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知事定例記者会見(2019年7月18日)

令和元年7月18日(木)午前10時~
 県政記者室(県庁3階)

録画配信 知事記者会見動画(約65分) ※MPEG4形式

  

1 7月9日大雨による鳥取県西部地域の被害への対応、台風への備え 

●知事

 皆様、おはようございます。先ごろ、7月9日に降りました大雨につきましては、本県でも3,000万[円]余りの被害がございました。農業被害農地等が中心でございますけれども、今後、国の災害査定を受けるとか、もし、そうでなければ「しっかり守る[農林基盤]交付金」であるとか、県としても手当を急いでいきたいと思います。ただ、幸い雨が降る時間帯もそんなに長くなかったものですから、被災の程度というのは去年の大雨のようなことにはならなかったところでございます。ただ、これから[7月]20日にかけまして、また雨の心配がございます。今日[7月18日]未明も激しい雷雨が通りました。県内でもそうした意味で雨がかなり降った地域もございました。さらに台風[第5号]が発生をしまして、これが北上を続けております。東シナ海を通って北上をしていくというふうに今後考えられているところでございますが、これが梅雨前線、現在、日本列島付近にあるものに温かく湿った空気を流し続けると風の被害もさることながら、この梅雨前線を刺激してそこにどんどんと台風の雨雲も供給されてくると、こういう形になる可能性が出てきました。


 従いまして、[7月]20日頃まで大雨に対する警戒が必要でございますので、ぜひ県民の皆様にも情報に注意をしていただきたいと思います。また、こうした水の被害等々考えた場合、海での[支援物資等の]輸送、地震のときも含めまして、海での輸送ということが考えられます。災害時の緊急物資輸送等のときにプレジャーボートとか、また、漁船などにも協力をしていただけないだろうか、こういう意味で、鳥取県水難救済会、鳥取県の水難救済会と、[7月]29日に協定を結ぶことになりました。こうした災害時の物資輸送、海を使っての輸送等につきまして協力をしていただく、そういう協定が整う運びとなりました。





2 県有和牛種雄牛の遺伝資源管理 

●知事

 また、危機管理として非常に最近の話題になっていますのは、和牛の種の保護でございます。鳥取県は「白鵬85の3」や「元花江」等々優秀な種雄牛を今、生み出してきておりまして、その種雄牛にかかわる精液等が流出するのではないかという懸念が高まってきておりまして、本県としても検討会[鳥取県有和牛種雄牛精液の適正流通に関する検討会]を始めたところであります。国でもこうした和牛の種を守るため、その適正化、精液等の流出の適正化を図る法律改正などが検討されているところであります。ただ、具体的には[家畜人工]授精師さん等に対する規制ないし罰則の強化であるとか、取締りの強化等が当面の方策となるわけでありますが、これでなかなか直ちには止らないのかなという懸念もございますので、地方自治体として我々も地域でできることを思い切って取り組んでみようということを考えてきたわけであります。


 これについて7月の5日から16日まで県民の皆様の[県民参画]電子アンケートを取らせていただきました。その結果といたしまして、81%の方がこういう県外への[種雄牛の精液の]流出等、そうしたことの不適正なあり方について許しがたいというふうに考えていると、片方で契約の自由だとか、財産権もございますのでそれはできるという立場もあるかと思うんですが、81%の方は逆の立場、許しがたいという立場を選ばれたところでありまして、それに加えまして、85%の方が条例について罰則を伴った規制を考えるべきだというふうにされています。また、87%の方は県外に対するこうした流出等、そういうものを防止する規制強化、これが必要だというふうにされています。重複回答でありますので、重複回答というか、それぞれ設問が違いますのでそういう形になりましたが、実に8割から9割の県民の皆様が今の、現状の対策では防止しがたいと、規制のさらなる強化を県としても考えるべきであり、罰則も可とすると、こういう考え方であることが浮き彫りになりました。際立った回答でございまして、今後、こうした県民の皆様の御意見というものをしっかりと受け止めながら研究を進めていく、検討を進めていくということにならなければいけないと考えております。





3 全国知事会議への出席 

●知事

 このたび全国知事会議が開催をされることになりました。来週の[7月23日]月[曜日]、火[曜日]、水[曜日]と富山[県]に集りまして開催をします。火曜日が中心的な日ということになりますが、私自身も地方分権の担当[地方分権推進特別委員会委員長]をしております。それで、地方分権の委員会[地方分権推進特別委員会]の中でも御意見が出まして、もっと自治立法、これを強化することを考えるべきだと。そういう意味で従うべき基準というふうに言われて、事実上国から縛られている規制がどんどんふえてきている、そんなようなことを背景にして、この辺の問題意識が高まっています。それで、全都道府県知事のアンケートをとらせていただきましたところ30数名の方ですね、そういう過半数の皆様が何らか研究会を立ち上げて、こうした検討をさらに深めるべきだと、こういうアンケート結果になりました。これはまた[全国]知事会[議]の本会議で報告をさせていただき、分権の立場でこうした従うべき基準であるとか、それから条例と法律との関係性とか、そうしたことに具体的に切り込んでいくような研究を知事会としても始めてはどうだろうかと、こういう提案をさせていただこうと考えております。


