平成19年度会議録・活動報告

平成20年3月21日会議録

出席者 委員長
副委員長
委員
安田 優子
浜田 妙子
米井 悟
福本 竜平
福間 裕隆
石村 祐輔
野田 修
前田 宏
小玉 正猛
 
以上 出席委員 9名
欠席委員 0名
 

説明のため出席した者
 青木企画部長、谷口県土整備部長、宮前企業局長、衣笠文化観光局長外各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
 議事調査課  森木主幹  井嶋副主幹  吉川副主幹

 1 開会   午前10時02分
 2 閉会   午後0時20分
 3 司会   安田委員長
 4  会議録署名委員    小玉委員  野田委員
 5 付議案件及びその結果
    別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午前10時02分 開会

◎安田委員長
 おはようございます。
 ただいまから企画土木常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、小玉委員と野田委員にお願いをいたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案に対する質疑、討論を一括して行っていただきます。(なし)
 ないようでございますので、これより採決に入ります。
 採決については、議案ごとに採決するか、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「一括」と呼ぶ者あり)
 それでは、付託議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 全員賛成であります。したがいまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、陳情の審査を行います。今回は、企画部関係で新規分1件の審査を行います。
 それでは、陳情20年1号「私学助成を増額し、授業料補助制度を拡充することについて」の審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○浜田副委員長
 この件につきましては、私立高校に対する運営費助成の生徒1人当たりの補助金額を見てみますと、全国的に最高水準にいっています。授業料減免助成の上でも公立高校と同じ水準を確保するなど、高等教育支援の充実を図っているところでありまして、不採択としてはどうかと考えます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

◎安田委員長
 不採択でよろしゅうございますね。(「研留」と呼ぶ者あり)
 研留の方。(賛成者挙手)
 不採択の方。(賛成者挙手)
 不採択が多数でありますので、不採択と決定いたしました。
 次に、報告事項に移ります。
 なお、質疑は、各部局ごとに説明終了後、一括して行っていただきたいと思います。
 最初に、企画部及び文化観光局からお願いをいたします。
 議題1、将来ビジョン骨子(たたき台)の追加、修正等について、亀井次世代改革室長の説明を求めます。

●亀井次世代改革室長
 企画部の資料の1ページをお願いいたします。将来ビジョン骨子(たたき台)の追加、修正等について報告いたします。
 このたたき台につきましては、12月14日に当委員会の勉強会で報告をいたしまして御議論いただいたところでございますけれども、その後に行いましたパブリックコメント、あるいは将来ビジョン懇話会の意見交換会ですとか、県が出向いていろいろと御意見を伺うおでかけ意見交換、こういったものの中でいただきました御意見、これをこの資料の1ページから6ページまででまとめておりますけれども、こういった御意見でありますとか県庁内での検討を踏まえまして、別添でつけておりますけれども、骨子、たたき台の内容を追加あるいは修正等をしております。ただ、今回お示ししております追加、修正等をいたしましたたたき台につきましては、これからまだ議論させていただきたいという内容でございまして、これからいろいろと肉づけ作業を行うわけですけれども、肉づけ作業を行う以前の段階で予算編成でありますとか議会の議論でありますとか、そういったものを踏まえまして現段階で追加、修正等のできる内容、そういったものをつけ加えさせていただいた、そういった内容でございます。
 さきの常任委員会の勉強会で御指摘をいただきましたわかりやすいキャッチフレーズ、こういったものが欠けているとか、今議会でも議論をいただきました将来像の体系でありますとか大きな目標あるいはそれを実現するための手法、こういった内容が現在のたたき台の中にはまだ欠けているという認識を持っておりますので、引き続きその点につきましての整理検討、こういったものを行いながらまた議論をさせていただきまして、さまざまな御意見を伺いまして、ことしの秋ごろまでに将来ビジョンの作成という段取りで進めていきたいと思っております。
 別添でおつけしておりますたたき台の修正版でございますけれども、今回大きく3つの点で検討といいますか、そういったものを行っております。1つは、さきの勉強会でも御指摘いただきました、できた後にそれが達成できたのかどうか、そういったことを検証するために目標数値でありますとか、そういったものがあってしかるべきではないかという御意見をいただきました。現段階で検討いたしまして、そういったものをお示しできるものにつきましては極力お示ししようということで、こういったものが入っている部分がございます。それから目標を達成するためにどういった手法がとれるのか、そういったことにつきましてもお示しできる範囲でお示ししたいということで入っている部分もございます。
 欠けていた分野ということで、一番最後の28ページでございますけれども、例えばスポーツ振興という分野は前回お示ししたものにつきましては入っておりませんでした。検討する中で、こういった分野というのが欠けているのではないかということで、今回新たにつけ加えさせていただきました分野でございます。
 1ページ戻っていただきまして、27ページで(4)子育て支援という分野がございますけれども、ここでの1つ目の丸、「安心して出産できる社会の実現を目指す。」と書いておりますけれども、前回お示ししたものの中では子供が生まれてから子育てをすることについては記載をしておりましたけれども、そもそも子供が生まれるまで、子供を産むまでの安心、そういった観点の記載というのはございませんでした。こういった点につきましても一度お示しした後にいろいろと御指摘をいただいたりとか検討する中で気づいた点ということで、つけ加えております。こういったことで何点か大きく分けて3つの観点から追加、修正等を行っておりますので、引き続き御意見をまたお願いしたいと思います。
 報告資料に戻っていただきまして、1ページから6ページまででパブリックコメント等の結果につきまして記載しております。
 まず1ページの大きな1番、パブリックコメントの結果ということでございますけれども、パブリックコメントにつきましては12月21日から2月29日まで募集いたしました。合計20名の方から46件の御意見を伺いました。
 (2)主な御意見のところで、それぞれの分野ごとに御意見というのをまとめております。全部を紹介するのはちょっと時間的にも難しいかと思います。(1)で全般に関する御意見のところだけ紹介させていただきますと、1つ目の丸で、鳥取県を地域の特色で大きく3つに分けて、それぞれの地域で大きな指針を定めるべき、こういった意見がございました。それから5番目の丸でございますけれども、人口減少の点をとらえまして、どう対策を立てても当分不可避であろうということで、経済の規模は間違いなく縮小、右肩下がりになるのが確実であるということで、人口減少により経済規模や私たちの生活がどうなるかということを現在たたき台の中では示されていないのではないか、こういった意見がございました。一番下の丸でございますけれども、地域の魅力につきまして、住んでいる人々が鳥取県を誇りに思うこと、そのためにも全国で通用する意識を持つ、こういった観点が必要である、こういった御意見をいただいております。
 以下、2ページ、3ページ、4ページにつきましては、各分野ごとにこういった意見がございましたということをまとめております。
 4ページの真ん中あたりの(3)のところでございますけれども、その他ということで記載しております。このその他のところにまとめておりますのは、将来ビジョンのパブリックコメントで意見はいただいたのですが、将来ビジョンに対するというよりも県の行政に対する御意見、御提言ということでありますので、これにつきましては県民の声ということで取り扱わせていただいている御意見の内容でございます。
 その下、大きな2番で将来ビジョン懇話会の意見交換会でいただいた主な御意見ということでまとめております。将来ビジョン懇話会につきましては、意見交換会ということで1月の末に県内3カ所で開催いたしました。そこでいただきました御意見を4ページから5ページにかけてまとめております。スローライフでありますとか食のみやこ鳥取県、こういったものを強調すべきという御意見でありますとか、5ページの2つ目の丸でありますけれども、定住人口、住んでいる人口が減少するのであれば、鳥取県というのはこれから交流人口の方で勝負する、こういったことで考えてはどうか、そういったような御意見がございました。次の丸でございますと、キーワードは人である、こういった御意見等もいただいたところでございます。
 次に、大きな3番でおでかけ意見交換でいただいた主な御意見ということでまとめております。12月14日以降に行いました県のほうが出かけていって意見交換をする、その中でいただきました主な御意見ということで、5ページから6ページにかけましてまとめております。この中でも(1)の全般に関する御意見ということで、1つ目の丸でございますが、人口減少を受けて人口を何万人以上にという目標を立てて、その目標に向かって具体的な施策等を考えていくほうがいいと、こういった御意見でありますとか、男女共同参画あるいはワーク・ライフ・バランス、こういった視点というのは現在のたたき台では個別の分野の一分野ということで記載をしておりますけれども、産業分野、子育て分野等の個別分野を貫く思想であると。こういったことで全体を貫く思想であるという観点を持って検討をすべき、こういった御意見もいただいております。
 こういったさまざまな御意見をいただきまして、こういったものの中で反映できるものは今回の追加、修正等の中で反映しておりますけれども、まだ全般的にこれから検討して内容を深めていきたいというものが大半でございます。これからも引き続いて検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 次に議題2、米子~ソウル国際定期便の利用状況等について、高山交通政策課長の説明を求めます。

