孫と一緒、親子一緒に学ぶシリーズ

第3回「発見!地域の歴史」開催しました!!

 令和3年11月6日(土)に、「孫と一緒、親子一緒 中山先生の発見!地域の歴史シリーズ」第3回「発見!山城の秘密」を開催しました。このイベントは地域の遺跡をご家族で訪ねていただき、地域の歴史のすばらしさを知っていただくものです。
 今回は、ちまたで話題の鳥取市鹿野町にある狗尸那(クシナ)城跡を参加3家族の皆様と訪ねました。
 狗尸那城跡は、中世の山城ですから、元々石垣や天守閣などもなかったお城です。しかし、巧妙に配置された竪堀(たてぼり)、横堀、急峻な切岸(きりぎし)などを備えた県内有数の山城で、全国的にも注目されています。

 参加の子ども達は、石垣のない城跡に不思議そうな感じでしたが、高い壁となる切岸に圧倒されたり、つぶて石から昔の戦いを想像したりと山城の魅力を感じているようでした。最後は、竪堀を登りながら実際の城攻めの方法や様子を考えるなどして楽しそうに過ごしていました。
 参加者からは、「山城はアスレチックみたいで面白い。」と山城の特性を言い当てた感想や「地域の戦国時代に興味が湧いた。」などの感想があり、狗尸那城跡を通してすばらしい地域の歴史を知ってもらうことができました。

photo1109-3主郭を観察、新しい発見はないかな?

竪堀を登って、さあ城攻めだ!→photo1109-4


中山先生の発見!地域歴史「発見!古墳の秘密」開催しました

 10月2日(土)に家族向け考古学イベント「発見!古墳の秘密」を開催しました。今回、紹介した古墳は、里仁(さとに)29号墳と移築復元されている小畑(こばたけ)5号墳です。
 この2つの古墳、実は県東部のみなさんがよく知っている場所にあります。そこはなんとヤマタスポーツパーク(鳥取県立布勢総合運動公園)の敷地内です。この運動公園内には、復元小畑5号墳は別として、里仁29号墳をはじめ、多くの古墳が古墳時代当初の位置に存在しています。

 参加者は、まずこんなに身近な場所に古墳があることに驚かれていました。そして、公園内の森を抜けて里仁29号墳に到着するとその大きさにまたまたびっくり。それもそのはず、この里仁29号墳は全長81mの大型前方後円墳、県東部地域で3番目、県内でも7番目の大きさです。
 大型前方後円墳は大きすぎるため、目の前では形を把握できず、山林にしか見えません。参加者のみなさんも古墳の上を歩きながら、「前方後円の形が分からないくらい大きい。」との発言。しかし、「眺めがすごくいい。」、「古墳はいい場所に造られているのですね。」と大型古墳を満喫されていました。
 次の復元小畑5号墳は、巨石で造られた石室が見事な方墳です。もともとは岩美町駟馳山(しちやま)峠付近の小畑古墳群の中の古墳ですが、山陰近畿自動車道建設時に発掘調査が行われた後、移築復元されたものです。古墳の石室には最大30トンを超える巨石が使われており、この古墳の被葬者の力の大きさと実際に古墳を造った人たちの技術の高さが分かります。
 参加者のみなさんからも、「立派な石室だ。」、「この巨石をどうやって運んだのだろう?」など驚きの声がありました。
 意外に身近なところに、古墳時代の歴史を感じるものがあることを知っていただけました。

 次回の中山先生の発見!地域歴史は、11月6日(土)に「発見!山城の秘密」を開催します。現在、話題沸騰中の「クシナ城」(鳥取市鹿野町鷲峰)の現地をご案内します。
 まだ定員にゆとりがありますので、ご家族等で「クシナ城」に行ってみようという皆様は早めにお申し込みください!!

次回、中山先生の発見!地域歴史「発見!山城の秘密」チラシはこちら (pdf:941KB)

 

 

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意外に身近な里仁29号墳の立地

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里仁29号墳からの眺望

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巨石石室を見学する参加者


「孫と一緒、親子一緒に学ぶシリーズ 中山先生の発見!地域の歴史」 開催します!!

 昨年度もご好評いただきました「中山先生の発見!地域の歴史」を今年度も開催します。
 第1回目は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため延期となっておりますが、第2回目、第3回目は予定どおり開催することとなりました。

 第2回目は、令和3年10月2日(土)開催、鳥取県立布勢総合運動公園内にある80m超えの前方後円墳・里仁29号墳、移築復元されている小畑5号墳をご案内します。
 第3回目は、令和3年11月6日(土)開催、巧妙な構造で、現在、注目されている戦国時代の山城・クシナ城をご案内します。

 各回とも定員10名(3家族程度)と少数の募集で、先着順となります。
 これを機会にご家族で遺跡を訪ねてみませんか。
 お申し込みは、当センターホームページの「イベント・講座等お申込みフォーム」をご利用ください。

※新型コロナウィルス感染拡大状況によっては、中止、延期する場合がありますので、ご了承ください。

チラシ画像

↑クリックするとチラシ(PDF:446KB)が開きます。


「発見!地域の中世のお城」開催しました!

