平成25年度議事録

平成26年2月12日(1)会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
内田 博長
澤 紀男
国岡 智志
福間 裕隆
浜田 妙子
藤井 省三
上村 忠史
斉木 正一
欠席者
(なし)
   
 

 説明のため出席した者
      多田地域振興部長、細羽文化観光局長、長谷川県土整備部長、山嵜警察本部長外各次長、
      課長、関係職員

 職務のため出席した事務局職員
   田中調査課課長補佐  梅林調査課係長  山崎議事・法務政策課主事    

 1 開会 午前10時15分

 2 閉会 午前10時51分

 3 司会 内田委員長

 4 会議録署名委員 藤井委員 国岡委員

 5 付議案件及びその結果
    別紙日程表及び下記会議概要のとおり


会議の概要

                                午前10時15分 開会

◎内田委員長
 おはようございます。ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、藤井委員と国岡委員にお願いいたします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 質疑につきましては、それぞれの各部局の説明終了後に行っていただきたいと思います。既に政務調査会で説明を受けておりますので、執行部の皆様は要領よく簡潔にお願いを申し上げます。
 最初に、県警本部から米山監察官室長にお願いをいたします。

●米山警務部監察官室長
 警察本部資料1ページから3ページにつきまして、議会の委任による専決処分の報告について説明させていただきます。
 職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、本年1月30日付で専決処分がなされた3件について御報告するものでございます。順を追って御説明させていただきます。
 資料の1ページでございます。これは平成25年10月6日、鳥取市内で発生した捜査用車両が駐車場内を左折する際、右方の安全確認を不十分のまま進行したため、相手車両と接触した事故でございます。
 和解の要旨は、県側の過失割合を9割とし、県は相手方に対して物的損害に対する損害賠償金10万1,002円を支払うというものでございます。なお、参考として下のほうに記載させていただいておりますが、うち県の実際の支払い額は県の免責金額の3万円でございます。
 資料の2ページをお願いいたします。平成25年10月8日、福部町内で発生した警ら用パトカーが赤色点滅信号交差点で一時停止後、発進する際、右方の安全確認不十分のまま発進したため、相手車両と出会い頭衝突した事故でございます。
 和解の要旨は、県側の過失割合を7割とし、県は相手方に対して物的損害に対する損害賠償金22万8,232円を支払うというものでございます。うち県の実際の支払い額は保険の免責金額の3万円でございます。
 続いて、資料の3ページでございます。平成25年10月24日、境港市で発生した警ら用パトカーが交通事故処理中、路外施設から進出してきた車両を避けるため、後方の安全確認不十分のまま後退したところ、後方に停止中の相手車両に衝突した事故でございます。
 和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は相手方に対して物的損害に対する損害賠償金17万5,219円を支払うというものでございます。うち県の実際の支払い額は保険の免責金額の3万円でございます。
 以上3件で、相手側車両等の修理のため支払った損害賠償額は、保険金支払いを含めますと総額50万4,453円、そのうち県の実質負担金総額は免責金額の9万円でございます。そのほかに県側車両の修理につきましては、参考として記載させていただいておりますが、相手方の過失分を除いた県側の実質負担額の総額は32万1,510円でございます。合計41万1,510円が県の実質の支出総額でございます。

◎内田委員長
 ただいままでの説明につきまして質疑等はございませんか。(なし)
 次に、地域振興部から説明を求めます。
 多田地域振興部長の総括説明をお願いいたします。

●多田地域振興部長
 資料の表紙をおめくりいただきまして予算関係ですけれども、議案第1号、一般会計補正予算関係でございますが、1件ございます。地域の元気臨時市町村交付金、これは平成24年度の緊急経済対策において交付された地域の元気臨時交付金でございますけれども、この一部事業につきまして市町村分も含めまして一括して県に交付されたものがございますので、それを改めて対象となる市町村に再交付するための予算でございます。予算関係以外では長期継続契約の締結状況ということで、ノートパソコン等の長期継続契約について報告させていただいております。
 詳細は担当から説明させていただきます。

◎内田委員長
 新地域振興課長の説明を求めます。

●新地域振興課長
 2ページをごらんください。地域の元気臨時市町村交付金でございます。
 24年度の2月議会でかなりの緊急経済対策の公共事業が配分されたわけですけれども、それについて市町村の負担がかなり大きいということで市町村負担分の8割を交付金で出すという制度があります。それで、そのほとんどは国から市町村に交付されることになっております。それが一番下に書いております54億何がしでございます。ただ、それを市町村に直接配分せずに県のほうで基金を造成して、そこを一回通って市町村に配分するというものがありまして、この5億円何がし、八頭町以下5町の木造公共施設の整備、保育園の整備とか集会所の整備でございますが、それについて12月に額が確定しましたので、早く現金のほうが市町村のほうに渡るということで今回の補正として提出させていただいたものでございます。

