防災・危機管理情報


年度 職種 氏名 技能功績の概要
平成29年 旋盤工 中川 壽男  高い機密性と安全性が求められるLPガス容器の製造に用いる機械部品及び工具の製作において、卓越した技能を発揮している。具体的には、LPガス容器を鉄板からボンベ形状に加工するために用いる高硬度焼入れ材のパンチ工具及びダイス工具を、旋盤を使い手動で10マイクロメートル単位の精度で加工する技能を有するほか、LPガス容器を溶接するために用いる治具を新たに考案するなど、現場の生産性向上にも寄与している。
平成28年 ボーリング工 谷本 和範  さく井工事、ボーリング工事、地質調査等、多種の工事現場において、論理的な考えの基で最適な掘削地点や工法を導き出し、長年の経験に基づく暗黙知と感覚を活用して確実な施工を行う卓越した技能を有している。また、「ジオルガー工法」や「Vホール工法」といった新たな工法を開発し、国内外の工事現場の生産性向上に寄与した。
 さらに、さく井技能士の第一人者として後進の育成に尽力する等、業界の発展に貢献している。
平成27年      該当者なし
 

平成26年

フライス盤工

市村 啓一

 氏がフライス盤工により製作している切替え式超高圧消防ポンプは、精密かつ正確な卓越した加工技術(高圧放水、通常放水の切替えについ買う三方向コックの正確な同芯の加工)がなければ製作することができないものであり、多様化する火災現場での消火活動に大きく貢献しており、消防業界において高く評価されている。

 左官

中山 晃 

日本古来の工法である壁塗りの漆喰仕上げについて、材料の漆喰の作り方(成分を吟味して、時間をかけてきめ細かな最良の炊き糊を作り、それに、消石灰、すさ、水を加えて練り上げる)の技能はもとより、薄塗工法の技能は卓越している。国指定重要文化財、国登録有形文化財等の建築物や古民家の修復に携わり技能を発揮している。

平成25年    

該当者なし

平成24年

造園

長住 武美

長年、造園の修業を重ね培った知識・技術・技能を有し、数多くの造園工事(作庭)を手掛け、卓越した技能・技術を有している「ものづくり名人」として建設大臣(当時)から建設マスターの表彰を受けたほか、全国技能士会連合会認定の全技連マイスターでもある。県内には造園に係る建設マスターが4名、全技連マイスター取得者の両方の資格を取得。

平成23年

   

該当者なし

平成22年

建築板金工

太田 勝美

神社・仏閣を数多く手がけ、特に建物にあった屋根の勾配曲線を美しく見せる技術に優れている。鉄板で飾り金具の型を作り、ゴムハンマーでたたき出す方法を編み出し、板金職人の労働改善に貢献した。

平成21年

   

該当者なし

平成20年

布はく縫製工

吉良 美子

カッターシャツ及びブラウスの製造の全工程を熟知するとともに、生産管理能力にも長け、一人当たりの生産性の向上と技術の水準向上を図り、収支改善を図っている

平成19年

石積工

上月 騰

石に加工を施さず自然石のまま積み上げる穴太積みといわれる伝統的工法により国指定文化財である鳥取城跡など全国の城郭の石垣修復工事を行い、その優れた技能により多くの実績を残している。

造園工

門脇 敏夫

露地庭、坪庭工事で優れた空間構成力を発揮するとともに、古い材料を使用した侘び、時間経過による寂びを考えた表現力に卓越している。

平成18年

建築大工

中川 冨久治

日本建築の伝統工法である木造軸組在来工法に習熟し、社寺建築物の耐震性強化のための工法及び屋根上の工作物の脱落防止のための工法を考案した。

平成17年

建築板金工

持田 哲二

50年の経験に基づく知識・技能を有しており、建築板金工事の中でも特に難しいとされる社寺建築の銅板屋根工事、銅板打出し工芸、銅板しぼり(鍛金)工芸の技能に優れている。