●髙山交通政策課長
 資料の7ページをごらんをいただきたいと思います。米子~ソウル便の利用状況等についてでございます。
 せんだっての委員会でも御報告したところですけれども、この下半期、3月までの6カ月で、3月は予約のところも含んでおりますけれども、搭乗率は全体で64%になってございます。これは昨年度の数字と比較いたしましても、また上半期の4月から9月が50%を切っていたところを見ても非常に好転をしているというところでございます。
 2番の運航費支援の換算をするベースの数字をごらんいただきますと、3月までで約68%というところでございました。せんだっての委員会では2月までの実績をもとにいたしまして、支援金額の推計で600万円台後半の数字を御報告いたしましたけれども、現在の3月までの数字で計算をいたしますと、おおむね500万円台、3月も70%を超す好調になってございますので、それぐらいの数字になっているというところでございます。4月、5月の予約状況も昨年同期に比べまして好調に入ってきているところでございます。
 この下半期の状況の取り組みについて分析、反省をいたしますと、運休の通告を受けて以降、利用の促進策に取り組んできたわけでありますけれども、これは県民の皆様から積極的にこのソウル便を利用しようというような非常に力強い動きが出てきていただいたおかげで搭乗率の好転、それから4月以降の運航継続につながったと考えてございます。
 まずアウトバウンドのほうで考えてまいりますと、利用促進策を強化して利用促進を働きかけてきた、PRをしてきたという結果、団体旅行が非常に増加をしてまいりました。日本人客の伸びというのが非常に大きく、昨年に比べても高くなってまいりました。これが好調の要因となっているわけでございますけれども、一方、県内でも東・中部を含めた利用圏域を拡大していく必要ですとか、あるいは観光で利用の少ない火曜日の出発便が搭乗率が低くなっている、この対策、さらには非常に改善を求められておりますダイヤにつきましても今後は検討、改善の課題がまだ残っているかと考えてございます。
 詳細を見ますと、8ページをごらんをいただきたいと思います。団体旅行支援策ですとか、こういった利用促進策は訪韓の旅行の市場が活性化してきたのかなと考えてございます。非常に利用も予想を超えて多くなってございます。また修学旅行につきましても、島根県も含めまして下半期で8校という多大な御利用をいただいてございます。また江原道との交流再開がされたことも相まって、ここに例で掲げさせていただいておりますような多くの機関・団体に御利用をいただいております。また韓国観光公社と今回連携事業を始めましたけれども、キムジャンのツアーですとか、そういった企画の持ち込みをいただくなど効果的な広報なり商品展開もできたのかなと考えてございます。
 また、インバウンドのほうも分析いたしますと、年末に大統領選などの影響で利用が非常に停滞をしたということはございますけれども、島根県も含めました関係者との連携を強化をいたしました。下に掲げておりますように、山陰国際観光協議会で韓国誘客対策本部というワーキンググループの設置をいたしまして受け入れ体制の強化を図ってまいりました。また韓国の旅行会社やマスコミを積極的に招致をいたしましてPRを展開した、これらが具体的には例えばテレビショッピングでの旅行商品につながり、大変な反響を呼んでいるところでございます。
 また、新しい取り組みといたしまして、企業や団体のインセンティブ旅行ですとか教育旅行も誘致をして、12団体300名というような誘客につながってございます。また非常に大きい動きといたしまして、ゴルフ場同士の業務提携がございますので、来年度以降の人の動きにつながってくるものと考えてございます。このようなアウト・イン双方の取り組みが特に年明け以降、非常にいい格好で展開をしてきておりまして、この数カ月の好調につながっているというふうに考えているいるところでございます。

◎安田委員長
 次に議題3、平成20年春の台湾プログラムチャーター便運航計画について、細羽文化観光局参事の説明を求めます。

●細羽文化観光局参事
 文化観光局の資料の1ページをお開きください。平成20年春の台湾プログラムチャーター便運航計画について、概要の報告をさせていただきます。
 今回、この春、立榮航空、通称ユニエアとマンダリン航空、この2社によるプログラムチャーター便ということで、米子空港と高松、また岡山とのプログラムチャーターが実現をいたしました。
 運航の計画はごらんのとおりでございまして、立榮航空については2便、イン・アウト各1便、それからマンダリン航空につきましては、到着便が2便、出発便が1便、計5便ということでございます。いずれも今回の対象となるお客様は台湾からの観光のお客様ということでありまして、すべて4泊5日の観光コースということでございます。ただ、この観光といいますのが山陰ばかりではなくて、山陽、四国あるいは大阪、関西方面という非常に広域にわたる観光商品となっております。県内のほうにも1泊お泊まりをいただいたり、鳥取砂丘であるとか山陰海岸、倉吉、とっとり花回廊と、各観光地をめぐっていただくような内容になってございます。
 その対応としまして、初便でいらっしゃるお客様に対して観光大使、それからマスコットによる歓迎、それから記念品の贈呈を考えております。
 また、今後のチャーター便誘致につきましても、今月23日から27日の間、本年度4回目となります訪台を県の文化観光局長以下が出かけまして、航空会社あるいは旅行会社のほうへの誘致活動を行う予定にしております。

◎安田委員長
 それでは、ただいままでの説明について、質疑、御意見がありましたらお願いをいたします。

○前田委員
 企画部長、私は前にも言ったけれども、アシアナの支援金について、県民が受け取っているのは、この間の新聞に出ていた900万円だと思っているのです。ですから、こういうふうによくなったという数字を、この間も言ったけれども、600万円と言っていたものが500万円になったと、これを県民にわかる方法を考えないといけない。僕はほかでも言ってあるけれども、企画部長はどう考えているのか。

●青木企画部長
 その点につきましては、きょうもこういう形で暫定数値ということではありますけれども、見込みを示させていただきましたが、3月最後の便で数値がきちんと確定いたしましたら、新年度早々に、記者会見的な形で数値が確定したものをちゃんと発表させていただくことを考えさせていただきたいというふうに思っているところであります。

