会議の概要
午前9時30分 開会
◎野坂委員長
おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に、内田委員、興治委員を指名します。
これより協議に入ります。まず、追加議案については、総務部長より説明を求めます。
井上総務部長
●井上総務部長
おはようございます。前回の議会運営委員会の際に、調整中と申し上げておりました人事議案につきましての追加の提案ということでお願いするものでございます。
右肩に執行部資料とある資料をごらんいただければと思います。まず、議案第88号及び第89号鳥取県監査委員の選任についてでございます。3月31日をもちまして4名のうち、2名の委員の方の任期が満了ということでございますので、新たな委員といたしまして、桐林正彦氏と奈良井恵氏の選任をお願いするものでございます。
それから議案第90号教育委員会委員の任命につきましては、去る2月20日に佐藤淳子委員が辞職をされたということがございまして、その後任といたしまして森由美子氏の選任をお願いするものでございます。
それから議案第91号鳥取県男女共同参画推進員の任命についてでございます。4名の委員の方のうち、お一人の任期が3月31日をもって満了いたしますので、新たに弁護士の北野彬子氏を任命しようとするものでございます。
それから議案第92号から第98号鳥取県廃棄物審議会委員の任命についてでございます。7名の委員の方、全員の任期が3月31日をもって満了いたします。この中で、後藤知伸委員、花嶋温子委員のお二人については再任をお願いし、川本克也氏、武田育郎氏、谷口麻有子氏、浜田あけみ氏、湯口夏史氏の5人につきましては、新任をお願いしようとするものでございます。私からは以上でございます。
◎野坂委員長
ただいまの説明につきまして質疑等はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、追加議案の審議方法をお諮りします。本日の本会議の一般質問・質疑終了後、日程に追加して、知事の提案理由説明の後、質疑、委員会付託及び討論を省略して、最終日に採決したいと思いますが、よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
市谷議員
○市谷議員
人事の関係のことなんですけど、私は、桐林さんが好きとか嫌いとかではないのですけど、県職員が監査委員になると、そのままスライドしていくということに反対でありまして、そのことを議場では討論するつもりはないんですけれども、この場所でそういう意思を持っているということを述べさせていただきまして、反対をさせていただくということと、それから廃棄物審議会委員なのですけれども、この間の産廃処分場をめぐる審議会の議論の仕方、結論の出し方については、非常に住民の声を無視したやり方が行われていたということを思っておりまして、93号の再任の後藤さん、96号の再任の花嶋さんについては、個人がどうこうというより、審議会の中での議論がよろしくなかったということで、再任される方については退席をさせていただきたいと、棄権ということを述べさせてください。以上です。
◎野坂委員長
次に、議場における黙とうについてであります。本日は東日本大震災の発災から9年目に当たります。新型コロナウイルスの影響で、本日予定されていた政府主催の追悼式は中止になりましたが、全ての国民に対して発災時刻に合わせて黙とうを捧げるよう要望されております。
また、鳥取県議会におきましても、過去、発災日が本会議を開く日に当たる場合には、発災時刻に合わせ、議場において黙とうを捧げております。
つきましては、これまでと同様に、発災時刻である午後2時46分に合わせて黙とうを捧げたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
なお、黙とうは川部議員の質問中に行うことになると思われますので、発災時刻が近づきましたら暫時休憩し、発災時刻から1分間の黙とうを捧げた後、一般質問・質疑を再開する流れとなりますので、御承知おきください。
次に、その他ですが、まず私から御相談がございます。
相談は、一般質問・質疑の発言通告書の扱いと発言順序の決め方についてであります。この2月定例会におきまして、質問議員29人中27人が11月定例会の閉会日に発言通告書を提出されております。11月定例会を確認しましても、同様の傾向、30人中22人が閉会日に提出されているということであります。一般質問の発言通告書提出期限までに提出された議案についての質疑は、一般質問の中で行うこととなっている、このようなことがありますから、発言通告書は政調政審で執行部から議案の説明を聞いてから提出するというような見直しをしてはどうかと、このように考えております。
