平成22年度議事録

平成22年12月3日(予備調査)会議録

出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
石村 祐輔
銀杏 泰利
山田 幸夫
尾崎 薫
安田 優子
初田 勲
前田 宏
村田 実
小谷 茂
 
欠席者
(なし)
   
 

説明のため出席した者
  古賀県土整備部長、佐藤警察本部長、野川文化観光局長ほか各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  議事調査課 藤木課長補佐、中西主幹、伊藤主事

1 開会  午後2時43分
2 閉会  午後3時11分
3 司会  石村委員長
4  会議録署名委員  初田委員、山田委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後2時43分 開会

◎石村委員長
 ただいまから11月定例会の企画県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 最初に、会議録署名委員を指名します。
 きょうの会議録署名委員は、初田委員と山田委員にお願いいたします。
 それでは、付議案の予備調査を行います。
 なお、質疑につきましては、それぞれの部局等の説明終了後に行っていただきます。
 最初に、文化観光局より説明を求めます。

●細羽国際観光推進課長
 それでは、文化観光局の議案説明資料の2ページをお願いいたします。周遊しやすい国際観光地・利便向上事業ということで4,815万円の補正をお願いしております。財源のほうは国のきめ細やかな交付金充当を考えております。
 事業目的でございますが、本年9月に県内27カ所でロケが実施されました、韓国ドラマ「アテナ」の放送が今月13日から韓国内で始まります。これに伴いまして、県内を訪れる、特に韓国からの旅行者が増加をすることが見込まれておりまして、そういったお客さんが移動、周遊しやすいような環境整備をするということを目的としております。
 事業内容でございますが、大きく4点ございます。
 1点目、二次交通の整備でございますが、米子空港・境港国際ターミナルから県内の主要ターミナル、具体的には倉吉駅ですとか鳥取駅にアクセスできるリムジンバスの運行を行う事業者の支援ということが1点目でございます。
 もう一つは、二次交通で、各圏域ごとの周遊ルートということで、これは先ほど申しました、例えば鳥取駅から周遊する、そういった二次交通を整備される場合に、これについても市町村と一緒になって支援をしたいと思っております。
 大きく2点目の案内看板等の整備でございますが、これにつきましては主にロケ地等の案内でありますとか、そこに至る動線とかの案内板ということでございまして、市町村が行われるものについて県も2分の1を応援する、それから、県直営ということでとっとり花回廊の案内板の整備を考えております。
 3点目としましてロケ地の演出ということで、米子空港と境港国際ターミナルにロケ地でありますよということの歓迎の案内板でありますとか、マップというようなものを整備をしたいと思っております。
 最後に情報ツールの整備ということで、携帯電話とか、ポータブルナビを使ってモデルコースが見えたり、それから実際に観光地の情報が外国語で検索をできるという、そういうシステムの普及ということも考えております。

◎石村委員長
 それでは、ただいまの説明につきまして質疑等ございますでしょうか。

○安田委員
 二次交通の整備ですけれども、今までだと大体団体で来られて、観光バスにぱっと乗って動かれていたではないですか。今の説明を聞いていると、個人客がふえるということなのですか、秋田がそうなのですか、ちょっと教えてください。

●細羽国際観光推進課長
 今、安田委員御指摘のとおり、今回のリムジンバス、二次交通につきましては、主に個人客を対象に考えております。その背景としましては、一つは韓国の旅行形態が7割以上が個人旅行になっているということで、県のほうでも今、個人旅行の誘客ということも進めております。
 秋田の例につきましては、ちょっと具体的な統計はございませんが、やはり一般のパッケージツアー以外のお客さんもかなり多いということを聞いておりますので、そういったお客さんを新規に取り込むきっかけにもなるのではないかということで、こういった二次交通を考えておりますし、それからまた逆に、これは国内のお客さんがソウル便であるとか、DBSを利用される場合の二次交通ということの活用もできますので、そういった意味で今回の二次交通の整備を考えております。