 また、本県としては他の地域と一緒になりまして、[地方]税財源の確保ということを訴えかけています。現在11の仲間もいまして、そうした訴えかけ、[地方]交付税の総額確保、地方創生の財源確保等を訴えておるところでありまして、こういうことも知事会の中で議論はしていくことになります。さらにちょうど参議院選挙の直後に開かれる知事会ということになります。今、島根県の丸山[達也]知事、また、徳島県の飯泉[嘉門]知事、高知県の尾﨑[正直]知事と相談をしていますが、この選挙結果、状況を、例えば投票率の状況だとかいろいろあると思いますし、そうしたことも踏まえながら我々4[県]知事として緊急声明を出すべきではないだろうか。こうして[参議院選挙における]合区を解消することに向けて強く知事会の場でも訴えかけ、全国にもアピールをしていくべきではないだろうか、こんなことを、今、協議をしているところでございます。こういうようなさまざまな課題に向き合い、例えば災害防災対策等も喫緊の課題でありますし、そうしたことについて47都道府県一致して解決を模索していく、そういう場となればと願っているところでございます。





4 全米知事会議への出席 

●知事

 また、今週、上田[清司] 埼玉県知事、[全国]知事会長から連絡、要請がございまして、また、全米知事会[議]のほうに[全国]知事会[議]を代表して、日本の知事会を代表して出席をするということになりました。向こう[アメリカ合衆国]ではモンタナ州の[スティーブ・]ブロック[州]知事、この方が今[全米]知事会[議の会]長でございますし、次期会長に就任予定のメリーランド州の[ラリー・]ホーガン[州]知事こうした皆さんなど、全米知事会の幹部の方々とお会いをさせていただき、今、国際情勢、特に経済も含めて大変に流動的な中、日本と米国という重要な関係性、これを地方レベル、州・県レベルでも作っていく、そういう話し合いをさせていただきたいと考えております。





5 米子道の4車線化に向けた要望 

●知事

 また、懸案でございます米子[自動車]道の4車線化につきましては、今、重要な時期を迎えていると考えております。この夏に国土交通省としても、こういう4車線化といった安全安心の道路づくりについての方針を固めていくというようなことにスケジュールがなっております。そういう意味でNEXCO西日本[西日本高速道路株式会社]酒井[和広]社長に来週月曜日[7月22日]にお会いをさせていただき、そうして直接こうした4車線化の必要性につきまして要請活動をさせていただきたいと思います。ぜひこれからまだ国の予算の本格的な編成作業等に入っていきます。NEXCO西日本の場合は財政投融資等も重要な要素になります。こういう意味で4車線化について、今後まだ残された区間がいろいろと米子[自動車]道残っていますので、そういうところに道筋をつけていくように働きかけをしてまいりたいと思います。





6 世界絵文字デー、「勝手に「#絵文字で鳥取県」キャンペーン」 

●知事

 昨日は7月17日世界中でHappy World Emoji Dayというそういうハッシュタグが踊りました。世界絵文字デーでございます。それで、これが7月17日、昨日でございまして、このたび、Twitter社、Twitter社と連携しまして、私どもも意外だったんですけど、鳥取県一緒にやらないかという話がありました。それはツイートの場合、青い鳥が必ずこうハッシュタグの後ろについてきますよね。Twitter社のシンボルマークでございます。それで、その青い鳥があるという縁で日本の鳥取県と共同して、その世界絵文字デーでイベントを打ちたいと、こういうことでございました。それで、鳥取県の県鳥、県の鳥はオシドリでございます。それで、いわば愛を育む鳥でございます。その愛の鳥のオシドリをTwitter社としても世界中で採用していただきまして、例えば絵文字、これオバマ大統領風にいうと「いいもじ」(EMOJI)となりますけども、割とE(いい)と読みますが、絵文字ですね。これは英語にもなっていまして、世界共通語に今なっています。


 それから「#世界絵文字デー」とか「#worldemojiday」とかこういう#[ハッシュタグ]、さらには「#鳥取」とか、「#鳥取県」とか、「#絵文字」とか、こういうように入れてもこういうオシドリ[の絵文字]が自動的についてくると、これが7月いっぱいぐらいまで期間限定で世界絵文字デーのお祝いをするということになりました。これを機会に鳥取県、そのプレゼンスを世界中、日本の国内外に広げていくチャンスではないだろうかというふうに思いますし、また、鳥取から愛の鳥オシドリというメッセージを発することによりまして、Twitter社のネットワークと一緒に世界中にいわばラブ、愛を届けていくと、そういうキャンペーンということになりました。早速ちょっとネット上がざわついているというような状況でございます。


 そして、このTwitter社と協調をいたしまして、「勝手に「#絵文字で鳥取県」キャンペーン」というキャンペーンを今日[7月18日]から7月の31日までさせていただこうと考えております。これについては鳥取の商品が当たりますよというコンテストでございます。それで、絵文字というのは幾つか並べるとメッセージ性が出てくるわけですね。文章とは言いませんけれども、五七五みたいなもんでございまして、その[絵]文字の並びをまた楽しみながら、これで鳥取県を勝手に表現してもらうと、そういう意味で「#絵文字で鳥取県」ということでございます。それで、この「#絵文字で鳥取県」というものをつけてツイートをしていただくわけではございますが、これで投稿していただきますと、この7文字のコンテストに参加するということになり、それで、オシドリ賞とか、トリピー賞、7月17日でありますので7名と17名の方にそれが当たりますよと、こういうようなキャンペーンでございます。こういうような形で鳥取県の情報発信をこの際図らせていただこうと思います。