また、発言順序は、発言通告書の受付順に、議長が議員の希望を尊重して決定しております。現在、そのように決定しております。状況を言いますと、受付順といいますか早い順になっているような状態になっております。そのようにならないように、例えば、一定の受付期間を設定し、その期間中に提出した議員の希望日が重なった場合には、抽選などにより順番を決定する、このような発言順序の決定方法を見直してはどうかということであります。
以上、2点につきまして、議運の皆様の御異議がなければ、議長と相談の上、次回の議運で案を示したいと思いますが、いかがでしょうか。
○西川委員
異議はないですけど、基本的に一般質問というのは、鳥取県は議長の通知はないが、会議規則で本来は議長から申し入れがあって、出すのが本筋なので。そこら辺はやはり知っておかないといけないのではないかと思います。今まで慣例できておられるのはいいんだけど。
●桐林事務局長
西川委員、いつまでに出してくださいという個別の通知ということですか。
○西川委員
本来は、議長の所管部分で、議長は一般質問ありますかと案内するのです。それに議員がさせてくださいと返答するので。定例会が終わって、次の日に出すというのは本来あり得ない。これを慣例で鳥取県はやっているのだから、理論・理屈だけは知っておいてやらないとおかしくなりますよということです。
●桐林事務局長
西川委員御指摘のとおり、今、慣例でやっていると思います。議長が決めるというような、基本的なことだけは決まっていますけど、そのほかについては、慣例ということで御理解いただいたらよろしいかと思います。
○興治委員
いくつか質問なのですけれども、閉会日に通告を提出してる人がほとんどであるということなのですけれども、現状は、議会開会前の議会運営委員会が終了した時に、形式的には提出するということになっているのではないかと僕は理解しているのですけれども、違いますか。
●桐林事務局長
明文のルールというところにつきましては、ないという現状でございます。スタート時点が明確に決まっていないというのが現状です。
○興治委員
運用上、議運の終了後、受け付けるというふうになっていると理解しているのですけれども違いますか。(「なっていないと」言う者あり)
●松本課長補佐
現状を申し上げますと、前の定例会の閉会日に議運がございますけれども、そちらで、次の定例会の日程案が示されます。せめて、その日程案が示されてから提出していただけたらと。
ルールとしてはございませんが、日程案が示されたことをもって皆さんが出されておられるという実態があります。
○伊藤副委員長
以前、定例会前の議運が終わってから、一般質問を募集したらいいじゃないですか、と言ったのですけれども、議運で却下された経過があるんです。だからそのイメージが残ったかなと思うのだけれども。
○興治委員
今、言ったとおりなの。
◎野坂委員長
答弁のとおりですよ。
○興治委員
委員長が提案された一定の受付期間を設けるというのは、政調政審が済んだ時点から一定の期間を設けて、その間に通告を出してもらって、希望日、時間が重なった場合は、そこで抽選してもらったらいいんじゃないかとうことですよね。
ちょっと持ち帰って会派で協議してみたほうがいいんじゃないんですか。今初めて聞いたので。
○伊藤委員
政調政審が終わったあとなんだけど、あとは、これまでどおり代表質問の2人目の1時が締め切りということは変わりはないでですね。
◎野坂委員長
それは変わりないです。
市谷議員。
○市谷議員
質問しておきたいのですけど、今までも議会の最終日の議運で日程が決まるので、日程が決まらないと場所を取りようがないので、その日に出しておられる人が多かったのに、なぜ、今回はこういう問題提起が。今までもそうだったのに、なぜ、今回は問題提起があったのか、背景を1つは教えていただきたいです。
2つ目に政調政審が終わったら、その後に提出ということなのですけれども、政調政審は全部議案の説明があるわけではないんです。だからここで線引きしたからといって、質疑も含めての一般質問だからといわれるのですけれども、政調政審も全部議案の説明があるわけじゃないので、そこが適切な提出の開始日になるのだろうかと疑問です。それから、重なったら調整するいうんですけれども、とても難しいと。抽選して自分がまた取ろうとしたら、他の人と重なっているとか、調整の仕方がよくわからないので、その辺もどういうふうに考えておられるのか教えていただいて。興治委員も言われたのですけれども、ここで聞いて、ぱっと良いのかわからないので、質問に答えていただいて考える時間をいただけたらなと思います。
