平成25年度議事録

平成26年3月13日会議録

 開催概要はこちらです。
出席者
(10名)
委員長
副委員長
委員

斉木 正一
伊藤 保
国岡 智志
浜崎 晋一
興治 英夫
伊藤 美都夫
稲田 寿久
藤縄 喜和
上村 忠史
内田 博長


オブザーバー 正副議長、澤公明党幹事長、錦織共産党幹事長、谷村議員、長谷川議員  

説明のため出席した者 なし

職務のため出席した事務局職員
  尾坂事務局長、谷口次長、中山総務課長、本家議事・法務政策課長外関係職員

1 開会 午後1時15分

2 閉会 午後1時31分

3 司会 斉木委員長 

4 会議録署名委員 上村委員、興治委員  

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり

 


会議の概要

                                午後1時15分 開会

◎斉木委員長
 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員に上村委員、興治委員を指名いたします。
 これより協議に入ります。
 代表質問を行う時期についてですが、現在自民党は毎定例会の4回、「絆」は9月及び2月定例会の2回と申し合わせていますが、希望の代表質問を行う回数・時期について協議したいと思います。
 これまでも本委員会、議会改革推進会議で協議を重ねてきたところでありますが、委員の皆さんで御意見をお願いします。一昨日議会改革推進会議から議運のほうに戻りましたので、議運で審議いたしまして方向性を出したいと思いますので、よろしくお願いします。
  何か御意見等ございましたら。

○国岡委員
  希望(のぞみ)としてですけれども、議運で、そして議会改革で議論していただきまして、同じような話に必ず行き着いてしまうのですけれども、要綱と申し合わせの2つのはざまで議論が今動いています。ただし、要綱に基づいての申し合わせだと私は考えておりますし、そこで結論が出ない場合はやはり要綱を遵守していただくことが大事だろうと。当然今までの経緯等はあります。しかし、やはり鳥取県議会、本当に評価が高い開かれた議会でもあります。その中で、他府県の議会も議員の発言、質問回数をふやしたりという傾向があります。その中で、代表質問は要綱に載っている限りそれを尊重してさらに開かれた議会に持っていく、そして鳥取県においても財政が厳しい中で、将来なかなか難しい状況をさらに議会で議論を深めていくことが必要だろうというふうに思っておりまして、どうか皆様の御賛同をいただければというふうに考えております。

○稲田委員
  我が等の意見を言う前に、議会改革で要するに決着がつかなかったということですが、どのような議論になったのかということを議会改革のほうからお話ししてもらうといいのですけれども。

○野田議長
  皆さんからの御意見を聞きながら議会改革の中で意見の一致を見たいということで議論させていただきました。その中で、いろんな考え方はあるのですけれども平行線ということでありまして、平行線ということは議会改革推進会議は全会一致を旨としておりますのでこれでは結論が出ないので、ぜひとも議会運営委員会で結論を出していただきたいという総意に基づいてお願いをしたわけであります。

○稲田委員
  そうすると、結局希望が言っておられる4回とそれに反対する2回ということで平行線だったということでしょうか。

○内田委員
  議会改革推進会議で私も発言させていただきましたのは、我々が今任期に入ったときに世話人会で申し合わせをしてこういう形で行きましょうという話になっていたわけですので、やはり今任期中は踏襲していただきたいというのが私の考え方でございます。

○興治委員
  まず、希望は取扱要綱と世話人会の申し合わせ事項について、取扱要綱のほうが成文法であって遵守すべきだという話なのだけれども、ただ、いずれにしても議会の中での話し合いによって決めたことで、そういう意味でいえば両方とも申し合わせなのです。かつ、取扱要綱に基づいて今任期の一番最初の世話人会で、その上でどうあるべきかということを議論して、自民党が4回、「絆」とかけはしが2回ずつということで結論を得ているわけです。だから、そういう意味でいえば取扱要綱の上にさらに申し合わせをしたということが言えるのだと思うのです。
  それと、鳥取県議会が非常に進歩的な議会で、議員の発言を保障してきていると。さらにそれを拡大すべきだという今のお話ですけれども、確かに鳥取県議会に対する評価はそのとおりだと思います。ただ、議会の審議を充実させるという要請とあわせて執行部、議員それぞれかかわっているわけで、議会の効率的な進行という要請もあるわけで、その2つの要請のバランスをとってうまいぐあいに自民党4、その他の会派2という形でやってきていると思うのです。だから、議会の審議の活性化という課題にもこたえた上での結論であるというふうに思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それと、仮に希望が4回やるということになれば、我々「絆」も4回やらせていただかないといけなくなるのです。そうなってくると、各定例会ごとに代表質問を3会派がするということになってきて、それが果たしていい姿なのだろうかということもありますので、やはり世話人会で決めた方向でやっていただくように希望の方にはお願いしたいと思います。

○伊藤美委員
  これから先は行き着くところしかないのだから。言ってみれば、1つは途中から議会の構成内容も変わったでしょう。ですから、当初決めたからずっと最後までというような話は通用しないのではないかと思います。