7 鳥取県を舞台にしたまんが、アニメ 

●知事

 また、これも鳥取が勝手に使われた例ではあるんですけども、四十七大戦という漫画が結構売れておりまして、もともとネット[マンガ]だったんですが、リアルでも[書籍として]販売される漫画になりまして、女性を中心として非常にファンがおられるということでありますが、その舞台化、2.5次元の舞台化を東京と鳥取でやることになりましたが、これは7月の20日から東京のほうでのチケット販売、また、1週間後から鳥取公演のチケット販売、これが皮切りとなることになりました。こちらのほうは鳥取県がちっちゃな県ですけども、順次各都道府県を統合していくという、そういうゲーム性のある物語でございますが、今回の舞台は中国地方平定まででございます。その主人公が鳥取さんという方でございますけども、この鳥取さんには永瀬匡[ながせたすく]さんがキャスティングされたということになりました。


 私も実はテレビ番組で一緒に出たことがあるんですが、今、結構人気のある仮面ライダーウィザードだとか、それから映画だとか、いろいろ出ておられる方でございますが、その永瀬さんが鳥取さんをやるということになり、そのほか島根さんとか、広島さんとか、それから鳥取公演のときにはトリピーが友情出演することになります。トリピーは漫画の中ではトリピー「先輩」という敬称がつけられて、それで扱われているわけであります。こうしたことでも鳥取を楽しんでいただき、いろんなゆかりの地がありますので、漫画で出てくる。そういう所はめぐり歩いていただくようなマップなども用意して、鳥取公演のほうのお迎えもさせていただきたいと思っています。


 こちらは鳥取が統合していく物語でありますが、この週末のゲゲゲの鬼太郎は建国!?魔猫の大鳥取帝国という、そういうタイトルだそうであります。鳥取が舞台となって鳥取独立ということを多分妖怪絡みでやるんじゃないかと思いますが、詳しいことはよくわかりません。いずれにいたしましても、こんな形でこの夏から秋にかけて鳥取が漫画、あるいは舞台で取り上げられる、そんなことになってくればというふうに考えております。また、7月の20日からは、サンドの夏休みin鳥取というポケモンキャラクターのイベントも関係企業さん[など]とタイアップをして始まることになりました。これは7月20日、まず、サンドが鳥取砂丘に現れることになりました。また、日曜日[21日]には浦富海岸に行くんだそうです。また、次の週末[7月27日(土曜日)]には皆生のほうに出かけるそうでありまして、サンドが鳥取県をアローラサンドと一緒に夏休みを楽しむそうであります。熱中症が心配でありますので、麦わら帽子を被っているという噂もありますが、そんなようなことで、ぜひ多くの御家族連れなど鳥取に遊びに来ていただければなというふうに思います。





8 台湾からの観光誘客の促進 

●知事

 また、台湾も観光客を今呼び込む動きが強まってきました。これについては9月から11月にかけての台中とのチャーター、それから11月15日から12月にかけての、これは台北とのチャーター、これが決まったところでございますが、これ以外にも本県としては今アプローチを進めている、そういうプランも抱えております。かなり過去、ないような台湾からの送客をもらおうということになりますので、来週の7月22日にこのためのプロジェクトチームを発足をさせまして、これもやっぱり県庁を挙げてやる体制が必要かなということで取り組ませていただこうということになりました。


 具体的には谷関温泉という三朝温泉とタイアップをしているそういう温泉地が台中市にございますが、こうした所での漫画のイベントにうち[鳥取県]が参加するとか、またTouchTheJapanという大掛かりな日本プロモーションのイベントが台湾でございますが、これにJRなどと一緒に私どももPRに出かけるとか、さらに台北や台中、そこの市民の皆さん向けのプロモーションのイベント、説明会、さらには観光業者回り、こうしたことを機動的にやっていって、今回、意欲的に台湾とのチャーター取り組むわけでありますが、それの内実をつくり、成功に導ければ今後さらに次のステップへというような可能性も生まれるかもしれないと、こういうことで県庁として体制を組ませていただこうということになりました。





9 第1回新時代子育て支援のあり方検討会 

●知事

 本日は、この後、子育て王国、それをさらに前に一歩進めるための新時代子育て検討会を開催をすることになります。これは鳥取大学の塩野谷[斉]先生であるとか、有識者の方、また関係団体の方々にも入っていただきまして、国もこの夏、[参議院議員通常] 選挙後の結果を踏まえてということになりますが、今10月以降ですね、保育料無償化等が予定をされているわけであります。そうした子育て支援が全国に鳥取でやってきたものが一気に広がっていくということから、さらに、じゃもう一歩進んだ一歩前の鳥取県の子育て、どういうことが言えるだろうか、施策であるとか、住民の皆様、関係機関巻き込んだ展開であるとか、そういうことを議論していこうという場でございます。


 例えば経済的支援など、これまでも問題とされてきました。やはりお金の問題が心配で子育てに踏み切れないという、そういう御家庭もあるわけでございます。そういう意味で、例えば高校の通学費助成、そうしたことといったような経済的な支援もあるかもしれません。このほかにも男性の子育て参画を進めていくとか、それから晩婚化が進んできました。そういう意味で出会いのチャンスというものをどうやって増やしていくのか、さらにはまた晩婚化に伴って不妊治療の需要が増えてきています。この不妊治療の補助助成も鳥取県[が]先回りしてつくってはきたんですけども、それをさらに、今、専門家の不妊治療の産科のお医者さんにも入っていただいて、入っていただくというか意見も聞きながら、そうやってこの制度の組みかえ、前進ということを図っていこうとか、いろいろと課題があろうかと思います。また、人材という意味でも英語教育であるとか、それから放課後児童クラブ等であるとか、いろいろと保育園以外にも教育や人育て、人材ということでのそういうチャレンジがあると思います。こうしたことをさまざま議論をしていただいて、今後の子育て王国の推進につなげていき、人材育成にもつなげていきたいと、こういうように考えております。





