日本動物考古学会が開催されました!

 去る6月18日(土)、19日(日)の2日間、鳥取市青谷町総合支所を会場として、日本動物考古学会第4回大会(主催:日本動物考古学会、共催:鳥取県埋蔵文化財センター)が開催されました。
 「動物考古学」とは、遺跡から見つかった動物の骨や歯、角、あるいは貝殻などを研究して、人と動物の関係の歴史を考える考古学の一分野です。
 大会には、全国から約60人の動物考古学研究者が集まりました。河合章行さん(鳥取県教育文化財団)、井上貴央さん(医療法人真誠会)が「青谷上寺地遺跡の動物利用について」と題して報告したほか、多くの研究成果が発表され、活発な議論が展開されました。
 2日目には、青谷上寺地遺跡から見つかった、動物の骨や角で作った道具(骨角器)を研究者の皆さんにご覧いただいたところ、数や種類の多さ、保存状態の良さ、作りの精巧さに驚嘆の声があがりました。また、多くのご意見、ご指導をいただきましたので、今後の調査研究に活かしていきたいと思います。

※日本動物考古学会のホームページはこちら(当センターのページを離れます)

研究発表のようす
研究発表のようす

ポスターセッションのようす
ポスターセッションのようす

青谷上寺地遺跡から見つかった骨角器
青谷上寺地遺跡から見つかった骨角器(装身具)
 
 
  

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