◎内田委員長
 ただいまの説明につきまして質疑等がございましたら。(なし)
 次に、文化観光局の説明を求めたいと思います。
 安本副局長兼国際観光推進課長からお願いいたします。

●安本文化観光局副局長兼国際観光推進課長
 文化観光局資料の1ページをお願いいたします。職員の交通事故に伴います損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。1月21日に専決させていただきましたものに係る御報告でございます。
 概要につきましては、昨年11月24日でございます。北栄町地内におきまして文化観光局交流推進課所属の職員がイベント用務で出張し、休憩のために駐車場内で駐車中、ドアをあけ、後部座席から降車する際に隣の駐車車両に接触いたしまして、その車両のドアミラーに接触したものでございます。この件につきまして過失割合10割ということで損害賠償金1万4,018円を支払うものでございます。なお、参考といたしましてつけておりますけれども、免責額3万円以内でございましたので、この1万4,018円を支払うものでございます。

◎内田委員長
 ただいまの説明につきまして質疑はございますか。(なし)
 次に、県土整備部から説明を求めます。
 初めに、長谷川県土整備部長の総括説明を求めます。

●長谷川県土整備部長
 県土整備部関係予算の説明資料1ページをお願いします。一般会計補正予算でございます。補正額は表の下にございます45億8,300万円余ということでございます。補正後の総額は598億3,200万円余ということでございます。
 内訳でございます。下でございます。一般事業は境港管理組合の補助事業の負担金でございます。公共事業としましては一般公共で41億700万円余ということで、これは社会資本の老朽化対策あるいは事前防災・減災対策あるいは安全・安心の確保の観点からの道路橋梁等の補修であるとか、あるいは耐震補強、さらに河川事業でいえば塩見川とか大路川の整備の促進ということでございます。あと、直轄事業の負担金ということで鳥取西道路の整備促進ということでございます。総額としましては、先ほど申し上げましたように45億8,300万円余ということでございます。
 詳細につきましては、担当課長から説明させていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

◎内田委員長
 続きまして、関係課長から順次説明を求めたいと思いますが、平成25年度の公共事業実施地区の概要につきましては議案説明資料36ページ以降にございますので、説明は省略いたします。
 最初に、山口県土整備部次長兼県土総務課長から説明を求めます。

●山口県土整備部次長兼県土総務課長
 県土整備部の資料2ページ、3ページをお開きいただきたいと思います。先ほど部長のほうから御説明いたしましたが、公共事業の関係で今回補正をお願いしております。
 最初に、補助公共事業ということで41億700万円余、直轄事業負担金ということで4億7,400万円余ということで、合わせまして公共事業計45億8,200万円余をお願いしたいと思います。 事業の内容につきましてはここに書いてございますが、社会資本の強靭化・老朽化対策、それから風水害・土砂災害対策などの事前防災・減災、それから通学路の交通安全対策などを重点的に前倒しして事業を実施させていただきたいと思っております。事業の中身につきましては、この表のとおり政調・政審のほうで御説明させていただきました。個別の事業につきましては、各課のほうから御説明させていただきます。
 9ページをお開きいただきたいと思います。今回の補正予算を加えました公共事業の全体の概要でございます。9ページです。横長の表になります。9ページの表で公共事業の関係の総括表ということでございます。御説明いたしましたとおり、一般公共事業(A)の欄になります。この欄に該当の額を掲げております。それから真ん中あたりの一般直轄事業の(D)の欄、このところに今回お願いする額を計上させていただいておりまして、したがいまして公共事業の総括が単県の公共と災害公共は今回ございませんので、総計のところをごらんいただきますと今回の補正前までが500億5,700万円余ということでございます。それで今回、補正お願いする額が45億8,200万円余ということで、補正後の事業費、この2月臨時会時点での予算ということで546億4,000万円余ということになります。事業の中身につきましては各課から御説明いたします。
 22ページをお願いいたします。繰越明許費に関する調書、追加分ということで、今回補正でお願いした分のうち一般公共の額をそのまま上げさせていただいております。農林と土木の款、項、目、事業名ごとにさせていただいておりまして、合計額が次の23ページの総計欄41億900万円余ということで、一般公共の事業をそのまま次年度に繰り越しをさせていただくということでございます。したがいまして、一般直轄の直轄負担金は今年度執行させていただきますので、それ以外の部分を全額繰り越しということでございます。できるだけ年度内に発注して工事にかかりたいと思っております。

