平成24年度会議録・活動報告

平成24年10月11日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
安田 優子
内田 隆嗣
森 雅幹
澤 紀男
稲田 寿久
浜田 妙子
森岡 俊夫
上村 忠史 
欠席者
(1名)

廣江 弌
 


説明のために出席した者
  古賀県土整備部長 細羽文化観光局長 三木生活環境部次長 嶋沢農林水産部次長外関係課長

職務のため出席した者
 上月調査課課長補佐 五百川調査課係長

1 開会  午後1時45分
2 閉会  午後3時13分
3 司会  安田委員長
4 会議録署名委員  上村委員  澤委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後1時45分 開会

◎安田委員長
 ただいまから中海圏域調査特別委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 委員の皆様は、発言をされる際は必ずマイクのスイッチを入れるようにお願いをいたします。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、上村委員と澤委員にお願いします。
 それでは、これより議題に入ります。
 なお、質疑は全ての説明終了後、一括して行っていただきたいと思います。
 最初に、議題1、第3回中海会議の概要について、亀井企画課長の説明を求めます。

●亀井企画課長
 資料の1ページをお願いいたします。8月28日に開催いたしました第3回の中海会議の概要につきまして報告をいたします。
 米子市で開催されましたこの会議でありますけれども、3番の構成員のところに記載しておりますけれども、中国地方整備局、中国四国農政局、両県、4市、この機関のトップが集まる会議でございます。
 4番の概要のところでありますけれども、この中海会議におきましては(1)から(4)までございますこの4つの部会あるいはワーキンググループでそれぞれ議論したものを報告して、さらに議論するという構成をとっておりますが、そのうちの(1)でありますけれども、まず、中海、それから境水道の堤防、護岸等の整備ということで、護岸整備に関する部分でございます。ここにつきましては、中国地方整備局出雲河川事務所のほうから、まず状況につきまして報告を受けて、その後意見交換を行いました。この意見交換におきましては、平井知事のほうから、2つ目の丸でありますけれども、大橋川改修工事に当たっては順番を間違えずに、先に下流側、鳥取県側の堤防、護岸の整備を行うということについて確約を求める発言がございまして、整備局のほうから確約があったところでございます。
 (2)で、2つ目につきましては中海の水質、流動についてでございます。こちらにつきましては、事務局を務めております本県の水・大気環境課のほうから状況についての報告がございまして、さらに検討等を行い、議論等を行いました。
 報告につきましては主な報告のところで書いておりますけれども、1つ目のぽつでありますけれども、水質測定結果としまして、COD、全窒素、全リンのいずれの項目も環境基準を達成していないということ。2つ目のぽつですけれども、本庄工区におきましてはCODの値に改善が見られるということで、森山堤を開削した効果とも考えられるところであるけれども、窒素あるいはリンの値というのが横ばいであるので、引き続き検証が必要であるということ。3つ目のぽつでありますけれども、水質改善の取り組みということで、今年度から米子湾の流動調査でありますとか中海の底質調査を実施すること。それから昨年度実施しました地下湧水の調査結果から、その活用について提案が行われました。
 こういった報告を受けまして、主な意見ということですけれども、浅場造成の効果検証をして、効果があればさらに取り組みを進めてほしい、あるいは湧水についてどういった効果があるのかさらに調査を続けてほしいと、こういった意見がございました。それから米子湾、大海崎におきます流向、流速の観測地点の常設化を検討してほしいということ、それから森山堤の開削による水質の効果につきまして、時間がかかり難しいだろうということですけれども中間報告を示してほしいということ、こういった御意見がございました。
 3つ目の項目としましては、中海の沿岸農地の排水不良についてでございます。こちらにつきましてはワーキンググループの事務局を米子市のほうが持っておりますので、米子市のほうから報告がありまして、今後も排水不良農地に効果的な対策を検討していこうと、そういったことを確認したところでございます。
 4つ目は、中海の利活用についてということでございまして、こちらにつきましてはワーキンググループの事務局を島根県のほうが持っておりますので、島根県のほうが中海周遊サイクリングコースの設定等を初めとするアイデアについて報告がありまして、今後このワーキンググループでさらに検討して、行政だけではなくてNPO等民間も含めて関係機関と調整を図りながら協調して取り組みを進めていこうということとしたところでございます。水産試験場のほうから、今年度から3年の計画で行います予定の中国地方整備局が造成を進めます浅場を活用したマハゼの資源回復調査について報告が行われました。
 この中海会議の概要につきましては、今議会の企画県土警察常任委員会のほうでも報告いたしまして、その際、稲田委員のほうから、こういった報告を受けたことについてはこれまでも何回もその報告を受けた長年の課題だと、そういった事項であるので実効性のある会議にする必要があるのではないかと、そういった意見を常任委員会の場でいただきました。この意見につきましてはそのとおりだと思いますので、今後次のステップに進むために何が必要であるのか、そういったことをこの会議の中で具体的な取り組みを検討して、取り組みをこの圏域で実行に移すと、そういったことにつなげていきたいというふうに考えております。

◎安田委員長
 次に、議題2、米子-ソウル国際定期便等の平成24年度上半期利用実績について、馬田国際観光推進課長の説明を求めます。

●馬田国際観光推進課長
 資料の2ページをお願いいたします。米子~ソウル国際定期便等の24年度上半期利用実績につきまして御報告させていただきます。
 まず、米子~ソウル便の4月から9月の利用実績でございます。搭乗座席数でございますが、1万4,184席ということで、上半期の搭乗率は55.9%となりました。昨年より若干下回っているところでございます。搭乗者の内訳を見ますと、日本人搭乗者が最も多いところでございますが、前年同期に比べまして1,203人の減となっており、その次は韓国人でございますが、韓国人は逆に674人の増となっているところでございます。アウトバウンドは前年を下回る結果となったところでございますが、インバウンドにつきましては韓国人ブロガーを対象に実施いたしました3万ウォンキャンペーンが奏を巧し、前年を上回ったところでございます。10月以降の予約状況でございますが、10月が48.4、11月が27.9といった状況になっているところでございます。
 続きまして、環日本海貨客船航路の利用実績でございます。これは境港~東海間でございますが、上半期の乗客数は全体で1万3,944人という数字になっております。最も多いのが韓国人で1万2,000人強ということになっております。これは昨年実績に比べまして韓国人が2,386人増になっておりますけれども、1便当たりの平均乗客数でございますが、上半期が258人、これは昨年度が236人でございまして、ふえておりまして、旅客利用は順調に推移しているものと考えております。
 続きまして、3つ目の境港への国際クルーズ客船の寄港実績でございます。今年度上半期には計10回、主な船といたしましては2,000人規模のコスタ・ヴィクトリア、そして1,000人規模のクラブ・ハーモニーでございますが、計10回寄港がございまして、乗客数は6,002名でございました。その国別の内訳を見ますと、韓国人が約75%、中国人が約20%という状況になっているところでございます。
 4番目でございます。米子鬼太郎空港へのチャーター便の実績でございます。4月と7月でございますが、台湾から復興航空が4月に2往復、そして7月にはチャイナエアラインが2往復、そして8月には中国の吉祥航空が5往復、計9往復運航されました。この結果、計約1,200名の外国人が県内を観光されたところでございます。また、11月にはチャイナ・エアラインの2往復が予定されているところでございます。

