平成24年度議事録

平成24年12月3日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者(9名) 委員長
副委員長
委員
浜田 妙子
砂場 隆浩
森 雅幹
市谷 知子
濵辺 義孝
野田 修
小谷 茂
山口 享
横山 隆義
 
欠席者(なし)
 
 


説明のため出席した者
  中山生活環境部長、三木生活環境部次長外関係課長
職務のため出席した事務局職員
  梅林係長、中倉係長  、西村主事

1 開会  午後2時16分
2 閉会  午後2時33分
 3 司会  浜田委員長
 4   会議録署名委員  小谷委員、森委員
 5   付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後2時16分 開会

◎浜田委員長
 ただいまから、福祉生活病院常任委員会を開会いたします。
  本日の日程はお手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、小谷委員と森委員にお願いします。
 さて、議題は、継続審査中の「とっとりの豊かで良質な地下水の持続的な利用に関する条例の設定について」であります。
 本条例案については、これまでの参考人招致や県内外調査を経て、それぞれ修正点も見えてきたと思います。
 本日、お手元には条例案に係る各会派からの修正意見を集約いたしました「とっとりの豊かで良質な地下水の持続的な利用に関する条例(案)」に係る修正について(案)をお配りしております。
  いろいろ討議資料なども皆様のお手元に差し上げたりいたしましたし、この委員会としてのまとめも以前にありますが、それを全て前提といたしまして、きょうは条例案に対して改めて執行部に出したいということをまとめて詰めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  表を見ていただきますと、左欄が修正項目、これは全会派了承している修正内容というふうに理解してよろしいと思いますが……。

○山口委員
  各会派ではなしに、各委員からの問題点ということだったでしょう、左側が。

◎浜田委員長
  そうですね。ただ、実はお持ち帰りいただいてもう一回……。

○山口委員
  それはわかったけれども、それで各委員からこういう修正を求めたらという形で出て、それを会派の政調会がまとめて右側のが出たという仕分けで対応するということでしょう。

◎浜田委員長
  そういうことです。それで、会派個別の意見というのが右側のほうにございますので、こういう意見が出ましたので、この意見をどうするのかということについて御議論いただけたらというふうに思います。

○山口委員
  政調会を開いたものですから、会派の意見を申し上げてという形に……。

◎浜田委員長
  では、各会派の御意見がまとまったところを順番に教えていただけたらというふうに思いますが、いかがでしょうか。

○山口委員
  きょうの本会議でいろいろありましたけれども、県民にわかりやすい形で訴えた条例のほうがいいではないかということで、条例名が長いという表現もありましたけれども、これでいこうと。全部説明のあったとおりに。自民党の要求したものも入っておりますということで我が会派はまとめさせていただきました。何も言うことはありません。

◎浜田委員長
  わかりました。内容も全てですね。タイトルも含めてということで。

○森委員
  先ほどの一般質問の中でもありましたように、「絆」としては表現が非常に長いのではないかと。やはり誰が見てもわかるような形がいいのではないかということで、短くしようということで「鳥取県地下水保全条例」でいいのではないかと我が会派はまとまりましたので、ここで提案させていただきます。

◎浜田委員長
  表題の部分だけということになりますね。

○森委員
  そうです。

○市谷委員
  私たちは、表題もですけれども、いろんな名称がついている協議会も全て含めてですけれども、この条例そのものの性質を地下水保全という意味をきちんと位置づけるということで、目的が持続的な利用というよりも保全ということで、名称も、条例案の中に出てくる持続可能な利用とか、その辺を地下水保全という名称に全て置きかえたらどうかと、統一したらどうかということが1つです。
  もう一つは、第15条関係と書いていただいておりますけれども、県が研究するということは前回言わせていただいたのですけれども、同時に県としても井戸も幾つか認知しておられるということでしたので、熊本の条例にもあったのですけれども、県としても常時監視をしていくと。そのことがまた研究にもつながっていくと思いますので、熊本県の条例にもありました常時監視を入れてはどうかと。ただ、どこまでやるかというのはこちらから範囲も指定できるものではありませんけれども、きちんと入れておくのがいいではないかということで提案させてもらいたいと思います。

◎浜田委員長
  井戸というのは観測井戸の位置づけということですか。(市谷委員「そうです」と呼ぶ)

○砂場副委員長
  かけはしは左に書いてある1から9項目でいいと思います。
  先ほど条例案の名称のことがありましたけれども、知事が議会の中で愛称として地下水保全条例で構いませんと言っているので、そういう扱い方で理解してもよろしいのではないでしょうか。

○濵辺委員
  公明党は原案どおりでいいということです。

◎浜田委員長
  直したらという御意見もあったのですけれども、もし追加で御意見がありましたら。特に名称のところだけということになります。

○山口委員
  認識はほとんどと言っていいほど共有していると思います。だから、名称が長いとかいろいろありますけれども、人にわかりやすいように訴える条例のほうがいいではないかと思っております。名前は勝手に言えばいいことであって、条例の趣旨はこういうものだといくことがわかりやすく伝わるほうがいいのではないかと思っております。

◎浜田委員長
  正式名称はこれこれこれですよと。愛称といいますか、簡単に短くして水条例だとか保全条例だとかいろんな言い方はあろうかと思います。ニックネームなのかわかりませんが。

○山口委員
  趣旨がこういうことだという共通の認識を持つことが必要だと思います。

◎浜田委員長
  共通認識を持つためにも、もとの名前のほうがいいのではないかという御意見が出ています。余り長いので、執行部もお書きになるときに地下水条例などと短くまとめて使っておられますので、そういう形で日常的には使っていくというようなこともあるかもしれません。(山口委員「それは勝手にすればいい」と呼ぶ)いかがでしょうか。

