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看護局紹介

ごあいさつ

看護局長  鳥取県立中央病院・看護局のページをご覧いただきありがとうございます。
 当院は高度・急性期医療の充実を図るために、2018年12月、新病院に移転しました。新病院は患者さんやご家族にとって安心・安全、快適であることはもちろん、職員が最大限に力を発揮できる空間となることを目指し設計されました。
 看護局の理念として「良質で思いやりのある患者中心の看護を提供します」を掲げています。患者さん個々の尊厳を大切に、その方の価値観に心を配り看護を提供していくことは、すべての看護師が持つべき基本的で重要な態度であると考えます。
 新人教育をはじめ、継続教育を充実させ、スペシャリスト、ジェネラリストそれぞれの育成に力をいれています。集合教育・各部署での教育、ともにきめ細やかな体制で、看護師としての歩みを支援しています。医療チームの中で、患者さんの立場に立ち、看護の視点で提案のできる自律した看護師への成長を目指していきます。
 全ての看護職員が、心と知識と技術に磨きをかけながら、地域のみなさまに満足いただける良質で思いやりのある患者中心の看護の提供のため研鑽を続けて参ります。


令和元年
看護局長 松岡真弓

理念・方針・目標

理念

 良質で思いやりのある患者中心の看護を提供します

方針

  1. 私たちは、看護倫理に基づき、安全・安心・満足される看護を提供します
  2. 私たちは、急性期の高度医療・救急医療を支えるチームの一員として多職種と協働するとともに、地域医療の向上に努めます
  3. 私たちは、専門職としての役割を自覚し、自己研鑽に努め、主体的に活動します
  4. 私たちは、働く環境を整え、地域に期待される看護職員を育成します
  5. 私たちは、健全な病院経営に参画します

2019年度看護局目標

働き方を改革するとともに、安定して良質な看護が提供できる組織となる

  1. 看護の標準化を進め、個々の患者への支援を強化する
  2. 働き方を改革する

看護体制

看護職員数

看護師  594名、看護補助者  24名 看護師長アシスタント9名  (2018.8月現在)

看護師配置

急性期一般入院基本料

勤務体制

3交替制 、2交替制あり
一般病棟…準夜3人  深夜3人夜勤
救命救急センター…3~4人夜勤
ハイケアセンター…4~5人夜勤

看護方式

固定チームナーシング
1人ひとりの患者さんに入院から退院まで受け持ち看護師を決定し看護に責任を持ち実践します。
また、チーム内の看護師は協力して継続した看護を提供します。


当院の看護の特色について

救急医療体制で24時間、患者を受け入れています

3次救急から2次救急患者さんを救急科医師を中心に24時間救急医療体制で受け入れを行っています。
緊急の心臓血管治療、脳血管治療にも対応でき、早期の回復・状態の安定化を目指した看護を行っています。

骨髄移植患者の療養をサポートしています

骨髄移植のための無菌化された病室も新しくなり、より快適な療養環境が提供できるようになりました。
治療を受けられる患者さんには、精神的サポートも含め、再び社会復帰される日までの支援を行っています。

児の成長発達を支援します

NICU新生児集中管理室(NICU)では地域のハイリスク新生児を24時間受け入れています。
救命はもちろんですが、赤ちゃんにやさしい環境づくり(デペロップメンタルケア:音、照度、ポジショニング、ホールディング)カンガルーケアなど親子間の愛着支援を行っています。

楽しい母乳育児を応援します

2002年に自冶体病院として初めてBFH(ベビー・フレンドリー・ホスピタル:赤ちゃんにやさしい病院)に認定されました。
楽しく母乳育児が出来るよう妊娠期より母乳育児を成功させるための10ヶ条に沿って母乳育児支援を行っています。

外来化学療法を受ける患者のサポートを行っています

2006年9月より外来治療室が設置されました。
専任看護師を中心として治療や副作用、日々の生活に関するさまざまなご相談にあたっています。年々外来で治療を受けられる患者さんは増加してきています。
退院後に通院される患者さんにも継続した看護が提供できるように努めています。

部署紹介

病院内の各部署の特徴や看護実践の様子を紹介します。
部署名【病床数】おもな診療科

  • 救命救急センター・救急外来
  • 外来
  • 採血室・中央処置室・外来治療室
  • 手術センター
  • HCU・透析室
  • 5階南病棟【36】産婦人科(新生児)、MFICU、分娩室
  • 5階北病棟【28】小児、小児外科、成人
  • NICU【12】新生児集中治療室・GCU
  • 6階南病棟【45】脳神経内科、脳神経外科
  • 6階北病棟【45】心臓内科、心臓血管外科、呼吸器・乳腺・内分泌外科
  • 8階南病棟【45】消化器内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、皮膚科、放射線科、精神科
  • 8階北病棟【45】消化器外科、泌尿器科、歯科・口腔外科、形成外科
  • 9階北病棟【45】整形外科、耳鼻いんこう科、眼科
  • 10階北病棟【42】呼吸器内科、総合内科、緩和ケア内科、結核病床【10】、感染症病床【4】
  • 11階南病棟【42】血液内科、呼吸器内科