◎安田委員長
 次に議題3、「第5回中海の水質及び流動会議」の概要について及び議題4、中海におけるアオコの確認について、広田水・大気環境課長の説明を求めます。

●広田水・大気環境課長
 資料の3ページをお願いいたします。7月10日に開催いたしました第5回中海の水質及び流動会議の概要について御報告いたします。
 下の参考に書かせていただいておりますが、設置目的、構成員等はそのとおりでございます。
 協議事項でございますが、まず1点目ですが、23年度の中海の水質・流動調査等の結果でございますが、23年度のCOD、全窒素の最高値の観測地点は米子湾中央部だったと。中海で一番水質が悪い地点は引き続き米子湾中央部という23年度も同様でございました。ただ、中長期的に見ますと、CODは横ばいでございますが、全窒素、全リン等についての最高値については改善傾向が見られるところでございます。
 続きまして、第5期の湖沼水質保全計画の進捗状況でございますが、これらは両県、周辺4市の取り組み状況はほぼ計画どおり進捗しているところを確認したところでございます。
 米子湾流動等の調査についてですが、今年度から米子湾の監視体制の強化として、米子湾の流動等の調査を実施することとしたところでございます。それらの内容については、流向、流速等の実測データをもとに流動シミュレーションモデルでもって米子湾の流動等を確認し、今後の必要な水質浄化対策を検討するということにしております。これは国交省、両県の三者連携で行う事業でございます。
 今年度から来年度にかけて中海の底質調査も実施することとしておりまして、約40地点の底質の栄養塩の含有量等の調査を実施するということにしたところでございます。米子湾の水質調査といたしまして、中海への流入河川等を対象に、従来の水質だけではなくて流量も調査して、米子湾に入るいわゆる流入負荷量の策定を周辺4市と協力して実施するということを確認したところでございます。
 続きまして4ページでございます。さき方も若干御説明をしたところでございますが、23年度の中海の水質測定結果でございます。図1に示しております緑の点、環境基準点12地点の概要でございますが、さき方中海会議のほうでも報告がございましたとおり、COD、全窒素及び全リンいずれの項目も環境基準を達成しなかったというところでございます。
 右側の棒グラフを見ていただきますと、赤い線が環境基準値で、点線が第5期の湖沼水質保全計画の目標値でございます。T-3が米子湾の中央部ということで、さき方申し上げましたとおりCOD、全窒素については最高値を示しておったと。全リンについては意東湾ということで、N-5ですか、その地点が最高値でございました。さき方報告があった本庄工区の水質改善のことについては、左側の図のNH-1とNH-2、この2地点のCODの水質が改善傾向にあって、それらがいわゆる水門の開放の効果の一つとして考えられるかなというところの報告があったところです。ただ、窒素、リンについては特に変化がなかったので、これからもう少し見ていかないといけないというところでございます。
 経月的に見ますと、下側、図3のほうですが、CODについては過去5年と比較して低い状況がございました。これはCODの分析方法を統一したりして、従来法より少し値が低目になるという傾向もございましたが、過去5年と比較して低うございました。全窒素、全リンについては6月、8月と赤潮の発生、植物プランクトン等の影響等もございましてやはり高い時期が見られました。
 下側の図4のほうでございますが、中海の水質の経年変化ということで、さき方申し上げましたとおり黒丸のほうが最高値の経年変化を示しておりまして、CODについては中央部ともほぼ横ばいでございますが、全窒素、全リンについては右肩下がりということで、長期的に見ますと改善傾向が見られるというようなことを御報告させていただいたところでございます。
 続きまして、5ページですが、中海におけるアオコの確認についてということで、今年度も中海でアオコが確認されておりますので御報告させていただきます。
 7月ごろから大橋川、宍道湖ではアオコが確認されており、8月30日には中海でもアオコが確認されて、広範囲に継続的に確認されたところでございます。
 アオコの原因種といたしましては、従来と同じ種のミクロキスティスという淡水性の植物プランクトンで、宍道湖においては数年来継続しているものでございます。湖水の水温の上昇なり日射量等、アオコの発生の条件に適合していたものと考えているところでございます。
 今後の対応としましては、関係機関が連携して継続監視を実施していくとともに、情報共有を図り、また、第5期の水質保全計画を着実に推進していこうということを確認したところでございます。
 被害としましては、宍道湖のほうではガス臭がするということで、ガス会社のほうとかに苦情等が寄せられているということをお聞きしているところです。本日の新聞にも書いてありましたが、島根県で来年度は宍道湖のアオコの調査に一層取り組むということが確認されているところでございまして、17地点で実施しようということが決められた模様でございます。
 下側に9月26日の状況を示しておりますが、南側のほうはレベル3から4ということで、結構濃いアオコが確認されていたところでございますが、この10月7日の出雲河川の調査では米子の彦名の一部に確認ができる程度で、点在する程度で、今ほとんど見られなくなっている状況でございます。

◎安田委員長
 議題5、第4回大橋川改修事業に係る環境モニタリング協議会について、三木生活環境部次長の説明を求めます。お願いします。

●三木生活環境部次長
 資料6ページをお願いいたします。大橋川の改修事業に係る環境モニタリング協議会に委員として出席いたしましたので、御報告させていただきます。
 これにつきましては、改修事業が環境に与える影響の程度につきまして、モニタリング結果や環境保全措置等について意見、助言を行う協議会でございます。7月9日に開催されました。1番のところに書いてございますように、構成につきましては学識委員12名と行政委員8名で、事務局は国交省の出雲河川事務所でございます。下のほうの4番に書いておりますが、改修事業につきましては昨年の10月に改修工事が着工ということで、具体的には追子団地等のところの築堤護岸の矢板打設等が行われているところでございます。
 協議会の概要といたしましては、2番のところに書いておりますが、3点につきまして確認をするということになっております。第1点目は広域モニタリングということで、水質、底質、水位などへの影響の程度を確認するということで、対象は宍道湖、大橋川、中海でございます。これにつきましては平成23年、これは1月から12月でありますけれども、この結果につきまして影響があるかどうかということで、一時的には塩分と水位が現状変化幅、これまでの従来の幅を超えているかどうかということで確認するということになっておりますが、この23年度につきましては5月と9月にかなりの出水があったというようなことの影響で現状を超えているものが見られたということで、自然的条件であるということがありました。
 さらに、ここに書いてございませんけれども、水質についても先ほど説明がありましたような感じで、アオコ等の影響で現状よりも上回った月が確認されたということの報告がありました。
 2番目は環境監視ということで、これは大橋川流域が対象でございますが、保全措置までは講じないけれども、監視をしていく必要がある生物の状況を確認するものでございます。これにつきましては、ヤマトシジミ、ホトトギスガイ等の分布等につきまして調査結果が報告されました。
 3番目につきましては工事モニタリングということで、これは大橋川流域が対象でございます。1点目といたしましては、今年度、24年度に新規工事予定箇所の環境保全措置、これは具体的にはコアマモとかヨシの移植についての措置についての意見、それから継続工事箇所、これは追子地区の工事モニタリング結果ということで、矢板打設についての騒音であるとか振動、あるいは汚濁の防止結果等についての報告がございました。
 主な意見といたしましては、ちょっと広域モニタリングにつきましては欠測がありましたので、観測はモニタリングの基本なので欠測が生じないようにするということを申し上げました。さらに、調査データの平均値だけでわかりにくいという面もあるので、専門の委員の指導を受けながら十分な整理を行っていただきたいというような意見がございました。

