平成25年度議事録

平成25年12月6日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員

内田 博長
澤 紀男
国岡 智志
福間 裕隆
浜田 妙子
藤井 省三
上村 忠史
斉木 正一

欠席者
(なし)
   
 

説明のため出席した者
      多田地域振興部長、今岡地域振興部参事監、齋籐地域振興部理事監兼東部振興監
      寺口交通政策課長

職務のため出席した事務局職員
  田中調査課課長補佐  梅林調査課係長  山崎議事・法務政策課主事    

1 開会 午後4時23分

2 閉会 午後4時35分

3 司会 内田委員長

4 会議録署名委員 上村委員 浜田委員

5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり


会議の概要

                                午後4時23分 開会

◎内田委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでございますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
  初めに、会議録署名委員を指名いたします。
  本日の会議録署名委員は、上村委員と浜田委員にお願いいたします。
  それでは、付議案の予備調査を行います。
  質疑につきましては、説明終了後行っていただきます。
  なお、既に政務調査会で説明を受けておりますので、執行部の説明は要領よく、簡潔にお願いいたします。
  寺口交通政策課長に説明を求めます。

●寺口交通政策課長
  資料の2ページをお願いします。
  内容につきましては、昨日の政務調査会で部長から説明させていただいたとおりでございますので、簡単に再度御説明させていただきたいと思います。
  このたび鳥取~羽田便が3月30日から1便増便されて5便化されることが決定いたしました。これに対応いたしまして、今年度のうちから早急に実施すべき事業につきまして、必要な経費をお願いしたいというものでございまして、830万円の増額補正をお願いしたいというものでございます。
  その内容につきまして、大きく4項目ございます。
  まず、空港アクセス改善支援ということでございまして、鳥取空港と兵庫県の但馬地域を結ぶ空港アクセスバスを走らせたいというものでございます。
  2番目、鳥取空港サポートクラブ創設事業ということでございますが、鳥取空港を地域の企業等の皆さんにマイエアポートということで自分の空港として積極的に、恒常的に利用していただくために会員を募りまして組織化し、それらの会員に対しまして割引制度ですとか航空搭乗券のサービスを通じて利用促進につなげたいというものでございます。
  それから増便周知のPR、それからこれまでもやってきておりましたが、鳥取空港を活用した旅行商品造成の支援、こういったことにつきましては5便化されることに伴う部分の増額といいますか、事業拡充のために必要な経費をお願いしたいというものでございます。
  これらにつきましては、関係自治体と地元の商工団体、観光団体で組織しております鳥取空港利用促進懇話会を通じての事業実施とさせていただきたいと思いますので、経費につきましてはそちらへの負担金ということで830万円をお願いするものでございます。

◎内田委員長
  ただいままでの説明につきまして質疑等はありませんか。

○藤井委員
  聞いても誰も言わないのだけれども、1便ふえるのはどの時間帯にふえるのかということと、斉木委員がずっと言っておられますけれども、米子と鳥取と両空港で1便ずつふえるわけでしょう。その段階で、鳥取発米子着というのが往復扱いにならないかというのは、お客さんをふやす1つの手段として意味があるので、それについての成否をお願いしたい。

●寺口交通政策課長
  まず、1便増便になるのはどこの時間帯かということでございますが、これは今後ANAさんのほうで基本的には組んでいかれるダイヤになります。ただ、我々の気持ちは協議の中で既にお伝えしておりまして、現在鳥取空港の場合はお昼1時前後に鳥取空港を出発した後は、夕方の6時前後の時間帯まで大きくあいているものですから、恐らくここの時間帯に入れていただく上で、なおかつ5便全体のバランスといいますか、そういうものをもう少し改善していただきたいということも含めてANAさんにお話ししているところでございます。
  もう1点ございました鳥取空港と米子空港相互に往復利用のような形で使えないかということにつきましても、今回のコンテストはANAさんと共同で提案したものでございますけれども、お互いで協議していく中ではやはりこういったこと、それから今の鳥取、米子の往復便的な利用と、あわせましてやはり料金の特別割引の期間、鳥取空港の場合は28日前より短くなりますと割引率が下がって、岡山空港などに比べると少し高い料金設定になっておりますので、そのあたりの割引率を搭乗日の手前まで高い割引率の設定をしていただけないかといったような御相談を申し上げているところでもございまして、こういったことにつきましても5便の話だけではなく、全体の利便性向上といいますか、サービス向上という意味で引き続きこれからもANAさんには要望し続けてまいりたいというふうに考えているところでございます。

