会議の概要
午前9時30分 開会
◎野坂委員長
おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に、西川委員、澤委員を指名します。
それでは、これより協議に入ります。
初めに、議員提出議案についてでありますが、議会資料のとおり4件であります。お手元の資料の左肩に番号を付けております。いずれも政策調整会議で協議されたものであります。念のために申し上げますが、議員提出議案にかかる討論の発言通告書の提出期限は、反対討論が本日午後1時まで、賛成討論が本日午後5時までであります。
次にその他でございます。まず、私から皆様に2点相談、報告がございます。まず初めに、10月2日、山川議員の一般質問におきまして、議場が騒然となり、議長から、今後のこともあるので、議会運営委員会で対応を検討してもらいたいとの依頼がございました。当日の状況を改めて確認したところ、山川議員は、自身の一般質問が終了していたにもかかわらず、知事答弁を不服として、議長の発言許可を得ないで再三発言を続けました。このような不規則発言は、鳥取県議会会議規則に反し、議場の秩序を乱すものであります。
また、山川議員の不規則発言に伴い、傍聴人が騒ぎ立て、会議の円滑な進行が妨げられており、このようなことはあってはならないと、このようなことでの要請でございました。
なお、山川議員の発言につきましては、自治法129条、会議規則45、93、95条に抵触するものでございます。
また、山川議員の不規則発言に伴い、議場が騒然となったのは、同じく自治法130条、会議規則93、95条に抵触するものでございます。
このようなことから、今後、このようなことを二度と繰り返さないように、文書によって、厳重に注意をしたいと、このように考えておりますが、皆様方の御意見をいただきたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)(市谷議員「委員長」と言う)
御異議がございませんので、さよう決定いたします。
なお、文書による厳重注意となりましたが、具体的な内容は議長と相談して決めたいと思います。議長の許可を得ない発言は、先ほど言いましたように議事の進行を妨げ、議場内秩序を乱す行為である。また、不規則発言に伴って議場が騒然となったことは、会議の円滑な進行が妨げられた。以上のようなことを指摘した上で、地方自治法、鳥取県議会会議規則等の関係法令を遵守し、今後、不規則発言は、巌に慎み、議場の秩序を乱すことがないように注意を促す内容としたいと思っております。文章につきましては、議長と私に御一任いただきたいと思いますが、さよう決定させていただいて結構でしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
では、そのようにさせていただきます。
○西川委員
関連して。私も委員長の判断には賛成いたしましたけれども、その他の問題もね、私の聞く範囲ではあったので、できれば、閉会中でも委員会を一回開いていただいて、もう少し整理して対応を考えた方がいいと私は思うんですけど。皆さんに諮っていただいて。
◎野坂委員長
ただいま、西川委員からその他の議場での議事進行について、さまざまな懸念することがあるということで、ついては、どういうことがあるとか、また、そのことについてどのように対応するのか閉会中に委員会を開いたらどうかという御提案をいただきました。この点について皆さんいかがでしょうか。(市谷議員「委員長」と言う)よろしいでしょうか。
○内田委員
精査する、とすればいいんじゃないですか。(市谷議員「委員長」と言う)
◎野坂委員長
ちょっと静粛にしてください。後で指名しますから。
興治委員。
○興治委員
今、西川委員が言われたその他議事進行上の問題というのは、今後、開く議会運営委員会でその内容は、明らかにするということですか。今日は・・・・・・。
○西川委員
先ほどの議運の注意文書の中で、傍聴者、衛視さんが誘導したにもかかわらず、退場しなかった問題も含まれていまして。やっぱりそこら辺も、議会としては整然とした態度や行動をとらないとという問題も含まれていましたので、その辺も一緒に精査してただきたいなという思いがあったのです。
○興治委員
それ以外にもある。
○西川委員
ええ。
○興治委員
わかりました。
まあ、いいんじゃないんでしょうか。
◎野坂委員長
それでは、そのように決定したい思います。
市谷議員
○市谷議員
委員長。今の議事の進行の問題ですけれども、私、横で山川議員の質問を聞いていましたけれども、知事が質問に対して答えていないことを、ちゃんと答えてくださいっていうことを言っていただけのことで、それに対して議長が応えなかったということで、その許可がなかったからっていうんじゃなくて、知事が質問に対して答えてないっていうことを山川議員が言っていた。そのことがなぜ不規則発言みたいな扱いにされるのかっていうのは納得できませんし、これまでもほかの議員の場合もですが、知事が答弁していないとか答弁漏れとかそういうことで再度ちゃんと答えてくださいって言われることは、過去いろんな場面であったと思うんです。