●山本道路企画課長
 資料の4ページをお願いいたします。道路橋りょう維持費でございます。一般公共事業、今回、補正20億3,900万円余をお願いいたしております。補正前と合わせまして100億7,900万円余でございます。
 事業の中身でございますが、事業名、1番目が通学路安全対策といたしまして歩道設置を行うものでございます。2番目の防災・安全交付金といたしまして橋梁の補修や耐震並びに点検を行うものでございます。続きまして、災害防除、道路の落雪対策等を行うものでございます。同じく補修でございます。道路ストック、いわゆる標識だとか照明灯だとか、そういったものの点検ですとかトンネルの点検修繕を行うものでございます。補助事務費については、道路事業に付随する事務的経費でございます。補正の額並びに箇所数につきましては、記載のとおりでございます。
 続きまして、中段、直轄道路事業費負担金でございます。今回、3億3,400万円の補正をお願いするものでございます。補正前と合わせまして40億6,700万円余でございます。鳥取西道路並びに米子道路の付加追い越し車線等を行うのに必要な負担金でございます。合計23億7,300万円の補正をお願いいたしまして、合計、補正前と合わせまして189億6,500万円余となります。

●倉元道路建設課長
 同じ資料の5ページをお願いいたします。経済対策関係で事業中箇所3カ所の補正をお願いするものでございます。
 初めに、一番上、土地改良費でございますけれども、説明欄に記載しておりますとおり広域農道、岩美2期につきまして8,000万円とその関係の事務的経費の補正をお願いするものでございます。
 中段、道路橋りょう新設改良費ですけれども、これは説明欄に記載しております県道2カ所につきまして5,000万円、2,000万円、合わせて7,000万円とその事務的経費の補正をお願いするものでございます。
 道路建設課合計としまして1億5,700万円余の増額をお願いするものでございます。よろしくお願いします。

●丸毛河川課長
 資料の6ページでございます。まず、河川総務費、河川監視カメラ等を設置する情報基盤の整備に5,200万円及び補助事務費に5,400万円余りの補正。
 次に、河川改良費でございます。塩見川、大路川ほか7河川の河川改修に5億4,000万円余り、それから朝鍋ダムの小水力発電並びにダムの長寿命化等堰堤改良に1億2,000万円余り及び補助事務費でございまして、7億円余りの補正でございます。
 次に海岸保全費でございますが、湯山海岸の侵食対策に1億1,000万円余り及び補助事務費でございます。1億2,000万円余りの補正でございます。
 最後に、直轄負担金でございますが、千代川ほか2河川の河川改修に5,000万円余り、皆生海岸の侵食対策に1,800万円、以上6,800万円余りの補正でございまして、以上、河川課といたしまして、一番最後の欄でございます、総額9億5,000万円弱の増額補正をお願いするものでございまして、よろしくお願いいたします。

●山本治山砂防課長
 7ページをお願いいたします。当課関係の補正事業ということで、まず治山費でございます。治山事業、俣野地区ほか1カ所と補助事務費、合わせまして3,150万円の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、砂防費でございます。一般公共事業で通常砂防事業、火山砂防事業、それから急傾斜地崩壊対策事業等20カ所と補助事務費を合わせまして一般公共事業8億9,400万円余の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、直轄砂防事業費負担金ということで大山山系直轄砂防事業負担金7,200万円の補正をお願いするものでございます。
 以上、合わせまして9億9,700万円余の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、34ページをお願いいたします。債務負担行為ということで、いわゆるゼロ国債で経済対策の一環として前倒し発注をお願いするものでございます。ここにございます5カ所につきまして、26年度予算を当てにしていまして、25年度中に工事発注するということで今年度内の支出はございません。26年度にこの支出をするものでございまして、これらの債務負担行為をお願いするものでございます。
 以上、よろしくお願いいたします。