◎安田委員長
 次に議題6、米川土地改良区の特別検査結果に対する再報告等について、議題7、中海干拓農地(弓浜干拓地)の売渡しの公募について及び議題8、国営中海土地改良事業の総事業費の変更について、俵農地・水保全課長の説明を求めます。

●俵農地・水保全課長
 7ページをお願いいたします。米川土地改良区の特別検査結果に対する再報告等について報告いたします。
 米川土地改良区から6月22日付で報告された特別検査結果に対する改善措置方針等の内容につきましては、前回の委員会でも報告させていただいたところですけれども、やはり内容が不十分ではないかということで、国と県それぞれ内容の見直しを改良区にお願いしたところであります。それを受けまして、米川土地改良区のほうから8月27日付で再報告が上がってきましたので、その内容について報告させてもらいたいと思います。
 あわせて、今回の不祥事におきまして、県では財政規模の大きな土地改良区を対象に特別検査を実施してきております。今回その検査の結果が取りまとめできましたので、これもあわせて報告をさせてもらおうと思います。
 まず最初に、米川土地改良区の特別検査結果に対する再報告ですけれども、まず再報告を求めた内容ですけれども、当初の改善措置方針では、法令遵守体制や内部牽制機能の強化のために定款や規約等の改正を行う必要があるのですけれども、それについて、来年の3月の通常総代会で対応するというようなことになっておりました。それから、役職員の研修についてもまだ具体的な日程は決まっていないということで、もう少し前倒しで対応してほしいということをお願いをしたところであります。
 それを受けて米川土地改良区のほうから来た再報告の内容なのですけれども、7月30日に臨時総代会を開催していただきまして、これに急遽定款とか規約等の改正議案を上程していただいて議決していただいております。したがって、定款や規約、年間の研修計画とか、あとパソコンによる会計処理も来年度からの導入ということになっておりましたけれども、もう既に7月から導入済みというようなことで、法令遵守体制や内部牽制機能等については既に前倒しで対応していただいております。あと残っておりますのが不明金に対する役員の補填割合と、補助金返還についてもまだちょっと額が確定をしておりませんので、これについても額が確定次第、速やかに対応したいということで報告を受けたところであります。
 今後の対応なのですけれども、一応今回の報告で完了していない不明金の補填の割合とか、あるいは組合員に対する説明等につきましては、3カ月ごとに報告をしていただくことになっております。次回は12月10日までにまた報告が上がってくる予定になっております。
 続きまして、県内土地改良区、95土地改良区あるのですけれども、これに対する指導強化ということですけれども、県では5月から8月にかけまして財政規模が5,000万以上の大きな土地改良区を対象に特別検査を実施しました。県内で24の土地改良区があるのですけれども、それぞれ21年度から23年度の3カ年について、領収書を一枚一枚見て帳簿等との突き合わせを行ってきたということです。
 その結果、不明金等の重大な不適正事項は見つかりませんでしたけれども、やはり何点か改善すべき事項が見つかりました。具体的には、社会保険料や雇用保険料等の算定について土地改良区の負担額の算定誤りがあったということや、理事、監事の点検や確認が不十分であったりとか、あるいは預金通帳と公印の管理者が同じであるとかということで、このあたりを改善してほしいということであります。
 今後の指導についてですけれども、改善を要する土地改良区については指導を徹底していきたいと思いますし、今回特別検査を実施していない71土地改良区があるのですけれども、これについては、これから来年度にかけて計画的に検査を実施していきたいと思っております。また、土地改良区の役員の方を対象に、研修会も実施をしていきたいというふうに考えております。
 続きまして、8ページをお願いしたいと思います。中海干拓農地(弓浜干拓地)の売渡しの公募についてであります。
 この件につきましても6月定例会で説明させていただきましたけれども、一応県は8月1日付で鳥取県農業農村担い手育成機構のほうから実勢価格で農地を取得しております。彦名工区につきましては、排水改良工事が来年度までかかるということで売り渡しが26年度からになりますけれども、今年度は弓浜干拓地を売り渡しをしていくということで今計画をしているところです。弓浜干拓地につきましては、一応8月の終わりから弓浜干拓地の営農組合の総会で説明をしてきたり、それからリースで借りている方が7名おられるのですけれども、その方と面談をして、農地を買われませんかということで意向の確認もしながら進めてきておりまして、今のところは借り受け者の方からは購入希望がありませんでした。
 現在、10月3日から10月16日の期間で借り受け者を公募中でありまして、きのうまで4回ですけれども個別相談会を開催をしてきたところであります。現時点での実績といいますか、状況ですけれども、一応2人の方が詳しい話を聞きたいということで相談会のほうにお見えになられております。
 続きまして、9ページをお願いしたいと思います。国営中海土地改良事業の総事業費の変更についてであります。
 中国四国農政局長から、9月21日付で国営中海土地改良事業の総事業費を変更したいということで通知がありました。内容は、彦名、弓浜の暫定ため池、これは県の底地といいますか、所有は県有地になっておりまして、そこを撤去して農地として再整備をするという予定ですけれども、この再整備に当たって表土が確保できないと。当初、公共残土や暫定ため池の堤防の泥を再利用する計画だったのですけれども、良質土が確保できないということで購入土に変更いたしました。これに伴いまして総事業費が3億4,000万ふえるのですけれども、一応負担割合が国が90%、県が10%ということで、県の負担額は3,400万になります。
 事業の完了年度ですけれども、予算が足りないということで今年度の完工ができなかったものですから、1年間工期を延ばしまして、来年度の事業完成ということになります。
 県の対応方針なのですけれども、一応暫定ため池の用地は県有地ということで、完成後は、できた農地は県有農地として県が取得することになります。平成26年度からの売り渡しを円滑に進めるためには、やはり国においてきちんとした農地を整備してもらうことがいいのかなということで、今回事業費はふえますけれども、それについてはやむを得ないのかなというふうに考えております。
 また、事業完了に際しては、いろいろ送水施設や干拓地内の調整池、排水機場等があります。これについては地元がまた引き受ける形になりますので、今事業が行われている間に十分に機能検証等を行っていただいて、もしふぐあいがあれば、それについては国のほうで責任を持って直してもらうようにお願いをしていきたいというふうに思っております。

◎安田委員長
 次に議題9、みなとさかい交流館外壁改修工事について、議題10、米子港における放置等禁止区域及び物件の指定について及び議題11、米子鬼太郎空港(美保飛行場)駐車場の運営について、森下空港港湾課長の説明を求めます。

