化できないことになります。結論ですけれども、こういった対策を最終的に都市計画に反映させて対応することが必要だと思うのですけれども、もし担当部署のコメントがあれば聞かせてください。

●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
 今、委員がおっしゃられたように、今回、河川で、このように土地利用の規制という話が出てきました。当然、それは、お互い検討し合って、都市計画に反映すべきものは反映していきたいと考えているところです。

○山口委員
 ありがとうございました。

◎中島委員長
 そのほかありますか。
 ないようですので、質疑はこれで終わります。
 次にその他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。

○銀杏委員
 済みません、前回の常任委員会で要求された資料がけさ届いていました。その最後にワールドマスターズゲームズ2021関西の大会参加申し込み状況についてというのが入っていました。前回の委員会での話がうろ覚えで、どうだったかなと思うのですが、定員オーバーしたときは申し込み順になるのか、抽せんになってしまうのかというのを、もう一回お聞きしたいと思います。
 エントリー者の内訳が国内で9,571名、鳥取県がそのうち90名で、約1%の申し込み状況です。県内競技のアーチェリーが1名、自転車が21名、柔道が4名、グラウンドゴルフが8名で、出だしとして多いのか少ないのかわかりません。新年度に入って各団体等でしっかりと申し込みを進められるのかと思いますけれども、そのあたりの状況がどうなっているのか少しお聞きしたいのです。お願いします。

●小西スポーツ振興監
 ワールドマスターズゲームズのエントリーは、申し込み順です。先着順で決まっていくということでして、定員がいっぱいになったら、今度はそのときに申し込まれた人がウエイティングリストに入ることになります。
 申込者数ですけれども、本県は現在90人で、全体から見れば1%ですけれども、人口比率にすればそんなに低くはないというように思っているところです。まだまだ少ないとは思いますので、競技団体から声かけなどに今後取り組んでいきたいと思っています。

○銀杏委員
 県内実施の競技については、県外からたくさん来てほしいのでということもあるかもしれませんけれども、逆に言うと、県外で行われる競技については、鳥取県民の皆さんが申し込みをしていただきたいなとも思うわけです。せっかく地元や関西で開かれる大会ですので、定員オーバーしたらウエイティングリストに入ることになり、早い者勝ちですので、早目に各団体さんなどによく広報していただいて、どんどん申し込みをしていただくように働きかけをできる限りお願いしたいと思うのですが、よろしいでしょうか。

●小西スポーツ振興監
 もちろん組織委員会も、本県の実行委員会からも、これからも広報活動を引き続きやっていきたいと思いますし、各競技団体も、県内、県外問わず、ネットワークを使ってエントリーの声かけを積極的に行っていきたいと思います。

◎中島委員長
 よろしいですか。
 そのほかありますか。

○松田委員
 私も先般いただいた追加資料についてなのですけれども、警察から猟銃と放置駐車違反管理システムのことについて資料をいただきました。
 まず、放置駐車違反管理システムはわかりました。結局これはパトカーなどに積んでおいて、放置車両などのナンバーを入力したらその所有者がわかるというシステムなのでしょうかということが1点と、猟銃等所持許可状況の推移という資料で、大きく分けて猟銃と空気銃があるわけですが、猟銃の中で3つに分かれていて、ライフル銃と散弾銃はわかりますけれども、それともう1個、ライフル銃、散弾銃以外の猟銃というものがずっと2丁、3丁で続いているのです。これはどういったものなのでしょうか。

●樋口警務部参事官警察総務課長事務取扱
 済みません、総務課長の樋口です。
 委員御質問のうち、まず、放置違反金なのですが、委員のおっしゃるとおりでして、道路にとめている駐車車両を認めて、パトカーや警察署に置いてある端末で撮影して、それを放置駐車違反として取り締まるシステムです。
 もう1点の猟銃の質問は資料を持参していないので、私の記憶でしかないのですが、その他になりますと、たしか空気銃ではなかったかと思います。違いますか。

○松田委員
 ですから、空気銃は別にあるのです。猟銃と空気銃という大きな枠があって、猟銃の中が3つに分かれているのです。けさ、いろいろ話題になったので検索してみたのですけれども、よくわからないところがあったので、また次回教えてください。
 あわせて、許可されている人数が大体600人弱ということなのですけれども、年齢階層がわかれば、また資料提供をお願いできればと思います。

●樋口警務部参事官警察総務課長事務取扱
 済みません、また後ほどお答えしたいと思います。

◎中島委員長
 よろしいですね。

○松田委員
 はい。

◎中島委員長
 そのほかありますか。

●山枡とっとり弥生の王国推進課長
 お時間いただきましてありがとうございます。
 添付しているチラシです。重要文化財指定記念展覧会ということで、3月15日から3月28日、鳥取県立博物館で開催します。重要文化財指定を記念しまして、そこで開催しましたのですが、本格的な展示、今回約300点の出土品、重要文化財を展示します。「青谷上寺地遺跡の世界 ラグーンに生きる弥生人の挑戦」ということです。非常にいい港であった青谷上寺地遺跡ですが、反面、非常に水害を受けやすいということで、たゆまぬ努力で、その土地を利用しながら、水害を防ぎながら交易などをしているということを展示で表現していきたいと思っています。
 裏面をお願いします。左下ですが、記念フォーラム等があります。これについては、新型コロナウイルスの感染の問題もありますので、開催については慎重に判断をしながら決めていきたいと思います。

◎中島委員長
 そのほかありますか。
 意見が尽きたようですので、以上で終わります。
 以上をもちまして地域づくり県土警察常任委員会を閉会します。

午前11時40分 閉会

 



 

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