 10月3日(土)に「発見!地域の中世のお城」を開催しました。全3回の「中山先生の発見!地域の歴史」シリーズ最終回。鳥取市国府町にある山崎城と埋蔵文化財センターを会場にして、6名の参加での開催でした。

 山崎城は、お城にまつわる歴史は不明な部分がありますが、連続する竪堀(たてぼり)、高低差のある切岸(きりぎし)が見事な山城です。参加者のほとんどが、山崎城は初めてということでしたが、長く深い竪堀に感動され、主郭からの眺望にも満足されていました。

 現地を観察した後、参加者から、「お城があった当時は、今のように木はなかったのか?」、

「弓の射程距離はどれくらい?」、「お城を守る時には何人くらいで戦うのか?」などの鋭い質問もありました。

 埋蔵文化財センターでは、企画展「西伯耆の中世城館」を解説付きでご覧になり、こちらも満足されているようでした。(企画展「西伯耆の中世城館」→詳細はこちら

 家族で地域の歴史を楽しみながら知っていただくことを目的に始めた講座でしたが、ご参加いただいた皆様からは、「楽しい企画だった」との感想をいただきました。少しでも地域の歴史の魅力を知っていただけたようで、先生としては嬉しい限りです。

山崎城主郭を見上げる参加者

山崎城の長い竪堀

企画展示解説中


「発見!地域の古墳」講座で大型古墳を見学しました!

 講座「孫と一緒、親子一緒に学ぶシリーズ」第2回目、「発見!地域の古墳」を9月5日(土)に開催し、2家族にご参加いただきました。

 前回と違い、今回は埋蔵文化財センターから飛び出し、湯梨浜町の馬ノ山公園、羽合歴史民俗資料館を会場として実施しました。

 まずは、展望台から東郷湖周辺の遺跡、古墳について解説、その後、参加の皆様が待ちに待った大型古墳、馬ノ山4号墳の見学です。馬ノ山4号墳は、古墳時代前期の終わり頃の全長100m(推定)に及ぶ、県内指折りの前方後円墳です。湯梨浜町教育委員会の了解のもと実際に古墳に登ってみるとその大きさを実感し、参加者からは感動と驚きの声がありました。中には「実際に古墳の上に立つと当時の様子が想像できる。」との感想もありました。

 その後は、羽合歴史民俗資料館を見学しました。今回は湯梨浜町教育委員会の協力により、ボランティアガイドの方に説明をしていただきました。この資料館には馬ノ山4号墳の出土品(一部)、長瀬高浜遺跡(古墳時代の集落跡)の国重要文化財埴輪を含む出土品が展示されています。資料館見学を終えた後、参加者からは「大型古墳や大集落のあったこの地域は、当時栄えた場所だったのでしょうね。」、「こんなに間近で重要文化財が見ることができてすごい。」などの感想もありました。

 参加者の皆様は、実際に現地で古墳等を見ることで古墳時代の様子をより一層実感していただけたようでした。

 次回は、10月3日(土)、「発見!地域の中世のお城」です。

 詳細はこちら→発見!地域の歴史(pdf:411KB)

 

 

大型古墳の見学のまるで山登りのようです!

(馬ノ山4号墳の後円部分)

距離を取りながら解説に聞き入る参加者

国重要文化財埴輪を間近で見学できる迫力!


「発見!地域の弥生遺跡」講座で石斧の伐採体験をしました!

 埋蔵文化財センターでは、今年度から講座「孫と一緒、親子一緒に学ぶシリーズ」を開催しています。

 このシリーズは、異世代が遺跡をつかった体験を通じて絆を深めてもらおうとするものです。

 また、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3家族限定の参加とさせていただいています。

 第1回は、「発見!地域の弥生遺跡」。内容は、弥生時代、米づくりのための開墾作業に使われた「磨製石斧」の作成と伐採体験です。

 今回は、2家族の参加でした。

 「磨製石斧づくり」では、皆さん、石を割ることに苦労されていました。また、石を磨くとだんだん石が削れていくことに驚かれていました。

 「磨製石斧で伐採体験」では、実際の木を磨製石斧で伐採してみました。しかし、なかなか上手く木に石斧の歯をあてることができません。四苦八苦しながら参加者交代で続けましたが、最後は皆さんがギブアップ。

 弥生時代の労働の大変さ、弥生人の体力のすごさを感じていただけたようでした。

磨製石斧づくり 石を研ぐのは大変!

石斧伐採体験 石斧が重くて大変!

  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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