●森下空港港湾課長
 10ページをお願いいたします。みなとさかい交流館外壁改修工事について御報告いたします。
 この工事につきましては、アンケート結果に基づき外壁の色彩を選定いたしまして、8月30日に工事請負契約を締結したところでございます。
 まず、色彩の選定についてでございます。境港市、それから景観アドバイザーの意見を聞きまして4案の候補を絞り込み、7月にアンケートを行いました。対象は、周辺住民の方、観光客の方を対象にしております。7月6日から22日にかけて行いまして、500名余りの方から御意見をいただきました、投票していただきました。結果としましては、壁がシャンパンゴールド、塔がシルバーの色彩が多く支持されたということでございます。そこに写真をお示ししたとおりでございます。決定案に対する主な意見としましては、明るいとか暖かみがあるとかやわらかいというふうな御意見が寄せられました。
 次に、工事請負契約の締結でございます。工事概要としましては、外壁が約3,900平米ということで、来年の25年11月20日までの工期で行うということで、受注者が大松建設・岩崎組特定建設工事共同企業体ということでございます。施工に当たりましては、細部構造の専門的提案を受注者から受けまして、特に漏水対策について万全となるよう県及び施工監理業者において詳細に検討いたします。現場監理においても、施工監理業者と県との二重体制によって頻度を上げて重点的に行う予定にしております。
 続きまして、11ページをお願いいたします。米子港における放置等禁止区域及び物件の指定についてでございます。
 米子港では、沈船が放置され港湾管理上支障が出ていることから、今後適切な港湾管理を行うため、港湾法に基づく指定を行ったところでございます。
 まず、放置等禁止区域及び物件の指定についてでございます。中ほどに位置図をお示ししております。赤塗りの部分が放置等禁止区域ということで、港湾区域、水域を指定しております。それから放置等禁止物件としましては船舶、土石、いかだ、竹木、車両及び工作物ということで、10月1日より適用いたしております。指定に当たりましては、米子市漁協、プレジャーボート愛好者等の関係者の方々に事前に説明し、御了解を得ているところでございます。
 次に、放置された沈船とそれに対する撤去命令についてでございます。沈船は、昨年の11月、位置図に示しましたように灘町1丁目付近の海域に放置されておりまして、油が流出し、県のほうで処理を行ったところでございます。所有者につきましては行方不明だということでございます。ことしに入りまして8月と9月にも再び油が流出し、県のほうで処理を行ったところでございます。上記1の禁止区域及び物件の指定に基づきまして、10月2日に監督処分を行ったところでございます。その内容としましては、10月16日までに沈船を港湾区域から撤去することを命じるというもので、期限までに撤去されなかった場合には所有者にその費用を求めるということでございます。
 続きまして、12ページをお願いいたします。米子鬼太郎空港(美保飛行場)駐車場の運営についてでございます。
 当空港においては、空港の利用促進、周辺地域の地域活性化等を図るため、平成19年10月より、県が国有財産を借り受け、米子市と境港市の協力を得て運営を行ってきたところでございます。しかしながら、その期間が9月30日で満了することに伴い、所要の手続を行って10月1日から引き続き駐車場を運営することといたしております。
 その経緯でございますが、ことしの6月22日に国のほうから駐車場営業者の公募がございました。県が応募しましたところ8月31日に営業者に選定されたということで、10月1日より運営しているところでございます。29年9月30日までの5年間、引き続き運営することとしております。
 運営方針としましては、周辺の鳥取、出雲、岡山空港で駐車場が無料開放されているということで、引き続き無料化し、利用促進、活性化を図りたいというふうに思っております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等ございましたらお願いいたします。

○森岡委員
 11ページの米子港の放置船舶の件ですけれども、文章を読むと沈船の所有者を調査したが不明ということだったのですけれども、今説明を聞くと行方不明とおっしゃったのですね。不明と行方不明では大きな差があって、所有者が特定されているけれども行方がわからないと。もしくは、この文章を読むと所有者が全く不明だと、どちらなのでしょうか。
 それで、要はこれが何で関係してくるかというと、先ほど沈船の撤去費用は相手方に請求するのですよとおっしゃったのだけれども、行方不明であれば当然相手方を追いかけるような状況が生まれてくるだろうし、もし全く所有者が判明しなければ、これは当然県が見なくてはいけないわけですね。そこら辺がちょっとはっきりしなかったので、そこの説明をお願いします。

●森下空港港湾課長
 現時点で調査した結果なのですけれども、船を登録されている方がおられて、その方に話を聞くと、実際の所有者の方が別におられて、その方を調べたのですけれども現時点ではわからないということです。そういうことで行方不明というふうなことを申し上げたところでございます。

○森岡委員
 今の話は漁船ですか、それとも一般のプレジャーボートの登録の話ですか。

●森下空港港湾課長
 漁船登録のほうでございます。

○森岡委員
 漁船登録、私も前回質問したのだけれども、実際に乗っている所有者があって、それ以外に所有者があるなどという道理はない。漁業権が発生しているわけだから。その辺、それをうのみというか、要は実際に信じておられるのですか、県は。はっきり言えば、鳥取県知事が漁船の登録権者なのですね。そこに所属している人が、そういう曖昧な説明で納得されるというのが私はちょっとよくわからない。いかがなのですか。

●森下空港港湾課長
 先ほど御説明したとおりのことしか今情報を持っていませんので、もう一度よく調べて所有者の方がわかるようにしたいと思っています。

○森岡委員
 それは漁協に所属しているのですね。全くのフリーでその他的な漁船ではなくて、漁協に所属している船ですね。

●森下空港港湾課長
 今聞いていますのは、漁協には所属されていないというふうに聞いています。そういう情報を持っています。
○森岡委員
 ということは、前回質問しましたけれども、そういうのは余り思わしくないわけですから、これは水産振興局に言っておきます。

○内田隆副委員長
 1ページと3ページにかかわることなのですけれども、6月議会で森岡委員と安田委員長から同じような話をここでされたと思うのですけれども、下水の話が全然出てきていないのですけれども、なぜですか。

●広田水・大気環境課長
 来年度の要望に当たりまして、今度県下の下水道主管課長会議を開いて、今後の要望なりに対しては、湖沼流域について優先枠的なものを設けることについて市町村と協議をすることとしておりますので、そちらのほうの結果を得てから御報告させていただこうというふうに思っていたところでございます。

○内田隆副委員長
 では、結果が出てから報告をいただきたいのですけれども、現状はどうなのでしょうか。どういう考え方を持って臨んでいらっしゃるのですか。

●広田水・大気環境課長
 ただいま申し上げましたように、一応県内の湖沼流域についてはそういった優先枠的なものを一部確保しまして、湖山池の鳥取市と米子、境港、そちらのほうの優先配分をさせていただきたいというぐあいには考えているところでございます。

○内田隆副委員長
 わかりました。その会議がいつなのでしょうか。それは別として、次回かその次かに必ず報告をお願いします。

●広田水・大気環境課長
 了解いたしました。

○上村委員
 2ページです。チャーター便についてです。チャーター便で来られるのですが、来てからどういったところに行っているかという調査をされていますでしょうか。

●馬田国際観光推進課長
 観光客についての調査は、3月の春秋航空のときに観光客が100人ちょっとおいでになりましたけれども、そのときにアンケート調査をいたしました。その場合、やはり鳥取県というのは非常にすばらしい観光地は多いのだけれども、例えば言葉が通じないとか、あるいは……。