10 星取県「#ラッキースター」キャンペーン 

●知事

 このたび私ども[鳥取県]のほうで星取県、その夏休みの季節を迎えてくるわけであります。そういう中で、[星取県]「ラッキースター」キャンペーンというキャンペーンを20日から8月の31日まで開催をさせていただこうということになりました。これは身近な何か星型とか、星を思わせるもの、全国の方々から送っていただきたいと。それで、これも「ラッキースター」キャンペーンのほうにアプローチしていただくと。具体的には星取ドットコム[星取県キャンペーンサイト]というそういう[ウェブ]サイトがありますが、そこから詳しくは入っていただきまして、そして投稿していただくと。それでこれについては鳥取に来る旅行券であるとか、それからまた和牛とか、カニだとかそういうものが当たりますよっていうものであります。ぜひ、星取県、そういう星がきれいな鳥取県の認知を深めていただければというふうに考えているところでございます。





11 米子市と庁舎の共同化検討 

●知事

 また、私どものほうで米子市と協議を先般させていただきました。この米子市との協議の中で伊木[隆司]市長と合意したことの1つに、全国[的に]あんまりやってないことではありますけども、今、県庁舎を西部で新築を一部しようということにしております。これは[西部]福祉保健局との関係で、あちらの米川沿いの所[西部福祉保健局]をたたんでしまうと、それに伴って今、糀町のほうに、そこに総合庁舎[西部総合事務所]がございますが、それに隣接するような形で、新庁舎もう1つつくろうと。それで、米子警察署の旧の庁舎等も壊してしまうと、このようなことを考えようと。それでこの議論の過程で、米子市さんが米子市としても入居してもいいと。それで、逆に米子市の市役所のほうに[鳥取]県のほうにも入ってもらってもどうだろうかと。いわば行政領域をコラボでやっていくという発想であります。


 それで、これについては建築とかまちづくり系、こうしたところを新糀町庁舎のほうに市も県も入ると。そして、米子市役所のほうにこちらのほうで使用料も払った上でということに当然なりますが、税の関係、これを入居させるということを考えようということで合意をしたところであります。これについては県の議会のほう、常任委員会にも明日[7月19日]報告もさせていただき、御意見もいただきながら、整えば市と県との協定を結ばせていただき、本格的にこれに入っていこうと。ただ、建物の庁舎自体はPFI[民設民営方式]、BTO方式を使ってやっていくということになりますけれども、PFIで大体3億[円]くらいはそこで得するだろうと。それでさらにそういうコラボ効果というものもつくっていく、将来的にはいろいろと界隈のこともございます。さらにはスポーツ施設のさまざまな再編ということもあるでしょう。こんなことなども睨みながら、その端緒として、そういう庁舎についての共同化、さらには新築を図っていければどうだろうかと、こういう考え方でございます。





12 鳥取県職員のタバコをやめるコンテスト(TTコンティースト)  

●知事

 また、いよいよ[2020年]4月から健康増進法の全面施行されてくると。それで、この[2019年]7月からは禁煙も鳥取県庁の中で進めて、[喫煙場所を]1カ所ですね、私どものこの県庁舎としては[喫煙場所を]限定をさせていただいたところであります。それで、さらに欲を言えば、それもいずれは遠からぬうちに喫煙場所、こういう所もなくしていこうということを考えているところでございますが、これは働いている県職員にとりましても、健康を考える上でタバコをやめるきっかけになってもらったらいいと思いますし、それがさらに率先活動でほかへも広がっていけばいいのではないかというふうに思います。そこで、私どもとしては、「TTコンティースト」[ティーはTとかけて、しゃれで。]をやろうと、TTというのは、鳥取県職員タバコをやめるコンティーストでございます。TT、こうやってタバコをもうやめてしまおうということでございまして、そういうコンティーストをやろうということでございます。「TTコンティースト」を来週エントリー、募集しまして、職員でまだ吸っておられる方も大体1割強いる状況でございますが、その禁煙治療のほうには今、負担の軽減ということを[地方職員]共済組合とも話し合いをしているところでございまして、そういう禁煙治療の指導なども窓口を立ち上げてやっていくということになります。そこで指導もしながら、また、さまざまな職員の禁煙の後押しもしながら、それを楽しみながら参加してもらおうという意味で「TTコンティースト」ということをやろうと。それで、参加する職員には、こうした記章[「TTコンテスト」シール]をつけてもらうと、それで、私は禁煙しますよという、いわば職場宣言をしてもらうんですね。それで、そこに禁煙治療を絡めながら、職場のみんなも応援をして禁煙に導くと。それで、お正月明けに禁煙が整っているということになれば認定証を出すと、そんなようなコンティーストでございます。





