「道竹城(どうちくじょう)トンネル」は、岩美町浦富から本庄までの山地を貫く延長1,187メートルのトンネルです。トンネルの名称は、戦国時代(1540年ころ)に三上兵庫頭豊範によって築かれた道竹城がトンネルの山頂部に存在していたことに由来しています。
道竹城トンネル(L=1,187m)のコンクリート舗装が完成しました。引き続き、トンネル内の非常用消火設備や照明設備等の設備工事を進めていきます。
浦富側坑口部
完成
着手前
下り車線施工状況
上り車線施工状況
岩美道路の岩美ICと浦富ICを結ぶ道竹城トンネル(L=1,187m)については、平成25年3月に本庄側から掘削を開始し、昨年10月26日に貫通したところですが、掘削開始から満二年となるこの3月に浦富側の坑口部が完成しました。
工事中には坑口上部で法面崩落が発生するなど様々な問題が発生しましたが、住民の皆様方の御理解・御協力により、何とか予定どおり平成26年度内に道竹城トンネルを概成させることができました。
引き続き、トンネル内のコンクリート舗装工事を行った後、非常用消火設備や照明設備等の設備工事を進めていきます。
本庄側坑口部
完成
着工前
浦富側坑口部
完成
着工前
標準部
ワイド部
非常用駐車帯
掘削状況
岩美道路の岩美ICと浦富ICを結ぶ道竹城トンネル(L=1,187m)が、10月26日13時46分に遂に貫通しました。
工事着手から貫通までに実に2年の歳月を要し、地元の皆様方にも大変な御迷惑をお掛けしましたが、本庄側から掘り進めたトンネル内に浦富側の陽が初めて射し込んだ瞬間には、関係者一同、万感の想いが込み上げました。
引き続きトンネル内部と坑口部の工事を進め、来年春頃にはトンネル内部の外壁と坑口部(浦富側)が概成する予定です。
安全祈願祭を開催しました。
写真は榎本岩美町長と長本鳥取県土整備事務所長による鍬入れ。