令和2年4月18日に、県広報課Facebookへ2回にわたって県の公式ではない投稿がビジター投稿欄に掲載され、その投稿が間違って防災アプリのお知らせに掲載されました。
投稿には、4月10日に鳥取市で新型コロナウイルス感染が確認されたことに関連して次のとおり鳥取市長及び鳥取市への不適切な記載がありました。
- 鳥取市長をインペイ氏と誹謗中傷した記載
- 4月17日の鳥取市長の記者会見では、濃厚接触者であっても希望しない方には(PCR)検査をしてない等、会見とは異なった説明
- 単に隠ぺいを図っている最悪の自治体・おそらく全国で一番の最悪の自治体と鳥取市を誹謗中傷した記載
この投稿が県広報課のFacebookからの投稿のように防災アプリに表示されたことで、閲覧されたユーザーの皆様へ誤解を与える状況を引き起こしました。
市民並びに県民の皆様には多大なご迷惑をおかけしたことをあらためてお詫び申し上げます。
また今回の原因は、防災アプリ開発時のビジター投稿に係る検証・確認漏れであることを特定しました。
防災アプリは県広報課Facebookと10分間隔で自動連携、県広報課からの投稿を自動表示する設計としていましたが、このFacebookとの連携プログラムを調査した結果、県広報課の投稿以外に、県広報課Facebookへ向けられた県の公式ではない投稿(ビジター投稿)も自動表示されることが判明しました。
防災アプリは本来はビジター投稿を表示しないプログラムでFacebookと連携させるべきでしたが、アプリ開始時(平成30年12月)から今回の事案に至るまで同アカウントへのビジター投稿並びにアプリへの通知実績もなかったことから、県並びにアプリ開発事業者も点検時に認識・発見できないままビジター投稿も連携表示する形で運用し続けていたことが今回の原因との結果に至りました。
県では、再発防止のため、県広報課等の公式Facebookアカウントのビジター投稿禁止と防災アプリの県広報課Facebookとの連携を廃止しました。引き続き皆様に正確な情報をお届けできるよう努めてまいります。