13 夏休みシーズンのイベントの開催 

●知事

 いよいよ7月の20日ぐらいから県内各地で夏休みのシーズンということになります。この期間、また県外からもお客さんいろいろと来ていただけるチャンスかなというふうにも思います。鳥取県は星取県も標榜させていただいていますが、明日[7月19日]、明後日[7月20日]は日南町のほうのイチゴ農園で夜にイチゴ狩りをしながら星空を眺める[ステラベリーフォーム日南]と、そのようなイベントを企画をされています。また、山陰松島遊覧[漁火、星空を楽しむ特別クルーズ]であるとか、[米子市]淀江[文化センター(星空コンサート)]であるとか、そうした所でも、今週末、星空を見る集いが開催をされますし、さらに[大山]桝水高原では花火、それを夜、もちろん花火のないときは星ということになるかと思いますが、そういうイベントもございます。ぜひ、多くの方々、この山陰、鳥取[県]を訪れていただき、また、地元の子どもたちもふるさとの素晴らしさを知っていただければなというふうに思います。この[7月]20日の日には、農泊の1つのシンボリック[象徴的]な施設でございますが、八頭町にあります「オオエバレーステイ」という、大江の郷さん[有限会社ひよこカンパニー]がプロデュースしている、そういう農泊[施設]がオープンをすることになります。また、[鳥取県]中部地震からの復興のシンボルと言っていい、「打吹回廊」という、地元の企業さん、[株式会社]チュウブさんとか商店街、倉吉銀座の商店街さんなどが中心になりまして、これ[地域商業の自立と地域の活性化を牽引する拠点施設整備]を挑戦してきたところでありますが、この「打吹回廊」もいよいよ7月の20日にオープンをすることとなります。いろいろとそうした新しい施設も始まりますのでぜひ多くの方々には、この夏楽しんでいただきたいと思います。私からは以上です。





14 日韓関係の経済・観光への影響と県有和牛種雄牛精液の適正流通 

○山陰中央テレビ 勝部正隆 記者


 各社質問ありませんでしょうか。


○NHK 山根力 記者


 すいません。NHKです。日韓関係について2点と、和牛に関して1点お伺いしようと思います。まず、日韓関係なんですけど、日本政府による韓国への輸出規制の強化で中央の経済界のほうからは妥当な措置であるとしながらも日本政府に冷静な対応を求める声も上がっていますが、知事として今回の措置の妥当性についてどう考えていらっしゃいますか。それとあともう1点は、県内経済の影響なんですけど、県内インバウンドの3割は韓国からの旅行者と非常に一番多くなっていますけど、関係改善の落としどころが見通せない中で、影響の深刻化とか長期化も予想されますけども、県として今後どう対応していくのかという。あと、和牛について1点なんですが、先ほど、知事の冒頭発言踏まえまして、政府の家畜、改良増殖法の改正というのが若干不十分だから、県も条例やっていくというふうに聞えたんですけども、国の法改正と県の条例というのはどういう差別化、どういうすみ分けられるのかというところを教えてください。


●知事


 まず、日韓関係についてでありますけども、これについては[日本]政府は政府の考え方があり、これは安全保障の問題なども絡んでいることでありますので、国の専権事項として韓国側としっかりとした折衝をしていかなければいけない、そういう立場であることは理解するものであります。ただ、我々地域レベルでは、地域と地域、人と人そういう信頼関係をつくっていく。それは長い歴史の中で求められていることではないかなと思います。そういう意味で私たちとしては、そうした地域間交流などについては、こういうときであるからこそ、やはり我々としても向き合っていくべき課題ではないかなと、こういうように認識をしております。


 経済への影響はよく今のところわかりません。緊急性のある声が県内から上がってきている状況ではまだないところでありますが、当然ながらサプライチェーンであるとか、そうした連鎖の中に韓国は本県企業との間にはあるところもございますし、いわば経済的にはお得意先のような形で日本酒など売っているそういう企業さんもございます。したがいまして、今後よくその動向は注視したいと思いますし、我々として経済変動に対する支援の融資制度というのを設けております。今後の状況によって、機動的にこうした経済支援、経済補償策といいますか、そういうものは地域としては打っていく必要があるかなというふうに考えております。


 観光客の動向についてでございますけども、昨日、エアソウルの山陰支社長とお話をしました。それで、それはエアソウルの中でも今の日韓関係の経営への影響を憂慮するそういう声も上がっているそうであります。特に団体客についての出足が遠のいてきているというような状況が見られ始めていると。ただ、その山陰支店の分析では本県の場合、個人客が結構最近伸びていまして、その個人客がベースなので、ベースになりつつあるところなので、団体客だけであると結構、打撃はあるけれども、本県の路線、確かに影響はありますけども、他路線と比べてどうかということでは、そう深刻な状況では、現段階ではないと。ただ、今後の動向にはやはり憂慮せざるを得ないので、ぜひ、地域としてもそうした誘客、送客、応援をしてもらいたいと、こういうお話がありました。


 DBSクルーズフェリーも同じ状況がございまして、昨日[7月17日]もそうした意味で会議を持たせていただき、観光関係者とも話し合いをしましたけれども、ぜひ我々としてもセーフティネットを張るというような意味で、今の段階で適切な対策というのを、ある程度、取捨選択をしながら打っていくという、そういうスタイルが求められているかなというふうに考えております。また、[エアソウル]山陰支社の分析では日本から出ていく、そういうアウトバウンドにつきましては影響は見られないということでありました。これは鳥取県の場合、実は日韓交流は友好交流のベースになっていまして、いろいろな形での往来があり、これについてはむしろ堅調と言っていいという状況だそうであります。そういうようなところで我々も戦略的にこういう日韓交流の維持ということについて向きあっていく必要があるのかなと思います。


 ちなみに今、全国では地方路線を中心に厳しい状況が生まれていまして、お隣の島根県さん[の出雲えんむすび空港]や長野県の松本[信州まつもと]空港[と]、金浦[(きんぽ)国際]空港を結ぶ路線が運休ということになりましたし、また、釜山[市の金海(きめ)国際空港]と関[西国際]空[港]を結ぶ空路等も、これも運休ということがあったり、いろいろとローカルには影響が出ているという状況があろうかと思います。


