平成30年11月16日に「中国横断自動車道岡山米子線4車線化促進総決起大会」を開催しました

    昨年度より米子自動車道の江府IC付近で約3.4kmの付加車線整備が着工されましたが、未だこの米子自動車道には暫定2車線の区間が残されています。
 米子自動車道の4車線化は、鳥取県のみならず中国・四国地方全体が有する魅力を一層向上させ、地方創生や国土強靭化の基盤強化に大きく寄与することから、更なる付加車線設置を促進するとともに、全線4車線化に向けた動きを一層加速させるため、総決起大会を開催しました。
 当日は、県選出国会議員をはじめ、国土交通省や西日本高速道路(株)をお招きし、地元関係者を含めた総勢約100名が参加し、盛り上がった大会となりました。

4車線化の早期実現化を!
  

大会内容

日時

平成30年11月16日(金)
午前10時30分~午前11時30分

場所

衆議院第1議員会館 地下1階 大会議室

次第

1 開会挨拶
2 来賓祝辞
3 祝電披露
4 意見発表
5 決議、要望書手交
6 ガンバロー三唱
7 閉会挨拶

大会の様子

要望書手交 がんばろう三唱

要望内容

  鳥取県西部地域は、北東アジアと地理的に近く、環日本海交流の拠点として、国土政策上非常に重要な役割を担っていくポテンシャルを有している地域であり、国内における交流圏の拡大と、環日本海交流の更なる促進が期待されている。

 その中で中国横断自動車道岡山米子線は、本地域と山陽・四国・関西方面とを結ぶ人流・物流の大動脈として、日本海側では有数の人口約66万人を有する中海・宍道湖・大山圏域の産業・経済を支える重要な社会基盤である。しかし、全線開通から20年が経過したにもかかわらず蒜山IC~米子IC間の約7割の区間がいまだ暫定2車線であるため、対向車線へのはみ出しによる重大な事故や平成29年1月、2月の大雪に伴う除雪困難による長時間の全面通行止めが発生し、高速道路本来の定時性や安全性を確保する必要がある。

 また、今年は平成30年7月豪雨、台風21号及び24号など大規模な被害をもたらす自然災害が頻発し、各地の高速道路が寸断されたところであり、今後、南海トラフ地震など大規模災害の発生が危惧されている中、本路線においても並行する国道が土砂災害や異常気象時に通行止めが度々発生するなど脆弱性を抱えていることから、災害緊急時における支援物資の輸送や生産活動の継続等に課題を有しており、早期に全線4車線化を行う必要がある。

 地方創生を深化させ、地域経済の更なる成長、また、安定した生産活動による持続可能な地域社会の構築に向け、中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化の早期実現を目指し、下記のとおり要望する。
                    記
●江府IC付近における付加車線設置検証区間の早期供用を図ること。
●蒜山IC~米子IC間における時間信頼性の確保、事故防止の観点及びリダンダンシー確保の観点から、早期に4車線化等の整備を図ること。
●併せて、賀陽IC~北房JCT間についても、付加車線設置検証区間の早期供用を図るとともに、4車線化の早期実現を図ること。

平成30年11月16日

鳥取県 鳥取県知事  平井 伸治
中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC 間)4 車線化促進期成同盟会 会長  伊木 隆司
  

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