救命救急センター・救急外来

救命救急センターのページへ

救急センターは昭和50年代に開設され、鳥取県東部を中心に中部・兵庫県北部の救急車・ヘリ搬送患者を年間約3200件受け入れています。
心肺停止・交通外傷・脳虚血疾患・心疾患患者などの重篤な患者、心臓カテーテル検査・脳血管治療が必要となった方に、24時間体制で迅速に対応させていただいています。
私たちは、救命救急センタースタッフとして、心肺蘇生コース・外傷コースなどを受講し、日々の診療に対応できる体制の充実をはかっております。
救急外来では、休日・夜間は受診される方へトリアージをおこない診療させていだだいています。
また、入院病棟はリハビリ部門と連携をとり、早期の回復へ取り組んでいます。地域連携室職員とも定期的にカンファレンスをもち入院患者・そのご家族へ支援もさせていだいてます。
当院は災害拠点病院として、多くのDMAT隊員を養成しており、東日本大震災・熊本地震などにも出動し、急性期の災害医療活動に従事しています。

採血室・中央処置室・外来治療室

入院の期間が短くなったことや通院しながら安全にできるようになったことにより、いままで入院で行っていた治療・処置、検査を通院で行えるようになりました。
外来患者様の1/3~1/2の約300前後の方の、採血や点滴・注射・輸血等の治療および検査前後の処置・準備などを実施しています。
新病院では採血室が別のエリアとなり、中央処置室・採血室・外来治療室と部屋が分かれます。
採血室では「採血業務支援システム」を導入して、皆さまにできるだけ早く診察へ迎える様に配慮して行きたいと思います。
治療は、苦痛や副作用を伴うことがあります。私たち看護師は、安全、安楽であるように心がけ安心していただくようにきめ細やかに観察し看護をしています。
また、患者さんや家族の方々が診察室で医師に聞けなかった疑問や不安な思いがあるようであれば、処置や注射の時に思いを聞かせて頂き各診療科の看護師と連携して納得していただけるように支援しています。

手術センター

手術センターのページへ

手術センターは、看護師27名、医療助手3名、麻酔医6名、CE6名(兼任)、医事課担当1名、そして臨床検査技師、放射線技師、薬剤師、など多職種と連携し、安全に安心して手術を受けられるようスタッフ全員で取り組んでいます。
手術室看護師は、安全に安心して手術を受けていただけるよう術前・術後訪問を行っております。2017年の、術前・術後訪問率は約100%(日帰り手術、緊急手術を除く)で、看護師はカルテより術前状態を細かく把握し、また患者様と直接お話しすることで手術に対する不安や緊張などの心理的側面にも対応しています。
術後訪問は手術翌日から2日以内に病室訪問し、術後回復状態を確認、術後の患者様の心理状態などを知ることによりさらなる手術看護の質の向上に役立てています。
日々の手術介助の間にも、手術室看護師によるカンファレンス時間を設け、周術期体温管理や術中体位やそれに伴う身体損傷・皮膚トラブルへの検討、倫理的問題などについての検討、新しい手術手技の全体共有などを行うことで、よりよい手術看護の提供を目指しています。

HCU・透析室

当病棟は、重症患者、大手術後患者、院内の急変患者,呼吸器管理患者の管理、血液浄化室では血液透析、吸着療法患者などの受け入れを行っています。
診療科は心臓内科、心臓血管外科、呼吸器・乳腺・内分泌外科、呼吸器内科、消化器内科などの科が主な入室となっています。
病棟の看護体制は4:1、勤務態勢は3交替と2交替を取り入れ職員の希望に対応しています。
専門的な知識や技術が求められる部署であり、教育体制を整えプログラムに則った集合研修やOJTを実施しています。
集中ケア認定看護師、救急看護認定看護師、呼吸療法士など資格取得者を有し、後輩の看護モデルとなっています。
若さ、元気、やる気を備えたスタッフはフィジカルアセスメント能力を強化し、患者個々に適切な看護を提供できるよう一丸となって頑張っています。
血液浄化室は主に検査・治療で入院中の維持透析および自己血輸血用の採血を担当しています。透析導入後の他施設への紹介等、地域連携センターと連携しながら運用しています。
また、潰瘍性大腸炎の顆粒球除去療法・劇症肝炎などでの血漿交換療法・家族性高脂血症などに対するLDL吸着療法を行っています。
新病院ではオンラインを導入し、術前・術後でも安定した透析を提供できるようになっています。
(夜間・休日の緊急透析は対応していますが、外来維持透析・トラベル透析は行っておりません)

