平成24年度議事録

平成24年12月7日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
前田 八壽彦
福田 俊史
国岡 智志
稲田 寿久
興治 英夫
藤井 省三
藤縄 喜和
銀杏 泰利
 
欠席者
(なし)
   
 


説明のため出席した者
  古賀県土整備部長外次長、課長、関係職員
職務のため出席した事務局職員
  上月調査課課長補佐、山崎議事・法務政策課課長補佐、五百川調査課係長

1 開会  午後3時00分
2 閉会  午後3時15分
3 司会  前田委員長
4  会議録署名委員  稲田委員、国岡委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後3時00分 開会

◎前田委員長
  ただいまから企画県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の議題は第1次追加提案分でございます。
  本日の日程はお手元に配付の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めます。
  会議録署名委員を指名いたします。稲田委員と国岡委員にお願いしたいと思います。
  県土整備部の付議案につきまして説明をお願いします。
  まず、古賀県土整備部長に総括説明を求め、続きまして関係課長から順次説明を求めます。

●古賀県土整備部長
  私のほうから総括説明をさせていただきます。
  まず、1ページをごらんいただきたいと思います。県土整備部の今回の追加提案の補正前の予算総額は519億円余りでございますが、このたび国の予備費の追加配分がございましたことから、5億7,000万円余りを増額補正するものでございます。
  今回の国の予備費の配分は、防災減災対策として道路など老朽化対策や通学路の緊急対策などを行うものでございまして、本県ではここにございますように道路橋梁では国道及び地方道の橋梁補修事業、鳥取鹿野倉吉線や国道180号などの改良事業、そしてカラー舗装などを行う道路補修事業でございます。さらに、治山事業といたしまして山地災害から生命、財産を守るための谷どめ工などの実施をするものでございます。
  詳細は各課長から御説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。

○安田県土総務課長
  資料の5ページをごらんいただきたいと思います。
  部長が御説明申し上げましたように、一般公共事業、社会資本整備総合交付金などの増額をいたしまして、補正後の事業費は公共事業費が480億余りということになります。
  13ページをごらんください。繰越明許費に関する調書でございまして、追加分1事業、めくっていただきまして14ページのほうに既に承認いただいている事業の額の増額でございまして、これが4事業。このたび繰越明許費に掲げておりますのは、このたび追加提案している予備費の配分による事業でございまして、年度末まで3カ月余りしかございませんので、適正な工期をとることができません。ということで、繰越明許費の承認をお願いしようとするものでございます。15ページに今の理由を掲げております。

●山本道路企画課長
  2ページをお願いいたします。
  道路橋りょう維持費といたしまして2億6,400万の補正をお願いするものでございます。中身といたしましては、説明のところに書いてございます道路補修事業、交通安全統合補助、いわゆる通学路の対策として3,000万をお願いするものでございます。
  次の欄の国道、地方道橋りょう補修事業につきましては、長寿命化計画に基づいて実施するものでございます。8,800万と1億4,600万でございます。2億6,400万の補正をお願いいたしまして、総合計といたしましては147億8,900万余となる予定でございます。よろしくお願いいたします。

●倉元道路建設課長
  3ページをお願いいたします。
  道路橋りょう新設改良費でございますけれども、説明欄にありますとおり、社会資本整備総合交付金につきまして県道の改良3カ所、国道の改築1カ所、計4カ所につきまして2億円余の補正をお願いするものでございます。これは国の予備費の第2弾の追加配分によるものでございます。

 ●山本治山砂防課長
   4ページをお願いいたします。
   治山費でございます。一般公共事業で治山事業、これは補助事業で2カ所で7,500万、農山漁村の交付金でこれも2カ所で3,200万、合わせまして1億700万の国の予備費による追加補正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

◎前田委員長
  ただいままでの説明について、質疑等をお願いします。

●銀杏委員
  この間もちょっと聞きましたけれども、河原インター線に繰越明許がかかっていますが、実際開通との関係はどうなるのですか。具体を教えてください。

●倉元道路建設課長
  御質問の趣旨は開通の……。

●銀杏委員
  繰越明許が出ていますし、今回も一般県道分でかなり追加予算が来ていますが、年度内に完成の予定だと思うのですけれども、年度を越えて工事がまだあるということはどういうことですか。

●倉元道路建設課長
  本線につきましては今年度末までには供用しますけれども、周辺のところで借地したりして、工事の仕上げ的な部分がございまして、その辺のところの補正も今回いただいておくということでございます。開通には影響はございません。