●森下空港港湾課長
 8ページをお願いいたします。まず、漁港関係ですが、国の補正によりまして漁港建設事業、網代漁港の施設保全を行うということで4,400万円余補正をお願いするものでございます。
 続きまして、港湾関係でございます。港湾事業、こちらは鳥取港、田後港の防波堤等の修繕を行うということで6,000万円補正をお願いするものでございます。
 続きまして、境港管理組合費負担金でございます。これにつきましては管理組合が行うもの、補修等を行う事業、それから直轄事業の負担金ということで150万円余を補正するものでございます。
 合わせまして1億500万円余補正をお願いしまして、合計49億8,400万円余となるということで、よろしくお願いいたします。
 続きまして、35ページをお願いいたします。交通事故による損害賠償に係る和解及びその額の決定についてということで、1月28日に専決したものでございます。和解の相手方は鳥取市内の方で、過失割合が5割ということで2万8,290円相手が放棄するということで、県の支払いは1万2,710円ということでございます。
 事故の概要でございますが、昨年の6月に鳥取市内の駐車場において鳥取空港管理事務所の職員と相手方が双方軽自動車でバック中に双方の車が破損したというものでございます。参考として県の支出金が1万2,710円、県の実質負担金が1万2,710円ということでございます。よろしくお願いいたします。

◎内田委員長
 ただいままでの説明につきまして質疑等がございましたら。

○浜田委員
 6ページ、一番最後のところに直轄海岸保全事業で皆生海岸の話が出たのですけれども、これは侵食が非常に問題になっていて、どういう工事が一番いいのかということは難しい問題だと思いますが、ただ皆生海岸は旅館、ホテルが建ち並んでいるところもあり、景観とか侵食との関係でどういう海岸づくりをするのが一番最適なのか難しいですね、人工リーフにするのか、それともブロックを積み上げるのか。観光との絡みもあるのですけれども、この工事を決めるときに、こういう方法でやりましょうと決めるときに、生活をしていらっしゃる一番影響を受けられる方々の意見をどこまで聞いて、そこの皆さんの御希望に沿うような形で方法も含めて工事の計画をされるのか、専門家がそこに入り込んでいくと思うのですが、具体的には人工リーフがいいだろうと思ってやってみたら、結局どんどん侵食が進んでしまって波に旅館が洗われそうになるとかいうことが起きる。片方で、ブロックを積むと随分その効果はあるのだけれども景観の問題が出てくるとか、プラス・マイナスがなかなかバランスよくいかないときに、最終決定するとき、ではこの工事にしましょうというふうに決定するときにどんなふうにそのプロセスを踏んで決められるのか。
 今回、予算が1,800万円ほどでわずかです。この工事を具体的にどうされるのかということは私はわかりませんが、侵食対策だということなので、そこのプロセスを、実際にやってみた、だけれども後からどうも失敗だったというようなことの報告があると、交付金の使い方としては問題ではないかと。ただ、それも全員が失敗だったと言っているのか、それとも一部の声なのかというところも含めてなかなかつかみ切れない。交付金の使い方の、大体この辺で手を打たなければというところをどんなふうにプロセスを踏んでお決めになるのかということをちょっと伺わせていただきたいというふうに思います。

●丸毛河川課長
 まず、このたびの補正につきましては、昨年の10月台風におきましてもかなり浜が侵食したということで、この海岸全体のサンドリサイクルというよりは養浜工でございます。欠けた浜に砂を補充するという養浜工で、1,800万円というのは負担金なのですが、事業費としては1億程度を見込んでいると。まずは欠けた浜については砂を補填しましょうというのでこのたび補正させていただくというのが1点目です。
 それから、2点目は委員もおっしゃるとおり特に皆生工区を中心にして、皆生工区は2期人工リーフが終わった段階で、いえば賛否両論あります。すっきりした海岸になって利用もしやすくなったという意見の一方で、先ほど申し上げたとおり10月の台風で浜が欠けたというようなことで、安全面をしっかり議論してほしいという特に旅館組合さんの声も強くなってまいりまして、人工リーフ化については少し総合的に考えようということにこのたびしたわけですけれども、それにあわせてほかの工区も当然ございます。ほかの工区も侵食というのを繰り返しておりますので、海岸全体の総合的な検討が技術的には必要だと思います。どの程度のハードをするのか、あわせてハードばかりでは足りませんので、やはり圧倒的に足らない砂を補填するという養浜工も必要です。この辺の工法的なバランスが必要ですし、それからあわせて海岸をどう利用するかということも踏まえて決定するということなので、委員のおっしゃるとおりなのです。
 ということで、御存じだと思いますが、以前から旅館さんなども含めた利用者の懇談会というのでかなり議論し続けておるところでございまして、このたびの安全面を踏まえた人工リーフ化のあり方を考えてほしいというのは利用者の懇談会から得た話でもございますし、まだプロセスというものに決まった形はございませんが、この利用者の懇談会を中心にどういう利用をするのか、それに対して必要な対策、安全面についてしっかり議論して進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○浜田委員
 わかります。非常に難しい問題だなと実は私も思っています。それで自然を相手にするものですから、常に状況を把握しながら最適な方法を探っていくしかないのかなというふうに思ったりしていますが、これでいいということに多分ならないだろうなと勝手に思わせていただいています。ただ、その都度都度不満が出るので、それはマイナスが出るから不満が出るわけですけれども、そのマイナス対応をどうしていくのかと。今回は砂を持ってくるということですが、持ってきても多分その砂もどこかへ持っていかれるでしょうから、また今度それをやらなければいけないというようなことになりますね。だから決定的にこれでいいのだということはなかなか難しいだろうなと思うのですが、だから、その都度どれだけ地域の皆さんのお気持ち、希望に沿えるか、最大限ですね。できることとできないことがあるので、100%はないので、ほどほどこの辺で納得してもらえるかなみたいなところをどう探るかなというふうにお話を聞いていて思わせていただきました。そこが丁寧にされないと、それがまた不満になって不信感に変わっていくという問題がそこに秘められているので、かなり丁寧にきちんと対応していただきたいなということをお願いして、要望で結構です。