5階南病棟

概要

産婦人科を中心に女性を対象とした混合病棟です。あらゆる世代の女性を対象とし、ライフステージに合わせたケアを行っています。
産科では、母子ともに安全に出産を迎え、育児がスタートできるよう「母になる過程」をバックアップしています。
また、地域周産期母子医療センターとしていつでも母体搬送や緊急帝王切開に対応できるよう、他部署と連携し定期的にシミュレーションを開催しています。
婦人科を始め各科の女性の入院を受け入れ、手術前後や化学療法など各々の症例に合わせてケアを行っています。

産科

入院を必要とする妊婦さんの治療や日常生活援助や保健指導だけでなく、外来での個別指導や両親学級など各妊娠週数や出産に向けた準備の説明、分娩・産後ケアを行っています。
当院はBFH(赤ちゃんにやさしい病院)に認定されており、「母乳育児を成功させるための10カ条」に沿って支援をしています。

分娩室
立ち合い分娩も実施していますので、赤ちゃんの誕生をご家族と一緒に迎えることができます。


STS(skin-to-skin)
STS早期皮膚接触を行っています。
生まれた直後の赤ちゃんを抱っこして触れ合います。
当院は、母子の安全を最優先して実施しております。


母子同室
産後は赤ちゃんと同じ部屋で過ごします。
赤ちゃんのおっぱいを欲しがるサインを見逃さずいつでも授乳ができます。


授乳室
授乳をしたり、搾乳をしたりするお部屋です。
自分のお部屋でも授乳できますが、ソファにゆっくり座って授乳してみませんか。


新生児室
お母さんが疲れた時や赤ちゃんから長い時間離れる時にお預かりする部屋です。

5階北病棟

5北1 5階北病棟は、15歳以下の小児と成人を対象とした混合病棟です。
小児では、子ども達の年齢の幅は広く成長発達段階も様々であり、すべての診療科が対象となります。
そのため、子ども達一人一人に合わせ、その子どもを取り巻くご家族も含めた看護を提供しています。
また、子どもの精神的安定と家族との愛着形成、育児支援のため、ご家族の付添いをお願いしております。
しかしながら、子どもを感染から守るため、中学生以下のお子さんの面会はお断りしておりますことをご理解ください。
また、成人の方の入退院も多く、検査や手術を控えた方、また化学療法目的の方など様々な疾患を持った患者さんの看護を行っています。
また、保育士と共にプレイルームの飾りつけや遊具の工夫、七夕祭り、クリスマス会等季節の行事を企画し、子ども達が少しでも楽しみながら入院生活を送れるよう取り組んでいます。
医師や薬剤師、ソーシャルワーカーなどの多職種と連携をとりながら患者さんとご家族が安全で安心できる看護、またきめ細やかな看護を心がけています。

5北2

NICU

地域周産期母子医療センターのページ

6階南病棟

脳卒中センターのページへ

6階脳卒中センターは、急性期から回復期にある脳神経内科・脳神経外科病棟です。
突然の脳卒中発症により、意識障害や麻痺などの後遺症を抱える患者さんに対し、精神面の援助、長期の看護介入やリハビリが必要となります。
当院は、地域との連携に力を入れており、その役割の中で私たちは、急性期より医師をはじめ、リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーなど他職種が連携をとり、リハビリカンファレンスや退院支援カンファレンスを行い、患者さんに合わせた支援をしています。
嚥下・摂食障害のある患者さんには、サポートチームのメンバーと一緒に関わり経口摂取できるよう介助し、また肺炎予防のため口腔ケアの徹底と間接訓練に力をいれています。
できることが少しずつ増えていくことを一緒に喜び、患者さんそれぞれの目標達成の助けになるような看護を目指しています。
1人1人の患者さんに安心して入院生活を過ごしていただけるよう医療スタッフが一丸となって取り組んでいます。

