鳥取砂丘レンジャー日記

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2012年1月7日

冬の砂丘

先日降った雪も融けて砂の砂丘に戻っていますが、いつもと違う砂丘を探してみました。

積雪に伴う雨量増加によりオアシスの池が最大化しています、それと共に新たな池が数個出来きて水を蓄えています。
そんなに大きな池ではありませんが、水の流れ込みがあり少しずつ大きくなっている様に感じられます。 下の写真をご覧ください。
池
手前の池が新しく出来たもので、遠くの池が従来から有る池です。
小さな池
これらは小さなサイズですが、立派な池と思います。

また、馬の背斜面を見ると斜面上部が、かなりの傾斜角となっており角度計で測ってみました。
角度計
ご覧の通り、約40度を示しています。
これは、雨と雪で充分に水分を蓄えた砂に、新に北西の季節風により濡れた砂が飛ばされて、風の裏側部分に砂が堆積したものです。
乾燥した砂では32度以上の角度には成りませんが、この様に濡れた砂では高角度となります。
すると、当然晴れて砂が乾燥すると・・・・そうです、砂簾が発生します。
あまり綺麗ではありませんが今日の砂簾です。
砂簾

これらが、鳥取砂丘の冬の特徴の一部です。 実際の冬の砂丘を体験されませんか。
砂丘事務所では、1月21日(土)に「厳寒の砂丘砂嵐ツアー」を実施します。 
強い季節風によって起こる砂嵐を体感し、冬ならではの砂丘を楽しむものです。
詳細は、本ホームページ内をご覧いただき申し込みをお願いします。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2012/01/07

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