TEASは、PDCAサイクルにより将来にわたって持続するシステムです。
システムの流れは―
(1)環境問題に対する当面の方針を決めます。
(2)みんなで取組むことを具体的に決めます。
(3)責任者や役割を決めて、みんなで取組みます。
(4)きちんとできているか、点検します。
(5)やり方や目標の変更が必要なら、見直しをします。
具体的な取組みの内容は―
★車のアイドリングをやめます。
★ゴミの分別と減量化をはかります。
★エコマーク商品や省エネ製品などを購入します。
★無駄な電気、水道、ガソリン、灯油は使いません。
など、など。
環境マネジメントシステムとは
近年、地球温暖化問題が大きくクローズアップされ、環境問題への関心が高まる中、県民、事業者、行政等あらゆる主体で環境配慮活動への取組が求められています。
こうした中で、事業者等が、主体的に、また、継続的に環境配慮活動を行うための仕組として導入が進められているのが「環境マネジメントシステム」(EMS)といわれるものです。
EMSは環境配慮活動について、計画(Plan)、実行(Do)、点検(Check)、見直し(Act)のサイクル(PDCAサイクル)を用いて行っていく一連の仕組です。
TEASとは
鳥取県版環境管理システム(TEAS:テス)はISO14001などと同じ「環境管理システム」の規格の一つです。TEASはISO14001に比べて少ない費用と労力で登録でき、中小規模の組織でも手軽にはじめることができます。
どんな活動に取り組めばいいの?
「電気の使用量を減らす」、「地域の清掃活動に参加する」など、環境をより良くするためにできることを実施してください。また、「環境配慮製品の販売量を10%アップする」など、本業に関連した取組も積極的に実施していただくことをお勧めします。