今回だけそういうふうに対応されるというのは、おかしいと思いますし、傍聴者について言ったら、手をたたいたりとか今までだってどの議員の時だっていろいろありましたよ。ありましたよ。なぜ今まで注意せずに・・・・・・。
◎野坂委員長
もうちょっと冷静に。お話しできませんか。(山川議員「いや、冷静にじゃないじゃないですか。」と言う)
山川議員、今、市谷議員の発言なので静粛にお願いします。いいですか。
○市谷議員
なぜ今回だけ、なぜ今回だけそういふうにされるのか、おかしいと思うんですけど。
◎野坂委員長
以上ですか。
○市谷議員
まだ、もう1点ちょっと。ほかの件であります。またそれは。
◎野坂委員長
続けてどうぞ。
○市谷議員
もう一点、議員提出議案のことについて確認をさせていただきたいことがあります。地域医療の堅持に関する意見書ですけれども、これはどういう趣旨かというのでちょっと確認したいのですけど、一方的に公文書がですね公立病院の統合再編案を出してきてるわけです。それについて、撤回を求めているのかどうか、それからスケジュールを遅くとも来年の9月末までに結論を出すようにというスケジュールについて、その進め方についてこれは、撤回を求めているものなのかどうかっていうことを確認をさせていただきたいと思います。
◎野坂委員長
市谷議員、すでにその件は、常任委員会で審査されておりますので・・・・・・。
○市谷議員
いやいや、これはここの発議ですから。
◎野坂委員長
どの分ですか。
○市谷議員
今回出ている議員提出議案、この議運発議の分の意見書について、常任委員会の議論ではない。地域医療の堅持に関する意見書、きょう、提出するということでこの資料がありますけど、私、政策調整会議はメンバーでありませんので、ちょっとここで言わないと。今、出されている公立病院の統合再編案の撤回だとか、9月末までに結論を、再検証があるでしょう。その再検証はスケジュールを国が無理矢理決めてきてるんですよ。そういうやり方そのものをこれは否定し、撤回するものになっているかどうかということを聞きたいんです。平井知事自身が国と地方の協議の場所で、この中身、それからスケジュールについては、白紙撤回しなさいということを求めているので、それがこの中に入っているのかどうか確認したいということです。
◎野坂委員長
市谷議員、御意見がある場合は本会議で討論なりしていただけるといいと思います。
○市谷議員
確認をしたいんです。
◎野坂委員長
文面を読んでのとおりでございます。あと、解釈はそれぞれの方で違ってこようと思います。
由田議員。
○由田議員
私も先ほど委員長が言われた議長の議事整理に関することで一言意見を述べたいと思います。私も隣で聞いていて、本会議の議事整理権は議長に帰属しておりますので、議長の指示のとおり、議員は議場内ではその定める意見に従わなければならないのは、重々承知しながらも、答弁漏れっていうのがあったように私も感じました。ずっと関心をもって質問、答弁を聞いてましたので。ここで一点、西川議員のほうからありましたように本件に対して今後議論をするとうことであれば、会議録もしっかり精査、全員でする中で、本当に今、山川議員が不規則発言という形で指摘をされ、騒然としたということ。やっぱり会議録もしっかり出していただいて議論していただきたいというふうに思いました。
それともう一点、傍聴者の件です。これは、なかなか難しいと思います。発言者に責任があるのかどうか、一連の流れの中でですから、そういうところも、今、市谷議員も少し言われたと思いますけれども、しっかり、この後の議会運営委員会の中で御議論をしていただきたく、傍聴者として一言、言わせていただきましたのでよろしくお願いします。以上です。
○伊藤委員
委員長。
この度の一般質問の中で、森議員の一般質問が通告していたのだけど、テーマがちょっと・・・・・・。
◎野坂委員長
別件ですか。
○伊藤委員
だからそれも併せて今度議論して欲しい。
◎野坂委員長
通告の範囲。そういうことですね。
○伊藤委員
そう。
○市谷議員
はい。
◎野坂委員長
市谷議員、先ほど発言していただいたので。
○市谷議員
もう一点いいですか。不規則発言があったことについて。
◎野坂委員長
いや、もうそれは伺いました。
○市谷議員
いや、ちょっといいですか。
◎野坂委員長
ちょっと待ってください。もう先ほど言っていただいた。何の件ですか。
○市谷議員
議事進行においてのことです。山川議員の発言のあと。
◎野坂委員長
どうぞ。
○市谷議員
あの時に、議長は、西村議員に発言を止めてくださいと言われたんですよ。ところが、どうぞと言わないのに西村議員が、質問を始めましたけれども、それについては、問われないんでしょうか。西村議員、止めてくだい、発言を止めてくださいと言われたんです。発言開始してくださいって言ってないんですよ。
○西川委員
委員長、いろいろあったので、今の問題は後ほどまたするわけなので、異議申し立てがあれば、委員長に質問してもらえばいい。
◎野坂委員長