○小玉委員
 ソウル便の関係で、当初よりも安く済んだということで喜ばしいことです。これは関係者の皆さんの御努力に対して敬意を表するわけですけれども、ただ、やはり私は長期的に見た場合は、どうしても西部に偏ったそういうことでは長続きはしない。これは観光的なことはもちろんですけれども、やはり経済対策も含めてそういうことでないと、なかなか継続運航というのは難しいのではないかという思いがします。
 だから、ここにも書いてありますように、、アウトバウンドの対策と課題として上げていらっしゃるわけですが、どういうふうに考えていらっしゃるのかということが1つと、これはどうしても全県挙げて米子~ソウル便を守っていくのだと、そういう機運がないと、やはり県民のそういう気持ちがないと、私はせっかくの米子~ソウル便が生きないのではないかと、そういうふうに思います。その辺の考え方を聞かせてください。
 台湾のプログラムチャーター便。4月に5便ということで、これは非常にいいことなのですけれども、いろんな問題点があるかもわかりませんけれども、私は、できましたら鳥取空港を利用するということを考えに入れていくべきだと思います。少なくとも鳥取空港は国際会館等、一つのものをつくって受け入れ体制もできているわけですから、そのほかの問題点はあるわけですけれども、米子はソウル便ということで、台湾の方々が希望される観光の条件的なものは東部の方にもそろっているわけです。やはり相手があることですから、これはこれからの交渉になるわけですけれども、やはり国際便利用促進ということについても、ぜひとも鳥取空港の利用、これも考えていく必要があると思っています。だからその辺を私も何とか努力したいと思いますので、でもせっかく2つある空港の中で、米子空港はもちろんよくなっていけばいいですけれども、鳥取空港も、国際便が飛ばないということになれば寂しい思いがしますし、東部や兵庫県の浜坂地区を含めて希望していらっしゃいる方がたくさんいらっしゃると思いますので、何とかその辺も踏まえて努力していただきたいと、そういうふうに思います。この点について、文化観光局長の考え方を聞かせてください。

●青木企画部長
 1点目について、西部だけではなくて、利用圏域の拡大を図るべきという御指摘でありますけれども、本当におっしゃるとおりであります。まだまだ十分とは思いませんが、この半年でやはり大分意識が変わってきたのも事実だとは思っております。少しの手ごたえは感じているところです。1つは、国際交流ということで、これまで岡山空港を利用して韓国との交流をしてこられた団体が、米子~ソウル便の危機を踏まえて米子に振りかえていただくような動きも幾つか見えてまいりました。もう一つは、やはりインバウンドのほうにつきましても韓国のお客様が非常にいいお客様であるという認識が大分広がってまいりました。先ほどテレビショッピングの話をいたしましたけれども、象徴的に望湖楼さんが参入をされて、普通でありますと2月の大変冷え込む時期にかなり安定的に、しかもいい値段で送客をしていただいたということで、このあたりが東部、中部の観光業界のほうにもいい意味で今刺激を与えつつあるというふうに私もお伺いをしているところであります。
 ですから、ぜひこれから、例のDBSのフェリーの話というのも新しい――これはまだ確定はしておらないわけですけれども、大分視野に入ってまいりました。そうなってきますと、特にフェリーなどということになりますと、我々が考えている範囲は西部のみならず、鳥取県のみならず、中国圏域、それから近畿圏域、広くにわたるというふうに思っております。ですから、本会議でも知事が答弁いたしましたけれども、どういう体制でこういう環日本海の大交流時代を迎えるか、そういうところでもう東部、中部、そういう狭い考え方ではなくて、どういうふうに環日本海との発展のきずなを強めていくかという発想で、いろんな体制の見直しなどをぜひ新年度に入りまして積極的に検討させていただきたい。
 その中で、御指摘のありました経済交流なども、これはいわば物流で申し上げますと米子~ソウル便とフェリーと複数のチャンネルの物流ができるわけです。これははかり知れないビジネスチャンスを生むというふうに我々は考えておりますので、ぜひそのあたりも視野に入れながら、ひいては米子~ソウル便の今の貨物がほとんど利用がないとかビジネス客が非常に少ないという、この非常に脆弱な弱点をカバーできるようにまた力を入れていきたいというふうに考えているところであります。

●衣笠文化観光局長
 台湾のチャーター便の関係でございますが、23日から私を含めて訪台をし、今回は台北だけではなくて台中あるいは高雄のほうにもその足でチャーター便の働きかけをしていきたいと思っておりますけれども、先ほどお話がありましたように鳥取空港の利用を積極的に働きかけていきたいというふうに思っております。エックス線の装置等が昨年7月には備わったわけですし、条件もできておりますので、そのあたりを含め、それから2009鳥取・因幡の祭典という新しい観光ができました。そういったもろもろのPRをさせていただいて、東部もこういったことですし、中部のコナンもあさってですか、リニューアルをしますし、どんどん新しい観光要素がふえてきておりますので、こういったものをどんどんPRしていきたいなというふうに思います。
 いずれにしても、知事も本会議で答弁いたしましたけれども、鳥取空港イン、米子空港アウトみたいなプランもあわせて提示させてもらおうかなというふうに思っています。

○小玉委員
 ぜひともそれはやっていただきたい。といいますのは、21年度に待望の鳥取自動車道が開通します。それで、これはただ開通しただけではどうにもならないわけですから、交流ということを考えていかなければ生きないわけですから、そういう観点からしても、やはり鳥取空港に国際チャーター便が飛ぶか飛ばないか、京阪神の方々を含めて私は大きなインパクトになるのではないかという思いがします。
 それと同時に、あわせて鳥取便の運賃、ANAでは1番、全体では2番ということで非常に運賃が高い。私はこの間の14日に議会を休ませていただきまして、道路をつくってもらいたいということと、それからこれは別の問題として運賃の問題を自民党三役と県選出の国会議員に陳情しました。私なりの要望書を持って両方ともそういうことの中で陳情をさせていただきました。幹事長には別途時間をとっていただいて、鳥取県の事情を20分ほど時間をとってもらって説明しました。
 そういうことで、道路も含めて運賃もどうしても下げないといけないわけですから、だからそういう点からしても鳥取空港の利用促進ということは大事なことですから、やはりこの際どうしても国際便のチャーター便を飛ばしてもらいたいと思います。
 それと同時に、あわせて私は東部の県の観光の責任者の方や、そうした者で既に話をしておりまして、そうなれば一緒に利用促進ということで運動を展開しようということを言っていますから、やろうということで合意していますから、やはり我々ができることは幾らでもフォローしていきますから、だから鳥取空港の台湾のチャーター便ということはぜひとも今回実現していただきたいと思います。よろしくお願いします。