平成16年 筆記用具製造工 田中 晴美 万年筆のペン先調整から軸まで、すべての製作工程を行う。キャップを締めるためのねじ山をつくる「ねじ切り」の技能に優れているだけでなく、万年筆の入る角度、傾斜、筆圧、筆速等を瞬時に判断し、ペン先を「研磨・加工」する技能を有する。

平成15年

日本料理人

知久馬 惣一

日本料理の伝承に意を注ぎつつ、ヒラメ・二十世紀梨・牛尾菜(しおで)(山菜)などの郷土の食材を活かした各種の料理を考案した。また、むきもの細工の技能との組み合わせによる日本料理の調理法を開発した。

平成14年

杜氏

曽田 宏

醸造用蒸米機を改良し、蒸気圧力と温度を最適に調和させることに成功。また、麹を製造する段階で過乾燥を防止する装置や仕込み水ろ過装置などの改良を行い、安定した高品質の吟醸酒をはじめとする清酒の醸造技術を確立した。また、鳥取県産酒造好適米「強力」を原料とした、個性的な吟醸酒を蘇らせることにも成功した。

平成13年

和服仕立職

太田 黎子

和服仕立ての古代技法の掘り起こしに尽力し、古代技法を現代に復活させた作品を数多く発表した。現代人の体型に合った、より美しいラインを出すための寸法割り出し・裁断・仕立ての技能には定評があり、また、常に創意工夫を行っている。

平成12年

機械修理工

吉田 亀太郎

「鳥取砂丘の技術者」として、砂丘地農業に求められる農業機械の改良、改善に対し、幅広い優れた技能を持ち、各種農業機械の改善を提案・助言し、農家の作業効率省力化に努め、農業生産性向上に貢献した。特に現場から見た改善の視点は業界随一である。

平成11年

日本料理人

岩本 勝之

むきものの技能に卓越しており、むきものの新素材として独自に考案した高野豆腐を使って、優れた作品を製作し、その技術を広め、 むきものの技能振興に寄与した。また、鳥取県日本調理技能士会を設立し、業界の発展に貢献した。

杜氏

村津 正人

蒸米機を改良することで、安定した蒸米製造技術を確立した。また、「氷温熟成技術」を確立し、「氷温生酒」を開発した。その卓越した技術で造られた清酒「君司」は、全国新酒鑑評会等において数多くの金賞等を授与され、鳥取県の酒の名声の確立に寄与した。

平成10年

機械木工

盛田 秀秋

長年にわたり木製品製造に従事し、木工ろくろを用いた技能に秀で精密な製品を生み出した。特に、独楽造りに優れた技能を発揮し、鮮やかな色彩を持った「桜独楽」は全国から注文が多数寄せられ業界の振興に大きく貢献した。

杜氏

坂本 俊

蒸米製造、製麹、酒母造り等の醸造技能に優れ、科学的データによる品質管理と卓越した技能により高品質の酒を数多く生み出し、各種鑑評会等において数多くの金賞等を受賞するなど業界の発展に貢献した。

平成9年

広告美術工

祇園 和康

長年屋外広告物の製作に従事する中で、イラストレタリングに卓越した技能を発揮し、独創的で美しい看板を数多く作成する一方、技能検定委員として技能検定の普及推進に尽力し、後進の指導育成に大きく貢献した。

平成8年

杜氏

鳴川 喜三

吟醸酒及び純米酒の製造に卓越した技能を有し、特に麹造りにおいて、高温設定により締まりのある麹を作り出すことに成功し、その手による吟醸酒は高く評価されている。

平成7年

抄紙工

秋吉 保久

因州和紙製造に従事する中で、機械による紙すきの技能と染色技術を組み合わせた染和紙の製造技能に優れ、製品の多様化と量産化による伝統産業の維持発展に貢献した。

平成6年

男子服仕立職

厨子 博之

紳士服の製造に長年従事する中で紳士服素材の環境変化にともなう影響と形状安定に関する研究開発と商品化、芯地の研究と実用化、上衿の研究開発、糸、釦・裏地の色合わせのOA化等、専門技術の工場生産化に貢献した。

