とっとり県政だより2011(平成23)12年月号
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智頭杉を暮らしに 廃材が木の組立部材に生まれ変わりました。NPO、住民団体、行政で構成されるとっとり木育・木装推進協議会では智頭杉の「組手什」を活用して、森林整備、山村振興から、子どもが木で学ぶ「木育」、暮らしに木をとりいれる「木装」に取り組んでいます。心地よさと助け合い 同協議会では、子ども向け組手什の組み立てワークショップを各地で開催しています。「実際に木に触れることで森林の大切さや木の心地よさを伝えたい」と話す同協議会代表の藤田充さん。作品コンテストや学童クラブへの組手什の貸出、小学校への出前事業なども進めています。 また、福祉作業所に組手什の仕上げ加工や梱包、発送などを依頼し、障がいのあるかたの就業機会創出を目指します。地域と人にやさしい循環を 「家庭、オフィス、学校で楽しみながら気軽に組手什を使ってほしいです。水源である森林の整備や山村振興、福祉作業所の就業機会創出につなげる仕組みもできました。山から町まで、子どもから大人まで、木のぬくもりでみんなが元気になっていればうれしいです」と藤田さん。 木を伐って加工し、使う過程のどこかに、誰でも参加できるこの仕組みに大きな期待が寄せられています。木の温もりで地域を活性化もくいくもくそうとっとり木育・木装推進事業く で じゅう2011.12とっとり木育・木装推進協議会電話 0857・28・8857問合せ先公共サービスの新たな担い手たち これまで、主に行政が担ってきた福祉、まちづくり、環境保全などの課題解決をはかっていく過程をNPOや行政などが協働・連携して行う、新しい取り組みが始まっています。 鳥取県は、NPO、企業などが協働・連携した、活力のある未来づくりを目指します。組手什とは、木材の捨てられる部分を使って、細い平板に加工した組立部材。本棚など工夫次第でいろいろなものを作ることができます。県認定グリーン商品にも採択。中海で海藻を採取している様子ふじたみちる東日本大震災時に、智頭町は間仕切りや収納棚として2mの組手什1万本を避難所に寄贈きく で じゅう

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