◎野坂委員長
何点かの御質問がありました。
まずは、今の現状で問題意識が共有できないということであれば、今までどおりということで構わないでしょうが、事前に各会派に聞き取りをさせていただきましたけれども、今の現状の問題意識は、だいたいの議運の皆さんが共有はされておりました。政調政審ということでいきますと、主要事業の説明ということになりますけれども、政調政審が終わって直ちにというより、一定の期間、時間を設けて受付日とする。鳥取県議会の場合、一般質問と質疑が同じになっておりますから、予算審査をやるという意味でもしっかりと上程される主要事業、予算案を確認して、その後質問の希望を取ったらどうかと、これが主旨でございます。この点については、皆さん問題意識は共有していただけると思っております。
いかがでしょうか。
○興治委員
いいんじゃないでしょうか。
◎野坂委員長
方法につきましては、どうやって適切にやるかということですから、例えば抽選のやり方はどうかとか、そういうようなことは小さなことですから、公正にできる方法をきちんと検討させていただいて案を作りたいと思っております。
その時も、たたき台の案を示して皆さんの御意見をいただいて、決定までに再度考えるという手続きをしたいと思いますので、議長と私に御一任いただければ、皆さんの本日の御意見を参考に案をつくってお示ししたいと思います。
よろしいでしょか。(「はい」と呼ぶ者あり)
由田議員。
○由田議員
ほぼ決定した段階での発言でお許しをいただきたいと思います。
このことで言えば、質問は、市町でしたら、大会派から順番に入れてくのが一般的です。私もずっとそういう経験をしてきました。議案が上程されていないのに、今、委員長が言われたように、一般質問と議案質疑が兼ねて行われるということであれば、私は一つの選択肢の中に、大会派順からされたら、今言った齟齬がなくなるんじゃないかなというふうに思います。それも加えて協議していただけないでしょうか。決してこれは、無所属の意見を調整して言っているわけではないのですが、そういうことをしたほうが混乱がないのかなというふうに思って、敢えて発言をさせていただきました。以上です。
○市谷議員
今回、非常に気になったのは、申し訳ないのですけれども、民主の皆さんが代表質問をされた上で、2日間、ざーっと取られましたよね。うちはよその議会と違うのですけれども、代表質問をしたら、関連質問ということで人数をしぼるんですよね。うちは、議員一人一人が有権者から選ばれているということで、一人一人が、平等・対等に大きい会派だろうが無所属だろうが質問ができるというふうになっているというのがいいところでもあると思うんですけれども、代表質問もしているのにああいうふうにざーっと会派で場所を取ってしまうと、一般質問が対等・平等というところが壊れてしまうので、さっき、何で今回、こういうことになったのですかという話を聞いたのです。今までだって、みんなが議会の終わりの議運で日程が決まるので、それで出していたのですけれども、今回こういう事態になったのは、やはり大きい会派の皆さんがもう少し全体のことを考えていただいて、場所を取るということについて、まとめて取るということをされたのが今回の契機になっているので、ちょっと考えていただきたいなとうふうに思います。
これからルールの案も出されるということですけれども、そうなった時に、たぶん無所属とか、小さな会派のところにしわ寄せがきたり、抽選だったらそういう可能性があるなと。大きいところがばっと取ってしまって。だからそこは、マナーの問題ではないかなというふうに思って。案が出されるということで、またそれについては一緒に検討させていただきたいと思います。意見として言っておきたいと思います。
◎野坂委員長
いただいた御意見もしっかりと踏まえて検討させていただきたいと思います。ありがとうございました。
よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
それでは、次回の議会運営委員会は、現在のところ、議員提出議案について協議するため、3月23日月曜日9時30分から開催する予定としておりますので、よろしくお願いします。
以上で議会運営委員会を閉会いたします。
午前9時52分 閉会
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