令和元年度議会運営委員会議事録

令和元年9月5日

 
 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
野坂 道明
伊藤  保
藤井 一博
浜田 妙子
興治 英夫
中島 規夫
内田 博長
浜崎 晋一
西川 憲雄
川部  洋
澤  紀男
欠席者
(なし)


オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 由田議員   

説明のため出席した者
  井上総務部長

職務のため出席した事務局職員
   桐林事務局長 前田総務課長 柳楽議事・法務政策課長外関係職員

1 開会   午前10時00分

2 閉会   午前10時17分

3 司会   野坂委員長 

4 会議録署名委員  内田委員、浜田委員      

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり

会議の概要

                                午前10時00分  開会

◎野坂委員長
  おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に、内田委員、浜田委員を指名します。
 これより協議に入りますが、本日の委員会は、インターネット中継をしておりますので、委員の皆様におかれましては、発言前後のマイクのスイッチの切り替えをよろしくお願いいたします。
 まず、9月定例会は9月12日に招集されますが、その付議案件について総務部長より説明を求めます。
 井上総務部長

●井上総務部長
 おはようございます。それでは、本9月定例県議会で御審議をいただきます付議案の概要につきまして御説明を申し上げます。
 右肩に執行部資料1とあります資料をごらんいただければと思います。9月定例県議会の付議案でございますけれども、予算関係の議案が3件、条例関係の議案が7件、その他議案が5件の合計15件でございます。
 まず、予算関係、議案第1号から第3号まででございますが、このうち一般会計の補正予算概要につきましては、執行部資料2とある資料をごらんいただければと思います。今回の補正予算ですけれども、規模といたしまして26億6,700万円余ということで、補正後の予算総額につきましては、3,522億2,300万円というふうに見込んでいるところでございます。財源につきましては、内訳に記載がございますように、国庫支出金、基金繰入金、ほか一般財源につきましては、繰越金16億円余を充当しているところでございます。
 主な内容は、2のところにございますように、全国的に子供が被害者となる事件、事故等が発生しており、また、高齢運転者による重大事故、あおり運転等が多発する中で、子供の園外活動のルートでありますとか、通学路、あるいは交通事故防止の取り組みなどの安全・安心の取り組み、それから、交流人口の拡大につながるワーケーションの実施体制の整備、あるいは、来県する外国人観光客の多角化を推進するうえでのプロモーションといったものが主な内容ということでございます。
 具体の主な事業につきましては、3以下にございます。まず、安全・安心の推進につきましては、いましがた御説明させていただきましたような園外活動のルートの安全対策ですとか、子供の防犯のボランティアの活動支援、あるいは、高齢者の誤操作防止のためのペダル踏み間違い時加速抑制装置の購入費用、あるいは、ドライブレコーダーの購入費用の助成、それから、がん対策といたしまして、受動喫煙の防止でありますとか、あるいは、がん診療の質の向上のためのモデル事業等を予定しているところでございます。また、全国的に、被害が増加しております豚コレラの緊急対策でありますとか、原子力防災対策、また智頭町大呂の地すべり対策の検討事業等を盛り込んでいるところでございます。続きまして、交流人口や物流の拡大ということで記載ございますように、とっとりワーケーションスタートアップ事業ということで、ワーケーションの滞在拠点化を目指すためのモニターツアーですとか、セミナーの開催、あるいは、インバウンド誘客多角化事業ということで本県に来県する外国人観光客の多角化に向けて台湾、中国、東南アジア等におけるプロモーション活動、あるいは県内の受け入れ体制の強化、また、境港の利用の促進事業ということで、新たな荷主の方への支援、制度の充実等を盛り込んでいるところでございます。その他のところにつきましては、それぞれ記載ございますように、いわゆる貨客混載の取り組みですとか、県産の優良種雄牛の造成、企業立地の補助、また、環境管理事業センターの処分場計画の各種経費の支援、それから空港の騒音調査、また、働き方改革につなげるための県庁内でのAI・RPA等の活用、西部総合事務所の新棟整備に向けてPFI事業者選定に向けた経費、こういったものを盛り込んでいるところでございます。公共事業につきしては、記載ございますように主に除雪の経費が中心でございますけれども、7億4,200万円ということで盛り込んでいるところでございます。
 続きまして、執行部資料1に戻っていただきまして、条例の議案でございます。主なものを御説明させていただきます。まず、議案第4号会計年度任用職員の設置に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部改正によりまして、いわゆる非常勤職員につきまして会計年度任用職員に関する制度が設けられ、期末手当等の支給の根拠条文ができたということで、関係の条例の整備を行うものでございます。それから議案第6号鳥取県児童福祉施設に関する条例及び鳥取県認定こども園に関する条例の一部を改正する条例につきましては、保育所及び認定こども園の職員の配置基準に係る特例措置の適用期間の延長を行おうとするものでございます。議案第7号鳥取県営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、民法の改正に伴いまして個人の根保証契約の極度額を設定する等の改正を行うものでございます。議案第8号天神川流域下水道条例の一部を改正する条例につきましては、天神川流域下水道事業に地方公営企業法の財務規定を適用することに伴いまして、関係の規定を条例の中に設けるというものでございます。議案第9号貸付金の返還に係る債務の免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、医師の県内定着を図るために、現在の医師養成確保奨学金の返還に係る債務の免除条件について改正を行うものでございます。それからその他の議案につきましては、議案第10号から第14号までそれぞれ工事請負契約、損害賠償の和解、額の決定、それから企業会計の決算の認定ということでございます。
 続きまして報告事項でございます。報告事項につきましては、継続費の精算の報告が2件、議会の委任による専決処分の報告が6件、長期継続契約の締結状況の報告が1件、その他各種計画でありますとか、関係法人の実績報告、運営状況、給与等の報告が6件ということでございます。
 最後に追加提案の関係でお願いでございます。任期満了に伴いまして、鳥取県土地利用審査会の委員7名の方につきまして人事案件として提案を予定しておりますけれども、現在人選につきまして調整中でございます。これにつきましては整い次第、追加提案をお願いしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

