平成24年度議事録

平成24年12月4日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者(9名) 委員長
副委員長
委員
浜田 妙子
砂場 隆浩
森 雅幹
市谷 知子
濵辺 義孝
野田 修
小谷 茂
山口 享
横山 隆義
 
欠席者(なし)
 
 


説明のため出席した者
  中山生活環境部長、三木生活環境部次長外関係課長
職務のため出席した事務局職員
  梅林係長、中倉係長  、西村主事

1 開会  午後2時55分
2 閉会  午後3時03分
3 司会  浜田委員長
4  会議録署名委員  山口委員、濵辺委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後2時55分 開会

◎浜田委員長
 ただいまから、福祉生活病院常任委員会を開会いたします。
  本日の日程はお手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、山口委員と濵辺委員にお願いします。
 さて、議題は継続審査中の「とっとりの豊かで良質な地下水の持続的な利用に関する条例の設定について」であります。
 本日、お手元には昨日の常任委員会で申し上げました修正意見に対する執行部からの修正案をお配りしております。議会中でもあり、執行部の皆さんには本当に御苦労をおかけしました。
 では、広田水・大気環境課長に修正案に対する説明を求めますけれども、会派でも議論いたしておりますし、執行部修正ですので、簡潔に説明をお願いします。

○山口委員
 その説明ですけれども、指摘があったことをこういう形に直すということで簡潔にやってもらったほうがいい。指摘に対してこうしたと。それでいい。

◎浜田委員長
  わかりやすく言っていただければ結構です。

●広田水・大気環境課長
  お手元の資料をお開きいただけますでしょうか。
 昨日修正意見をいただいたものについての対応案を説明させていただきます。
 まず、1ページの1番でございますが、条例の目的等に健全な水循環の保全等を追記する等の御指摘でございました。
  条例の名称を変更するということにいたしまして、保全という意味合いを出すということで、また若干長目になりますが、「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び」ということで、その部分を追記させていただくこととしました。
  それから、地下水について浅井戸、深井戸等の定義もございますが、それらを全部含めて定義のほうに、「地面から深さに関係なく」ということで明確化いたしました。
  続きまして2番目ですが、「制限区域」を「重点保全区域」に名称変更するということで、地下水の保全という視点を前面に出すということで、「重点保全地域」に全面修正させていただきたいということでございます。関係条文の19から21条も全て修正させていただきます。
  開いていただいて2ページでございます。
  地下水の定義等に公共水という意味合いが今のところは記載ができないですが、県の知見をこれから集積して、そこまでは県民共有の大切な財産という表現等を取り入れるということでございましたが、そこに記載させていただいたとおり、そのあたりを一層明確にする意味で前文を追記させていただくということで記載をしておりますので御確認いただけたらと思います。
  4番目でございますが、県の責務として、このたびの御指摘の中心が知見の集積ということでございましたので、県の責務にその内容を明記することとさせていただきました。
 また、事業者のほうにもそういった知見の集積ということで水位観測の規定を設けたらということでございましたので、事業者のほうに水位の測定、それらの報告義務等を第15条に追記させていただきました。
  3ページです。5番目でございますが、鳥取県地下水保全審議会等を設けてアドバイスを受ける母体としてはどうかというようなことでございましたが、県自体についても先ほど説明したように、県の責務に知見の集積ということで修正したところでございますし、また本県の環境の重要な事項については鳥取県環境審議会で既に意見を伺っているところでございまして、審議会の乱立を避ける意味でも鳥取県環境審議会の意見を聞くということで、変更命令やそういった規定の中には鳥取県環境審議会という規定を入れて、そこからの意見をきちんと聞きますということの規定にさせていただきました。
 その他、専門的な知見が必要となった場合については、こういった環境審議会からもきちんとした意見をいただいて取り組んでまいりたいということを考えております。
  続きまして4ページですが、6番目でございます。附則で、条例を3年以内ということで、3年以内にできるところから早く見直していけというところでございまして、御指摘のとおりで、平成28年度末を目途として修正させていただくということにいたしました。
  市町村との関係に当たっての条例規定でございますが、適用除外規定については原文のままでございますが、それらについて、今後市町村等の取り組みについて議会の目をきちんと通していくということの規定で原文どおりでございますが、市町村の情報も報告を求めるというできる規定でございましたが、市町村の情報もきちんと求めるということで、「求めるものとする」ということで修正させていただきます。
  協議会へ第三者の参加を求めなくてよいかということでございましたが、協議会の参加者等は規約で定めることになっておりますので、有識者、行政機関等の参画をきちんと予定し、ちなみに県が当面事務局を務めますので、そういった規定は中で踏襲していきたいと思います。
 最後でございますが、事業者、県民に涵養ですとか節水の取り組みを求める必要がありはしないかということでございましたが、事業者の責務、県民の責務のほうに「節水をはじめとする地下水の適正な利用に努める」なり、そういった規定をきちんと設けるということで、委員会からいただいた御意見に対してはこの内容で修正させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○山口議員
 今の執行部の発言が悪い。考えているではなしに、こういうぐあいに修正させていただきますという言い方でないと、考えているということなら、またこちらも考えないといけない。

●中山生活環境部長
  改めまして、このような形で修正いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○山口委員
  考えているということになると、またこちらも考えないといけない。

●中山生活環境部長
  失礼いたしました。修正いたしますので、よろしくお願いいたします。

◎浜田委員長
  となりますと、お尋ねいたしますが、現在審議中の議案につきましては今後どのような取り扱いをされるのか、対応につきましてお尋ねいたします。

●中山生活環境部長
  日程等は、議長さん等との調整がありますけれども、現在上程しております条例を私どものほうで取り下げさせていただきまして、新たな条例案を再度提案させていただきたいと思っております。

◎浜田委員長
  追加提案されるということですね。そうすると、追加提案されたものについて予備調査が通常の場合ありますが、本条例の修正案に対する予備調査というのはこの委員会をもってかえさせていただいてよろしいでしょうか。

○山口委員
  提案されるでしょう。そして委員会付託をされるわけでしょう。そのときに委員会で対応するという形でやればいいです。出ている議案と一緒に、付託案件に対して対応するという形で、同時並行してするという形のほうがいいではないかと思います。

◎浜田委員長
  わかりました。そうすると、日程は議会側にお任せするということになりますね。
  その他ですけれども、ございますでしょうか。(なし)
  以上で福祉生活病院常任委員会を閉会いたします。

午後3時03分 閉会

 

 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000