6階北病棟

心臓病センターのページへ

新病院心臓病センター開設に向けて心臓病センター長心臓内科部長(虚血担当)那須博司 旧病院では、外科系病棟、内科系病棟に区分けされていました。
約2年半前より新規病院計画の中で心臓病センター構想が立ち上がりました。
今まで名ばかりではございましたが、新病院ではこの看板が日の目を見る運びとなりました。
当センターは、主に循環器系の内科系と外科系の混合病棟となります。
それぞれ、この数年培ってきた合同カンファレンスによる患者さんの症例提示、治療方針の決定に関しては成熟してきたように思います。
心臓リハビリテーションでは、薬剤師、心臓専門リハビリテーション指導士、心臓専門リハビリテーション看護師、病棟看護師、栄養士といった多職種によるコラボレーションが完成し、機能しています。
次なる段階として、心臓病センターの中で病棟看護師との連携が内科、外科を問わず、繋がることになります。
メリットは内科、外科の患者さんの受け渡しに際して転棟、引継ぎが不要で、患者さんのオーダーメイドの看護、アメニティを連続して提供できることとなりました。
人と人との関りには時間が必要な場合があり、患者さん個々のいろいろな思いや病状をより長く共有できることとなりました。
また、職員の交わりもより密になり、新しい提案やシステムの立ち上がる余地も出てきました。
必ずや、このセンター化により、質の高い医療や看護が実践できるものと確信いたしております。
まだまだ発展途上ではありますが、皆様の期待を持って見守っていただきたく、この地域の心臓病治療の中心となる心臓病センターとなることを切に願っています。

【看護方針】

  • 循環器専門センターとして質の高い看護を提供します。
  • 患者の意思決定を支援し、思いやりのある看護を提供します。
  • 専門性を追求し、共に成長する人材を育成します。
  • ひとりひとりが健全な病院運営に貢献します。

当センターは45床の病床を有し、循環器疾患の治療を行う患者様を受け入れています。内科領域では、PCI、カテーテルアブレーション、ペースメーカや皮下植込型除細動器(S-ICD)の植え込みを主に行っています。外科領域では、弁膜症手術、冠動脈バイパス術、大動脈手術及びこれらの低侵襲手術を主に行っています。心臓病センターにおいては、高度な医療を内科と外科が共同で行うことが特徴であり、1つの疾患に対し切れ目のないケアが実現できました。さらに、入院前より高齢者総合機能評価(CGA)を導入し、医師、看護師、理学療法士、管理栄養士など多職種によるハートチームとして診療を行うことで高齢者や重症例においても在院日数の短縮、退院後の生活支援まで包括的かつ継続的な支援を行うことが可能となりました。
この度のセンター化により、これまでの診療体制を一新し、中核病院にふさわしい高度医療を提供できる体制が整いました。一方で治療を受けられる患者様の心のケアはなお一層重要となり、高度医療の両輪をなすものと考えます。全ての患者様に満足いただけるよう、看護師は知識や技能の習得はもちろんのこと、一人ひとりの患者様に寄り添い、思いやりのある看護を提供できるように努力してまいります。

6北

8階南病棟

8階南病棟は、消化器内科・糖尿病内分泌代謝内科・皮膚科・放射線科・精神科を担当する45床の混合病棟です。
複数の診療科を担当し、対象疾患は多岐にわたります。私たち看護師には、急性期から終末期看護・各種検査や内視鏡的治療・化学療法・放射線治療などに関する幅広い専門的知識の習得やアセスメント能力が求められます。そのため、病棟勉強会の開催や院内外の研修に参加し、スタッフ一人ひとりが自己研鑽を行うことで看護実践能力の向上に努めています。
また、当病棟には2名の糖尿病療養指導士が在籍しています。糖尿病療養指導士が中心となり、医師・薬剤師・管理栄養士と協働し糖尿病教室を開催しています。糖尿病の合併症の発症や進行の予防を目標に、患者指導・教育の充実にも努めています。
24時間365日、入院生活の場面において患者さんのそばにいるのは看護師です。患者さんやご家族の気持ちに寄り添うやさしい看護の提供を目指しています。

8南

8階北病棟

8階北病棟は、消化器外科・泌尿器科・口腔外科・形成外科の混合病棟です。
主に手術を目的に入院される患者さんが多く、入院前から退院までクリニカルパスを充実させ、統一した医療や看護を提供しています。
手術後は、他職種と協力しながらサポートを進めています。
ベッドサイドやリハビリ室での運動・作業療法、嚥下訓練など早期離床や機能の回復に努めています。
退院前には管理栄養士による術後の栄養指導、薬剤師による服薬指導など、患者さんやご家族が安心して日常生活を過ごしていただけるよう専門性の高い医療・寄り添った看護を提供しています。
たとえば人工肛門を作られた患者さんには、ケアを継続していただけるよう医師と看護師で構成したストーマケアチームや皮膚・排泄認定看護師が専門的にサポートしています。
さらに、定期的に多職種(医師・看護師・栄養士・ソーシャルワーカー・理学療法士等)による退院支援カンファレンスを行い、より良い支援につなげています。