 和牛[種雄牛精液の適正流通対策]についてでありますけども、ちょっと私の表現が少し不適切だったかもしれませんが、国の対策は評価しています。それは従来よりもよくなるからであります。また、今、国に要請していますが、国の対策の1つとしては、バーコードをつけて精液を管理するということを推奨しようと言っていますので、それをぜひシステムとして国も資金的にも応援してもらいたいと、そういう要請活動もしています。こういうことが整ってきますと本県でのトレーサビリティー、その明確化に役立つわけでありまして、我々としても評価できるものは多いと思います。また、授精師さん等の行為についての厳罰化等が図られたり、抜き打ち検査であるとか、これはそこそこそれなりの効果はあるだろうと思います。


 ただ、国のほうは、先ほどの家畜改良増殖法の中でも言われましたけども、あれはその精液というのは一般名詞の精液なんですね。それで受精卵、今後、受精卵ということも出てくるかもしれません。その一般名詞の受精卵、それでどこまでじゃあ、個別の本当に守りたいものに対して実効性が上がるかどうかということはあるだろうと思うんですね。私どもも経験上、今まで国がそういうふうに求めて今回いるような、契約による管理ということもやってきていますが、残念ながら契約なのでちょっと破られる、そういう業者さんも中にはおられると。そういうようなことでありますので、やはり法的な規制を個別にかけていかなきゃいけないんじゃないかということです。すなわち、「白鵬85の3」とか、「元花江」(もとはなえ)とか本県としてこれは保護すべきという、そういう種雄牛を指定をすると。それでその種雄牛の精液ないしそれにかかわる受精卵、こうしたベースで個別に規制をかけていくと。


 包括的に国のように精液の流通一般についての規制、これは、だからいろんなものがそこに紛れ込みますので、その厳しさには限度があるところでありますが、その個別ということで限定をすれば、ある程度厳しい規制ということも受け入れていただけるんじゃないだろうか、こんなように考えております。そうした意味で従来の本県がやっている契約、あるいは国がやってこられようとする新たな対策、それを超えるレベルで本県として保護を図っていきたいと思います。


○山陰中央テレビ 勝部正隆 記者


 すいません。先ほど日韓関係に絡んで日韓の間の海と空の今後に影響が出る懸念もあるということで、セーフティネットを何らかの形でかけていかなくてはならないというふうにおっしゃったんですが、具体的に今どういうことを考えていらっしゃいますでしょうか。


●知事


 それはこれからよく、慎重に手段を考えていくということかなと思います。アウトバウンドのほうはいろいろとやり方もあるのかなと思いますが、インバウンドのほうについては、個人客を中心にどういうふうにアピールをしていくのかということだろうと思います。我々としてもいろんな手段をこれまでもやってきたんですけども、ただ、大々的なプロモーションが、かえって逆効果になる危険性もありますので、その辺は考えながらやっていくということかなと思います。このエアラインとも協調しながら対策を考えていくということになろうかと思います。今、ちょうどこの検討、昨日[7月17日]、DBS[クルーズフェリーの需要拡大]絡みで始めたところでありまして、順次対策を取ってまいりたいということでありまして、今、例えばテレビ番組だとかそういうのも、これまで仕込んできたものもあるんですけども、その放映の時期等もいろいろと考慮する必要あるかもしれませんよね。そんなようなことも含めていろいろと調整をしながら、今、打てる策、これを考えていくという段階かなと思っています。


○山陰中央テレビ 勝部正隆 記者


 ちょっとあと、質問が前後したようで恐縮なんですけど、先週、出雲空港の連続チャーター便が休止なのか、中止なのかわからないんですけども、ああいった措置になったということに対して、率直にどういうふうに受け止められました。


●知事


 これは、そうした韓国側での販売状況によるものだと伺っておりますので、エアラインとしてはやむを得ない判断なのかなというふうに思います。私どもとしては、ただ、そうしたことをいわば他山の石と考えながら、そういう旅客の確保、それが路線の維持につながっていきますので、非常に神経質なこれからの展開を図っていかなきゃいけないのかなというふうに考えております。


○山陰中央テレビ 勝部正隆 記者


 事態はやっぱり深刻な状況に向かっているというふうにお感じになっていますか。


●知事


 先ほども申しましたように、団体客を中心としてその落ち込みが見られるということであります。個人客はどちらかというと日本テイスト[日本的な特色や味わい]に対する嗜好性も高まっているんだと思いますが、近い外国として韓国のお客様が訪れるという需要事態はまだ十分に残っていると思います。だから、そこのところ、どういうふうに残っている個人客のほうにシフトさせていくのかとか、そういうところを戦略的に考えていかなければいけないのかなというふうに思います。


 実は今のこの政治状況だけでないんですよね、そのDBS社にもエアソウル社にも実情を伺いますと、実は円高ウォン安が効いているという面があるそうです。それで、1割ほど円が切り上がっているので、それだけ旅行商品が1割ぐらい高くなっていると。そうすると日本旅行の競争性が失われ始めていると。ですから、こういう構造的な問題がありますので、一朝一夕で改善するということにはならないのかもしれません。ただ、いずれにいたしましても、私どもとしてもやれる範囲のことはしっかりやってセーフティネットを張っていくということだろうと思っています。





15 合区の解消 

○山陰中央新報 原田准吏 記者


 すいません。合区の問題に関して、全国知事会で緊急声明を出す方向で調整しているという話がありましたけれども、今、投票率の低下というのは非常に懸念をされておりまして、現段階で感じておられる多くの弊害、それから、その緊急声明に盛り込むべき内容についてどのようにお考えでしょうか。