○稲田委員
  私自身も、これについてここ何日か考えてきたことを言いますと、全て極限的に相対立する事柄になっているわけです。先ほどちょっと話をしたときには、議会というのはいわゆる慣例と規則で成り立っているわけでして、それが1つの対立点。それから先ほど興治委員が言われたように議会の効率化ということと審議の充実ということ、これは相対立することに対置的に置かれているという部分では、なかなか結論が出ないのかなと思うわけですけれども、要綱も申し合わせも一つの話し合いによって成り立っていることですから、どちらかといえばやはり慣例をもってこういう細かいことは議会で取り決めていくということであるならば、やはり先ほど内田委員が言われたような、当初自民党は数の関係で4回、「絆」が2回、かけはしも2回ということで、そういうことが慣例として当初決まっているわけですから、確かに会派の内容は変わってはいるわけですけれども、いわゆる議会の効率性ということ、そして審議の充実性ということから考えれば、この際はやはり慣例を重んじてこれでやってみるということが重要ではないかというように私は思っております。(「平行線でしょう」と呼ぶ者あり)

○谷村議員
  私は代表質問とは全く縁のない会派でありますけれども、よそ者というか、部外者から見て、希望の方が4回代表質問したいという気持ちもわかるのです。というのは、お二方後から入ってこられた方がおりますし、今までいた人でももう一回代表質問したいという人もいると思うのです。数えてみたら、次の選挙まであと4回ですね。4回やって、その後どうなるかわかりませんけれども、やりたいという人があるのであれば、私は認めてあげてもいいのではないかと。ただ、公明党さんも交渉会派になりたいということであれば、執行部の負担とか、質問者の負担にもなると思いますから、1日に2人代表質問してもらうというような感じで、それで2日というような感じで負担の軽減を図って多くの会派にやってもらえるようにしてもらったほうが私ども部外者から見て、聞いているほうからしても、4時、5時までずっと1人の人の質問を聞いているというのは長いと思います。だから、私はそういう方向でいろんな人に門戸を開放する方向にしてもらったらいいのではないかと思います。

○長谷川議員
  代表質問をしたいというのは、交渉会派を構成している団体は誰でもが思っているわけで、そういう意味では今任期の当初のときに構成されていたのは3団体だったのです。その方も同じ気持ちだったと思います。そういう中で、一方代表質問は議席数に関係なく同じように1日が割り当てられているのです。こういうことも含めて、いわゆる議席に応じた発言権という意味から、4回のうち2会派は2回とするということで、その理屈というのは余り変わらないと思うのです。毎回したいけれども、しかしその上に立ってできるときは大会派と同じ時間が与えられる、そういうことをもって4回のうち2回にするという考え方なので、これは会派の構成が変わったからということとはまた違う本当に普遍性を持った取り決めになっているのではないかと思っております。

◎斉木委員長
  委員以外の方もいろいろ意見があると思います。
 この代表質問を行う時期については、たび重ねて協議しました。議会改革推進会議でも協議していただきましたけれどもなかなか意見がまとまらないということでありますので、このまま協議を重ねても各会派のお考えは変わらないと考えますので、本意ではありませんが、議会運営委員会として採決をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 希望の代表質問を行う回数は2回と、要綱どおり毎定例会という2つの御意見があったように思います。
 それでは、希望の代表質問を行う回数について、2回と申し合わせることに賛成の委員は挙手をお願いします。(賛成委員挙手) 
 賛成者多数であります。よって、希望の代表質問を行う回数は2回と申し合わせることに決定しました。
 なお、当初、会派希望からは6月及び11月定例会に行いたいとの申し出がありましたが、代表質問を行う時期について、希望のお考えはございますでしょうか。

○伊藤美委員
  ありません。

◎斉木委員長
  6月定例会も近づいてまいりますので、回数はきちんと提示してもらわなければ議会運営上困りますので、明日議運を開く予定にしておりますので、明日までにぜひ決めてきていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 次にその他ですが、議長より発言を求められていますので、これを許可します。

○野田議長
 交渉団体の人数要件について、本日代表者会議で協議いたしましたが、議会運営委員会に協議をお願いすることとなりましたので、よろしくお願いします。

◎斉木委員長
  交渉団体の人数要件についてでございます。この後本会議が再開されますので、明日議会運営委員会を予定させていただきまして、ただいま議長から提案がございました交渉団体の人数要件について、代表者会議では決まらなかったということでありますので、これも議運で議論して方向性を出したいと思いますので、明日の昼休憩に改めて議会運営委員会を開きたいと思います。時間がありませんけれども、それまでに各会派で御検討いただきますようにお願い申し上げます。
 その他、委員の皆さんで何かありますか。(なし)
 予定した協議事項は以上です。
 委員の皆さんに御連絡します。先ほども申しましたが、明日昼休憩に議会運営委員会を
開催し、引き続き交渉団体の人数要件について協議しますので、よろしくお願いします。
 これをもって議会運営委員会を閉会します。

                                午後1時31分 閉会
                          

 

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