○斉木委員
  藤井委員が言われたことは今の答えにないものだから、米子空港から立って鳥取空港に日帰りでも往復でもいいのですけれども、その往復割引は米子同士ならあるのだけれども、鳥取空港着となると5,000幾らの割引がないということなので、その意味で両方ができないかという話です。

●寺口交通政策課長
  その件も含めて、当然ANAさんと連携してまいりますし、こちらとしてはそういった要望を積極的にしてまいりたいというふうに考えております。

○上村委員
  但馬地方というのは大体どの辺までをお考えですか。
●寺口交通政策課長
  バスにつきましては、バス会社、関係自治体とまだ協議を進めている段階でございまして、正式なルートもまだ定まっておりません。ただ、こちらの思惑といたしましては香美町の香住あたりから鳥取空港まで何とかつなげられないかということで、香美町なり新温泉町、バス事業者などに今御相談申し上げているところですが、バス会社といたしましても、バスを走らせる場合のいろんな経費のお話もあろうかと思いますし、そのあたりは地元の関係自治体とも相談させていただきながら、もう少し詰めさせていただきたいというところでございます。

○福間委員
  要望ですが、今度但馬地方へのバスを模索するということですね。バス会社も例えば大手の中央かどこか県外の企業で県内の市町村のバスの中に入ったりしているところもあるわけです。
 結局何が言いたいかというと、効率性ばかり追求されている。経済性ばかり。安ければいいという論理で。確かに財政負担する自治体にとっては安いにこしたことはないわけですけれども、反面県内の企業というのがつらい目に遭うと思う。一般質問で増便に伴う公共交通機関のあり方について僕なりの思いを言おうと思っていますけれども、したがって、今回但馬地方にバス路線というのも公開競争入札をやって、鳥取県も兵庫県も他県の人が落札するということがないようにしてほしいと思う。端的にいえば、鳥取県内のバス事業者と話を進められるくらいのことをしてほしいという気がする。そのことが、大きくいけばひいては県内のバスネット、公共交通機関を守っていくということにつながっていくわけですから、その辺のことも含めた検討をしてほしいと要望としてお願いしておきたいと思います。

○浜田委員
  基本的なことをお伺いしたいのですけれども、これまでの状況、それからリサーチをされて、1便ふえて、その便についてはどれくらいの搭乗率を見込んでおられるのか。これまでの経験から、830万ほど使って上乗せができるのかできないのかも含めて教えてください。

●寺口交通政策課長
  今回、1便増便の前提としてコンテストがありまして、その中で我々は搭乗目標数値を設定させていただいております。増便の期間は2年間でございますが、まず当面の2年間のうちには過去実績が既に出ております22年度から24年度の3年間の平均搭乗者数よりも17%アップということで、数字にしますと4万8,000人さらに上乗せしたいという目標数値を持っております。
 ひいては、やはり航空会社といろいろお話をしていく中では、最終的には5便全体での搭乗率60%あたりを目標に地元自治体と航空会社とで連携して頑張っていきましょうというような数値を頭の中に描いております。

○斉木委員
  1便ふえるに当たって、空港の保安職員とかの体制は今のままで十分対応できるという感じですか。

●寺口交通政策課長
  今の体制で十分にできるという気持ちでおります。

◎内田委員長
  その他で、執行部、委員の方でございましたら。(なし)
  意見が尽きたようでございますので、以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

                                午後4時35分 閉会

 

 

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