◎前田委員長
  続きまして、報告事項に移りたいと思います。

●山本道路企画課長
  別冊の資料をお願いいたします。
  めくっていただきまして、県管理道路のトンネル緊急点検についてでございます。
  先般、12月2日にネクスコ中日本の管理いたします中央自動車道の笹子トンネルにおきましてつり天井板が落下するという悲惨な事故がありました。それを受けまして、鳥取県では県内は直轄、国交省、ネクスコ、県、市町村も含めてそういった構造のものはございませんが、同様の事例といたしましていわゆるジェットファンと申しまして、トンネル内の換気をするための施設がございます。2ページをごらんいただきますと写真をつけておりますが、換気設備のためのいわば大きな扇風機のようなものですが、こういったものがございます。これにつきまして、上の地図でございますが、県内には2カ所のトンネルにおいてこのジェットファンがついております。四十曲トンネルと犬挟トンネルでございますが、両方県境にかかるものでございまして、犬挟トンネルについては岡山県に管理していただいております。鳥取県が管理いたしておりますのが四十曲トンネルでございます。
  1ページに戻っていただきまして、先ほど言ったことを点検結果の欄に書いてございますが、四十曲トンネルのジェットファンの設置状況について12月4日に点検を行いました。その点検内容につきましては、そこに書いてございます本体、つり金具、取りつけ金具、トンネル本体の取りつけ部を近接目視、高所作業車を用いまして、すぐ近くに行って、見て、たたいて、触ってという点検を行った結果、安全であることを確認いたしております。
  犬挟トンネルにつきましては、岡山県のほうに依頼いたしまして、岡山県のほうからもやるという御回答をいただいております。日程については調整中でございます。

◎前田委員長
  ただいまの説明に対して御意見等ありましたら。

○藤井委員
  上にあるものは落ちるという、ジェットファンだって落ちれば大事故につながるわけで、きょうのニュースなんかで天井の部分をとってしまおうという話がありましたが、素人ながらに考えてみて、両側に歩道があるトンネルがあると思うのですが、こういうところをうまく利用して、上に物をつるなどということはやめたほうがいいのではないかという感じがしたのですけれども、今後の対応としてはまだそこまでは考えておられないのですか。

●山本道路企画課長
  トンネルの上部につっている施設といたしましては、先ほど申しましたジェットファン並びにいわゆる標識でございます。例えば県境ですとここから何県とかそういったもの並びに照明灯といったようなものがございます。先ほどの報告からは漏れておりますが、そういった施設についても引き続き点検して、年内には点検は終わることとしております。
 今言いましたように、照明だとか案内板だとか換気設備というのは、やはり上に設置せざるを得ないということと、あと歩道のついているトンネルというのは数が少ないと申しますか、ネクスコにしても今回つり天井が落ちたのは自動車専用道路でございまして、上につけざるを得ないような状況がございます。

◎前田委員長
  ほかにないようですので、以上で終わります。御苦労様でした。
  委員の皆さんには御相談したいことがありますので、この場にお残りください。執行部の皆さんは退席していただいて結構です。(執行部退席)
  2点ございまして、第1点が、スマートフォンは簡単に情報の漏えいがあるようでして、14日の常任委員会終了後県警本部がそのことを実演して見せたいと。すぐ情報を抜かれるのだそうです。その実演をして見せたいと。パソコンでちょっと操作すれば映像から何から全部抜かれるそうです。その実演をして見せたいと。もう一つは、パソコンの遠隔操作、これも実演して皆さんにお見せしたいということを言っていますので、14日の常任委員会が終わってから、全員協議会室にセットしておきますから、スマートフォンを使っておられる人は見られないと、情報がすぐ抜かれるのだそうです。(稲田委員「それを見てどうするのか」と呼ぶ)気をつけようということだ。(稲田委員「警察も我々に説明するより県民、市民にやるべきだ」と呼ぶ)(発言する者あり)とりあえず教えると。企画県土常任委員会に特別に。スマートフォンを使っておられる人は注意してください。(稲田委員「情報を抜かれないようにするにはどうしたらいいというならわかるけれども」と呼ぶ)それも教えるのだ。(稲田委員「抜かれるということだけを見るのなら余り意味がないと思う」と呼ぶ)だから防止策も教えると。
  それと、2回目の県外調査の日程はこれでいいでしょうか。(「いいです」と呼ぶ者あり)ではこれで予約します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  以上で企画県土警察常任委員会を閉会いたします。

午後3時15分 閉会

 

 

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