○福間委員
 まず1点は、将来ビジョン骨子について。今まで、ここにありますように企画土木常任委員会での勉強会でも報告をしていただきました。その後、パブリックコメントでたくさんの御意見が寄せられたというぐあいに報告はいただいています。この後はどうされるのですか。パブリックコメントをもらったものを含めて、例えばもう一回懇話会のようなことをされるのか、あるいはどこかで、常任委員会の意見もほぼこれで出そろいましたねと、これがほぼまとまったものですということをいつごろ提示をされようとしているのか、それが1点。
 もう一つは、パブリックコメントや懇話会で県民の皆さんに意見をもらったわけですから、その皆さん方にどう反映していますよということをフィードバックしないといけないのではないかと思います。それは考えていらっしゃるのかどうなのか。要は、ここの終着点をいつごろ、どのような方法をしようとしていらっしゃるのか、お伺いしたい。これが1点。
 米子~ソウル便。8ページのところで修学旅行による利用促進となっておりますけれども、修学旅行に対する助成支援というのは具体的なものというのはどんなことがあるのか教えていただけませんか。
 インバウンドの中で、今小玉委員からも出ていたわけですけれども、1つには、やはり全県的な事業として米子~ソウル便を位置づける意識を持つことが必要だとなると、目玉が鳥取県の西部地区に観光開発が偏り過ぎないような配慮が必要ではないでしょうか。例えば米子から砂丘へつなげるには、どうすれば早く行けるのかということもあってみたり、岩美の海岸を例えばどうリンクをさせるのか、兵庫県とはどうしますか、岡山とは、島根県とはということも必要ではないかと僕は思うのです。余り鳥取県だけという視野ではなしに。鳥取空港から入って米子空港から帰るお客さんがあってもいいのではないですか。そういうルートも含めてインバウンド対策というのは鳥取県の、しかも西部地区あるいはせいぜい羽を伸ばして中部地区みたいなやり方にしか、何となくそんな感じにしか受け取れませんねと。そこはもうちょっときちんとしたものを交通整理されようとしていらっしゃるのかどうなのか。
 もう一つ、インバウンドということでとりあえずいろんなことができました。現実にお客さんが来られる。道路の標示板が例えばハングルもきちっと全部入る格好になっているのか。幹線道路の中で、次はどこですというのがハングルがきちんと使ってあるのか、あるいは英語も入れてあるのか、そういうようなことは検討していらっしゃるのかどうなのか、以上教えてほしいのです。

●亀井次世代改革室長
 将来ビジョンの関係で2点御質問をいただきました。まず1つが今後どうするのかという観点からの質問でございます。
 まず、私どもがお示ししておりますこのたたき台でございますけれども、十分なものという認識がまず私どものほうでまだない状態でございます。それは何かといいますと、今回の報告資料でも書いておりますけれども、宿題といいますか、御指摘をいただいたわかりやすいキャッチフレーズでありますとか、それから大きな目標でありますとか施策の体系でありますとか、そういったものをまだお示しできていない状態であるという認識をしております。今後そういったものを県庁内部でも検討いたしまして、また再度そういったものをお示しして、また御意見を伺うといったような作業を何度か繰り返させてもらいたいと思います。ですので、もう少しそういった意味で検討の時間をいただきまして、再度そうしたものをお示しして、また御意見を伺う、そういったものをもう一回県の中でまた検討してという作業を何度か繰り返す中で、県民とともにこの将来ビジョンというものをつくっていきたいというふうに考えております。
 最終的に策定するのが秋という目標を立てておりますので、それまでに例えば次の議会、5月、6月の議会の前の段階でありますとか議会中になるかもわかりませんが、そういった段階で次の段階のものをお出しするとか、そういったことをちょっと何度か繰り返させていただきたいというふうに思っております。
 2つ目の御質問でございますけれども、今回のパブリックコメント等の御意見ですけれども、どうフィードバックするのかということでございます。
 これにつきましては、こういった形のものを幾つか反映しましたということにつきましては県のホームページのほうで掲示はしたいと思いますが、すべての方がホームページ等をごらんいただける環境でもないかもわかりませんので、連絡できるところにつきましては、こういった形にしましたといったことがわかるように連絡等をこちらの方からしたいと思います。
 ただ、いただきました御意見の中では、そのまま取り込んでできるものと、そのまま使えるものではなくて、考え方は共感できるので、形は変わるのだけれども、こういった形で盛り込むことができますといった幾つかの段階のものがありますので、それによってこういった形で例えば反映しました、考え方はいただきましたといいますか、取り込みますというような形でいただいた方にわかりやすいような形でお返しをしたいと考えております。

●髙山交通政策課長
 修学旅行への支援策ということでございますけれども、実際に今御利用いただいていますのは、米子空港までの貸し切りバスで御移動いただくわけですが、その際のバス代を助成するということをしてございます。
 また、新しい取り組みといたしまして、韓国観光公社が今般新しく主催をいたしまして、学校関係者、教育関係者の方に韓国のほうに訪問いただいて修学旅行を実施される際の訪問先をごらんをいただき、体感をしていただく、そういったツアーを今回始めてございます。直接的な支援ではございませんけれども、そういったことも始めております。
 また、支援というわけではありませんが、修学旅行は非常に大きい人数での御利用になりますので、確実に座席を確保するということを航空会社には努力をいただくということが必要になります。

●細羽文化観光局参事
 委員御指摘の米子~ソウル便のインバウンド対策は勢い西部に偏りがちではないかということ、確かに我々も今回緊急対策ということでインバウンド対策を進める中で、余りにも米子~ソウル便にこだわりますと、やはり西部あるいは島根県東部に偏ったような観光コースということになりがちだということに気がついておりまして、一方では、いかに鳥取県内の東部であるとか中部であるとか、全域を観光客の方に回っていただくかということも考えなければいけないと思っております。
 その一つのアイデアとしては、例えばこれまでにも御説明しましたように関西方面との連携でありますとか山陽方面との連携、そういった広域の商品造成とか広域の観光ルートの提案ということによりまして、中部であるとか東部であるとか満遍なくお客さんに回っていただけるような、そういった流れがつくられるのではないかということで、来年度も京都であるとか兵庫県、大阪、そういったところの連携を強めて、特に中部、東部のほうにもお客様が流れるような、そういったような対応をしてまいりたいと思います。
 道路標示等の英語であるとかハングル表記の件でございますが、これについては、正直まだ詳細把握はしておりません。ただ、御指摘のようにお客さんが来られたときに、自分の国の表記があるかないかによって随分印象も変わると思いますし、また今はパック旅行、団体旅行が中心ではありますが、今後、個人のお客様を取り込んでいく上で、こういった表記というのはやはり不可欠だと思っております。今後、県土整備局等、関係の部局とも連携しながら、そういったところの点検、整備ということは努めてまいりたいと考えております。

