現在は、緊迫した状況が続いていることと思いますが、このような状況では、
皆様にストレス反応による影響がみられることがあります。
このような症状はありませんか。
● 頭痛、めまい、吐き気、下痢、胃痛、動悸、しびれなどが取れない。
● 気が高ぶって寝つきが悪くなったり、途中で目がさめたりする。
● 食欲がおちる。
● 疲れやすく、からだがだるい。
● 災害の体験に関連した内容の不快な夢を見る。
● 災害の体験に関連した光景が、突然、繰り返しよみがえって不快となる。
● 以前と比べて、活力や集中力が低下している。
● 物音などちょっとした刺激にもびくっとしてしまう。
● 以前に比べて、イライラして、怒りっぽくなる。
● 涙が止まらない。
● なんとなく落ち着かない。
● 強い不安や心配、おそれの気持ちがわく。
このような「こころの変化」は決して特別な反応ではありません。
ひどいショックを受けたとき誰にでも起こりうる正常な反応です。
ほとんどの変化は時間とともに回復していきます。
また、このような心境になることもあります。
● 自分の気持ちを他人に話してもわかってくれない。
● 話せば相手に心配をかけるので黙っている。
● こんな自分ではなかったのにと思うと情けなくなる。
ストレス対策として
● 食事や睡眠など日常生活のリズムをなるべく崩さないようにしましょう。
● お酒は避難中はやめましょう。家族や周囲の人々に影響をあたえ、家庭内、集団生活上トラブルが発生する可能性があります。
● イライラが強まったときは、深呼吸をしてリラックスするようにしてみましょう。
● 人と人のつながりを大事にしましょう。ご家族同士、ご近所同士で、声をかけ合いましょう。
● 信頼できる人に話を聞いてもらうことは、こころを軽くするのに役立ちます。ただし、無理に話すことはありません。