◎安田委員長
 どこに行ったのですか。

●馬田国際観光推進課長
 済みません、行き先は水木しげるロードとかとっとり花回廊、あるいは鳥取砂丘、こういったところが多いというふうに聞いております。

○上村委員
 出雲ではなくて鳥取が多いですか。

●馬田国際観光推進課長
 このチャーター便は米子鬼太郎空港に到着いたしまして、大体鳥取県を通って行きますけれども、一部はまだやっぱり島根県のほう、出雲大社とか松江城に行かれる方もいらっしゃいます。

○稲田委員
 まず、同じような会議が続いているわけです。第3回中海会議、第5回中海の水質及び流動会議。あと、これは会議とは言えないけれども、中海におけるアオコの確認の問題、大橋川改修に係る環境モニタリング協議会、それぞれに設立の趣旨は違ってわかるのだけれども、非常にダブっているものもある。特にこの中海会議と中海の水質及び流動会議においては、内容的にはほとんどダブりがあるように思うのだけれども、片一方は企画課、片一方は水・大気環境課、こういう課を分けてそれぞれの会議を担当する必要があるのだろうか。

●亀井企画課長
 この中海の関係の会議の構成について、ちょっと説明させていただきます。
 3ページにございます中海の水質及び流動会議、こちらのほうは、1ページの中海会議の中の4つの部会、それからワーキンググループがある中の、4番の概要のところでいきますと(2)のところに相当する部分であります。中海会議は、それぞれの首長でありますとか、国の機関の長でありますとか、そういったところで構成されておりまして、その下に水質、流動の関係では、3ページのほうにある水質・流動会議というのが部会としてあるというところでございます。
 ですので、1ページのほうは親会議のほうの全体については企画課のほうで報告させていただきました。その中で、水質、流動につきましては3ページにあります水質・流動会議というのが親会議の下にぶら下がっている会議ということで、メンバーも首長とかではなくて、さらにその下のレベルで実質的にいろいろと中身について議論すると、そういったところでございますので、ここのところは水質、流動ということで生活環境部のほうですので、そちらのほうで報告させていただいたというところでございます。
 ちなみに、もう一度1ページに戻っていただきますと、中海の関係、先ほど言いました4つの固まりがあるわけでございますけれども、1つ目は護岸整備ということで、これは県土整備部のほうが、2つ目が水質、流動で生活環境、3番目のほうが農地の排水不良ということで農林水産部のほうが、4つ目は利活用ということで幅広くいろいろかかわりますので企画部のほうで担当しておりまして、全体の中海会議というのは鳥取、島根両県の企画サイドのほうで担当していると、そういった構成でございます。

○稲田委員
 そのシステム、組織はわかるのだけれども、結局話し合っていることの項目は同じようなことをやっているわけだ。概略のことを上で決めておいて、そして下部の組織でそれをさらに細分化するのだけれども、しかしながら、文面にあらわれている文章というのは結局は同じことが書いてあるわけです、趣旨として。何のために上部組織と下部組織をつくったのかよくわからない。それが1点。それをちょっと聞きたい。

●亀井企画課長
 構成する地方整備局でありますとか中国四国農政局でありますとか島根県、そういったところでやり方、構成の仕方を考えるに当たりまして、親会議といいますか、一番上の会議は知事、市長あるいはそれぞれの機関の長レベルで、そこでいろいろと大局的な判断をしていただくためにその下にそれぞれ部会ですとかワーキングをつくって、それは我々職員レベルでいろいろと議論いたしましょうと。その中で出てきた大きな課題につきまして親会議のほうに報告いたしまして、大局的な判断からいろいろと検討していただきましょうという構成を今はとっておりますので、例えば3ページのほうで検討いたしました水質・流動会議で議論されたものを親会議のほうに報告して、それぞれのトップレベルのほうで議論していただくということになりますので、何が報告されたかみたいな形になりますと、確かに委員おっしゃいますように、2つの会議のほうで議論された内容、あるいは報告された内容というのは結果として同じようなことになってしまっていると思います。
 冒頭に私申し上げましたように、意味のある実効性のある会議にしなくてはいけないということだと思いますので、そこは島根県でありますとか国のほうでありますとか、来年度に向けて議論といいますか、進め方も含めて話してみたいと思います。

○稲田委員
 亀井課長、私が言わんとするところを言ってしまわれたからもう言うことはないけれども、結局、このCODにしても全リン、全窒素にしても、私が耳にしただけでも、もう8年ぐらいずっと聞いている。依然としてやっぱりそういうやり方をとってそういうシステムで、上で話を決めて下におろして、下で調査をしてまた上に上げてというようなことではなくて、課長も使ったけれども、要するにもっと実効性のある部局で本当にちゃんと調べて、この会議の冒頭でも言われたように、一体いつまで調査して研究しているのだと私も言いたいわけです。だから、そこの部分をもう少し、調査をした以上は今度はその調査結果に基づいてどういう対応をするのかということを実行、実践していかなければならないわけです。そんな回りくどいような組織をつくるのではなくて、もうちょっと実効性のある実動部隊のようなものをつくって本当に調査をして、それに対して対応していくというシステムにしないと、ベルサイユ条約ではないけれども、会議は踊るみたいなことをやっていてもだめだ。らちが明かないような気がすると思う。これは、おっしゃっていることはわかりましたからいいです。
 もう1点、私、この文章でよく理解ができないのは、9ページですけれども、増額理由のところです。要するに良質土を確保できなかった。もし良質土を確保できておれば、もっと鳥取県の負担額が大きくなるということですか。良質土は安いから良質土にしようとしているのか、その辺がこの文章からするとよくわからない。公共残土や暫定池の堤防の土を利用したりする、多分堤防の土を利用するほうが安上がりなのだろうと思うけれども、それがやっぱり良質なのだろうか。その辺がちょっとよくわからないので、もうちょっと説明を聞きたい。

●俵農地・水保全課長
 この公共残土というのは、他工事で出たいい泥がもしありましたらそれを入れればということと、それから暫定ため池の堤防の土を使えば購入よりは安くできると。今、例えば堤防のため池の泥というのは悪い泥ですので、その泥を一旦外に持ち出さなければいけません。運搬をして処分場へ持っていったりということで、余分な経費がかかってしまうということで、だから、もし暫定ため池の泥がいい泥であれば……。

○稲田委員
 いやいや、そういうことではない。購入土というのは良質なのか、悪質なのか。

●俵農地・水保全課長
 良質です。良質な泥でして、それで、今の弓浜の干拓地の表土というのが大体砂でなっていまして……。

○稲田委員
 そうすると、文章を少し変えたほうがいいのではないか。「良質土を確保できなかったため」。この購入土が良質ならば、良質土に変更したと読み込める、文章が。この文面からすると。良質土が確保できなかったのでしょう。ですからいわゆる購入土に変更したわけでしょう。今聞いたらば、購入土は良質だとおっしゃるわけでしょう。そうすると、良質土を確保できなかったから良質土に変更したと読めるではないですか、名称的に。こんな文章があるのかなと思う。言っていることがわからないか、私の説明が。

