令和元年度議会運営委員会議事録

令和元年11月20日

開催概要、資料はこちらです
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
野坂 道明
伊藤  保
藤井 一博
浜田 妙子
興治 英夫
中島 規夫
内田 博長
浜崎 晋一
西川 憲雄
川部  洋
澤  紀男
欠席者
(なし)


オブザーバー 正副議長 福浜議員       

説明のため出席した者
 井上総務部長

職務のため出席した事務局職員
  桐林事務局長 前田総務課長 柳楽議事・法務政策課長外関係職員

1 開会   午前10時00分

2 閉会   午前10時17分

3 司会   野坂委員長 

4 会議録署名委員   藤井委員  澤委員  

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり

会議の概要

                                午前10時00分  開会

◎野坂委員長
  おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に、藤井委員、澤委員を指名します。よろしくお願いします。
 これより協議に入りますが、本日の委員会は、インターネット中継をしております。委員の皆様におかれましては、発言前後のマイクのスイッチの切り替えをお願いします。
 まず、11月定例会は11月28日に招集されますが、その付議案件につきまして総務部長より説明を求めます。
 井上総務部長

●井上総務部長
 おはようございます。それでは、今11月定例県議会で御審議をお願いいたします議案の概要につきまして御説明を申し上げます。
 まず、右肩に執行部資料1とある資料をごらんいただければと思います。令和元年11月定例県議会の付議案ということでございます。予算関係の議案が5件、条例関係の議案が5件、その他議案が5件の15件を予定しているところでございます。
 まず、予算関係でございます。議案第1号から第5号まででございますけれども、一般会計の補正予算の概要につきましては、右肩に執行部資料2とある資料をごらんいただければと思います。冒頭ございますように、補正予算の規模といたしましては、10億5,400万円余ということで、補正後の予算額は、3,532億7,700万円ということでございます。財源につきましては、記載ございますように、国庫支出金、それから一般財源では、地方交付税がございますけれども、これは、地方交付税のプラスの部分と今年度の交付税の算定の結果として、逆に臨時財政対策債の減少になっておりますので交付税のプラスと県債のマイナスとが両方入っているということでございます。その他、一般財源といたしましては、繰越金の活用等も行っているということでございます。
 2に主な内容がございます。記載ございますように、本年10月の台風19号の関係で、本県のほうにも被災がございましたので、この災害復旧、それから、全国的にさまざまな大きな災害になりましたので、そういった教訓を踏まえました防災・減災対策の推進でございます。それから、上海便等インバウンドの多角化の推進、こういった内容を盛り込んでいるところでございます。
 具体の事業につきましては、3の主な事業のところをごらんいただければというふうに思います。まず、台風19号の災害からの復旧と、それから今後の防災対策の推進ということで1ページに記載がございますように、県土整備部、農林水産部関係の施設の整備、災害復旧等の事業を計上しているところでございますし、今後の防災対策ということで、中小企業のBCPと併せて地域住民の方にも使っていただけるような取り組みを行われる企業に対する支援、それから、2ページ、河川の災害対策の推進でありますとか、あるいは早期の避難のための量水標、水位計の整備、こういった事業を盛り込んでいるところでございます。
 それから2番目の大きな◯、交流人口の拡大といたしまして、インバウンド誘客の多角化ということで、上海の国際定期便の新規就航に伴うさまざまな事業でありますとか、あるいは、今チャーター便の取り組みを行っております台湾との交流の推進、また、来年度予定されておりますアジアトレイルズネットワーク総会関連の事業でございますとか、駅前の交流拠点、それから、夢みなとタワーの改修とこういった事業を盛り込んでいるところでございます。
 その他ということで、2ページの下のところでございます。大山周辺で進行しておりますナラ枯れの対策に対する支援、それから2ページの一番下、地下水等調査検討事業につきましては、9月議会でも御議論ございました淀江の産業廃棄物処分場計画地における地下水の流向等の調査を行おうとするものでございます。記載ございますように、有識者による調査会も予定しておりまして、それから、詳細な調査につきましては、これは、地下水ということでボーリング等の調査が必要になるわけでございますけれども、的確な調査を行うために、今回計上させていただている予算といたいまして、予備調査ということで、既存の文献等の資料でありますとか、あるいは、専門家による現地調査等によりましてボーリング等の調査を的確に行うための事前段階の予備調査というふうに御理解をいただければというふうに思います。3ページ、港湾事業につきましては、災害復旧のところで、今回、鳥取港の災害に伴いまして航路の埋没の復旧等ございますけれども、災害のときに、千代川河口等でこういった状況が頻発するということもございまして、反対側、西浜航路のほうの大型船舶の航行を可能とするように防波堤の基礎部分の撤去を行うというものでございます。そのほか、近未来技術を活用したひと・まち・しごと創生プロジェクトということで、建設関係の事業のICT等を活用いたしました効率化でありますとか、県議会議会棟の吊り天井の耐震対策、あるいは、消防防災ヘリコプターの運航管理、鳥取市と連携して行っております砂丘の活用に関する事業、こういったものを盛り込んでいるところでございます。
 最後、公共事業につきましては、再掲でございますけれども、5億円余りということで災害の復旧事業、それから、防災対策、こういったものを計上しているところでございます。
 続きまして、条例関係でございます。執行部資料1のほうに戻っていただければと思います。議案第6号、県税条例の一部改正につきましては、寄附金控除の対象となる法人、これは鳥取県自閉症協会、今すでに指定されているところでございますけれども、この期限が切れることから、その延長を行おうとするものでございます。
 それから、議案第7号、手数料関係の条例につきましては、記載ございます毒物又は劇物関係につきましては、分権一括法に基づきまして、今まで国のほうが審査を行って、県が経由事務ということでありましたけど、これを県のほうが直接行うということになりましたので、経由事務を廃止いたしまして、新たに手数料を設定しているもの、それから改正につきましては、それぞれ、手数料条例と空港のほうの条例がございますけれども、手数料条例に関しましては、建築士の関係の制度改正に伴いまして、審査内容の量が増えること、それから、空港につきましては、ボーディングブリッジの更新等に伴うものでございます。
 3ページ議案第13号からでございます。ちょっと前後いたしますが、まず、13号のほうは、先ほど申しました淀江の産業廃棄物処理施設における地下水等の調査を行うに際しまして、学識経験者の御意見をいただき、中立的かつ高度な調査を行うということで、この調査会を設置するものでございます。
 15号鳥取県行政組織条例の一部改正につきましては、同じくこの産業廃棄物処理場計画地周辺で行います調査、それから今後予定されております廃掃法に基づく審査手続きにつきまして、県庁内におきまして、従来担当しておりました生活環境部ではなくて、当該事務につきまして、総務部及び県土整備部で行うということで組織条例を改正するものでございます。 
 議案第14号、こちらにつきましては、人事委員会勧告に基づきまして職員の給与の条例を一部改正ということで、勧告どおりでございますけれども、勤勉手当の支給率を0.05月分、上げるということでございます。
 その他議案につきましては議案第8号から12号までということで、記載がございますように、工事請負契約、損害賠償、それから宝くじ、あるいは決算の認定とこういったものでございます。
 最後、4ページ報告事項でございます。継続費の精算について1件、それから議会からの委任をいただいております専決処分の報告、条例の文言、条項ずれ等の改正、あるいは、交通事故等の損害賠償でございますけれども、これが8件、その他、長期継続契約の締結状況についてが1件ということでございます。以上でございます。
 最後に人事関係の議案につきまして、任期満了に伴います教育委員会の委員1名、それから収用委員会の委員1名につきまして、現在調整中でありますので、こちらにつきましては、整い次第、追加提案をお願いしたいというふうに考えておりますので御理解のほどよろしくお願いいたします。
 最後1点、御報告でございます。今回条例改正を予定しておりました屋外広告物の条例の関係でございます。こちらにつきましては、国のガイドラインに基づいて条例改正を予定しておりましたが、県民の安全・安心の確保のためには、国のガイドラインを上回る規制も必要ではないかということもございまして、再度検討し直したいというふうに考えておりますので、今議会での提案を見送りさせていただきまして、改めて内容を精査したうえで、提案をさせていただきたいというふうに考えておりますので御承知おきいただければと思います。以上よろしくお願いいたします。