先ほどの件だけ、事実確認だけしておきます。今現在議事録ございませんので、テープ起こしになりますけど、不規則発言というのは、議長が西村議員を指名して西村議員の質問時間に入ったにもかかわらず、不規則発言を行ったということが議事の妨害に当たるということであります。先ほど、市谷議員が言われた、議長がその後の指示をしていないということですけど、質問を止めてくださいということで質問が止まりました。その後、西村議員と再度指名されておりますので、質問が始まったと。それにもかかわらず、不規則発言が繰り返されたというのが事実関係でございます。(西川議員「はい、次いきましょう。」と言う)(山川議員「ちょっと待ってください。はい。はい。はい。はい。はい。はい。」と言う)
静かにしてもらえませんか。(山川議員「いい加減にしてください。いちゃもんつけて。」と言う)
静かにしてもらえませんか。(山川議員「いい加減にしてください。はい。言わせてください。」という。)
静かにしてもらえませんか。(山川議員「いい加減にしてください。」と言う)
何ですか。指名していないのに。(山川議員「はい。発言、言わせてください。」と言う)
静かにしてもらえませんか。静粛に、冷静に意見は述べてください。(山川議員「冷静に言わせてください。」と言う)
冷静じゃないでしょ。(山川議員「冷静に言わせてください。」と言う)
冷静にどうぞ。冷静にどうぞ。
○山川議員
今回不規則発言っていうことですが、知事に対して黒塗りの資料はいつまでに、予算9,600万円が可決されてますが、いつまでに出されるんですかっていうことを言いましたが、回答がなかったのでいつまでですか、というふうに言ったんです。そして、議場で一般の傍聴者に対してのやり方っていうふうに言われましたが、それだったら言わせてもらいますが、議場で寝るのは構わないんですか、議場で寝るのは構わないんですか。
◎野坂委員長
山川議員、静粛にしてください。
○山川議員
教育者である教育委員会だったりに言うんですけど・・・・・・。
◎野坂委員長
退出を命じますよ。
○山川議員
子供に対しては寝るなって学校で先生が言いますが・・・・・・。
◎野坂委員長
発言を止めてください。(山川議員「寝るのはいいんですか。議員が。」と言う)
はい、退室、山川議員、退室してください。(山川議員「議場は寝るのではなくて、議論する場所です。」と言う)
山川議員、発言を止めて退室をお願いします。(山川議員「野坂議員は個人的な感情で言われています。」と言う)(内田委員「それはないだろう。」と言う)(山川議員「それはそうじゃないですか。何で傍聴が騒ぐかって言ったら、黒塗りが今までされていたからですよ。」と言う)
退出させてください。(山川議員「公開されていたのに、公開に入れてもらえなかったからですよ。当たり前じゃないですか。本質を下げたらいけません。本当に。」と言う)
〔山川議員退室〕
◎野坂委員長
補足しておきます。先ほどのいつやるんだっていうことですけど、それは、さまざまな確認事項もありますから、知事の答弁は、できるだけ早期にという答弁をされております。それが、山川議員に対する回答であります。時期に関してです。何月何日というのは、その段階では特定できない。
さらに、議長がそこで答弁漏れっていう解釈はしていない。従って、答弁漏れがあるのであれば、当日の議長の議事進行権ですから、議長が答弁漏れを指摘して知事に答弁させるということはあるんでしょうけど、議長の議事進行は西村議員と言って、次の質問者を指名して次の質問者の時間に入っております。それにも納得できずに不規則発言を繰り返したということであります。今の議運の傍聴も同様でございます。従いまして事態は非常に深刻だと、こんなふうに考えておりまして、一刻も早く議会の秩序を取り戻す、このために頑張って参りたいと思いますので、議運のメンバーの皆様も、また議員の皆様もどうぞ御協力のほうよろしくお願いします。
もう一点、御報告がございます。市谷議員から、藤井議員の除斥のことについて確認がございました。それは確認させていただきました。会議規則、自治法上いろいろ確認させていただきましたけど、問題ないということでございますので以上報告させていただきます。
○興治委員
除斥の必要はないと。
◎野坂委員長
そうです。必要はないということです。
○市谷議員
法律上、どうかっていう問題、今おっしゃられた話だと思いますけど、道義的にどうかっていうことが、私は藤井議員には問われていると思いますし、倫理条例がありますから。それで以前、前田八壽彦議員が県の木材・・・・・・。
◎野坂委員長
以前は以前として、今回の話をやっていただけませんか。
○市谷議員
そういう例もあるということを言っておきたいと思います。
◎野坂委員長
まず、前田議員の例は前田議員の御判断、道義的な話を本人に言うのは不適切だと思っておりますので、それぞれ皆さんの道義っていうのがございますから。ただ、今確認したところによりますと、関係法令には何ら抵触しない、問題ないというこでございますので皆さんと確認をしたいと思います。
その他について、先ほど伊藤副委員長の方からそういう機会があれば、通告についての考え方も、この際整理しておいたほうがいいということがありましたので、また付け加えたいと思います。
それでは以上で議会運営委員会を閉会いたします。
午前9時50分 閉会
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