三朝町立東小学校

  東小学校は、三徳川・小鹿川の二つの河川に沿って集落が点在する旧三徳村、旧小鹿村が校区です。周辺の山野にはミツガシワ、ホンシャクナゲ、カワセミ、オシドリなど特有の動植物が生息しています。また、近くに国宝投入堂、小鹿渓等史跡や名勝地を有しています。このように豊かな自然環境の中、環境にやさしい学校作りを目指して取り組んでいるところです。

  本校は、平成１４年度にＴＥＡＳＩＩＩ種の登録を受けて以来、環境配慮活動に力を入れてきました。環境宣言の中では、特に下記の３つのことを宣言し、活動しています。
１．電気や水などの限りある資源を大切に使います。
２．ゴミを減らし、リサイクルに協力します。
３．自然をみつめ、自然に親しみ、いろいろな発見をしていきます。
　節電、節水については、１９年度からエコ委員会の児童が点検活動をしています。「アースレンジャー」として全校の見回りを行っています。
これに伴い電気のつけっぱなしの教室が減りました。その効果もあり、１９年度は１８年度に比べてわずかですが電気料が２％削減しました。節水については、ポタポタ落ちている蛇口が減りましたが、コストの削減にはいたっておりません。１９年度は１８年度に比べて２２％も増加していました。漏水など施設面の問題もあり、難しいところです。

　リサイクル活動では、封筒の再利用、わりばし回収等を行っています。

　自然活動では、里山の植樹やオシドリのえさ集めに取り組んでいます。また、平成２０年度は「みつけたよ！コーナー」を作成し、児童が見つけて
きた自然のいろいろな様子を掲示していく取組を行っています。カードの枚数は全部で８８枚にもなりました。自然に目を向けることによって、この自然を守っていくのは自分たちであるという自覚が芽生えてきています。