○安田委員
 そうすると、バスは用意できたけれども、言葉が通じないと乗る人もわからないわけではないですか、その辺の手当はどうなっているのですか。

●細羽国際観光推進課長
 その辺の案内につきましては、なかなかバスの運転手さんとか、そういったところでの対応は難しいのですか、まずこういったバスが運行しますよというアナウンスを県のホームページであるとか旅行会社を通じてお客さんに告知するようにしたいと思っておりますし、またあとは、米子空港、それから港に着いたときに案内所でこういったバスがありますということの案内、これは外国語の対応ができる案内スタッフがおられますので、そういったところでの案内をするということで考えております。

◎石村委員長
 いいですか、よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは次に、県土整備部に移ります。
 平成22年度公共事業実施地区の概要につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、特に説明は要しないことといたします。
 初めに、古賀県土整備部長に総括説明を求めます。

●古賀県土整備部長
 それでは、追加提案いたします議案の説明をさせていただきます。
 今回の追加提案分は予算関係のみでございます。資料の1ページをごらんください。一般会計で前回までに提案いたしました予算総額が570億6,000万円余りに対しまして、今回補正予算で61億6,000万円余りを国の経済対策にあわせましてお願いするものでございます。
 内訳といたしましては、まず一般事業といたしまして、鳥取県に属します港湾施設の修繕整備に要する経費でございます。境港管理組合負担金で5,200万円余り、それから公共事業といたしまして、一般公共で総額19億4,000万円余り、単県公共で総額34億1,000万円余り、それから一般直轄で総額7億5,000万円余りでございます。
 詳細につきましては、各課長のほうから御説明いたしますので、よろしく御審議のほどをお願いいたします。

◎石村委員長
 それでは、関係課長から説明を行っていただきます。

●安田県土総務課長
 資料の2ページをごらんください。補正予算の全体像を御説明申し上げたいと思います。予算額につきましては部長が御説明申し上げましたので、中ほどの事業の内容の説明のほうをごらんください。(1)が国の公共事業の関係でございます。国において経済対策として国土ミッシングリンクの解消や国民生活の安全・安心などの事業についてこのたび補正予算が計上されました。これを受けまして、来年度に予定しておりました事業を前倒しして実施しようとするものでございます。
 (2)が単県公共事業でございます。同じく国の補正予算で計上されましたきめ細かな交付金を主に用いまして、改良整備とか橋梁補修など、これも23年度の前倒しを行っていきたいと考えております。
 右側の3ページのほうをごらんください。(3)は工事国債を用いた補助事業でございます。それから2番が直轄事業でございまして、国道9号の鳥取西道路、駟馳山バイパス、山陰道、それから河川事業、砂防事業などに、その中ほどにあります22年度現年の予算と工事国債を合わせまして、合計で、右下になりますが51億円を計上しようとするものでございます。事業の進捗が図られたところでございまして、県議会の御支援にお礼を申し上げます。
 参考といたしまして、姫鳥線、西粟倉から大原、この間にも予算が配分されてございます。こちらも事業が進捗しております。
 続いて、13ページをごらんください。こちらは公共事業予算の総括表でございます。恐縮ですが、後ほどごらんいただきたいと思います。
 続いて、27ページをお願いいたします。27ページが繰越明許費に関する調書でございまして、このたび新たに繰越をお認めいただきたいという事業に係るものでございます。9億8,000万円余りでございます。
 めくっていただいて28ページが、このたび繰越箇所を追加しようとするものでございまして、二重線の右側、補正額は44億円余りとなりまして、合計額は29ページに記しております。今回54億円余りの繰越をお認めいただきたいと考えているところでございます。裏側の30ページ以降に繰越理由を掲げております。