●知事


 緊急声明、ちょっと整理しなければいけませんが、[合区となっている徳島県と高知県、鳥取県と島根県の]4県で緊急声明を出そうとしております。これ、丸山[達也島根県]知事はじめ、4県の今、コンセンサス[同意]は得ていまして最終調整をしています。あと、我々としてぜひ実現させたいのは、そういう我々の考え方も出しながら全都道府県の出席する全国知事会として、やはり何らかの決議をしてもらいたいと。それで,これ過去も私も働きかけをして発言をして東京[都]、愛知[県]以外は賛同する形での決議に導いたことをやってきましたけれども、今回も[第25回]参議院[議員通常]選挙直後の全国知事会議であり、そうした決議というのを知事会でやってもらうように我々として働きかけたいと思います。


○山陰中央新報 原田准吏 記者


 それで、今、投票率の低下というのが懸念されていると思うんですけども、現段階で感じておられるというのは。


●知事


 それはやはり政治参加への意欲が失われること自体が民主主義の土台をむしばむことになるからであります。歴史的には明治の時代から都道府県がやはり同一性の対象となる政治的な単位になってきました。自分は島根県である、自分は鳥取県である。じゃあ、島根県の課題、鳥取県の課題としてこういうことを国で取り上げてもらいたい。こういうことを話し合うユニットであり、意見表明の単位であったわけですね。ただ、それが失われてしまうもんですから、政治に対する縁遠さというものが生まれてきてしまったと。今の期日前投票の状況を見ると、島根県で顕著に期日前投票の投票率が下がってきていると。鳥取県側は堅調であるんですけども、実は前回かなり下がったんですよね、投票率自体が。ですから、[比較の]ベース自体が下がっているところで、今回は前回とどっこいどっこいかなというぐらいなんだろうと思うんですね。ですから、問題の深刻さっていうのはどんどん深まっているんじゃないかというふうに考えております。そういう意味で我が国の民主政治というものを正しく発展させていく意味で合区というのは解消されるべきものであると考えております。





16 日韓関係の交流事業への影響 

○毎日新聞 野原寛史 記者


 よろしいですか。毎日新聞野原です。日韓関係の件なんですけども、かつて竹島の日の関連で鳥取と韓国の交流事業が一端ストップするというのが昔ありましたけども、そういった事業への影響っていうのは今出ているんでしょうか。


●知事


 今のところは連絡はありません。今、実は江原道さんと鳥取県は交流していますが、[交流開始]25周年の記念行事を予定をしているところでございます。これを、じゃあ、やめるかどうか、そういうところの連絡まではまだ来てないということでございます。前のときですね、私の就任する前でありますけども、そのときはいろいろと鳥取県側での発言も向こう[韓国]で報道されたりしていまして、いろいろと向こうでは物議をかもしたということもあり、交流中断というそういうことになりました。私どもとしては、今のところは冷静に江原道との関係を見つめているという段階であります。





17 鳥取県を舞台にしたまんが、アニメ 

○山陰中央テレビ 安部大地 記者


 すいません。いいですか。別の話題なんですけど、今回ゲゲゲの鬼太郎で今回も鳥取がまた舞台になるということで、ちょっと予告では何か知事の偽者が出てくるようなちょっとお話もいろいろあったりというところもあるんですが、何かこれはやっぱり県側から働きかけて出来たものなのかというのと、あと、今回、水木しげるロードがリニューアルして1年経つというところで、来場者も320万と1.5倍になっているというところもあるので、そういう面でも今回のまた鳥取が全国で取り上げられるっていうことに対しての期待感をお願いします。


●知事


 はい。「ゲゲゲの鬼太郎」は私どものいわば観光の稼ぎ頭でもあります。今、[鳥取]砂丘と並び立つものとして水木しげるロードが集客に役立っているところでございます。長年これを発展させてきたわけでありますが、アニメの復活というのは非常に大きな要素に最近なっていると思いますし、[水木しげるロードの]リニューアルも1年を迎えて快調であるというふうに思います。このアニメに、ちょっとアニメの内容私も実は知らない、正直知らないんですが、いろいろとこれまでも水木しげる記念館の方がモデルとなったような感じでキャラクターが出て来たりしていますので、そういうこともあるのかなとは思いますけども、うちから働きかけたことではございません。それで、ただ、先方から伺っておりますのは、この週末、鳥取[県]関連でアニメ制作をしているというようなお話は伺っていまして、夏休みの初めに、放送されるっていうことのインパクトはあればなというふうに期待をいたしております。


○山陰中央テレビ 安部大地 記者


 これも夏休みシーズなのでこれをきっかけにまた水木しげるロードの観光客がふえるとか、そういうところも期待はやはり大きいでしょうか。


●知事


 ええ。期待しております、はい。やはり水木しげる先生のお力、御遺徳だと思うんですけども、私たちの大切な遺産としてその「ゲゲゲの鬼太郎」という、そういうキャラクターがこの日本に残ったわけでありますが、それが今、妖怪よろしく息を吹き返して、今、放送されていること、これが非常に寄与していると思いますし、舞台が鳥取[県]ということになれば[鳥取]砂丘へ行ってみようとか、大山や境港へ行ってみようとか、そういうように子どもと一緒に御家族で考えていただけるきっかけにはなるだろうと思います。それで、私どももこれまで水木プロ[ダクション]さんや東映アニメ[―ション]さんと非常に関係性もつくってきた中で、こういう応援をいただけることは非常にありがたいと思います。





18 全国知事会議 

○時事通信社 今泉悠 記者


 すいません。時事通信です。全国知事会についてなんですけれども、立法分権のその研究会を設置するということで具体的にどんな議論をするのかとか、どういった手をこう考えていくのか、それで、最終的なその目標・ゴールっていうのは何かっていうのを具体的に教えていただければと思います。