9階北病棟

9階北病棟は、整形外科・耳鼻咽喉科・眼科を中心とした混合病棟です。
整形外科では主に膝関節や股関節、脊椎の疾患や四肢の骨折のための手術や、安静治療を要する患者様が入院されます。
耳鼻咽喉科・眼科疾患による手術や検査のための入院や手術にも対応しており、クリニカルパスを充実させ、統一した看護の提供を目指しています。
私たちは、患者さん一人一人の退院後の生活をイメージしながら、日常生活での不自由さの軽減や解消を目指して看護を行っています。
リハビリ室と連携し、車椅子への移乗や歩行訓練など、患者さんの持っている力を大切にしながらサポートしていくことを心がけています。
また、手術後の経過が安定すれば、地域と連携した転院や、自宅への退院がスムーズにできるよう早期より支援をしています。
医師、看護師、理学療法士やソーシャルワーカーなど多職種のメンバーがご家族とともに患者さんを支えながら、目標に向かって取り組んでいます。
また、ワークライフバランスの充実を図り、働きやすい職場づくりにも努めています。
半数以上が20代のパーワーあふれるスタッフで構成されており、明るく活気に満ちています。新人看護師や看護学生への指導にも熱心に取り組み、次世代の育成にも力を入れています。

10階北病棟

10階北病棟は42床の内科系の病棟で主に呼吸器内科、総合内科、緩和ケア内科の看護を行っています。
また結核病床(10床)、感染症病床(4床)を併設しています。病棟の特徴は、肺炎等の急性期の治療や肺がん等の抗がん剤治療が多いこと。
また緩和ケアとして、医師、がん専門看護師、緩和ケア認定看護師、臨床心理士などと協働し、患者さんや家族のQOL(生活の質)の向上に向けて援助しています。
看護師一人一人が看護実践能力を高めるため、意欲的に自己研鑽に取り組み、幅広い年齢層できめ細やかな看護を提供しています。
入院生活を安心して過ごしていただけるよう、明るく元気にチームワークよく頑張っています。新たに3交替から2交替(夜勤4人体制)に勤務体制を代え、業務改善を行い、働きやすい職場づくりにも努めています。

11階病棟

血液内科、呼吸器内科の患者さんの看護を主とした病棟です。
無菌エリア22床を含めた42床の病床数です。病棟の特徴は血液疾患、呼吸器疾患に対する化学療法を行い、また血液疾患患者さんに対し骨髄、末梢血の幹細胞移植の治療と看護、輸血時の看護を実践しています。
平成30年より臍帯血移植も始まりました。
日々進歩する医療に対し看護師は自己研鑽を重ね、患者さんが確実な治療・安心な療養生活がうけられるよう、明るく元気にチームワークよく頑張っています。

看護教育

 

教育理念

  1. 私たちは、看護倫理に基づいて、安全・安心・満足される看護を提供する看護職員を育成します
  2. 私たちは、急性期の高度医療・救急医療を支えるチームの一員として他職種と協働するとともに、地域医療の向上に努める看護職員を育成します
  3. 私たちは、専門職としての役割を自覚し、自己研鑽に努め、主体的に行動する看護職員を育成します
  4. 私たちは、働く環境を整え、地域に期待される看護職員を育成します
  5. 私たちは、健全な病院経営に参画する看護職員を育成します

クリニカルラダー概念図と必要な能力

「能力に応じた教育の機会の提供」を目的に、クリニカルラダーシステムを導入しています。クリニカルラダーシステムにより、各ラダーに応じたサポートを行うことで看護実践能力を育成し、看護の質の向上を目指します。
 当院では、すべての看護師がラダー認定を目指す自己研鑽能力の高い人材を育成していきたいと考えています。

クリニカルラダー

教育計画

研修の様子

わかば便り

◇令和元年度

R1わかば便りvol.2
宿泊研修では同期と語り2ヶ月間を振り返り、リフレッシュしました。
R1わかば便りvol.2(511KB、PDF形式)

R1わかば便りvol.1
54名の新人看護師を迎え、新人研修が始まりました。
R1わかば便りvol.1(368KB、PDF形式)

◇平成30年度

H30わかば便りvol.5
入職して1年が経ちます。みんな、しっかりと成長しました。
H30わかば便りvol.5(474KB、PDF形式)

H30わかば便りvol.4
入職して半年が経ちました。院内ローテーション研修を行いました。
H30わかば便りvol.4(384KB、PDF形式)