●湊道路企画課長
 道路企画課でございます。資料の4ページをお願いいたします。最初に、若干予算の御説明の補足をさせていただきます。一番最初の4ページの上のほうで、説明欄に「「きめ細かな交付金」充当事業」というふうに書いてございます。それから2目の一番下のほうに、「国経済対策」というふうに書いてございます。例えば交通安全施設整備事業が2つ両方にまたがっておりますが、上のほうのきめ細かな交付金を充当する事業につきましては、おおむね全体事業費が1,000万円以下の比較的規模の小さい箇所というふうな整理をしております。国経済対策によりますものについては、1,000万円以上の比較的事業費規模の大きいものをここで整理をさせていただいております。
 では、個別について説明をさせていただきます。
 まず、道路橋りょう費の道路橋りょう総務費でございます。通学路の歩道整備が公共施設周辺のバリアフリー化ということで、4事業につきまして合計1億2,195万円の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、2目でございます。道路橋りょう維持費でございます。舗装や老朽化した橋梁の延命化を図る保守的な事業でございまして、3事業につきまして4億8,400万円の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、5ページでございます。これはいわゆる先ほど申しました規模の小さい事業でございますけれども、災害防除事業、舗装補修事業、橋梁補修、小規模の修繕工事ということで、4事業合わせまして6億5,400万円の補正をお願いするものでございます。
 続きまして、3目の道路橋りょう新設改良費でございますが、これは先ほど申しました比較的規模の大きい箇所ということで、舗装や橋梁の維持補修を行う経費でございまして、3億9,200万円の補正をお願いするものでございます。
 一番最後、直轄道路事業の負担金でございます。国の補正に伴いまして山陰道、それから駟馳山バイパス等につきまして、国の追加補正がございました。それに伴う直轄事業の負担金ということで、6億8,314万8,000円を追加補正をお願いするものでございます。
 道路企画課合計といたしまして、23億3,509万8,000円の補正ということで、補正後の計といたしまして164億4,852万円でございます。

●細川道路建設課長
 続きまして、道路建設課でございます。6ページをお願いいたします。農地費、土地改良費でございます。農道の整備ということで、農山漁村地域整備交付金1億8,200万円、道整備交付金4,800万円、計2億3,000万円をお願いするものでございます。
 続きまして、道路橋りょう費、道路橋りょう新設改良費でございます。一般公共事業といたしまして、国道の道路改築、倉吉道路ほかで2億8,000万円をお願いするものでございます。
 続きまして、単県公共事業でございます。地域活力基盤創造交付金といたしまして、県道の改良に4億2,714万3,000円、国道改築として2億円、計6億2,714万3,000円をお願いするものでございます。
 7ページでございます。単県公共事業の地方特定道路整備事業でございます。これにつきましては、きめ細かな交付金を充当するものでございます。2億5,350万円でございます。
 道路建設課計といたしまして、13億9,064万3,000円、合計176億9,999万9,000円でございます。よろしくお願いいたします。

●竹森河川課長
 河川課でございます。同じ資料の8ページをお願いいたします。まず、河川総務費でございますが、合計で2億9,800万円余をお願いするものでございます。内訳としましては、少し下に書いてありますが、防災情報システム管理運営費、河川維持修繕費とダム管理費でございます。
 次に、河川改良費としまして、まず一般公共事業としまして河川事業、塩見川ほかを5億400万円お願いするものでございます。同じく単県公共事業としまして、河川改修事業のうちの高規格幹線道路等関連といったことで4,050万円お願いするものでございます。
 次に、海岸保全費でございます。これは一般公共事業としまして海岸事業、岩美海岸と湯山海岸、この2カ所で3億円をお願いするものでございます。
 次のページをお願いします。直轄河川事業費負担金としまして6,092万9,000円をお願いするものでございます。
 河川課合計としまして、12億384万3,000円、トータル95億6,249万8,000円をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

●山本治山砂防課長
 治山砂防課でございます。10ページをお願いいたします。まず、農林水産業費、林業費の治山費でございます。一般公共事業として補正額1億8,491万円ということで、これは一般の治山事業の補正を今回お願いするものでございます。
 その次、同じく費目で単県公共事業、これが738万円、これは治山の維持修繕費でございます。
 続きまして、下段のほうです。河川総務費、単県公共事業8,842万円の補正をお願いするものでございます。これは砂防維持修繕費でございます。
 続きまして、右側、11ページをお願いいたします。砂防費といたしまして、一般公共事業4億1,000万円の補正をお願いするものでございます。この内訳は、通常砂防事業、火山砂防事業、それから急傾斜地崩壊対策事業の内容でございます。それから中ほど、単県公共事業1億8,775万円ということで、小規模砂防施設新設工事とか単県の急傾斜工事という内容でございます。
 続きまして下段、直轄河川海岸事業費負担金ということで、直轄負担金が1,325万3,000円の補正をお願いするものでございます。
 治山砂防課合計で8億9,171万3,000円の補正をお願いすることで、合計100億6,176万4,000円をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。

