とっとり県政だより2019(令和元)年5月号
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 県内では、2013(平成25)年に開催された「第30回全国都市緑化とっとりフェア」をきっかけに、緑の街づくりが進んできました。地域の気候風土に適した植物をさまざまに組み合わせて、四季折々の美しさを楽しむナチュラルガーデンもその一つ。県内の園庭・校庭の約4割は芝生化され、子どもたちが芝生の上で駆け回る姿は日常の光景です。身の回りの緑を増やせば、暑さの軽減や空気の浄化だけでなく、心を癒す効果も。また、緑化や維持管理作業を通じて、交流が生まれ、活気につながります。 県は県民の皆さんに緑の良さを楽しんでもらえるよう、「グリーンフェスタinとっとり2019」を「つどい」と同日の18日(土)、翌日の19日(日)に開催(左頁)。会場は鳥取市にある湖山池オアシスパーク。親子で楽しめる学習教室や花や苗木のプレゼント、緑化資材の販売など多彩な催しです。暮らしに緑を取り入れるきっかけに、ぜひご参加ください。2019.54 緑の校庭をはだしで駆け回り、転がる子どもたち―――日吉津村立日吉津小学校の校庭に芝が植えられてからもうすぐ7年。青々とした校庭は、体育の授業やスポーツ少年団の活動だけでなく、村の運動会や盆踊りの会場にも使われ、今では当たり前の存在になりました。校庭の芝生化に尽力したのは「日吉津小学校芝生化推進隊」。小学生の保護者を中心に地域の住民15人で構成されています。 「芝生化には、賛否さまざまな意見がありました。それでも、未来を担う子どもたちのために、体をいっぱい使って遊べる環境をプレゼントしたかった」と話すのは同隊副隊長の田邊昌宏さん。芝生化には「鳥取方式®(※)」を採用。週1回の芝刈りや月1回の肥料散布など、日々の維持管理は隊員のほか、約70人の芝刈りボランティアが交代で行っています。 芝生化によって校庭は、強風でも土ぼこりが立たなくなり、子どもたちはけがを気にせず運動できるように。また、休日は憩いの場として親子連れの利用も。さらに、ボランティアとして関わる人が増えたことで、地域の財産としても広く認識されつつあります。田邊さんは「皆さんの力を借りて、ここまで続けてこられました。これからも芝生の上で遊べる環境を維持していきたい」と力を込めます。※「鳥取方式®」の芝生化・・・日常的に使う場所のため、面積や利用人数に応じた最適の芝草を選定し、使用者自身が施工および芝刈り・施肥・散水を行う。雑草を抜かない、養生期間を設けないなど、見た目にこだわらないことでコストを抑える。※「鳥取方式®」は特定非営利活動法人グリーンスポーツ鳥取の登録商標です。 子どもたちを健やかに育てる環境づくりを進めるため、県は「鳥取方式®」のノウハウを使い、他の模範となる校庭・園庭の芝生化に必要な経費を助成しています。 詳細はホームページを確認またはお問い合わせください。https://www.pref.tottori.lg.jp/168454.htm小学校・保育所・幼稚園の芝生化支援県庁スポーツ課☎0857-26-7919 0857-26-8129 sports@pref.tottori.lg.jp問F日吉津小学校芝生化推進隊芝生は子どもたちへの贈り物芝生は子どもたちへの贈り物芝生の上で遊ぶ子どもたち(写真提供=田邊さん)たなべまさひろ身近に感じて楽しんで

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