平成21年度議事録

平成22年3月2日(審査)会議録

出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
稲田 寿久
澤 紀男
興治 英夫
浜崎 晋一
前田 八壽彦
鍵谷 純三
鉄永 幸紀
山口 享
伊藤 美都夫
欠席者
(1名)
委員 小玉 正猛
 

説明のため出席した者
  門前総務部長、中永教育長、ほか各局長、次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  前田(い)主幹、柳楽主幹、前田(康)副主幹

1 開会  午前10時57分
2 閉会  午前11時13分
3 司会  稲田委員長
4  会議録署名委員  山口委員、鍵谷委員
5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午前10時57分 開会

◎稲田委員長
 ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めてまいりたいと思います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、山口委員と鍵谷委員にお願いいたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 まず、付託議案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、付議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、これより採決に入ります。
 採決につきましては一括して採決をするのがよろしいか、お諮りをいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員でありますので、したがいまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かありませんでしょうか。

○山口委員
 きょうの議題とは全然関係ありませんけれども、教育長にですけれども、中高一貫の予算を提案されているわけですけれども、これを具体的に、鳥取東高か八頭高かという模式図を、例えば中学校の募集を、仮に結論がことしじゅうに出るのなら、来年の春から中学校を県立にして、2学級を募集して、それから3年過ぎてからずっと高校に持ち上がってやるのかと、こういう具体的な図式をちょっと示していただければ。どういう構想でということで。わからないのです、これ。わかるようでわからないのですよ。模式図をかいてもらって。6年先になりますと8学級あった東高が6学級になって、2学級はずっと持ち上がったものでやるのか、そのあたりのきちんとした模式図をかいてもらって。どういう構想か。新たにつくる場合はずっとわかりますけれども。今説明ではないです。わからなければ言いますけれども、そういうものをつくって、今度の本予算で説明をしてもらったらと、こう思うので。

◎稲田委員長
 今、山口委員の発言の要旨を踏まえて、そういう模式図のようなものをつくっていただくようにお願いいたします。

●中永教育長
 ちょっと一言だけ。

◎稲田委員長
 それでは中永教育長。

●中永教育長
 来年からというふうなこともさっきおっしゃいましたけれども……。

○山口委員
 来年とかそれとは限らないです。

●中永教育長
 一応、25年開校の方向で動いていきますので、それも含めて、今、お話がありましたように、具体的にいつからどういうふうなスケジュールで募集等を始めるのかというようなことを少し詰めてお示しできたらと思います。

○山口委員
 きちんとこれは模式図みたいな形でやっていただいたほうがありがたいですけれども、こう思っておりますので。既存の高校です、東なら東、八頭なら八頭、どういう形で体系をやるのかと、こういうことも含めて。

●白井小中学校課長
 先回の常任委員会の折に、鉄永委員からお尋ねのあったことについて御報告をいたしたいと思います。よろしいでしょうか。

◎稲田委員長
 はい。

●白井小中学校課長
 先回の鉄永委員のほうからお尋ねがありましたのは、指導方法工夫改善の加配教員について、市が独自にされるということであれば勝手にやっていいですよと、しかしその場合には加配というものは配しませんと私が鳥取市教育委員会のほうに答えたということについて、実際はどうだったのかということのお尋ねでございました。
 これまで少人数学級に関する件におきまして、議員御指摘の鳥取市と私のやりとりの中で、それではないかと思われる点が過去の議事録等を整理をして確認をしまして、1つ思い当たるところがございますので御報告いたします。
 平成21年10月28日に開催しました市町村の教育行政連絡協議会の折の意見交換のときの記録でございますが、鳥取市さんのほうからこういうお尋ねがございました。「例えば国の指導方法工夫改善定数を使って、30人学級5人分の協力金の支払いを拒否した場合どうなるのか」というお尋ねでございました。
 それに対し、私のほうから5人分の協力金の支払いがなければ配置もできないことになりますというお答えをいたしました。このやりとりのことではないかと思われます。現行の協力金方式の30人学級の制度は、全市町村の御理解と御協力をいただいて、平成14年度から実施して継続しているものでございます。協力金を支払わない場合にはどうなるのかという全市町村に共通するルールを飛び越えての御質問であったため、その場合には配置ができないという趣旨でお答えしたものであります。「市が独自にされるのであれば勝手にいいですよ」とお答えしたことはございません。
 前回の委員会の折にそのようなやりとりをした記憶はないと申し上げたのは正直なところでございまして、議員御指摘のやりとりとはかなり異なっておりましたので、そのときにはちょっと思いつきませんでしたけれども、このやりとりのことを御指摘であれば、今申し上げたとおりのやりとりはあったということでございます。おわびして訂正をいたしたいと思います。