H30わかば便りvol.3
暑い中にもかかわらず勤務後、休日に踊りの練習に参加しました。そして「しゃんしゃん祭り」では、見事にはつらつと華麗な踊りを披露しました。
H30わかば便りvol.3(458KB、PDF形式)

H30わかば便りvol.2
5月には宿泊研修で2ヶ月を振り返り、同期と語り、リクレーションを楽しみリフレッシュしてきました。
H30わかば便りvol.2(412KB、PDF形式)

H30わかば便りvol.1
看護局では49名の新人看護師を迎え、新人研修が始まっています。
H30わかば便りvol.1(476KB、PDF形式)

◇平成29年度
H29わかば便りvol.3(614KB、PDF形式)
H29わかば便りvol.2(615KB、PDF形式)
H29わかば便りvol.1(972KB、PDF形式)

看護師の勤務と待遇

勤務体制

3交替の場合

  • 日勤
    8時15分~17時
  • 準夜
    16時00分~0時45分
  • 深夜
    0時15分~9時

2交替の場合

  • 日勤
    8時15分~17時00分
  • 長日勤
    8時15分~20時分
  • 夜勤
    18時~8時45分

給与・手当等

  • 給与
     初任給月額 約264,000円(夜勤手当、通勤手当、住居手当を含めた採用1年目(短大3卒)のモデル額)
    *職歴に応じた給料の加算あり。
  • 手当
     時間外勤務手当、休日勤務手当、特殊勤務手当、夜間看護手当、夜勤手当、防疫等業務手当、呼出手当、期末・勤勉手当、通勤手当、住居手当、扶養手当 等
  • 賞与
     年2回(平成28年度支給総額 4.0月)
  • 勤務体制
     週38時間45分勤務 *3交替制、2交替制 *3人夜勤体制
  • 休日・休暇
     4週8休、有給休暇20日(4月1日採用者は15日) *特別休暇:夏季休暇、結婚休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇 等
  • 福利厚生
     育児支援、女性職員支援充実しています *院内保育所(24時間夜間保育あり) *短時間勤務制度
    *その他:医療費の給付、貯金事業、貸付事業、祝金・弔慰金支給 等の制度があります

       

育児支援

院内保育所

病院内に設けられた保育所が利用できます。

  • 保育年齢
    生後3ヶ月~小学校就学前までの乳幼児
  • 保育日
    月曜日~土曜日
  • 保育時間
    7時30分~19時(延長保育あり)
  • 夜間保育
    水曜日・金曜日
  • 定員
    50名(病児・病後児保育は4名)→定員70名へ 設備も充実予定

    詳しくはこちら → キッズルームスマイル

育児短時間勤務制度

小学校就学前の子供を養育する場合、短時間勤務を行うことができます。ただし、給与はその分減額されます。
育児短時間勤務は次の4つの勤務形態から選択できます。 

  1. 週3日フルタイム勤務
  2. 週5日半日勤務
  3. 週3日のうち2日をフルタイム、1日を半日勤務
  4. 週5日を2/3日勤務

 

部分休業

小学校就学前の子供を養育する場合、1日の勤務時間の一部(勤務時間の始め又は終わり)を勤務しないことができます。
ただし、給与はその分減額されます。 

  • 1日2時間まで30分単位

 

育児時間

満1歳6ヶ月を経過するまでの子を育てる場合、1日2回×45分以内の特別休暇の取得が可能です。

子の看護のための休暇
中学校就学前の子の看護を行う場合、子1人に年5日以内(2人以上の場合は上限10日)の特別休暇の取得が可能です。

 

その他

医療費の給付、貯金事業、貸付事業、祝金・弔慰金支給 などの制度があります

 

専門・認定看護師の活動

専門看護師とは

 日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、より困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識を備えた特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する看護師のことをいう。
分野 氏名
がん看護専門看護師 池田 牧
母性看護専門看護師 伊井野 彩子

認定看護師とは

 日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる者をいいます。
 看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることに貢献しています。

当院の認定看護師一覧  (平成30年8月1日現在)

分野 氏名
救急看護認定看護師 堀江 亜紀、山根太地
感染管理認定看護師 杤本 浩紀、北野 雅子 
不妊症看護認定看護師 橋本 万住子
皮膚・排泄ケア認定看護師 田中 美佐子、磯江 真美
集中ケア認定看護師 糸谷 恵子
新生児集中ケア認定看護師 玉木 絢子、川元 真穂
緩和ケア認定看護師 濱野 由紀子
がん化学療法看護認定看護師 安達 直美、木下 敦子
がん放射線療法看護認定看護師 橋本 瑞樹
乳がん看護認定看護師 樹下 和江
手術看護認定看護師 安場 光穂
2018年8月現在、皮膚・排泄ケア、認知症看護の分野で2名の看護師が研修中です。

