生徒の主体的な学習を支援するために果たすべきPTAの役割
鳥取県立倉吉東高等学校育友会
倉吉東高は、創立以来「文武両道」を教育目標に掲げ教育活動を推進してきました。生徒のほとんどが大学に進学しており、部活動や学園祭などの行事にも熱心な学校です。
特に近年は教育ビジョン「倉吉東高のかたち」の理想に沿って様々な教育活動を推進しており、本校の育友会(PTA)は、この教育ビジョンを踏まえてその取組に積極的に協力し、保護者と教職員が一体となって生徒を学習面・生活面から支援するとともに、保護者一人一人が学び、参加・交流できるよう活動を展開しています。
総会の充実のため、事前に資料配布し、内容を検討する時間をとるように努め、約6割の会員の参加を得ています。また、公募制の役員選出を行い、開かれた組織づくりを心がけています。各委員会の活動も広報委員会の年間19回の開催など、熱心に行われています。
育友会ではブログを構築し、学校から保護者へのお知らせ、育友会活動の報告など会員に対しきめ細やかな情報提供に努めるとともに、地域や全国に向けた情報発信を行っています。このサイトは、学校のサイトとは別に、PTAが自主的に運営しています。1日あたり1000件以上のアクセスがあり、これまでのアクセスは、30万件にのぼります。
育友会の各委員会は、学校の各分掌とも連携を密にし、年間の事業計画を策定し活動を推進するとともに、相互の活動を補完しています。「学力は生活力」の共通認識のもと、あいさつ指導、街頭指導などの取り組みを保護者と先生方とが一体となって行っています。生徒の登下校の様子は「健全育成委員会だより」やブログを通じて会員に報告し、情報を共有することで、生活指導での保護者の役割の重要性を認識してもらっています。
県や中部地区のPTA指導者研修会の運営に積極的に参画し、他校PTAとの連携を深めるとともに、育友会活動の活性化と充実に努めています。
県教育委員会主催の「鳥取県PTA指導者研修会」、「みんなで進める教育県民大会」などにも参加し、他団体との交流も深めています。
PTAと学校が協力しあい生徒を望ましい方向に導いていくためには、学校からの情報提供が欠かせません。その情報をもとに率直に話し合うことで共通認識が得られ、相互の信頼感も高まります。これからも参加しやすく開かれたPTAをめざして活動していきたいと思います。
育友会ブログ http://sotoikuyukai.blog46.fc2.com/ 「育友会」で検索してみてください。