○福間委員
 もう一回、将来ビジョンは秋口を目安にするとおっしゃっていますね。そうすると事業化も必要になるのではないですか。ビジョン構想というのは将来何に使われるのですか、。ただ絵をかくだけなのか。皆さんから声を聞いてやりとりしてビジョンを策定するだけではないのでしょう。それに向かっての事業計画を立てなければいけないのではないかと僕は思うのですが、違うのですか。いわゆる将来ビジョンに向けて鳥取県政を持っていかなければいけないのではないかと。僕の受けとめ方がちょっと違うのかもしれないけれども、僕が間違っていたら指摘してください。将来ビジョン構想、こんな鳥取県をつくろうと平井県政は目指していますよと、そのために県民の皆さんの意見をもらいながらあるべき鳥取県の姿を描きます、ついては何年先に到達するかわからないが、具体的な課題についての施策をつくっていこうとするための目標になるのではないですか。だとすると、平井県政は1期4年間ですね。もっと急がないとできないのではないか。秋口にやって、できたものというのは来年度予算でできますかと。こんなもの1年や2年でできっこないことがたくさんあるでしょう。そこら辺の整合性というものを、難しいけれども、極端に言ったら片山県政は将来ビジョンを持たなかったのでしょう。平井県政は持つのでしょう。4年後も平井県政が続くという保証というのはないのです。そういう意味で、この作業というのは相当急がないと、何のためにしたのかということになる可能性もあるのではないか。4年間では難しいかもしれないが、政策化をされる財政的な裏づけをしてされようとするなら、もうちょっとそこの整合性というのが必要ではないですかという指摘を1つはしておきたいです。
 米子~ソウル便ですけれども、修学旅行による利用促進はなるほどわかりましたが、具体的には保護者の皆さんの中には経費負担になるということを非常に心配をされている方もあるのです。実際に国内の修学旅行である程度の現金が要っていたものが、例えばソウル便を使うことで、韓国に行くことで経費がたくさんかかりはしないかということの指摘を僕は受けたのです。そのことを含めて、修学旅行生で韓国へ行こうということであれば、行きやすいような財政支援を県内の高校生や中学生にしてやる方法というのはできないのか。具体的に言うと、夢みなと博の基金というのがたくさん残っていますね。なぜこれを使わないのかという思いがある。大人ばかりに使わずに、子供たちになぜ使ってやらないのかかという思いがします。そのことが1点。それを僕は検討してほしいと、これをお願いをしておきたい。
 インバウンドですけれども、これだけ大騒ぎして直接1座席9,000円を負担しますということで大英断をやったわけですよね。それの延長線上でインバウンド対策ということを考えるなら、鳥取県庁が縦割り行政であることは間違いないわけだ。文化観光を所管するところと、道や橋を所管する県土整備部とある。僕はプロジェクトぐらいつくってやらないといけないのではないかという気がします。これは文化振興だから文化観光局がやれみたいなことではなしに、さっき細羽参事さんから話があって、いろいろ所管の担当課と相談したいという話ですけれども、逆に、僕はよくわかりませんが副知事なんかがリーダーになって、基本的に全庁的な対策をして観光客を迎え入れる、まさにもてなしの心なども必要でしょうが、箱物、ハード事業も含めてのそういう計画を今後しなくてもいいのかと思ったりもしますけれども、もう一回そこだけお願いします。

●青木企画部長
 まずビジョンについては、これは今回はそういう作業を過渡的にはやったのですが、毎年度、毎年度予算を組むときに、やはりこのビジョンで示されている方向性というものにしっかりアプローチするような漏れ、落ちがないか、矛盾するような施策を打っていないか、そういうことをきちんとチェックするよすがとして使っていくことにしたいというふうに思っております。
 これは本会議でも議論が少し出ましたが、マニフェストとの関係というのがやはりあるのです。それで、マニフェストはあくまでも4年、平井知事が政治家として4年間でやるということで県民に約束をされたこと、これに対するフォローというのも当然次世代改革推進本部のほうでやっていくということになります。このビジョンはどうかというと、内容は、これも知事が答弁しましたように、おのずとマニフェストで書かれたことの多くは溶け込んでいくことが恐らく今いただいている御意見の動向では自然な流れになってくるだろうというふうには思っておりますが、やはり10年ぐらいのタイムスパンを持ってやっていきます。ですから、4年後までに必ずやるということではないというふうに思っています。
 ただ、ではこの4年をどう過ごすかということになりますと、10年後のビジョンというものをある程度見据えて毎年、毎年の、年々歳々の予算編成なり施策づくりをやっていくということになってくると思います。
 なお、4年たって以降の話というのは、今御指摘があったように政権がどうなるかというのがありますのでなかなか言いづらいところですけれども、我々としては恐らく一般的に考えれば10年というビジョンをつくったとしても、4~5年たちますと、今から4~5年前というのをちょっと想起してみますと、相当世の中の状況も県を取り巻く環境も変わっていると思いますので、新しい動きも出てくるかもしれません。ですから、これもまた県民の皆さんと相談をしながらということではありますけれども、恐らくそのころ、ビジョン自体も4~5年たったら大きくつくり変えるぐらいの見直しというようなことがやはり出てくるのだろうと、こんなふうに思っているところであります。
 修学旅行につきましては、そういった御指摘があったということはきょうきちんと受けとめさせていただきましたので、どんな対応が可能か、文化観光局さんのほうともよく相談をさせていただきながら検討させていただきたいというふうに思います。

●衣笠文化観光局長
 プロジェクトの関係ですが、今現在といたしましては次世代改革推進本部の中に観光のプロジェクトもあります。こういった中でもちろん総合的な取り組みを進めていきたいと思いますし、何よりも標識というような話はすぐにでもチェックしたいと思いますし、なるべく早急に検討してみたいというふうに思っております。

○前田委員
 文化観光局の細羽参事に。先ほどの細羽参事の答弁はちょっと物足りない。なぜかというと、小玉委員と福間委員がたまたま西部中心の観光云々という話をしてくれた。関連してだけれども、それに答えて細羽参事は、京都や大阪というような話をして、とんでもないことだと思って聞いていた。
 というのは、僕はここで何回も言っているから本当は重ねて言いたくないけれども、執行部は初めての人が何人かいるから言わざるを得ない。僕は自分自身の誇りと思っているけれども、東京に行ってタクシーに乗ったら必ず僕は聞くのです。僕は鳥取から来ましたけれども、運転手さん、鳥取と聞いたら何をイメージしますかと。みんな鳥取砂丘だ。直近では僕は1月20日から22日に10回タクシーに乗った。僕は10回とも聞くのだ、幾ら短くても。全部鳥取砂丘だ。僕は県議会議員になってからこのことをずっと言い続けなければいけないと思って、それは、東京の人というのは、あなたの出身はどこだと聞くと、私は富山ですとか茨城です、みんな分かれているのだ。それで僕は県議会議員になってからこの間ざっと数えたら550回ほど聞いている。それで、鳥取に対して東京を中心にというか、日本の人が何を思ってくれているかということをやっぱり我々は知らなければいけない。それで、鳥取砂丘ということをほとんど言っている。550回聞いて540回ぐらいそうだ。99%がそうなのだ。残念ながら水木しげるロードも全然ない。大山もない。三朝温泉もない。浦富海岸もない。あとほんのちょっとあったのは
二十世紀ナシ、これだけだ。それぐらい鳥取といったら間違いなく鳥取砂丘なのです。しかも、ではあなたは行ったことがありますかと聞くと、いや、行ったことはないというのが95%ぐらい。何とか行ってみたいというのがほとんどです。そういう気持ちが充満しているということをよく知らないといけない。知ってほしい。特に観光を担当している観光局長以下、君らは腐るほど知らないといけない。それをどうやって生かしていくかということを真剣に考えなければだめなのだ。相手に通じるのだから。一番通じやすいのだから。
 何回も言うけれども、東京に行ったときタクシーに乗って運転手さんに聞くと、大山でもない、三朝でもない、水木しげるロードなどと言う人は一人もいない。みんな鳥取砂丘だ。だからそういうふうな空気が充満しているのだから、いかにしてこれを生かしていくかということをもっと考えなければいけない。
 昔だが、鳥取市が脱砂丘などとばかなことを言った市長がいたけれども、こんなのは生かし方がわらかないばか者が言うことであった。しかし、現在はそのことをやってもらわないといけない。
 それで、何回も言うけれども、観光の原点というのは何か、細羽参事、言ってみなさい。観光の原点というのは、その地域に訪問をして、その地域の人が自分の地域を誇りに思っていることのその心に触れることだ。だからこれだけ僕が言うのに、皆さんの指摘があるのに、うまいぐあいにアプローチをしていくという努力が足らない。
 さっき言ったインバウンドの話に関連して、やはり外国の人に対する県内の案内が十分ではない。この間も僕は韓国語版旅行パンフレットを持ってきなさいと言ったけれども、全然鳥取県は違うのだ。
 ですから、さっきの将来ビジョンにもあったけれども、定住人口は減るけれども、交流人口をふやしなさいというふうにみんな思っているわけだから、そのためには今言ったようなことをもっともっとしなければだめだ。だからちょっとそういう気持ちを文化観光局長と細羽参事、もう一回答えてください。

