弓浜絣のご紹介

弓浜絣
  

弓浜絣の歴史

 弓ケ浜半島での絣織りの歴史は、江戸時代中期、宝暦年間(1751~1763年)車尾(現米子市)に始まると言われ、文化年間(1804~1818年)頃には、米子や弓ケ浜あたりで「浜の目絣」「浜絣」と呼ぶ絵絣が織られるようになりました。

弓浜絣の特徴

 弓浜絣は、農民の自給用衣料に端を発しているだけに、絵柄の素朴さが大きな特徴で、他にはみられない鳥の羽根のまるみや円などの美しい曲線が十分表現されています
 洋式紡織業の発達に追われ、衰退していきましたが、戦後、関係者の尽力により復興。昭和50年(1975年)には鳥取県弓浜絣協同組合が結成され、国の伝統的工芸品に指定、昭和53年には鳥取県無形文化財に指定されています。

伝統的工芸品とは

    国が、「伝統的工芸品の振興に関する法律」により認定するもので、必要な要件には、次のようなものが規定されています。
  1. 主として日常生活で使われるもの
  2. 製造過程の主要部分が手作りであること
  3. 伝統的技術または技法によって製造されていること
  4. 伝統的に使用されてきた原材料であること
  5. 一定の地域で産地を形成していること
    1. ※「伝統的」とは、100年以上を意味します。