◎野坂委員長
 ただいまの説明について質疑等はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、次に議事日程ですが、会期を23日間とし、日程を議会資料1のとおり決定してもよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に県政に対する代表質問ですが、人数は鳥取県議会自由民主党1名ですので御承知おきください。なお、今回は私が行う予定とさせていただいております。
 次に発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は11月29日の午後1時まで、一般質問及び質疑は、12月3日の午後1時まで、討論の通告期限は知事提出議案については、反対討論が12月18日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が12月18日の原則午後5時までといたします。議員提出議案につきましては、反対討論が12月19日の午後1時まで、賛成討論が12月19日の午後5時まで、以上のとおり決定してもよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、選挙管理委員及び同補充員の選挙についてです。現委員は、議会資料2のとおりですが、来る12月25日に任期満了となりますので、閉会日、12月20日に選挙を行いたいと思います。なお、選挙すべき人数は、委員、補充員とも4名ですので御承知をお願いたします。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、12月19日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので御承知おきください。
 次に、請願、陳情の受け付け期限についてですが、11月28日の正午までですので、御承知ください。
 次に、その他ですが、まず、私から御報告がございます。11月1日の議会運営委員会で議事進行上の問題点について協議したところでございます。
 その際、発言通告書提出期限後の項目追加等にかかる緊急性の判断基準、傍聴者への注意事項の周知方法、これらについては、別途、私と議長とで協議することとしておりましたが、現在11月定例会に向けて整理しておりますので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。
 協議結果につきましては、現在のところ、11月定例会開会日に議会運営委員会を開催して御報告したいと考えております。開催日につきましては、改めて御案内をさせていただきます。
 なお、発言通告外の質問とならないよう、発言通告書と質問内容の事前確認を徹底すること、知事等の答弁を踏まえた質問を行うなど、重複質問とならないようにすること、手話通訳者が通訳しやすいよう、聞き取りやすい速さで、カタカタ語の多用を控え、語尾を明確にはっきりとした口調で発言すること、質問に当たっては事実確認を徹底し、思い込みや憶測で質問をしないこと、答弁を求める場合は、その旨明確に意思表示すること、以上につきましては、会派で徹底していただきますように改めてお願いをいたします。
 次に、令和元年9月定例会の本会議における山川議員の不規則発言についてです。10月8日の議会運営委員会において委員の皆さんの御意見をお聞きしたうえで、10月9日付けで文書による厳重注意が行われておりますが、このたび11月15日付けで山川議員及び市谷議員から藤縄議長及び私あてに、厳重注意の撤回と議運での説明・検証を申し入れる文書の提出がありました。
 申し入れの取り扱いについては、議長と私にお任せいただきたいと思います。なお、対応結果については、改めて御報告させていただきますので御理解をいただきたいと思います。
 よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 その他、委員の皆さんで何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上をもちまして議会運営委員会を閉会いたします。

                                午前10時17分 閉会


 

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