●森本空港港湾課長
 空港港湾課でございます。12ページをお願いいたします。最初に、単県公共の漁港維持管理費でございますが、泊漁港、網代漁港ほかの県下の漁港6カ所におきまして、老朽化した漁港施設の修繕ということで4,700万円余の補正をお願いしております。
 続きまして、港湾の維持管理費でございますが、鳥取港、それから田後港ほか13カ所におきまして、老朽化した港湾施設等の修繕のために1億5,100万円余の補正をお願いしております。
 続きまして、一般公共の港湾修築事業でございます。鳥取港、米子港におきまして、これも港湾施設の修繕ということで3,300万円余の補正をお願いしております。
 続きまして、境港におきまして、今回の緊急経済対策で同じような港湾施設の修繕等に要する事業を行います。それに伴いまして、負担金といたしまして5,200万円余の補正をお願いしております。
 最後でございます。単県公共の鳥取空港維持管理費でございますけれども、場周さく等の老朽化した施設の修繕のために6,100万円余の補正をお願いしております。
 空港港湾課といたしましては、3億4,600万円余の増額補正によりまして、合計52億1,700万円余の事業でもって整備を進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

◎石村委員長
 それでは、ただいままでの説明につきまして質疑等ございますでしょうか。

○前田(宏)委員
 空港港湾課、漁港維持管理費、それから港湾維持管理費、網代、田後が入っているね。どういうものをやるかというのを後でください。後でいいです。

●森本空港港湾課長
 では、後で配ります。

◎石村委員長
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、最後に警察本部について行います。
 佐藤警察本部長の総括説明をお願いいたします。

●佐藤警察本部長
 本会議で警察本部関係で御審議をお願いをしております議案第19号、平成22年度鳥取県一般会計補正予算について御説明申し上げます。
 議案説明資料、予算に関する説明書(第1次追加提案分)の資料1ページをごらんいただきたいと思います。こちらが議案説明の資料総括表です。このたびの補正では警察財産管理費等の4事業につきまして、補正額合計2億8,904万8,000円の増額補正をお願いしております。
 詳細につきましては、警務部参事監会計課長から説明させます。よろしくお願いいたします。