◎野坂委員長
 ただいまの説明について質疑等はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ありませんか。
 それでは、市谷議員。

○市谷議員
 産廃のですね環境管理事業センターの支援費が急遽、9,600万円が上程されることになりましたので、いくつか前提条件として確認をしておきたいというふうに思います。鳥取県の廃棄物処理の設置に係る手続条例は終了したということで、次の法手続きに入るということでの関連予算ということになるのですけども、その手続条例で、事業者の対応は十分だったけれども、関係住民と事業者との意見が乖離しているということで、その手続条例は終了したと、事業者の対応は十分だということで手続条例は終了したという認識でよろしいですか。

◎野坂委員長
 以上ですか。

○市谷議員
 いえ、では全て言います。さらに土地の提供について、米子市議会の全員協議会で8月8日でしたけれども、その事業者である環境管理事業センターの広田理事長が、6自治会のうち、4自治会は理解が得られていなくて、2自治会の一部住民が理解できない状態にあるということを認められて、市議のほうから理解が得られてない原因は何ですかと聞かれて、センターの説明が不十分だったと、先ほど県の手続条例では事業者の対応は十分だったということで条例手続きを終了してるのですけれども、米子市議会の全員協議会では認めておられるということについて認識しておられて、その上でこの予算を出してきておられるのかということが2点目です。
 それから、平成29年の6月の米子市議会で、伊木米子市長が6自治会のうち一つでも合意されなければ、本市としては合意に至っていないというふうに判断するものと考えると、平成29年の6月議会で言っておられて、先ほどお話しいたしましたように6自治会の全てが今、合意に至っていないということは誰が見ても認識されるものであるわけですけれども、米子の伊木市長がそういうことを言いながら今回土地提供について、合意をされたというそこら辺の認識というのはあるかどうかと、その上で今回予算提案されてきたのかということを確認させてください。

◎野坂委員長
 3点についてですけど、手続条例、環境管理事業センター理事長の発言、さらには、伊木米子市長の発言については、議会運営の議論に、ここでの協議にはなじみませんので、所管の常任委員会等でしっかりと議論していただければとこのように思います。ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ、質疑を終了します。
 次に議事日程ですが、会期を28日間とし、日程を議会資料1のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に県政に対する代表質問ですが、人数は鳥取県議会自由民主党、会派民主各1名でございます。順序は鳥取県議会自由民主党、会派民主としてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 なお、鳥取県議会自由民主党は川部議員が、会派民主は福間議員がそれぞれ行う予定としております。
 次に、代表質問、一般質問及び質疑に対する答弁者についてですが、議会資料2のとおり8月19日付けで知事より届出がありました。令和新時代創造本部長、交流人口拡大本部長、地域づくり推進部長等を追加指定し、元気づくり総本部長、地域振興部長等の指定を取り消すものでございます。参考までに答弁者の一覧を添付しておりますので御確認ください。
 次に発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は9月12日の午後1時まで、一般質問及び質疑は、9月19日の午後1時までとし、討論の通告期限は知事提出議案については、反対討論が10月7日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が10月7日の原則午後5時までといたします。議員提出議案につきましては、反対討論が10月8日の午後1時まで、賛成討論が10月8日の午後5時まで、以上のとおり決定してもよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、10月8日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので御承知ください。
 次に、請願、陳情の受け付け期限についてですが、9月12日の正午までですので、御承知ください。
 次に、その他ですが、委員の皆さまから何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ございませんか。
 市谷議員
 
○市谷議員
 今、国会のほうで重度の障害を持っていらっしゃって議員になられた方の対応について、公的な介護の支援が議員の経済活動ということで認められないということで、参議院のほうでは、参議院の予算で対応するというようなことになっているのですけれども、以前、鍵谷議員がそういう状況があった時に、同僚の議員でいろいろサポートしながらということもあったのですけれども、県議会としても、そういう場合にどういうふうに対応していくのか、あり方について検討しておくことが必要ではないかと思いますので、問題提起をさせていただきたいと、いつ、どういうふうに議論するかというのはまた考えたらと思いますけど。そのことを提起させていただきたいと思います。

◎野坂委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでごさいますので、以上で議会運営委員会を閉会いたします。

                                午前10時17分 閉会



 

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