○鉄永委員
 本来は教育長に調べていただきたかったのですけれどね。両方から聞くと、両者から聞いてその真意を正していただければよかったというふうに思いますが。水かけ論になるのでしょうから、私は、これはこれで結構です。
 ただ、教育長にちょっとお伺いしたいのですが、これは地方教育行政の組織及び運営に関する法律なのですけれども、26条の第2項第4号を見ますと、これは教育委員会が教育長に委任できない事項が羅列してあるのですが、その中に教育委員会及び教育委員会の所管に属する学校、その他の教育機関の職員の任免、その他の人事に関すること、これは教育長には、実は任免できないことが明記されています。これは県立の分だろうと思うのですね。それで、37条の2項に読みかえ条項が書いてあります。ということは、これは本来、教育委員会でいいのか悪いのか、任免及びその他の人事に関することは教育委員会そのものの仕事だと私は思うのです。
 それでもう一つ、これは41条の2項ですか、県費負担教職員の定数が定めてありますが、県費負担教職員の市町村別の学校の種類ごとの定数、前項の規定により定められた定数の範囲内、前項というのは、要するに都道府県条例で全体の定数を決めると、その範囲内で都道府県教育委員会が市町村教育委員会の意見を聞いて定めるということになっているのですよ、学校ごとの定数は。これはまさに、ここをどう解釈されているのか、あとは教育委員長とほかのことであしたやるつもりでございます。というのが、教育長とは並行線ですから。熱い議論はさせていただいて、ちょっと去られるのは残念でなりませんけれども、今後も楽しみにしておったのですが、この見解だけを、私の見解が違っているのかどうかだけ教えていただければと思います。

●中永教育長
 最初の任免の件が、何についての任免の件なのか、ちょっと私理解していませんので、わかりやすく教えていただけたらと思います。

○鉄永委員
 それでは後で結構です。後で26条の2項を読んでいただいて、それでその見解を教えていただければ。

●中永教育長
 何についての任免の件ですか。ずっとおっしゃってることですけれども。

○鉄永委員
 地方教育行政の組織及び運営に対する法律の第26条、事務の委任等という項があります。これが26条です。その2項の4号に、教育長に委任できない事項が書いてあります。それはさきほど法文を読んだとおりでございます。(「一般質問ですか」と呼ぶ者あり)いえ、一般質問はほかのことでやりますけれども、結局きょう、さっき課長がおっしゃった配置しないとかするとかいった権限そのものにかかわってくると、私はこの条項で思っていますので、その見解をお伺いしたかったわけでございます。今、条文がそこにあるのかわかりませんから、後でいいですから、見解を教えてください。

◎稲田委員長
 ほかにありませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、委員の皆さんには相談がありますので、この場にお残りいただきたいと思います。
 執行部の皆さんは御退席ください。
(執行部退席)
 お残りいただきましたのは、県外調査についてであります。
 前回の常任委員会で4月の県外調査の候補地の案をお示しいたしましたが、お手元に配付の日程案により実施してはどうかと考えております。いかがでございましょうか。
 第1案が4月の12日の週の3日間、第2案が4月の26日から28日というようなことでありますが、いかがでございましょうか。(発言する者あり)
 そうしましたら、第1案、平成22年4月の12日の週で3日間ということを、後で澤副委員長と相談をして決めさせていただきたいと思います。(「はい、お任せです」と呼ぶ者あり)
 委員の皆様におかれましては、ぜひとも御参加をいただきますようにお願いをいたします。(発言する者あり)

○山口委員
 県外調査は、中高一貫校と予備校ということですけれども、今、専攻科の陳情が出ておりまして。


◎稲田委員長
 それとの絡みではなくて、いずれにしても5月、6月議会では一応結論を出すということに議会で議決をされておりますので、その採否にかかわらず、いずれそれが後々のために。例えば補習科であるとか、福高については研修学園というようなものを見て、その予備的な知識を得たいということであります。

○山口委員
 ということは。

◎稲田委員長
 いえ、決して、ある一定の方向に誘導しようということではありませんで、虚心坦懐にこの視察先を見て回るということであります。よろしいでしょうか。

○伊藤(美)委員
 いやいやちょっと、2日目は、これは何、福高研修学園。

◎稲田委員長
 これは、やはりいわゆる専攻科と似たようなものでして、これは単独で、要するに学園をつくってそういうのをやっているわけです。いいでしょうか。
 静粛にお願いいたします。
 それでは、以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。


午後11時13分 閉会

 

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