現在、境漁港で進められている高度衛生管理型漁港・市場整備に関連し、市場利用者の衛生管理への意識啓発・知識の習得を目的として、既に高度衛生管理型市場に移行している石巻魚市場の須能社長を講師に迎えて、品質・衛生管理講演会を開催しました。
日時
平成31年3月5日(木曜日)午後1時から3時まで
会場
境港市商工会議所 大ホール(境港市上道町)
主催
事務局(鳥取県境港水産事務所、境港水産物市場管理株式会社)
共催
- 一般社団法人境港水産振興協会
- 境港商工会議所・水産業部会
- 境港鮮魚仲買協同組合
受講者
地元の荷受・仲買、行政関係者等 約40名
プログラム
当日の開催プログラムは次のとおりです。
PDF版(130KB)
講演会の様子
開会のあいさつ(境港水産物市場利用協議会 佐々木会長)
いよいよ境漁港も、今年の6月頃に高度衛星管理型市場が一部供用開始となります。
石巻漁港は、既に高度衛生管理型市場に全面移行しており、須能先生には特に、
衛生管理に重点を置いた講演をお願いします。
講演会の様子
講演する須能社長
石巻漁港は、震災前から高度衛生管理型市場へ移行する計画がありました。
私は、石巻魚市場に転職する以前は、水産会社の北洋さけます船団の船団長
を務め、北米やロシアでの駐在経験もあります。その経験の中で、水産物を
扱っていくうえでHACCP取得は国際的に義務となっており、その流れに取り
残されないためには石巻漁港もHACCPに対応できるものにしないといけない
と考えていました。
高度衛生管理は、当然、従来の荷捌きと比べ現場の負担が増えます。
これに対して卸売会社のトップが、社員や仲買業者に対して高度衛生管理の必要
性を訴え、現場を説得することが求められます。
閉会のあいさつ(境港水産事務所 宇山所長)
須能先生、本日は貴重な講演をしていただきありがとうございました。
今日の講演をもとに、境港は日本一、衛生管理が徹底してると言われる
よう市場整備に取り組んでいきたいと思います。