○森委員
 おっしゃっていることは重々わかっていますので、中身については何の問題もないと思っておりますので、ただ「絆」としては名前がもっと県民にわかりやすいほうがいいのではないかということだけですので、これは多数の意見に従わざるを得ないと思っておりますので。

○山口委員
  これは大変親切でわかりやすいです。(笑声)

◎浜田委員長
  趣旨も、健全な水循環の保全を追加するということがありますので、ただ日常的に使うのに余りにも長いのでということではないかというふうに思いますが。

○市谷委員
  基本的には地下水の保全という趣旨が入っているので、賛同させていただいてもいいと思っています。

◎浜田委員長
 それでは、総意とさせていただいてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 ということになりますと、全て私どもが指摘するところについては……(発言する者あり)
  済みません。15条の関係と22条、26条ですね。

○山口委員
  これも原案どおり。そういうことで自民党はまとめております。(発言する者あり)趣旨は合っている。だけれども、内容まで協議会で監視できない。

◎浜田委員長
  協議会の名称……(市谷委員「協議会の名称はいいです。ちょっと重なってしまうと思って」と呼ぶ)
  そうですね。となると26条もということになりますね。

○山口委員
  やってみて、内容は内容で対応すればいい。

○砂場副委員長
  市谷委員から提案された15条ですけれども、この前やると県はおっしゃったのですけれども、やるのですね。条文にかかわらずきちんとやるのですね。(中山生活環境部長「やります。きちんと規則なりでこんなこともやるということです」と呼ぶ)

◎浜田委員長
 観測井戸をちゃんとやるということでしたから。(市谷委員「それならいいです」と呼ぶ) それでは、総意ということで、執行部には修正項目、会派共通の委員会としての意見ということでまとめさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  その他、執行部の皆さん、委員の皆さんで。
○山口委員
 これはペンディングになっているでしょう。この提出の仕方。今出されている条例はいつ取り下げるのか。正式にいつ取り下げて、新たに提出されたものについて常任委員会で議論すると。取り下げて、新しいものを出されて、それについて常任委員会を開いて、満場一致になると思いますけれども可決すると。委員長報告ということでしょう。

◎浜田委員長
  中山部長、今後の執行部のお考えを。

●中山生活環境部長
  委員会から私どもに対する修正意見をおまとめいただきましたので、これを持ち帰りまして、各部局関連いたしますので、きちんと会議を開いて対応案、条例をこういうふうに修正するという形のものになると思いますけれども、そこのところをしっかり審議いたしまして、またその内容を常任委員会に御報告させていただき、それで御了解いただければ、条例を取り下げて、あしたにでも提案するという格好に……。

○山口委員
  この常任委員会にかけたものですから、一応ペンディングになっているものをやっているものですから、これを前提にして執行部が出してきたでしょう。執行部が私どもの求めたものを斟酌してできたものですから、またこれを動かされますといろいろ難しいことになると思う。出されたものについて、文言とかそういったものは別にして、問題点があるならはっきりして、また審議をやり直さなければいけないわけですから、ですからこれを前提としてまとめられて……(中山生活環境部長「修正を行います」と呼ぶ)だから、取り下げて出し直すと。(中山生活環境部長「そうです」と呼ぶ)出し直すのはこの趣旨でないといけないと。ということで委員会にかけて、それから本会議にかけると、こういう段取りだということを確認しておかないと。

●中山生活環境部長
  委員会から御指摘を受けましたので、そういう趣旨に従って私どもで条例の修正を考えます。委員会にまた御報告し、その後継続審査中の条例を撤回して、新たに提案するという手続をとらせていただきます。

○山口委員
  基本的には、これをきちんとしなければ意味がない。苦労してまとめたものですから、これに従ってやってもらわなければ困る。

●中山生活環境部長
  そこは十分承知しておりますので。

◎浜田委員長
  確認させていただきます。
 委員会で指摘させていただきました。その指摘した項目については最大限生かしていただいて修正をされる……(山口委員「最大限ではいけない」と呼ぶ)全て。文言がきちんとなっているかどうか……(山口委員「文言は別にして。そうでないとやった意味がない」と呼ぶ)

●中山生活環境部長
  委員会の指摘に従って修正等をやらせていただきます。

◎浜田委員長
  そして出し直していただくということになりますね。
  では、スケジュールは今後出てきましたらまた委員会でそれについて検討するということになります。

○小谷委員
  おくれないように、ちゃんと今議会で成立できるように、手順を踏んできちんとやってください。

◎浜田委員長
  タイトなスケジュールの中で作業をしていただかなければなりませんが、精いっぱいスピードアップしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
  なお、今定例会の会期は本当に短くて、私どももまた改めて出されたものの審査を速やかに行いたいと思いますので、再検討された結果、できるだけ早く出していただきますようにお願いいたします。

○山口委員
  今再検討したものが出ているのだから、もしやるだったら再々検討ということにしないと。そうでしょう。再検討したものが出ているわけですから、これに基づいて私どもは協議してきたわけですから、また出るだったら再々ということにはならぬように。

◎浜田委員長
  お諮りいたします。
  生活環境部から修正案をあした示していただけますね。確認させていただきます。あした出てきます。あしたの本会議終了後に常任委員会を開催し、回答を受けたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
  その他、何かございませんか。(なし)
 以上をもちまして福祉生活病院常任委員会を閉会いたします。

午後2時33分 閉会

 

 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000