展示テーマ
「新年ミニ企画 ウシにまつわる植物」

2021年はウシ年です。
十二支の生きものは人々になじみが深いこともあり植物の名前にもたびたび登場します。「ウシ」の場合も力強く大きいことの形容や植物の茎や葉の形をウシの体の部分に例えるなどさまざまな場面で使われています。
このコーナーでは標本や写真、レプリカを用いながら、植物の和名や方言などに注目してウシにまつわる植物を紹介します。
展示期間
令和2年12月26日(土)~3月14日(日)
※休館日はこちらからご確認ください。
展示内容
・カマツカ(別名:ウシゴロシ):この木でウシの鼻ぐりを作ったことから。
・ミゾソバ(別名:ウシノヒタイ):葉の形がウシの額に似ていることから。
・ウシハコベ:ハコベの仲間でも大型であることから。
・ウシクグ:クグの仲間でも大型であることから。
・イノコズチ:中国名「牛膝」。茎の膨らみがウシの膝頭に似ているから。
・ウシノケグサ:細長い葉をウシの毛に例えた。
・ザゼンソウ:東北地方の方言で"べこのした"という
※ザゼンソウはレプリカ、そのほかは押し葉標本
入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者。
問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当
TEL.0857-26-8044 FAX.0857-26-8041
展示テーマ:「『三葉虫』、展示中!」
2017年、国際古生物協会は古生物の一般普及を目的に毎年10月第2週の土日を「国際化石の日(International Fossil Day)」とし、これを受けて日本古生物学会は毎年10月15日を「化石の日」としました。
この「化石の日」に合わせて、当館自然常設展示室「自然の窓」コーナーで、三葉虫化石を展示します。
展示期間
令和2年10月13日(火)~令和3年1月31日(日)
※休館日はこちらからご確認ください。
内容

上写真 左から:よく知られている三葉虫「カリメネ」/三葉虫(ぬいぐるみ)
■■展示内容■■
・三葉虫と近縁な鋏角類(クモやサソリなどのクモガタ類やカブトガニ類)の現生標本
・多様な三葉虫のなかま
最小クラスのアグノスタス、
体を丸めて防御態勢を取ったフレキシカリメネ、
尾部のかたちがコウモリに似たドレパヌラなど
・三葉虫を捕食したと考えられているアノマロカリス(復元模型)

上写真 左から:防御態勢を取る「フレキシカリメネ」/三葉虫の天敵「アノマロカリス」と捕食者に噛まれた痕のある三葉虫「エルラシア」
入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者。
問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当
TEL.0857-26-8044/FAX.0857-26-8041
概要
2019 年7 月、当館の鶴智之専門員は、鳥取県若桜町氷ノ山の林道沿いで、これまでに見たことのない甲虫目ハナノミ科の昆虫を採集しました。詳しく調べたところ、国内外に該当する種がいないことが判明したため、新種『ヒョウノセンヒメハナノミFalsomordellistena hyonosen』と命名して、国際学術雑誌(Japanese Journal of Systematic Entomology, Vol. 26 (1); 2020 年6 月30 日発行)に発表しました。この特別展示では、鳥取県から見つかった新種の昆虫ヒョウノセンヒメハナノミを紹介します。
展示期間
令和2年7月16日(木)より展示中
※休館日はこちらからご確認ください。
内容
・ヒョウノセンヒメハナノミ(標本)
・鳥取県のハナノミ(標本)
・解説パネル
・新種ヒョウノセンヒメハナノミの原著論文
※以下の画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
↓画像:左から 新種ヒョウノセンヒメハナノミ、昆虫が採集されたイワガラミの花(氷ノ山)

↓画像:新種ヒョウノセンヒメハナノミ:1.オス側面、2.オス背面、3.メス側面、4.メス背面

入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者。
問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当
TEL.0857-26-8044/FAX.0857-26-8041