専門領域の有資格者

有資格者はリソースナースに登録し、院内・院外で活動
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 循環器専門ナース

 

専門・認定看護師会

 当院には2名の専門看護師と16名の認定看護師がいます(2018年8月1日現在)。
 毎月会議を行って、専門・認定看護師として看護の質を向上させるためには、どのように活動していくかをテーマに協議や情報交換を行っています。
 また、鳥取県内の認定看護師とも交流の場を持ち、活動の成果を報告したり、共通のマニュアル作成などを行って、地域医療機関の連携を深めています。

専門・認定看護師を紹介します

救急看護認定看護師   堀江 亜紀  山根 太地

   救急看護は時間と場所を選ばず、急激に状態の悪化を来した事態に対して、また今後、短期間に状態が悪化する可能性を判断し、 生命の危機的状況を回避するための看護実践を行うことを専門とする分野です。 私達は、その看護実践に求められる判断、それに裏付けられた行動を率先して行い、院内で勤務するスタッフのロールモデルとして活動しています。
 そして実践の中、もしくは事後の振り返りを通してスタッフへの指導を行っています。
 「すべては患者様の社会復帰のため」をモットーに看護実践力の水準向上に努めています。    

感染管理認定看護師   杤本 浩紀  北野 雅子

   感染管理認定看護師は、感染対策チームの一員として、院内ラウンドや研修・指導、啓発など組織横断的な活動を実践しています。
 患者さんに安心して入院生活を送っていただけるよう、多くの方々と協力し合い、療養環境の整備に取り組んでいます。
 感染対策のご相談があれば、いつでもご連絡下さい。      

不妊症看護認定看護師   橋本 万住子

 現在、日本では不妊に悩むカップルは6組に1組と云われ、晩婚化・晩産化を背景に不妊治療を受けるカップルは年々増加しています。2016年現在、産まれてくる赤ちゃんの21人に1人は体外受精児です。  不妊治療はもはや特別なものではありませんが、高度生殖医療を受ければ必ず妊娠できるというものではありません。
 不妊症看護では不妊に悩む方々に検査・治療に関する十分な説明と情報提供を行い、ご夫婦が納得して治療を選択し、自己決定できるよう支援しています。
 また、心の悩みや治療に対する不安についてもカウンセリングを行っています。
 すべての女性とカップルが十分な情報のもと、適切な医療を選べるよう、ともに考えていきたいと思います。また、不妊治療後に妊娠された方に対しても、安心して育児が行えるように継続看護を提供しています。

   

皮膚・排泄ケア認定看護師   田中 美佐子  磯江真美

 皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡(とこずれ)発生「0」を目指し、褥瘡対策委員会メンバーとともに活動をしています。
 褥瘡発生リスクのある患者数が、1ヶ月入院患者の半数を占めるほど多いため、栄養士、薬剤師、理学療法士など他職種で構成された委員の知識技術向上を目指す教育チーム、統一した褥瘡予防ケアを行うためのマニュアルチームなど小グループを組織して活動しています。 また、近年高齢化に伴い、皮膚の脆弱化が深刻なため、医療機器関連の創傷や皮膚裂傷予防対策、失禁対策にも力を注いでいます。
 また、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を有するオストメイトがストーマケアを通してストーマを受容し、元通りの社会生活が送れるよう支援 しています。
 入院期間が短縮しているため、ストーマ合併症を予防し、早期発見するためのストーマ外来は病院と社会の接点であり、重要な役割を担っています。
 患者さんが病気を克服され、笑顔を取り戻すための支援を専門分野で続けています。

集中ケア認定看護師   糸谷 惠子

 集中ケア認定看護師は、集中治療室に入室されるさまざまな疾患や、手術後の患者さんの早期回復に向けて看護ケアに取り組んでいます。
 せん妄を発症した患者さんに対しては、必要時散歩も導入しています。
 また、院内医療チームの呼吸サポートチームの看護師としての活動も行っています。
 人工呼吸器からの離脱困難例に対し、離脱に向けての看護計画立案、ご家族への説明、主治医と呼吸サポートチームのパイプ役などを行い、多くの呼吸ケアの問題に対して、教育・指導も行います。
 危機的状況にある患者・家族がよりよい状態になるよう活動しています。

   