◎安田委員長
 文章の書き方がいけないのですよ。

○稲田委員
 文章の書き方がおかしいではないかと言っている。(発言する者あり)内容はわかっているのだ。

●俵農地・水保全課長
 そうですね、だから良質土を確保という言葉がなくても、利用できなかったので良質……。

○稲田委員
 なかったら書かないほうがいい。

●俵農地・水保全課長
 わかりました。済みません。

○稲田委員
 この文章を読んで余計ややこしくなる一方だ、これは。

◎安田委員長
 「良質土を確保できなかったため」というのがあるがゆえに余計わからない。(発言する者あり)

○稲田委員
 余計わけがわからないようになるのだ。良質な購入土に変更したとか何とかと書けば済む話だ。おかしい。だから直したほうがいいと思う。

○上村委員
 1ページです。主な意見の2番目に流向流速観測地点の常設化を検討してほしいという意見が出ていますね。それで、森山堤は開削しているのですね。潮というのは左回りに回っているわけでしょう。そうすると、森山堤は要望に上がっていないけれども、それは入る一方だからということで上げていないわけですか。ここのところもしないといけないのではないですか。開削したのは森山堤と大海崎のところでしょう。

◎安田委員長
 大海崎はしていません。森山堤の1カ所だけです。

○上村委員
 オープンにしたのは2カ所あるのではないか。

◎安田委員長
 いや、1カ所です。

○上村委員
 森山堤は、流れ込んでくるだけだからそういう計器は要らないということでしょうか。あそこもしないといけないのではないか。

●広田水・大気環境課長
 今、上村委員おっしゃったように森山堤については流向流速観測計がついているのですけれども、大海崎の松江側のちょっと切れておるところについているのは、常についているのですけれども臨時的につけた設備でございまして、せんだって壊れて、そのままになっておって、今工事にかかっているところなのですけれども、大海崎や米子湾の水位測定部分についても、今後きちんとした設置をして常設にしてほしいということを申し上げたということでございます。

○上村委員
 個数的には、2カ所ということですね。

●広田水・大気環境課長
 2カ所。

○上村委員
 2個ということですか。

●広田水・大気環境課長
 はい。

○上村委員
 わかりました。

○澤委員
 米子~ソウル便についてお聞きします。インバウンド対策で5月、6月に韓国人ブロガーを対象にした往復3万ウォンキャンペーンを行ったと。具体的にこれでどのぐらい使われたのかということと、この3万ウォンというのが韓国の人にとってどのくらいな金額に値するのかと。例えば韓国からウォンを使ってこっちに来る場合にどのくらいな金額に値するのかなというのが1つ。
 もう1つは、前回もちょっと質問したと思うのですけれども、これは予算でもついていたはずなのですけれども、今中国なんかが厳しい状況になっていますけれども、各旅館に銀聯カード云々の設備とか翻訳機とか、そういうものの予算が上がってきた。それが県内でどういうふうな状況になっているのか。
 もう1つは、文化観光局として、これを今後どういうふうに現状を含めて進めていくお気持ちなのか教えていただきたいのですけれども。

●馬田国際観光推進課長
 まず、5月、6月に実施いたしました3万ウォンキャンペーンの概要でございますけれども、実はこの3万ウォンキャンペーンにつきましては、今回アシアナ航空を利用したブロガーの方に来ていただこうということで、総費用500万弱程度使っております。これにつきましては、当然ながら募集の告知であるとか、あるいは抽せんの経費であるとか、あるいは実際の送客するための経費等で活用したものですけれども、約490万ぐらい使っております。
 実は、3万ウォンという金額の相場なのですけれども、現在、日本円で1万円が約15万ウォンぐらいになっております。したがいまして、約2,000~3,000円になっております。
 通常、旅行商品を韓国で造成した金額、さまざまあるのですけれども、安い鳥取県の旅行商品としてアシアナ航空を使ってすれば、大体50万ウォンぐらいから80万ウォンぐらいになります。ただ、3万ウォンというのは、これはエアだけの金額でございますので、直接このエアで来られたら、韓国の方は皆さんこちらのほうで交通費なり宿泊費なりを自腹できちんと払って観光していただくと。その後、鳥取県等のいいところをブログを通じて発信するというふうな感じで対策を打ったところでございます。
 実は、これのもともとの目的が新たな需要を掘り起こすということでやったところでございますが、具体的な数字が何人新たな需要があったのかという数字は申し上げられないのですけれども、まず、この3万ウォンの当選者は約200人くらいでございました。200人全てがブログ等で情報発信していただいております。したがいまして、鳥取県の主な観光地等につきましては、一定の効果、認知度の向上があったのではないかというふうに考えているところでございます。
 続きまして、今回中国との領土問題の関係で、各旅館のツールの整備の話でございますけれども、今回6月補正で受け入れ環境整備の関係の補助率等をアップするということで制度の充実を図ったところでございますが、それ以降、銀聯カードを整備する店舗の申請等も幾つか出てきております。あわせて旅館におきましては外国語看板を設置するとか、そういったふうな形で今5店か10店ぐらい新たに申請があったところでございます。
 こういったことも踏まえまして、今後インバウンドをどのように進めていくかということですけれども、これにつきましては竹島問題、尖閣問題いろいろあるところでございますが、この状況がどのタイミングで落ちつくかという話はあるのですけれども、落ちついた段階でインバウンドが進むように取り組んでいきたいと思っておりますけれども、まず、中国は長期化するときょうの新聞にも載っておりましたので、もう少し様子を見ないと、なかなかすぐには取り組めないと思います。韓国につきましては、米子~ソウル便、なかなか新規契約は伸びないところでございますけれども、アウトバウンドにつきましては、低価格商品を造成いたしまして日本からのアウトバウンドに努力していきたいと思っておりますし、韓国等からのインバウンドにつきましては、ホームショッピングをして鳥取県からの送客に努力してまいりたいというふうに考えるところでございます。

○澤委員
 何かわかったようなわからないようなお話を聞いて、私ももうちょっと聞かないといけないというふうに思った次第なのですけれども、まず、一つ整理しますと、200人のブロガーと。ということは、まず200人来られたのでしょうか。

●馬田国際観光推進課長
 はい。

○澤委員
 それで、今お話としては、印象としては非常に成功だと、よかったなというような雰囲気だと思うのですけれども、やっぱり新しい需要をつくるという形から考えると、今後もこれは展開をしていく考えがおありなのかどうなのかと。そこの総括のところが、いつも実態はつかめませんと言われますが、アドバルーンは上がるのですけれども、上がった後にどういう花が咲いたのか、私も実感としてなかなか捉え切れない部分がありますので、そこのところをもう少しお願いできますか。

●馬田国際観光推進課長
 総括して、非常に難しい質問でございますけれども、私どものほうとして、認知度向上には非常に役に立ったと思っております、効果があったと。ただ、具体的な数字が非常に把握しづらいというものもございます。実は、今回のこの3万ウォンキャンペーンの経済効果等をきちんとという話もあるのですけれども、そこがなかなか把握できない。ただ、200人の方が例えば鳥取に来られてどれくらい消費するかというのを考えた場合、宿泊費とか食事とか、あるいはお土産代、こういったもので、交通費も含めまして恐らく2万円ぐらいは使われるだろうというふうに考えております。したがいまして、そういった方が直接の投資としてある程度の効果というか、消費は鳥取県でなされているだろうと。あと間接的な効果も考えれば、それなりの効果はあったというふうに考えております。