●細羽文化観光局参事
 前田委員の御指摘は、本当にごもっともだと思っております。特に砂丘につきましては私も外国のお客様、特に韓国の方、台湾の方が多いのですが、聞いてみますと、やはり鳥取、山陰というと鳥取砂丘というのが必ず出てまいります。そういう意味で我々も旅行商品の企画とか、そういった関係の方、マスコミの方も含めて鳥取砂丘というのはイの一番に御紹介をしております。ただ、実際にツアーを組む段階になると、なかなか組み入れにくいということを彼らも言ってまいります。それを打開するための一つの方策として、先ほど関西方面とかの広域商品での鳥取砂丘の組み入れということも御提案をしているということでございます。理想は、やはり山陰だけ、鳥取だけをしっかりとめぐってもらう中で砂丘に来ていただくということが理想ではありますが、一つのステップとしていろんな方法を取り入れながら、砂丘を初め県内の各観光地に来ていただくというようなことをこれからも我々としては一生懸命続けていきたいと思っております。

○前田委員
 僕が言っているのは、言い方が違うだけであって、小玉委員が言っている鳥取空港をもっと活用しなさいということに通じるのだ。こっちからこう言っているのを、僕はこういうふうに言っているわけだ。だから本当は同じことを言っているのだ。それは何といったって日本一なのだから。鳥取県に日本一はあれしかないのだから。それを持っていることにやはりみんな自信がないのだ。だからもっともっと生かすことを考えなければいけない。

●衣笠文化観光局長
 鳥取砂丘の認知度というのは抜群であります。鳥取県は大山と鳥取砂丘の両方で100%ということですので、いつまでたっても当然鳥取県の顔だという認識は持っております。
 インバウンドの話の関連につきましては、今2泊3日で韓国から観光客が来られますと、どうしても日程的に東部までは難しい状況にあります。ですからどうしても中部までという格好になりますが、3泊4日の分で東部、砂丘に来ていただいて東部での宿泊が可能という状況であります。時間的な関係で難しい部分はあるのですが、少なくともリピーターの皆さんに何回も来てもらうということで、鳥取県内のいろんな観光スポットのPRをどんどんしていかなければいけないというふうに思っていますので、これからも当然東部の砂丘を中心とした観光
PRというのは取り組んでいきたいと、積極的にやっていきたいというふうに思います。
 もう一つは、ジオパークという新しい取り組みがありますので、このジオパークの取り組みというのを今後国内あるいは国外的にもいろいろPRしていきたい。その中では当然山陰海岸、浦富海岸、砂丘が鳥取県の東部の中心になると思いますので、その辺も含めてPR活動をやっていきたいというふうに思います。

○前田委員
 今時間がないという話でした。こういう話をすると、いかに山陰自動車道の早期竣工が待たれるかと、特定財源が必要だと、暫定税率が必要だということになるのだ。鳥取県の人間はそう言わなければだめなのだ。右も左もない。政党など関係ないのだ。だからこういう議論をすると、そういうことになるのだ。鳥取県の人間はそれを言わなければだめなのだ。

○浜田副委員長
 もう随分言われましたので、同じようなことを言いたくないとは思いますが、私もあちこちかなり行くわけです。観光客の皆さんが一たん出ると欲張りになるのです。非常に短い時間に効率よくたくさんの思い出や楽しみを手に入れたいと思っておられて、韓国の皆さんともお話をしますと、やはり来たからにはいろいろ楽しみたいと思っておられます。ただ、今の状況では条件が余りにも整っていなくて、選択肢の幅が狭いのです。ではインのほうを充実させるためには何が必要なのか、鳥取県のどうしても見てほしいところは絶対PRしたいと、魅力を、ここを経験しないで帰ったらもったいないぞという感覚でプランを立てたときに、どういうふうなコースでどういうふうに行き帰りをしてもらうと一番いいのかというイメージをどれだけ持ってこのプランがされているのかということをいつも思います。米子に入って米子から帰るということになると、もう限られてしまう。日数的に1週間でも10日でもいてくださればいいのですけれども、限られた経費の中でということになると。
 私は、時間の関係で時々岡山を使うわけですが、岡山にぼんぼん入ってきています。この山陰でも岡山のPRが物すごく入っているのです。朝出て、それから夜帰れますよみたいなPRが同じテレビの中から物すごく出てくるのです。だから、そこと対抗するためには一体どうしたらいいのかということを本当に真剣に考えていかないと全部とられていってしまうという感じがして、1つには、便がどうなっていくのかという問題と、それから空港も米子と鳥取をどうリンクさせて活用させていくのかということと、それから道路の問題ももちろん入ってくるでしょうし、鳥取に入ってきてもらったらどこを見てもらって米子から行くのかという、どんどんイメージが広がっていきますね。今はここの限られた条件かもしれないけれども、将来的に対岸諸国の皆さん方がどんどん来られるようになってくる、中国の皆さんもどんどん来られるようになってきたときにどうなっていくのかというところまでを読んだ上で観光地をどう開発して、それから維持・発展させていくのかということと、それから食の問題ももちろんそうでしょうし、だからそこら辺の商品開発の幅をどういうふうに広げていくのかという話が官民連携でされているのかどうなのかというところも気になりますし、関西の話が出ましたが、米子に入って関西から帰ってもらうということだって考えられるだろうし、米子、鳥取に入って、それから東京から帰ってもらうということも考えられるし、それから岡山と米子が連携をすることだって考えられると将来的に商品の幅が物すごく出てきます。
 さっき修学旅行の話が出ましたけれども、私はつくづく思うのは、岡山へだけ入ってこられると、あの方々が山陰を知らずに帰られるのはもったいなと思ってしまうのです。そうすると、岡山にバスを用意させておいて鳥取へ来たほうがもっとおもしろいですよといってお迎えをして米子空港から帰ってもらうことだって考えられるし、考え出すと山のように可能性があるのです。その可能性を実現可能なところをどのレベルで今の時点では手に入れているのかというところがきちんと整理されて訴えられているのかなと。ただ米子空港、米子空港、アシアナさんから言われたからそれをやらなければいけないだけではなくて、その先を読むというようなことを考えないといけないということが1つと、それからダイヤの変更が、ダイヤの改善、火曜日出発便対策などと書いてあるけれども、どれだけ熱意を持って取り組まれて、見通しはどうなのか、そこのところがどうなっているのかということ、この2点を聞かせていただきたいと思います。

●衣笠文化観光局長
 先ほどもいろいろ教えていただきまして、問題点をいただきました。我々も特に国際観光を考えるときに、連携というのがキーワードだというふうに思っておりますので、他県との連携、島根県はもちろんですけれども、兵庫県、岡山県、こういった近県との連携を念頭に置いてずっと進めております。それとあわせまして、御指摘にもありました旅行商品のバリエーションをふやすということ、これも今一生懸命やっているところで、今回のテレビショッピングは一つの旅行プランが実現した部分ですけれども、ああいうものをいろんなバリエーションをつくって、温泉だけではなくてほかのこと、また、いろんな韓国の観光客のニーズに合ったものをこれからたくさん準備していくということが誘客につながるのではないかというふうに思っております。一遍にはいきませんけれども、もう少し待っていただければというふうに思います。
 それと、今盛んに韓国の旅行社を招聘しております。毎週のように鳥取県内を訪れていただいています。旅行会社の関係なりエージェントなり、そういった皆さんに実際に西から東までずっと見ていただいていますので、自分たちが感じられた部分の商品化というのはこれからどんどんできていくだろうというふうに思っています。そういったものを我々として期待しているところであります。
 ダイヤにつきましては、これまでもアシアナ航空と何回もいろいろとお話をさせていただいているところでありますが、なかなか一遍にはいかないわけですが、引き続きまして我々の要望というものはこれからも訴えていきたいというふうに思っております。

