2018/04/04

マンモグラフィーの被曝量は、1年間に一人あたりが自然界から受ける放射線被爆量に比べてもとても少ないので、毎年撮影しても問題ありません。ただし、毎年受けても、偽陽性(癌を疑って生検などいろいろな検査を受けたが癌でなかった)が増えるばかりで利益(=乳がん死亡減少)は証明されていません。1年間隔でも早期発見できないケースはあります。
また、遺伝性乳がんの遺伝子変異をもつ方を対象とした研究で、30歳以前でのマンモグラフィーが乳がん発症リスクを上げたという報告があるので、若年でのマンモグラフィー撮影は注意が必要です。