●細羽文化観光局長
 今回のブロガーの件で補足させていただきますと、今回ブロガーの招致をやった背景は、まず1つは、ソウル便のインバウンドがこの春先以降非常に低迷していたということで、ここで少し刺激を与えて鳥取県をアピールしたり、来ていただくきっかけをつくりたいということであります。それで、ブロガーというのは、先ほど言いましたがいろいろ情報発信をしてくれて口伝えでネットを通じて韓国のお客さんに波及していくと。少し先もにらんだところの効果というのもねらっておりました。
 もう1つは、実際に来ていただいていろいろレポートをブログで書いていただく中で、やっぱり鳥取県に対する評価がそこに出てきます。それは、まさにこれから次の展開のときに、例えばことしは漫画とかをやっていましたので、漫画にまつわるところにも行ってもらったりして、そこは向こうの人から見たときに一体どう映って、どういうところが彼らは非常に気に入ってどういうところが足りないかというところも、我々としてもぜひ知りたかったということがございます。
 したがいまして、今まだ十分な分析ができておりませんが、今回のブロガーの招致は、単純に一時的にお客さんがふえたのではなくて、その先の展開を打つ上での基礎資料といいますか、そういうものを我々としてはデータとしてしっかり活用していくということでございます。

○澤委員
 よくわかりました。
 それで、1つはお願いなのですけれども、そこまで言っていただきましたので、その分析したものをやはり私たちもちょっと知りたいわけです。ぜひとも次回それも出していただきたい。
 もう1つ、例えば200人の所在地といいますか、これは当然おわかりですね。ということは、その地域、分布もわかりますね。そういうものも一つ資料として、傾向性がその地域地域に出てくると思いますので、その辺の分析したものを、もしできれば添付していただければとお願いしたいと思います。

○森岡委員
 ブロガーに5月、6月に来ていただいて、もう4カ月ぐらいたっているのですね。200人のブロガーが鳥取県を紹介する時期というのは、来てすぐか、もしくは1週間2週間ぐらいのものだと思うのです。それだと恐らくカウントはできているはずなのですね。そうでしょう。要は鳥取県を紹介したページを何人が見たかというのはわかるはずなのです。そこが本来の波及効果だと言ってほしいわけです、我々は。そこからまた新たにお客さんが来るのだよと。要は、ここで幾ら落としたとかいう話ではない。そこら辺を、今澤委員がおっしゃったようにきちんとしたデータとして今度指し示していただければと思います。

◎安田委員長
 課長、よろしく。

●馬田国際観光推進課長
 はい。

○浜田委員
 私もこの米子~ソウル便のことが気になっています。随分御苦労なさっているということで、過去にアシアナがもう引き揚げたいというお話があって、本当に努力をして引き継がれていったという背景があった中で、搭乗率が8月、9月の平均で55.9%ですね。もともと採算が合う数値がありましたね。なかなかそれに届かない。それで、いろいろな御苦労をなさっていますが、その効果がどのくらいのところで出てくるかということの見通しを、ブロガーだったら即反応していきますので、だからその刺激剤に対してどう動いているかというようなことはさっきおっしゃったとおりなので、どのくらい我慢していると効果が上がっていくのかという見通しをどんなふうに。その見通しを立てた上で、今後の対策について具体的なことをお持ちなのか。今条件が非常に悪いですね。そんな中で10月以降の予約状況もこういう状況だと余りにも低過ぎるということになってくると、この見通しをどんなふうに思っていらっしゃるのか。かなり深刻に考えなくてはいけないのではないかというふうに思うわけですけれども、そのあたりについての御意見がありましたら。

●馬田国際観光推進課長
 米子~ソウル便の現在の状況と見通しということですが、確かに委員おっしゃるように、決して楽観視していなくて、結構危機感を抱いているところでございます。やはり例年ですと、この9月、10月ごろは例えば修学旅行のシーズンであるとかというような状況で、ここにも書いてありますけれども、70%ぐらいを目標に取り組まなければならないところでございます。しかしながら、今回の場合は竹島問題というのもちょっとあったりして新規予約が今伸びていないというような状況でこういった数字に落ち込んでおりまして、危機感を持っているところでございますが、そこもできる限りアウトバウンド、インバウンド双方で取り組んでいって、先ほどもちょっと申しましたけれども、アウトバウンドでは低価格商品を発売して、ぜひ日本の方にたくさん乗っていただいてソウルに行ってもらう。そして韓国のほうではインバウンドを韓国のテレビでのホームショッピング等をやって、多いときは500人から1,000人ぐらいお客さんが来られるというような状況もありますので、こういったアウトバウンド、インバウンド双方の対策を練って何とか上げたいと思っております。
 ソウル便の一つの自立の目標というのが70%でございますが、大体今毎年年間60%前後で推移しております。現在55.9ということで、今年度も60になるかならないかというようなところでございますので非常に危機感を抱いておりますけれども、できる限り努力して、将来的には70%の自立を目指していきたいというふうに考えているところでございます。

○浜田委員
 アシアナさんはどんなふうにおっしゃっているのか、そのあたりのことと、それからインバウンドとアウトバウンドですが、日本人搭乗者が随分減っていますね。ここに対しての具体的な策をもしお持ちであれば伺わせてください。

●馬田国際観光推進課長
 アシアナ航空がどう思っているかということですけれども、何回か面談をしたところでございますが、例えば旅行商品をつくるときに、実は米子~ソウル便の旅行商品が非常に高いというのが現実ございます。これは、実は米子~ソウル便に係る席の卸価格等の関係もございますけれども、他空港に比べたら非常に高いというのはございます。ただ、これは鳥取県としても余り低価格競争になるのではなくて、高級な路線で売っていかないと生き残れないだろうというような対策も打ってきたところでございます。したがいまして、そこで魅力づけとかもやって、それをコンスタントにある程度の搭乗率でいこうと思っておりますけれども、アシアナのほうもやはり高級路線で何とか売っていきたいという希望を持っておられまして、やっぱり温泉とかグルメとか、そういった時期時期で商品を販売していくところですけれども、アシアナのほうも危機感というか、非常に厳しいのは厳しいという状況でございます。
 日本人が昨年に比べたら非常に少ないということですけれども、昨年は実は大震災がございました。そういったこともあってインバウンドが全く入ってこないということで、アウトバウンドをかなり対策を打ちました。4月以降かなりやってきております。その影響があって、ことしも別にアウトバウンドに力を入れていないわけではないのですけれども、昨年の反動があってちょっと減ったというふうな数字になっております。それは御理解いただきたいと思います。

