□テーマ
「鳥取の古代寺院(1)‐菖蒲廃寺(しょうぶはいじ)‐」
鳥取市菖蒲にある菖蒲廃寺は、7世紀後半から8世紀初頭に建てられたとみられる古代寺院の一つで、今も塔心礎(とうしんそ)が残るほか、周辺は古代の遺物が分布することから、古代の因幡七郡のひとつ高草郡の中心地と考えられています。
最近当館では、ここから出土した可能性が高いと思われる軒丸瓦(のきまるがわら)の寄贈を受けました。
これは従来知られている菖蒲廃寺のものに比べ、遺存状態が良く全形を復元する上で貴重な資料です。そこで今回はそのお披露目に併せて、これまで見つかっている菖蒲廃寺の出土品を紹介します。
□展示期間
令和6年8月27日(火)~10月27日(日)
※休館日はこちらからご確認ください。
□展示資料
・複弁蓮華文(ふくべんれんげもん)軒丸瓦(新規寄贈品 初公開)
・その他、当館保管の報告書非掲載資料含む菖蒲廃寺出土品約20点。
□入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上の方、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者。
□会場
鳥取県立博物館 歴史・民俗展示室「歴史の窓」コーナー
□問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課人文担当(小山)
TEL.0857-26-8044 FAX.0857-26-8041