ヒメアカイソガニ

ヒメアカイソガニ


【分布】
 男鹿半島および相模湾から奄美大島まで、黄海沿岸。礫海岸の満潮線付近に生息するようです。(鳥取県立博物館県研究報告48)

【鋏の大きさと甲幅の関係】
 多くのカニ類の場合、特に雄に関してですが、大人になると鋏が大きくなることが知られています。ではヒメアカイソガニではどうなのでしょう。かにっこ館で飼育しているヒメアカイソガニの脱皮殻や死んでしまった個体について甲幅と鋏厚を計ってみました。

甲幅と鋏厚の位置


 すると、やはり雄は甲幅8mmくらいから雌に比べ鋏の大きさが大きくなるようです。さらにその大きさ(甲幅に対する比)は甲幅が大きくなるほど大きくなり、甲幅11mmくらいでは甲幅の4割から5割くらいの大きさまで大きくなるようです。では、鋏が大きくなると本当に成熟しているのでしょうか。これにについては、解剖して生殖腺の発達状況を調べる必要がありますが、この大きさです、私にはとても生殖腺を見極める能力はありませんのでよくわかりません。残念。

甲幅と鋏厚の関係

ジャノメガザミ

ジャノメガザミ

【名前の由来】
 甲羅にある3個のジャノメ模様が名前の由来。ちなみに、ジャノメとは蛇の目と書き、文字通りヘビの目をイメージした模様です。蛇の目模様

【分布】
台湾、インド太平洋、ハワイ沿岸に分布し、日本海側では秋田県以南、太平洋側では東京湾以南に分布し、水深20~30mの砂・砂泥に生息しています。(三宅1983)

【生態】
寿命は最大で1年3か月と言われています。(有山1986)

【参考文献】
三宅貞祥(1983)原色日本大型甲殻類図鑑,保育者。
有山啓之(1996)大阪湾におけるジャノメガザミの生活史.Benthos Reserch Vol.51,No1,1-8.

ズワイガニ

【漁獲量】

 2015年漁期(2015年11月6日~2016年3月20日)の鳥取県の漁獲量は,925t(松葉がに248t,若松葉116t,親がに560t)でほぼ前年並みでした.しかし、最盛期に比べると1月5日にも満たない量となっています。
 漁獲量の図


【分布】
 分布水深はおよそ200m~500mと言われています。そのうち、雌雄未成体と雌成体は水深200mから250mに分布し、雄成体は300m以深に分布します。


マサバ

マサバ

 マサバは日本近海及び全世界の亜熱帯、温帯海域に広く分布しています。
 かにっこ館のタッチングプールで泳いでいるマサバは、鳥取県で陸上養殖されたものです。養殖マサバは脂がのっており、さらに陸上のいけすで買われていたため、食中毒の原因となるアニサキスという寄生虫がついておらず、安心して生で食べることができ、現在「お嬢さば」のブランドで主に大阪方面に出荷されています。
  マサバの語源は、歯の形(狭歯、小歯)からとする説、産地の佐婆郡からとする説、佛教のサバ(生飯、散飯、三把)からとする説等いろいろあるようです。
 また、上方の「刺しサバ」は二枚重ねを一枚と数えたところから「サバを読む」という言葉が生まれたそうです。(木村盛武著魚名博物記より)

ミズダコ

ミズダコ

ミズダコは、日本海側では長崎以北に生息し、鳥取県では沖合底引き網で漁獲されます。生息水深は、浅場から200m前後で、大型になり、最大で体長9.1m、272kgに達するそうです。寿命は2~3年。

ミズヒキガニ

ミズヒキガニ

 日本近海固有の種で、分布は本州北部から九州まで、日本海側及び太平洋側に分布するほか、韓国済州島からも記録がある。
 名の由来は、水引のように4番目の歩脚を上げていることからついた。
かにっこ館で展示しているミズヒキガニは鳥取県沖合水深100mで採集しました。