「議会審議の流れ」イメージイラスト 私たちの住む鳥取県を、豊かな住みよい地域社会にするためには、みんなで話し合い、それを実行していかなければなりません。
しかし、県民の全部が集まって話し合うわけにはいきません。そこで、県民の代表者として選ばれた県議会議員が集まり、県の仕事について論議し、決定するところが県議会です。これを県の「意思決定機関」、または「議決機関」といいます。
そして、県議会で決定したことをもとに、知事が実際の仕事を進めていきます。こちらは、「執行機関」といいます。
このように、県議会は、知事と互いに協力して県政を運営していきます。


  

議員全員協議会

 県政の重要課題および議会に関することで、議員全員で協議する必要があるものについて、議長(改選期において議長選出前は事務局長)が招集する協議機関です。
 毎年2月定例会開会日(当初予算の概要説明)と6月定例会開会日(国に要望する主要事業等説明)は慣例として開催しており、その他必要の都度開催しています。

正副委員長会議

 委員会の運営に関することについて協議または調整を行うため、議長が必要に応じて招集する協議機関です。正副議長と各常任委員会および各特別委員会の正副委員長をもって組織されます。

議会改革推進会議

 議会のあり方や当面の諸課題について協議または調整を行うため、議長が必要に応じて招集する協議機関です。正副議長と各会派から選出された議員をもって組織されます。

政策調整会議

 議員の提案する政策条例、意見書等について協議又は調整を行うため、議長が必要に応じて招集する協議機関です。所属議員が3人以上の会派から選出された議員及び2人以内の会派で議案を提出しようとする者の代表者をもって組織されます。その他の会派の代表者等はオブザーバーとして出席できます。

世話人会

 一般選挙後、最初に招集される議会の運営等について協議または調整を行うための協議機関です。議員全員協議会によって選出された議員をもって組織されます。

請願と陳情

 請願・陳情は、県民のみなさんの意見や要望を県政に反映させる大切な制度です。
 県の仕事などに対し、意見や要望のあるときは、だれでも請願・陳情を県議会に提出することができます。
 県議会では、提出された請願や陳情を審査して、県政を進める観点から適当と考えるものについては、本会議で採択します。
 採択した請願・陳情は、県民のみなさんの代表である県議会の意思として知事や教育委員会など関係機関に送付し、県の行政にとり入れるよう働きかけます。
 なお、県で解決できないものについては、国などに対し意見書を提出します。

請願・陳情の手続きについてはこちら

審査結果 基準
採択 願意が妥当であって、かつ実現の可能性があると認められるもの
趣旨採択 願意が妥当であって、実現の可能性がある程度認められるも、願意どおりに認められないもの
不採択 願意が妥当でないもの。または、願意が妥当であっても実現の可能性が認められないもの
研究留保 願意が妥当であるかどうか、実現の可能性の有無について、さらに継続して審査を要するもの

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