●後藤会計課長
 そういたしますと、議案第19号、平成22年度鳥取県一般会計補正予算について御説明いたします。
 議案説明資料の2ページをお願いいたします。警察財産管理費といたしまして、職員宿舎の解体に要する経費2億1,956万1,000円をお願いしております。これは、経年劣化等によりまして入居者がいないなどの職員宿舎34棟77戸につきまして年次計画で解体を行う予定としておりましたが、交付金を活用して早期に解体しようというものであります。これによりまして修繕費の削減、あるいは地元企業への経済効果が見込まれるところであります。
 次に、資料の3ページをお願いいたします。暴力団排除機能強化事業といたしまして、組織犯罪情報管理システム整備に要する経費2,284万6,000円をお願いしております。本県におきましては平成22年、本年3月、鳥取県の行政事務からの暴力団の排除に関する要綱、これが制定され、行政事務全般にわたって暴力団及び暴力団員と密接な関係があるものなどの排除が進められているところであります。
 その具体的な方法といたしましては、行政機関からの照会を受けた警察本部においては、まず警察庁のシステムで暴力団、または暴力団員かどうかを検索し、該当するものはその旨回答することになりますが、該当しない場合においても密接な関係があるものかどうかについて警察の独自の紙ベースの資料を現在手作業で検索して回答しているところであります。しかしながら要綱制定以降、この照会が激増しているところでありまして、さらに暴力団排除条例を平成23年2月議会に上程予定であります。これが施行されますと照会、あるいは県民からの情報が一層増加することが予想されるところでありまして、このたび電子システムを整備し、効果的な情報管理及び迅速な情報提供を行おうとするものであります。
 次に、資料の4ページをお願いいたします。犯罪被害者民間支援団体相談機能強化事業といたしまして、一般社団法人とっとり被害者支援センターの支援に要する経費171万7,000円をお願いしております。
 とっとり被害者支援センターは犯罪被害者等に対する相談事業や支援事業などを行っているところでありますが、さらに同センターは犯罪被害者等早期援助団体として、現在、公安委員会から指定を受ける準備を進めているところであります。この犯罪被害者等早期援助団体の指定を受けますと、警察のほうから被害者の氏名、住所等の情報提供を受けることができ、早期に支援を行うことが可能になると、これによりまして活発な活動が期待されるところであります。この指定を受けるためにはプライバシー確保のための防護壁の設置ですとか、人目にさらされない入室経路、こういった施設要件を満たす必要がありますが、現在入居しております千代水の免許センターにあります事務所では、これらをクリアすることが困難であります。このため、このたび交通アクセスなどにすぐれた鳥取市西町の県庁西町分庁舎に転移いたしまして事務所の改修を行うこととしております。この移転、改修経費に対して補助を行おうとするものであります。
 次に、資料の5ページをお願いいたします。交通安全施設整備費といたしまして、信号制御機の更新、LED灯器の増設等に要する経費4,492万4,000円をお願いしております。信号制御機の更新につきましては、耐用年数を経過し保守部品が製造されていないことから、故障時などに支障を来すおそれがある37基につきまして信号制御機を更新しようとするものであります。また、LED灯器の増設等につきましては、車両灯器が少なく、出会い頭事故などが発生している3つの交差点につきまして、既設の車両用灯器の裏側に灯器を増設する、こういったものをやります。さらに、4車線道路で交通量が多いにもかかわらず歩行者用の灯器が整備されていない交差点、これは湖山町のはなふさ前交差点でありますが、ここに歩行者用灯器を新設し、事故防止を図ろうとするものであります。なお、これらの事業は国の緊急総合経済対策に係る補正予算関連事業といたしまして、きめ細かな交付金や住民生活に光をそそぐ交付金を財源といたしましてお願いするものであります。

◎石村委員長
 それでは、ただいままでの説明につきまして質疑等ございますでしょうか。

○尾崎委員
 警察の宿舎の解体ですけれども、これ、現在入っておられる方はどれくらいおられるのですか、今でも入っておられるという方は。

●後藤会計課長
 全体数が132棟482戸ありまして、現在の入居率がそのうち68.5%となっております。

○尾崎委員
 では、その方々は出ていただいて、どういうふうにするのかということと、それから覚寺とか浜坂も1回視察に行きましても、かなり老朽化して見るにたえないというぐらいのものでしたので、この方向はいいことだと思いますが、その移られる対策というのはどうですか。

●後藤会計課長
 済みません。先ほどの説明を間違えました。現在解体予定の34棟77戸のうち、入居者は7名です。この7名につきましてはいずれも単身者でありまして、この解体前には移動していただいて新たな宿舎、あるいは民間のほうに移動していただいて、それで解体を進めようということにしております。

○初田委員
 関連です。跡地利用のことは考えておられるのですか、それとも建てかえをして新しく官舎を建てるという計画はあるのですか。

●後藤会計課長
 跡地利用につきましては、ここは県有地、あるいは市有地、民有地もあります。これを一たん全部更地にしまして、県の担当課のほうに引き継ぎます。もしこれが県のほうで有効活用ができればそちらのほうに活用いたしますし、そうでなければ売却という手続になると思います。

◎石村委員長
 そのほかありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは次に、その他に入りたいと思いますが、執行部、委員の皆さんで何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)なしですね。
 それでは、意見も尽きたようでありますので、以上をもちまして企画県土警察常任委員会を閉会いたします。


午後3時411分 閉会

 

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