手術看護認定看護師   安場 光穂

 手術医療は日々目覚しく進歩しています。
 手術看護認定看護師として、手術を受ける患者さん・ご家族の不安を少しでも和らげ、手術をする場であっても安心して過ごしていただけるよう努めています。
 また患者さんが安心・安全に手術や麻酔が受けられるよう周術期を通して援助しています。
 さらに他職種と連携してチーム一丸となり患者さんを支えます。  

新生児集中ケア認定看護師   玉木 絢子  川元 真穂

 早産や疾患を持った赤ちゃんの生理学的安定、発達促進のために過ごしやすい環境作りや、過剰な刺激を避けた安全安楽で侵襲の少ないケアの提供を目指しています。
 そのため、一人ひとりの発達段階、生活リズムに合わせたケアパターンの調節に努めるとともに、啓発活動として勉強会の開催などでスタッフ教育に取り組んでいます。
 そして、カンファレンスを持つなど、多職種と連携しながら赤ちゃんと家族にとってよりよいケアが提供できるように努めています。
 また、新生児蘇生法インストラクターとして院内外の新生児医療に関わる方を対象とした講習会にも力を入れています。

   

緩和ケア認定看護師   濱野由紀子

 がんのような命をおびやかす病気に直面した時、また、人生の最終段階を迎えた時期であっても、患者さんが“自分らしさ”を失わずに過ごしていけるようお手伝いさせていただくのが、緩和ケアの役割です。ご家族もケアの対象です。 緩和ケア認定看護師として、患者さん、ご家族とのコミュニケーションを何より大切にしています。
 そこから、病気によって起こる様々な身体のつらさや心のつらさ、暮らしの困りごとなど専門的な視点でアセスメントし、他職種とも連携しながら、よりよい緩和ケアを実践できるよう活動しています。

   

がん化学療法看護認定看護師   安達 直美  木下 敦子

 がん化学療法看護認定看護師は、がん化学療法(抗がん剤治療)を行う患者さんが治療を納得して、安全かつ安楽に治療を受けられるように、患者さん・ご家族・看護スタッフをサポートする役割を担っています。
 副作用症状のマネジメントを行い患者さんがセルフケアを実践出来るよう支援させて頂きます。治療や副作用のことなど、いつでもご相談ください。
 ご希望があれば、他の専門職者やがん相談支援センターへの調整もさせていただきます。
 また、看護スタッフの相談を受けたり、指導を行い看護の質の向上を目指したいと思います。


がん放射線療法看護認定看護師   橋本瑞樹

 放射線治療は、がん治療の3本柱の1つと言われていますが、まだまだ認知度は低く、「どんな治療なんだろう」と疑問や不安を抱えることが多いと思います。
しかし、実際は体の負担も少なく、臓器の機能や形態の温存という最大の利点があります。 がん放射線療法看護認定看護師は、患者様が安心して放射線治療を最後まで続けていけるように支援していくことを目的としています。
 治療開始前から関わらせていただき、治療経過中の有害事象の予防や対処方法に繋がるよう、患者様個々に応じてセルフケア支援を行っていきます。
 また、患者様の一番近い存在として、相談にも応じていきます。
 「安心して治療を受けれた」ということを目標として、医師・診療放射線技師・看護師などの放射線治療チームで支援していきます。

乳がん看護認定看護師   樹下和江

 乳がんの患者さんやご家族に対して乳がんの告知後~治療中の心理的サポート、治療方法の選択について、治療に伴うケアの方法などの情報提供をしています。
 病気と長く付き合う中でいろいろな思いが生じ、途中で辛くなることもあるかと思います。
 ご家族に言えないことや担当医にも聞きづらいことがあるかもしれません。 一人の女性として日常生活を自分らしく生活できるよう患者さんに寄り添いながらサポートしてまいります。
 気軽に相談していただけたらと思います。  

がん看護専門看護師   池田 牧

 がんと診断される方は年々増加傾向にあり、二人に一人はがんを体験する時代になりました。
 がん患者さん・ご家族は、がんと診断された後、治療の選択、治療の副作用、がんに伴う症状など様々な辛さや不安を抱えておられます。
 がん看護専門看護師は、その方が何を大事にしているかをともに考えながら支援していきます。
 ささいなことと感じることでも一緒に考えて、患者さんの過ごすプロセスを大事にしたいと思っています。
 普段は、がん相談や緩和ケアチームなどの活動を通じた患者さんへの直接ケアや、スタッフからの相談や教育、研究なども行っています。    

母性看護専門看護師   伊井野 彩子 

 外来通院中や入院中の合併症を抱える妊産褥婦さんへの保健指導や育児支援を担当しています。
 妊娠期から産褥期を通して母と子へ継続した支援ができるよう、看護職をはじめ多職種とともに活動を広げていきたいと思います。