●細羽文化観光局長
 米子~ソウル便の関係ですが、19年に運休の危機というのがあって、それ以来、私のほうもこの仕事にかかわっているものですから、当時いろいろ危機が来て、それに至るまでのいろいろ経過も見たりして、やっぱりそこで教訓として我々が学んだところが多々ございます。その一つには、要はやっぱりアシアナとのパイプを太くするということで、これは身近な山陰支店もありますし、東京の日本地域本部もありますし、ソウル支店ということで、さらには本社があるということで、こことはかなり綿密に連絡をとって、特に成績が悪いときにはこれをどう打開するかということをアシアナとも話しながら一緒に対策を打っております。
 当面の対策についても、今までいろいろなパターンの対策を打ってきて、ある程度ノウハウといいますか、幾つかの、こういう時期にはこういうものをやるというのは我々もそれなりに蓄積をしてきておりまして、ただ、なかなかそれだけでは十分に成果が出ないものもあります。例えば東日本大震災とか今回の竹島問題なんかも目に見えない部分での逆風が吹いておりまして、そこは単純に利用促進というところでは済まされないところがありますが、最終的には我々としても結果をある程度出していくというところであります。
 これについては、話は変わりますが、アシアナも一緒に汗をかこうということで今動いていただいておりますので、我々のほうも精いっぱいそういう形で頑張っていきたいと思っております。今のところ、一時的に悪いことは多々ありますけれども、これが長期化しないようにということでやっておれば、そうびくびくする必要はないと思っておりますので、引き続きしっかり利用促進をやっていきたいと思っております。

○稲田委員
 何か私が執行部みたいなことを言うようですが、共通の認識を持ったほうがいいと思うのです。アウトバウンドもインバウンドもひっくるめて外的な要因は、確かに震災と竹島の問題です。ただ、竹島の問題について私たちも懸念しているのですが、しかもプラスこの10月23日には竹島の国会議員の国防委員会が竹島に強硬上陸するという話も流れてきているわけでして、しかしながら、今月末には一方で江原道の道議会議員がやってくるということで、多分今その対応に追われておられるのだろうと思うのですけれども、そこで論じられることが、一応先方からの提案としては観光問題について話し合おうということですから、私自身としては、ここの委員ではなくて副議長としての私としては、そこの部分に一縷の望みを託しておるというところが本音の部分です。でも23日の強硬上陸によっては、この問題がどうなるかわからないといったところです。
 内的な要因については、監査委員のときに何回かアシアナは監査に行きました。いわゆる助成金の問題についてもかなり突っ込んだ話をしたのですが、やっぱり彼らが思っていることは、局長がおっしゃらなかったから私が言うわけですが、DBSとの兼ね合いということも彼らの懸念材料の一つであることは間違いない。しかしながら、その部分で、でも何とか彼らは続けたいという気持ちも半ば持っていることは事実なのです。だめだからもうやめてしまおうとは思っていないのです。そこの部分も私も一縷の望みがある。しかしながら、多額の県費を使ってこれを維持していくわけですから、もう一つ、知事にもそこのところは本音の存念を聞かないといけないのですけれども、米子空港が一応国際空港と銘打っているわけですから、そこの部分の、悪い言葉で言えば見えといいますか、ネームバリューの点において知事がやっぱり踏ん切りがつかない部分も正直言ってあるかもしれないということを、今の局長の言葉につけ加えて敷衍しておきたいと思います。私が執行部みたいなことを言って申しわけないです。共通の認識を持ってほしいと思う。

◎安田委員長
 最後に私のほうから、せっかく県土整備部の方にも来ていただいていますので。
 この間の中海会議でも知事が言ってくださったようですが、護岸整備の進捗状況、渡漁港の整備状況を報告してください。

●丸毛河川課長
 中海護岸整備の状況でございますが、今現在整備中なのは渡漁港と空港南でございますが、空港南のほうは先日工事の契約をされたということをお聞きしております。渡漁港につきましては3月末に工事を発注していただきましたが、残念ながら若干名、1~2名でございますけれども、もう少し地元の方と調整をする必要がございまして、近々その辺も調整がつくというふうにお聞きしておりますので、工事が進められることと期待しております。

◎安田委員長
 どのぐらい工事がおくれていますか。

●丸毛河川課長
 発注されたのが3月末でございますので、約半年間おくれているという状況でございますが、
一生懸命取り戻していきたいと思います。

◎安田委員長
 出雲河川のほうに県のほうからもきちんと話を進めてください。
●丸毛河川課長
 もちろん、地元調整におきましても西部総合事務所も一緒に入っておりまして調整を頑張っておりますので、よろしくお願いします。

◎安田委員長
 その他で、何かあればお願いします。

○森岡委員
 今委員長からのお話もあったのですけれども、きのうの農林水産商工常任委員会の中で、台風16号の高潮で米子の弓浜部の中海側のほうの被害が生じましたと。その原因は、今の堤防を乗り越えて高潮が入ってきていますというお話でした。きのうは、すぐにきちんと対処するようにというお話をしましたけれども、これは河川課マターか空港港湾課マターかわかりませんけれども、やはりしっかりとその辺の調査も行っていただいて早急に対応しないと、また台風が来て高潮で白ネギの被害があるということはある話なので、しっかりとその辺を対応していただきたいという要望です。

◎安田委員長
 場所は未確認でしたね。

○森岡委員
 まだ確認はされていない……。

◎安田委員長
 空港の南側にまだ未整備のところがあるから、そこから入ってきたのかもしれない。

○森岡委員
 だから、その辺は県土整備部がいずれにしても担当なので。

●丸毛河川課長
 確認いたします。

○森岡委員
 お願いします。
 もう1点、先般、境港の深田川で大量に魚介類が浮いてきたというお話がありまして、その原因は農薬の散布ではないかと言われているのですが、ここの部分で、要はレッドデータブックに載っているような鳥取県の固有種のアカヒレタビラ、こういったものがあるところに農薬をまかれて被害が出たというようなことがあったわけですから、水・大気環境課としてはやっぱりそこら辺はきっちり調べて、原因を追求していただければと思うのです。その辺の情報というのはいかがなのでしょうか。

●広田水・大気環境課長
 手元にその当時の調査結果を持っていませんが、原因者みたいなところは確かに調査してもわからなかったというところで、周辺を含めて農林局と協力しながら、適正な利用に対してJAだとかそういったところも含めて指導をしたというところまでの情報は私のほうで持っておりますので、ただ、そこの誰がどんなことで農薬がこんなふうに流出したというきちっとした原因までは把握できていないところだったと思います。

○森岡委員
 先ほども言いましたけれども、ただ、姿勢として、県のほうはレッドデータを出しているわけですね。そこに生息しているというのはわかっているわけですね。であるなら、やっぱりこれはきちんとした犯罪行為のような形で取り扱うべきなのです。それを、原因者がわからないというような状況になっているのは対応としてどうなのかというふうに思います。確かに誰がまいたかまで徹底的に調査するというのはなかなか難しいかもしれない。これは本当に警察の手をかりなくてはいけないような状況になるかもしれないのですけれども、やはりその辺の今回の状況というのもしっかりと担当課としても把握していただいて、今後そういったことが起こらないようにお願いをしたいと思います。

◎安田委員長
 ほかに何かございますか。(なし)
 意見も尽きたようですので、委員の皆様には御相談したいことがございますのでこのまま残っていただきまして、執行部の皆様は退席していただいて結構でございます。大変御苦労さまでございました。(執行部退席)
 県外調査の日程について、皆さんの御意見を伺いたいと思います。(なし)
 特に御意見がないようでしたら、委員長、副委員長に御一任いただくということで、よろしくお願いいたします。
 皆さんには、日程調整の上、御出席をいただきますように、くれぐれもよろしくお願いいたします。
 以上をもちまして中海圏域調査特別委員会を閉会いたします。御苦労さまでございました。
午後3時13分 閉会

 

 

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