●知事


 立法分権という言葉になるかどうかちょっとわかんないんですけども、少なくとも今、がんじがらめになって、条例で我々自治的に決められる範囲というのが狭まってきていると。これ多分、市町村の現場も含めて感じていることだと思います。特に福祉系だとか、そうしたところでは何かできるとみんな従うべき基準になってしまって、それで例えばこういうふうに工夫できるのになというところが現場でできないことになっていると。それで、広島県とか長野県とか、危機感を持って立法分権を進めるべきだとこういう議論をされています。また、[全国]知事会の中では繰り返し私も主張していますけども、従うべき基準というそういう枠組みがもう早くも時代遅れになり始めているんじゃないだろうか。少なくとも一定の領域においてはこうしたことを外していかなきゃいけないんじゃないだろうか。こういうようなことを議論する知事は実は多いです。


 その中の最大公約数で研究の場というのを今後考えていくことになります。それで、今回は[全国知事会議の]本会議のほうにはアンケート結果を出させていただき、皆様の御議論をいただいて、それで秋以降になるかと思うんですけども、そういう研究の場を発足させるのであれば研究会をつくっていくと、こういうことのスケジュールを考えていきたいと思っております。今、立法分権という言葉だけでなくて、もう少し広い範囲でアンケートを取ったところでありまして、その流れの中で考えていきたいと思っています。


○時事通信社 今泉悠 記者


 すいません。関連してなんですけれども、知事会ということでは現在の会長、上田会長が任期が8月30日まででして、その後の新たな会長にはどんな資質だったりとかですとか、その会長像っていうのを求めますか。


●知事


 まだこれからということだと思いますが、上田[清司]会長[埼玉県知事]は8月いっぱい任期を務められることになります。上田会長におかれましては非常に困難が多い中、例えば健康づくりとか、震災対策とか、地方創生とかリードしていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。その志を引き継いで、我々[全国]知事会一致団結をして新しい時代を開いていかなければなりません。最近、私はその地方自治や分権に対する意識が若干低下しているのかなと、国全体を見て憂慮するところでございます。


 先ほどの従うべき基準ないし立法分権ということもございますが、そういうようなことなど、この地方の現状を深く理解して、そしてこの特に消費税が引き上がるときに、税財源の枠組みが大きく変わりますし、この数カ月の間に固定化してくる可能性があるんですね。ですから、制度の変わり目でありますので、そうした地方で消費税が引き上がったにもかかわらず交付税はじめ、トータルでの一般財源が減ってしまうという、そういう矛盾を抱えている実情にも深く理解をしている、そんな会長像というのを私は求められたらなと思っております。地方自治に対するしっかりとした理解、それから現場で税財源、これについて改革をしようという、そういう志がある人を求めたいと思います。


○日本海新聞 北尾雄一 記者


 すいません。今のことに関連して、上田会長が就任された当時、平井知事も若手知事の票を取りまとめて事務局的立場といいますか、務められたというふうに記憶しているんですが、次の知事会長選、その上田会長の退任に伴って行われると思うんですが、そこに平井知事自身が例えば臨まれるお考えとかございませんでしょうか。


●知事


 それについては今のところございませんし、ただ、私どもの志をともにする、そういう比較的若手の知事でやっぱり地方からこの国を変えていこうというそういう志、これをしっかりとし[全国]知事会長選挙の中では我々も発信をしなきゃいけないと。そして、今後の知事会の運営にそうした我々の志も組み込んでいくようにしていきたいと。こういうことで一致結束してやっていこうと、仲間とも話をしているところでございます。





19 日米知事フォーラムの成果と全米知事会議への出席 

○時事通信社 今泉悠 記者


 渡米に関してなんですけども、今回渡米されて具体的にどんな話をされるのかなということと、あと、昨年も渡米した際には日米知事会議の件でお話があったかと思うんですけれども、その日米知事会議が昨年23年ぶりにフォーラムとして開催されました。それで、その成果というのと、あと、今回も開催というのを考えて念頭に置いて渡米されるんでしょうか。


●知事


 昨年[2018年]、日米知事会議が四半世紀ぶりに開催をされて、それでアメリカ[合衆国]の知事と日本の知事とが一堂に会して喫緊の課題を話し合う、そういう機会ができたことは国と国との関係にも影響する大きなことだったろうと思います。この意義というものを次に継承していかなければいけません。実はそのとき話し合ったことで、毎年やるということではなくて例えば2年に1回とか、そういうことでこういう機会を持ちましょうというそういう話し合いはさせていただいたところではあるんですけども、ただ、向こう[米国側]も知事会のメンバーかわりますし、それから事務局も大幅に入れ替えがございまして、国際関係の考え方が変わる可能性があります。


 そこで上田会長のほうからも御指示があったわけでありますけども、日本の[全国]知事会と全米知事会とそれとの関係をしっかりと継続していくように働きかけをすると。これが目標でありまして、例えばまた来年、日米の知事が顔を合わせる機会を設ける、そういうことを目標とするとか、そうしたことなど話し合いができれば諒とできるというふうに思います。いずれにいたしましてもせっかく1回やったところでありますので、この日米の知事会関係を維持していきたい、発展させていきたいと。2回目以降につながるようにそのことが使命だと思っています。


○山陰中央テレビ 勝部正隆 記者


 ほかございますか。ないですね。じゃ、ありがとうございました。


●知事


 どうもありがとうございました。




  

 ※広報課編集
  [ ]については、広報課で補足説明しています。