南海トラフ地震等の大規模災害への備えとして、高速道路網のミッシングリンク解消による日本海国土軸及び太平洋新国土軸等の形成、広域及び地域におけるネットワークの代替性・多重性の確保が喫緊の課題となっています。
このたび、高速道路のミッシングリンクを解消し、日本の再生を実現するために、高速道路の整備が遅れた10県知事が連携、国に対して要望活動を行いました。
時間:平成29年11月30日 午後4時30分から午後4時40分まで
場所:国土交通省「国土交通大臣政務官室」
応対者:国土交通大臣政務官 高橋 克法
高橋政務官へ要望する10県知事会議メンバー
1 高速道路ネットワークは経済波及効果の大きな基幹インフラであるとともに、国土のリダンダンシーを確保し、「命の道」として欠くことの出来ない社会資本であることから、国の責任において高速道路ネットワークの早期形成を着実に進めること。
2 ストック効果を最大限に発揮し、地方創生に向けた具体的な取組みによる地域経済の再生を実現するためには、ミッシングリンクの解消は必要不可欠であり、未事業化区間の計画段階評価などの速やかな実施と早期事業化を図ること。
3 ミッシングリンクの解消が計画的かつ着実に進められるよう、平成29年度補正予算を早期に成立させるとともに、平成30年度道路関係予算の総額の確保を図ること。
4 「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」に規定する国の負担割合等の特例は、地方創生や国土強靱化に資する道路整備の推進や地域の財政状況等を考慮し平成30年度以降も継続すること。
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