鳥取県立鳥取工業高等学校は、高校では2番目に早い平成17年9月にTEAS2種の認証を取得し、環境配慮活動に力を入れてきました。
学校が一体となった取り組みの結果、平成19年度の実績で、電気使用量については平成18年度比4.7%増加(気象の影響を受けて冷房等の稼働率が増加したことが主な原因)したものの、廃棄物については平成18年度比24.2%減量など、成果をあげています。
同校は電気科、機械科、理数工学科などを有する専門高校の特性を活かし、生徒自身による電力測定用機器の製作やゴミ置き場の屋根の整備など、独自の取り組みも展開しています。また、合格率12%程度という難関試験である「公害防止管理者(国家試験)」の資格取得支援にも取り組み、平成19年度は4人が合格しました。
この他にも、鳥取環境大学から講師を招いて環境講演会を実施したり、環境標語の募集と選定を行うなど、全校で環境意識の高揚に努めています。
さらに、同校の屋上には風力・太陽光ハイブリッド発電システムが設置されており、玄関に設置された液晶パネルにリアルタイムで表示され、これもエネルギー問題への意識の高揚に一役買っています。
現在、電気使用量の削減を目標の一つとしていますが、平成18年度にエアコンが整備されたり、教育活動全般が活性化していることもあり、目標達成が難しい現状も見られます。しかしながら、教職員、生徒が一丸となって節電に取り組んでいます。
【登録データ】
名称
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鳥取県立鳥取工業高等学校 |
住所
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鳥取市生山111番地 [地図] |
初回登録日
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平成17年9月30日 |
活動範囲
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学校活動 |
登録番号
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II・37・009-13 |
鳥取県立鳥取工業高等学校のホームページへのリンク
http://www.torikyo.ed.jp/toriko-h/