●長谷川県土整備部長
 この件につきましては、来週の常任委員会でもう少し詳しく報告させてもらう予定でおりますし、プロセスでいけば専門家から成る技術検討委員会がまずあって、その次に地元の方を入れた懇談会という形でしっかりと情報を提供しながら、意見を聞きながら、もちろん直轄事業でありますので、我々も直轄でちゃんと申し入れしながら最適な工法になるように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○斉木委員
 4ページで付加追い越し車線。今いよいよ姿が見えて現場も工事が始まっております。付加追い越し車線は非常に結構で、これは早くやらなければいけないのですけれども、実はそのおりるところ、県側では南インターに乗るための付加車線というのですか右折車線というのですか、今一生懸命181号を工事していただいております。それはいいのですけれども、逆に上から付加追い越し車線でにぎやかになってくると、今度はおりるときに国道に出るところが今1車線しかなくて、非常に混むわけですね。上が整備されると、蛇が卵を飲んだように真ん中は広くなったけれども出口は狭まったということで、橋をさらに米子側に一つでもかけて、右折ラインなり左折ラインを2車線ぐらいにしないとなかなかはけないのではないかという感じなのです。ただ、そうするとあの下は市道ですね。市との兼ね合いで市が予算的な措置ができるかどうかわかりませんけれども、そのあたりの連携というのはどういうぐあいに考えておられますか。
●山本道路企画課長
 確かにそういう問題点は上がっております。現在のところ動いているという状況ではございませんが、交通の状況を見ながら米子市とも話を行ってまいりたいと思います。

○斉木委員
 交通状況というのは御案内のとおり一番混むのは季節的な問題、盆とか正月とか連休とか、車が多いときには必ず混みますので、そういうのを見ながらやはり現場対応していただきたいと思います。あれは観音寺のほうに抜けることもできるのですけれども、やはり181号におりる人が多いわけでして、そのスムーズな流れというのは必要だろうと思いますので、ぜひ検討してみてください。

◎内田委員長
 ほかにございますか。(なし)
 その他、何かございましたら。

○福間委員
 文化観光局に1点要望したい。実は花回廊で今イルミネーションをやっておられる。非常に評価が高いようですね。私はまだ行って見ておりませんので申しわけないですけれども、それで、これから外国からのお客さんも来られたり、いろんなことを含めて、夜の観光資源ということでもっと積極的につくり上げていく、プラスアルファするというようなことができないかなという声が地元の自治体の関係者の方からも観光関係の人からも私のところに来ているのです。ですから、所管の農水部あたりとも相談をされて地元の皆さんの声やそこら辺をちょっと把握していただいて、できればそれについて検討してほしいということを要望としてお願いをしておきたいと思います。

●細羽文化観光局長
 御指摘いただきましたイルミネーション、26年度の当初予算の中にもそういった予算を盛り込まさせていただいております。大事なことは、おっしゃるように夜の観光になると宿泊とか滞在時間を延ばすという意味では観光波及効果も大きいので、地元の方とか周辺の観光の関係者とも御相談しながら、よりいい形でもっと集客に結びついて地元にも波及効果が出るように、そういったことはぜひ皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。

◎内田委員長
 ほかにございませんか。(なし)
 意見が尽きたようですので、以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

                                午前10時51分 閉会

 

 

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