平成4年

機械木工(木地師)

茗荷 定治

木工挽物の技能に卓越し、素材となる木材の性質を知り尽くした上でさらに、季節、作業場の温度などを考えて狂いのないように計算しながら作品を制作し、木目の美しいなつめ、茶筒、盆など主に茶道具に独創的な技法を加え、業界の発展に寄与するとともに後進技能者の指導・育成に貢献した。

平成3年

杜氏

折坂 薫

清酒製造の技能に卓越し、発酵管理等における温度管理等の調整法により、まろやかな高品質の製品とし、また、吟醸酒の製造において精米方法を改善し、さわやかな香りとスッキリした味の製品の製造を可能とするなど、業界の発展に寄与するとともに、後進技能者の指導・育成に貢献した。

平成元年

木製家具・建具製造工

尾城 勝

木製家具製造の技能、特に「ソリッド構造家具」などの高級木製家具の制作技能に卓越し、木材の乾燥方法の研究やNCマシンなどの先端技術システム導入に伴う研究開発をするとともに、第6回一級技能士全国技能競技大会で優勝するなど、業界の発展と後進技能者の指導・育成に貢献した。

昭和63年

男子服仕立職

竹田 時男

紳士服仕立の技能に卓越し、注文紳士服の採寸から設計・裁断工程をコンピューター化することにより量産化に成功し、「洋服上衣におけるベンツ」外、数多くの実用新案登録や多くの開発考案を行い、業界の技術向上に貢献するとともに、後進技能者の指導育成に貢献した。

昭和62年

指物職

安藤 悟

木製家具製作の技能、特に、桑・柿・けやき等の木目や色の美しさを表した家具、調度品及び何種類かの色の異なる木材を使った象眼の香盆、箱等の制作技能に卓越し、独学による技能開発に努め、木工芸の粋を極めた氏の作品は全国的な作品展に数多く入選し、名声を高め、技能の高度化に貢献した。

昭和61年

日本料理人

山根 道行

日本料理の技能、特に割烹旅館料理の技能に卓越し技能の研鑽に努め自ら調理大学講座を開設し、料理人の資質向上技能向上に寄与し、業界の発展に貢献するとともに、後進技能者を指導育成した。(平成7年春勲五等瑞宝章)

昭和60年

パン・菓子製造工

中山 義人

和菓子製造の技能、特に工芸菓子干菓子製造の技能に卓越し、技能の研鑽に努め、高級土産菓子の考案・改良を行い、地域産業の発展に貢献するとともに、後進技能者を指導育成した。

昭和58年

鉄道車両修理工

倉敷 博将

鉄道車両の最重要部分である空気ブレーキ装置の検修技能に卓越し、複雑なブレーキ装置の微妙な減少を探知して大事故を未然に防止するなど車両の安全確保に貢献した。

昭和56年

金属工作機械工

表 喜一郎

ミクロン単位の精度を必要とする車軸削正及び車軸ボス穴削正仕上げ技能に卓越し、幾多の作業改善を図るとともに安全性の向上に多大の貢献をした。

昭和55年

溶接工 宇山 睦 鉄道車両の車体・台枠及び各種部品のアーク溶接に卓越した技能を有し、溶接姿勢が接合強度に及ぼす影響について研究発表を行うなど業務の改善に貢献した。

昭和54年

藍染工 角 良正 藍染めの技能に卓越し、伝統工芸の弓浜絣の保存、継承に貢献するとともに後進の指導育成に尽力した。

昭和42年

指物職 西本 潔 曲木の技能並びに曲面の接合等の技能に優れ、治具装置等の考案をなし、後進技能者の指導にあたった。
  

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