○浜田副委員長
 もう一つ、航路が開設されますね。こことの連携もしっかり視野に入れていないといけないのではないかというふうに思います。

○小玉委員
 将来ビジョンで考え方をお聞きしたいのですけれども、先ほど福間委員のほうからいろいろとありましたが、それとも関連すると思いますけれども、部長のあれから言うとマニフェストは4年間で平井県政はやっていくのだと。それから将来ビジョンは先を見通して10年ということですが、しかし間違いなくダブる点はたくさんあると思います。
 そこで、私がちょっと心配なのは、本当にこれだけ厳しい財政的な状況の中で先がわからない、そういうようなことの中で将来ビジョンというのは本当に生きたビジョンになるのだろうか。それは当然やらなくてはいけないわけですけれども、やはり何だかんだ言っても金がないとできないというのが、幾ら言ってもそうだと思います。金がついてこないと、やはり県民に対する約束事は果たせないのではないかと、そういうことを思うわけです。だからその辺のことが一つちょっと心配があります。
 しかし、部長はその都度5年サイクルぐらいで見直しをと、これは当然だと思うわけですけれども、それはさておいても、将来ビジョンを立てる上においてはやはり財政的な問題を勘案して当然やるべき問題だと思いますし、その辺のことがちょっとどういうお考えかということをお尋ねしてみたい。
 それと、私は代表質問の中で本当は言うべきだったと思いますけれども、私の意見の中で、これからは間違いなく人口減時代ということになるわけです。それを想定したものの中で設計していかないと県政は成り立たないのではないかという思いがします。だから、そうしたことを当然見越して将来ビジョンはつくるべきだ、こういうふうに思うわけです。
 それと同時に、これからの大きな課題は、環境問題や福祉の問題もいろいろあると思いますけれども、私は間違いなくそういう人口減時代が来るという想定をすれば、子供たちの問題と年寄りの問題を考えていく必要があるのではないか。そうすると、今、年寄りの問題と言ったのは、いろいろと団塊の時代に入ってきましたし、60歳で仕事を終わって非常にもったいない面もあります。この知恵をもっともっと生かす必要があるのではないか、そういう時代に間違いなく入ってきます。
 だから、この組織を見ますと、企画部に青少年・文教課というのがある。それから福祉保健部に長寿社会課、子ども家庭課というのが確かにあります。しかし、福祉保健部はどちらかというと、発生したことに対して治療していく、こういうのが一つの考え方です。企画部はそうではなしに、そういう面もありますけれども、私はそういうことを想定するならば、子供と高齢者、高齢者と言っては失礼ですけれども、そういう団塊の時代の方々を含めて、もっともっと生き生きした鳥取県をつくるために「元気な産業 しっかり雇用」という第一のマニフェストを実現するためには、やはり何か子供と大人のそういうものの一つの部があってもいいのではないかなという感じがします。そういう部をつくって、人口減時代に対処した県政をやるべきではないか、そういう思いが私はします。鳥取県が元気な産業、本当に生き生きした鳥取県をつくるために、そういうことであれば、やはりそれは独立した一つのセクションを設けてやはりこれからの時代に対応するぐらいの、そういう考え方が私は出てきてもいいのではないか、そう思います。部長の考え方、これは知事にもちょっと言って検討してください。私はそういうふうに思いますから。

●青木企画部長
 今御指摘がありましたように、財政状況と人口減少というのは、将来に向けて発展していこうと思うときに、恐らくこれから鳥取が直面せざるを得ない大変懸念材料になっているというふうに思います。知事も本会議で御説明を申し上げたわけですけれども、こういう厳しい財政状況の中で一体何ができるかということを考えたときに、やはり1つは、鳥取県のNPOとかボランティア活動が非常に盛んであるということ、それから人口が少ないからこそ顔が見える関係が築きやすい。ここを生かせば財政状況が厳しい中で、人口が比較的少ない中で、むしろそれを短所を長所としてひっくり返してできるのではないか。そのためにこういうビジョンをつくるべきではないか、これが平井知事の発想の原点だったということが本会議でも議論がありました。ですから、そういうつもりで我々も恐らくこれまでにないぐらいかなり丁寧にいろんな声を吸い上げるように努力を今続けているところであります。
 もう一つは、中身そのものにつきましても、これは皆さんもそうだと思うのですけれども、確かに財政状況は厳しいわけですけれども、すべてを圧縮することで縮小均衡に入っていいとは思わないと思うのです。やはりその中で少ないながらも重点投資をしていく部分、例えば今回の予算で申し上げれば、いろんな議論はあったと思いますけれども、アンテナショップというのは大きな決断をしたものだというふうに思っております。それからDBSクルーズの誘致に前向きにどんどん進んでいくということもそうだと思います。やはりビジョンをつくりながら、そういう少ない財源の中でどういうふうにめり張りをつけてやっていくかということをしっかり議論をしていく、これが大事だというふうにも思います。その中では、例えばそうはいっても大きい予算がかかるもの、美術館問題などがその典型だと思いますけれども、やはりビジョンの中でも財政制約については一つの章を起こして書かざるを得ないとは思いますけれども、その財政状況を見ながら、できればこういうことをアプローチしたいということを書き込んでいきたい、こんなふうには思っております。
 人口減少の問題というのは、このビジョンの中でも恐らく大きな柱になると思います。今まではどちらかというと坂の上の雲を見ましょうということだったのですけれども、むしろ人口が減っていくという時代では持続可能な夢というのでしょうか、人口が減ったとしても、その中で生活をしっかり生き生きと成り立たせるということも新しい時代の夢として描けるのではないかという気持ちを私は持っております。ですから、その辺を大きな柱として議論をする中で、御指摘のようにビジョンの推進ということを考えてみたときに、先ほど予算の話もしましたけれども、予算を毎年、毎年議論する上での一つのよりどころとなるというふうに申し上げましたけれども、それにとどまらず、例えば県庁の組織のあり方、こういったものもビジョンに即してこれでいいのかということは当然議論していくということになっていくだろうというふうに思います。きょうの御提言というのは、まずはちょっと受けとめさせていただいて、知事にも伝えた上で勉強させていただきたいと思います。

○小玉委員
 わかりました。確かに、これから人づくりの問題だと思います。伸びるか伸びないかということは、前進できるかどうかということはやはり人づくりにかかっていると私は思います。だから、そういう点からいくと、あることに対して対応していくということだけではなしに、前々に向かってやっていこうということになれば、どうしても人口減の対策をしていかないと、なかなか簡単にはいかないのではないかという思いがしますので、人づくりも含めて何とか検討していただきたいと思います。

◎安田委員長
 ほかにはございませんか。(なし)
 では、引き続き、県土整備部から、議題4、県内の高速道路等をめぐる最近の状況について、倉元道路企画課高速道路推進室長の説明を求めます。

