梨新品種の生産安定による産地振興(米子・あいみ果実部 梨生産部)

梨柿新品種の生産量増加及び品質向上支援

 普及対象 米子・あいみ果実部 梨 62戸 
 米子・あいみ果実部の梨生産者を対象に新品種の生産安定と品質向上のための取り組みを支援しています。

1 新品種の生産量増加及び品質向上
 園芸試験場が育成した新品種「新甘泉」、「なつひめ」等について、生産安定と品質向上に向けた栽培技術を普及しています。 
 ジョイント栽培モデル園
       「新甘泉」ジョイント網掛けによる無袋栽培
 モデル園
    「新甘泉」ニューモデル園

2 ジョイント栽培技術支援

 新しい技術であるジョイント栽培に関心を持つ農家に対し、ポイントとなる新梢管理や、大苗育苗等について普及します。

  ジョイント作業
  ジョイント栽培研修会で習得した技術で接合

  大苗育苗
   大苗育苗の状況

 
                             

第16回全国果樹技術・経営コンクールにおいて、米子果実部の長谷川彰一氏、美保子氏が、全国果樹研究連合会長賞を受賞

 受賞式のようす

 本コンクールは、平成11年度から、生産技術や経営方式等において他の模範となる先進的な農業者、生産団体等を表彰し、その成果を広く紹介することにより、我が国果樹農業の発展に資することを目的として発足したものです。
 長谷川彰一氏、美保子氏は、日本なし160a、もも40aを栽培しておられます。園地の高度差による開花時期分散、自家和合性品種導入、赤梨との混植、収益性の高い梨新品種「新甘泉」の導入、ジョイント網掛栽培による無袋化等により、雇用労力に頼らない経営をしていることが特徴です。また、JA鳥取西部米子果実部長として、平成21年の雪害被害からの産地復旧活動の中心的役割を果たしたこと、これをきっかけに産地ぐるみの新品種への大転換や、ジョイント網掛け栽培のモデル展示、糖度センサー選果機整備の推進したことなど、地域に対する貢献も併せて高く評価されました。
 表彰式は、2月20日(金)に東京都内で行われ、20経営体が表彰されました。
 
 長谷川彰一氏、美保子氏は、全国の受賞者と肩を並べ、「決して規模は大きくないが、中山間地域の地形を活かし、身の丈にあった家族経営が、このように高く評価されたことに驚いている。私たちの受賞が、周りの果樹農家に勇気を与えられたらうれしい。」と話されています。 

   農業協同組合新聞記事(2月12日) http://www.jacom.or.jp/news/2015/02/news150212-26521.php 
  
   受賞者概要 p12
http://www.kudamono200.or.jp/JFF/concours/gaiyou/no16.pdf

JA鳥取西部米子・あいみ果実部が発足しました

JA鳥取西部米子・あいみ果実部設立されました。ご発展を祈念します。

 平成27年3月31日にJA鳥取西部米子・あいみ果実部設立総会が成立し、正式に発足しました。ご発展を祈念します。

 そよかぜニュースでも紹介されました>>>http://www.jats.jp/2015/20150331.html

鳥取あぐりヌーヴォーに米子市の新甘泉ジョイント栽培が紹介されました

  鳥取あぐりヌーヴォーに米子市淀江町の長谷川恵さんが出演されました。 
 第2回に梨の新甘泉ジョイント栽培モデル園での営農のようすが紹介されています。難易度の高い果樹の栽培技術を、若い女性でもできるようにする取り組みです。普及所は、若い新規就農者と共に技術研鑽に努め、モデル園を拠点として、研修会を行い、この技術の普及に努めています。

  第1回 4月8日  https://youtu.be/4La-Xpp79tI
  第2回 4月15日 https://youtu.be/yNW1NZtQjwM 
     第3回 4月22日 https://youtu.be/2NdSsOg6Fgg
  第4回 4月29日 https://youtu.be/qur_rO6jeaQ
     

      そよかぜ農業人 http://www.ja-tottoriseibu.or.jp/agrist/agrist14.php
  そよかぜニュース http://www.jats.jp/2015/20150407.html

新甘泉網掛ジョイント栽培モデル園
  

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