学習指導要領(現行)

小学校編

改訂のポイント

 第1学年102時間、第2学年~第4学年105時間に授業時間数が増加
  • 基礎的な身体能力を身に付け、運動を豊かに実践していくための基礎を培う観点から、発達の段階に応じた指導内容の明確化・体系化
  • 子どもの体力低下、運動習慣の二極化傾向の指摘を踏まえ、「体つくり運動」を低学年から規定。
  • 健康な生活を送る資質や能力の基礎を培う観点から、中学校の指導内容につながる系統性のある指導ができるように、毎日の生活と健康及び病気の予防についての指導を充実。

(1)運動領域

  • 低・中学年においても、高学年と同様に、6領域で内容を構成。

1,2年

3,4年

5,6年

体つくり運動

機械器具を使っての運動遊び

器械運動

 走・跳の運動遊び

走・跳の運動

陸上運動

    水遊び

浮く・泳ぐ運動

水泳

ゲーム

ボール運動

表現リズム遊び

表現運動

 

保健

  • 低・中学年においても、領域の一つとして「体つくり運動」を規定
  • 各運動領域について、具体的な指導内容を明示
  • 「ゲーム」(中学年)、「ボール運動」(高学年)については、「ゴール型」「ネット型」「ベースボール型」として、類型ごとに規定

体つくり運動

低学年

中学年

高学年

体ほぐしの運動

多様な動きをつくる運動遊び  多様な動きをつくる運動   体力を高める運動
  • 体ほぐしの運動も低学年から規定・・・・気づきの重視

器械運動系

 器械運動を3年生から規定・・・基本的な技の習得を重視

陸上運動系

 系統性を重視し、運動内容を整理・・・かけ足は、「体つくり運動」へ

水泳系

 水泳を第5学年から規定・・・呼吸を含めた基本的な技能を中学年で確実に習得
 「内容の取扱い」・・・水中からのスタートを明記

ボール運動系

 子ども ←  易しいゲーム - 簡易化されたゲーム → スポーツ
           (中学年)        (高学年)

表現運動系

 系統性を重視して、内容(「表現(遊び)」「リズム(遊び)ダンス」「フォークダンス」)を整理

(2)保健領域

  • 健康の状態は自分の気持ちや周りの環境がかかわっていること(第3学年)
  • 身の回りの生活の危険が原因となるけがの防止(第5学年)
  • 地域における、保健に関わる様々な保健活動(第6学年)

今後のスケジュール

移行措置及び指導計画の扱い

 

区分

平成21年度 平成22年度 平成23年度
移行措置 移行措置 全面実施
低学年 第1学年102時間

(授業時数) 第2学年105時間
中学年 第3学年90時間

第3学年105時間
(授業時数) 第4学年90時間 第4学年105時間
高学年 第5学年90時間

→ 

(授業時数) 第6学年90時間
  • 低学年については、来年度から時間数が増えるため、できる限り新学習指導要領で実施していただきたい。
  • 授業時間数増加分すべてを体つくり運動に当てなくてもよい。

中学校編

改訂のポイント

 第1学年102時間、第2学年~第4学年105時間に授業時間数が増加
  • 基礎的な身体能力を身に付け、運動を豊かに実践していくための基礎を培う観点から、発達の段階に応じた指導内容の明確化・体系化
  • 子どもの体力低下、運動習慣の二極化傾向の指摘を踏まえ、「体つくり運動」を低学年から規定。
  • 健康な生活を送る資質や能力の基礎を培う観点から、中学校の指導内容につながる系統性のある指導ができるように、毎日の生活と健康及び病気の予防についての指導を充実。

(1)運動領域

領域

1年

2年

3年

A体つくり運動

必修

必修

必修

B器械運動

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

B,C,D,Gから1以上選択

C陸上競技

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

B,C,D,Gから1以上選択

D水泳

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

B,C,D,Gから1以上選択

E球技

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

E,Fから1以上選択

F武道

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

E,Fから1以上選択

Gダンス

1年及び2年で必修

1年及び2年で必修

B,C,D,Gから1以上選択

F体育理論

必修

必修

必修

  • 第1学年及び第2学年を通じて選択であった「武道」と「ダンス」を含め、すべての領域を必修化。第3学年では、「体つくり」「体育理論」を除き選択
  • 「体育に関する知識」を「体育理論」に名称変更
  • 「球技」については、攻防を展開する際に共通して見られるボール操作などに関する動きとボールを持たないときの動きについての学習課題に着目して、「ゴール型」「ネット型」「ベースボール型」の3つの類型に分類 

(2)保健領域

 個人生活における健康・安全に関する内容を重視する観点から、自然災害に伴う傷害の防止や医薬品についての指導を充実することとして、以下の内容を追加した。

  • 二次災害によって生じる障害(第2学年)
  • 応急手当には心肺蘇生法があること(第2学年)
  • 医薬品は正しく使用すること(第3学年)

 

内容構成

1年

2年

3年

内容の取り扱い

(1)心身の機能の発達と心の健康 必修 1年次で必修
(2)健康と環境 必修 2年次で必修
(3)傷害の防止 必修 2年次で必修
(4)健康な生活と疾病の予防 必修 3年次で必修

移行措置及び指導計画の扱い

年度

平成21年度

平成22年度

平成23年度

平成24年度

取組

移行措置

移行措置

移行措置

完全実施

第1学年

90時間

105時間

第2学年

90時間

105時間

第3学年

90時間

105時間

  • 平成21年度から23年度までの移行期間中は、学校の判断により、教育課程の全部、又は一部を新学習指導要領に示される内容とすることも可能