これをお読みになっている皆様は、家事を何のためにするか考えたことはありますか？共働きが当たり前になり、女性の活躍促進を国の事業として行うようになった今。男性も家事や育児を男だから、女だから、ということに囚われずにシェアする”内なる変化”が必要不可欠となってきています。
これは、男性に面倒な”義務”が増えた、と言うことではなく”多様な価値観を得る新しいチャンスが来た！”と言うことなのです。家事育児に主体的に係ることで、夫婦での会話が増えたり、地域活動へ参加する機会が増えることでしょう。
そうした中で、本当に限られた時間の中で成果を出す働き方が身についたり（そうせざるを得なくなります）、会社以外の多様な人達との出会いによって”暮らし”への価値観が変わるかもしれません。
「よく男性が家事をするメリットは？」と聞かれます。段取り力がつく、生活力が身につくなどと言うことも言われます。しかし、妻のイライラがなくなる。家の事をちゃんと把握できていることで妻からの信頼が厚くなる。そして”家族が笑顔になる”。これに勝るメリットはないと思います。
家事は家族を笑顔にするプロジェクトです。
共働き率、育児をする女性の就労率、共に全国トップクラスの鳥取県が、どこよりも先駆けて家事シェアが行われているモデル県になることを願っています！！
NPO法人tadaima!代表理事 三木智有