鳥取県高次脳機能障がい者支援拠点機関
支援コーディネーター 川上由加里
高次脳機能障がいとはけがや病気により脳を損傷し、記憶障がい、注意障がい低下などの認知障がいや、感情コントロールがうまくいかないなど社会的行動障がいとしてみられる状態です。疾患はさまざまであり、疾患に応じて損傷の生じ方や、病態も異なります。
このホームページにつきましては、連続して一貫したケアの実現と、早期発見・早期治療を目的に、それぞれの段階に応じた検査、リハビリテーションを行えるよう、医療・福祉機関などの情報を掲載しております。神経心理検査については、支援の組立てに有効であると考え、検査の特徴と評価の説明、また、社会保障制度を活用しやすくするため、一般的な制度の手続きの概要をまとめました。画面左側の項目を選択してご利用ください。
患者様におかれましては、より身近な場所で充実したサービスが今後受けられるよう支援体制の整備をして参りたいと存じます。
提供情報は更新して参りますので、ご意見などございましたら、支援拠点までお寄せください。
高次脳機能障害者家族会 会長 森田多賀枝
このたび、ホームページという形で、高次脳機能障がいについての広範な支援情報が出されることをとても喜んでいます。
高次脳機能障がいの原因となる脳の損傷の場合、多くは急性期病院での救命医療が第一ですが、回復するにつれ、次のリハビリテーション病院のこと、退院後の生活支援や諸制度の利用についての情報が必要になってきます。しかしこれまでは、高次脳機能障がいに関係する情報を網羅したものが鳥取県にはありませんでした。
国にあっては、平成13年度から「高次脳機能障害支援モデル事業」が行われ、実態把握や支援策が検討されてきました。鳥取県では当初、支援する機関も無く、平成14年に結成した家族会が主に支援を行ってきました。現在は支援拠点が設置され、生活支援機関も増えてきたことをありがたく思っています。
高次脳機能障がいは外見からわかりにくいこともあり、身近な家族でも障がいの理解が難しく、支援が必要だと感じないこともあります。その障がいの程度をはじめ、生活環境、就労状況などが個々人で大きく異なっているため、その方に適した支援には多職種の「人のネットワーク」が必要になってきます。
このホームページが有効に活用され、高次脳機能障がいになっても安心して暮らせるために、より一層支援が進んでいくことを願っています。