８月２４日（日）に、むきばんだ考古学講座「はっくつ体験教室」を開催しました。
今回は７人の子どもたちが参加。
まず、今、発掘調査を行っている仙谷地区へ見学に行きました。弥生時代のお墓には大きな石が使われており、近くで見るとすごい迫力でした。
仙谷地区の見学の後は、妻木山地区で本物の竪穴住居跡を見学。その後、発掘体感ひろばで発掘体験をしました。
砂の中を掘り進めると、土器のかけらや鏡など、いろいろなものが出てきました。土器のかけらの中にはつなぎ合わせることができそうなものも。
昼からは発掘体験で掘り出した土器をつなぎ合わせる、「接合」という作業を体験。
沢山あるかけらの中から、ぴたりと合うものを探してつなぎ合わせるという大変な作業ですが、あきらめずに続けていくと、徐々に元の形が見えてきました。
最後に、弥生時代と古墳時代の土器を観察。どちらも本物です。
２つの土器の違いを見極めて、どちらが古くてどちらが新しいのかを、みんなで考えてみました。なかなか難しい問題でしたが、本物の土器に触れ、土器の色や固さの違いが、土器を作る時の技術の違いによるということが分かりました。
考古学者さながらに、発掘調査を体験した一日でした。