●倉元道路企画課高速道路推進室長
 県土整備部の資料の1ページをお願いします。県内の高速道路等をめぐる最近の状況についてということで、今年度末の状況を報告いたします。
 県内の高速道路は、今年度順調に整備が進んでおりまして、この年度末には志戸坂峠道路、山陰道などで開通が予定されております。これらの開通によりまして、県内の高速道路の整備率、現在の36%といろんなところで言っておりますけれども、これが43%に上がることになります。
 以下、各路線の区間ごとの状況をかいつまんで御説明いたします。
 1番の鳥取自動車道につきましては、開通予定については従来公表されておりますとおりでございますけれども、その中の下から3つ目、智頭南インターから智頭インターの8.3キロ間、これが今月末3月30日の午後3時に一般開放という運びになっております。その下、智頭インターから河原インターですけれども、これは来年度、平成20年度に開通予定ということで公表されておりまして、今年度一部未買収で残っておったところが買収が完了しまして工事を進めておるという状況になっております。
 2番の山陰道についてでございます。これにつきましては、開通を予定しているところから説明をさせていただきますと、下から2つ目の名和・淀江道路ですけれども、太字でしております名和インターから大山インター間の4.7キロが3月29日の午後3時に一般開放の予定という運びになっております。それから上から2つ目の丸の鳥取西道路のII期区間が平成19年度、今年度に新規採択されております。下から3つ目の丸の中山・名和道路4.3キロ、これも今年度事業化、新規事業採択になっておりまして、すべての地区で測量立ち入りなどの了解をいただいておりまして、現在調査が進められているという状況でございます。一番上の鳥取西道路につきましては、これは17年度の事業化ですけれども、用地買収もかなり進みつつありまして、文化財の試掘が始まるというところも出てきております。一番下から2つ目の名和・淀江道路の下市~名和インター間4.3キロですけれども、これにつきましては、昨年度18年度に事業化されておりますけれども、本年度用地買収に着手が始まりまして、かなりの用地取得が進んでいるというふうに聞いております。
 めくっていただきまして、2ページ目ですけれども、高速道路を補完する道路として地域高規格道路の状況もかいつまんで御説明いたします。
 県内の地域高規格道路の計画路線は、1)から4)までの4路線がございまして、鳥取豊岡宮津自動車道につきましては、3つ目の丸ですけれども、178号の東浜居組道路、これは20年の年末を目途に開通予定ということにしております。これの後継路線ということで、その上の丸の178号の岩美道路、これについて20年度の新規事業採択を要望中ということでございまして、これにつきましては、また後ほどの報告事項がございます。
 2)番目の北条湯原道路ですけれども、2番目の丸ですけれども、現在倉吉道路で事業を進めておりまして、用地買収、それから工事も促進中という状況になっております。
 3)江府三次道路ですけれども、これは1番目の丸と3番目の丸、これが事業化されているところでございまして、江府道路につきましては県の事業、3つ目の丸の鍵掛峠道路につきましては直轄代行ということで国が事業を進めていただいております。これについて今事業が促進中ということでございます。
 4)ですけれども、鳥取環状道路、千代川右岸側の堤防沿いに街路事業で整備を進めているものでございますけれども、一番下の丸ですけれども、鳥取市の行徳、これは千代橋の右岸側のたもとになりますけれども、ここから天神町、産業体育館の前のあたりになりますが、これがちょうどきょうこの常任委員会が始まる10時に一般開放されているという状況になってございます。

◎安田委員長
 次に議題5、志戸坂峠道路の指定区間編入について、渡辺道路企画課長の説明を求めます。

●渡辺道路企画課長
 4ページをお願いいたします。志戸坂峠道路の指定区間の編入ということで上げさせていただいておりますけれども、この件につきましては、県議会のほうからの御意見もいただいておりますし、本常任委員会の委員長さんを初め、国に対しても要望をしていただいているところでございまして、志戸坂峠道路373号線の県が管理している区間でございます。ここにつきまして姫路鳥取線と一体的な国による管理ということで一元管理の要望をしていた区間でございます。この区間につきましては、1期区間、現在供用開始をしています9.6キロを含めまして、今度の3月30日に開通式がございますけれども、2期区間を合わせた19.2キロを国のほうで管理されるということに決まり、本日政令が公布される予定になっております。施行日は3月30日から、開通と同時に国で管理されるということで、新直轄区間をあわせた一元管理がこれでできるということでございます。ありがとうございました。


◎安田委員長
 次に議題6、「国道178号岩美道路」の公共事業事前評価の答申について、長本道路建設課長の説明を求めます。

●長本道路建設課長
 引き続きまして、5ページをお願いいたします。ことしの1月24日に国道178号岩美道路の状況につきましては御説明申し上げたところでございます。その後、公共事業評価委員会のほうに事前評価ということで諮問されまして、今回答申が出たものでございます。
 計画の概要につきましては、次ページの6ページに記載しております。駟馳山バイパス岩美インターから東浜居組道路陸上インターまで、延長は5.7キロでございます。ルートとしましては概略のルートをそこに示しております。
 この計画につきまして、評価委員会のほうから、県から示されたルート、これは妥当であるという答申がございました。また附帯意見といたしまして、自然環境の影響、これに対する分析方法、これらについて、この事業だけではないのですけれども、今後説明にもうちょっと配慮してくださいというふうな附帯意見もついてございます。
 この事業は、来年度新規着工というものを国に要望をしております。新規着工以後10年間での整備ということで進めていきたいというふうに思っております。

◎安田委員長
 次に議題7、平成20年度日野川水防演習について、桑田河川課長の説明を求めます。

●桑田河川課長
 7ページをお願いします。平成20年度日野川水防演習について簡単に御説明させていただきます。
 水防演習につきましては、出水期前にやっております。ただ、来年度、20年度につきましては、一応国土交通省との共催ということになっておりまして、お手元に案内状等を配付しておりますけれども、20年5月18日に、場所といたしましては米子市の古豊千地先、日野川河川事務所の上流のほうになろうかと思いますけれども、そちらのほうで行うこととしております。委員の方々におかれましては、御都合等がつけば、ぜひ参加していただけたらというふうに思っております。

◎安田委員長
 それでは、ただいままでの説明について、質疑、御意見はございませんでしょうか。

○小玉委員
 高速道路の最近の状況。例えば鳥取西道路というのは7キロとか5.9キロ。もうちょっと親切にどこからどこまでぐらいがわかるように書いてほしい。こんなことではわからない。やはりもうちょっと素人がわかるようにしてほしい。それが1つ。
 5ページ。ちょっとよくわからないのが、既に国にそういうことで要望をしていて、公共事業評価委員会に事前評価の諮問をして委員会から答申があったということで、たまたまこれは異論はないということだけれども、異論があるというようなことになったらどうなるのか。ちょっと説明してほしい。

●倉元高速道路推進室長
 最初の鳥取西道路II期の関係、1ページのところですけれども……。

○小玉委員
 後でまた出してくれればいい。

●倉元道路企画課高速道路推進室長
 3ページ目のところに図面がございますけれども、これでもイメージぐらいしかわからないような格好でございまして、大変御迷惑をおかけしました。

●長本道路建設課長
 一応国に要望しながら、その計画に公共事業の評価委員会が異論を挟んだらどうなるのかという質問だと思います。
 我々といたしましては、この計画につきましては1年のみならず、これまで数年間かかって調査してきたものです。このルートを選んだ状況、これらのすべてを説明申し上げたところでございます。異論が挟まれた場合というのは、やはり条件つきといいますか、そういうことでの適用がなされるのだろうということになろうかと思います。ですから、我々としては、全然ルートが違うというふうなことにはならない、ある程度の条件的なものでおさまるというふうに考えております。

○小玉委員
 国に出すまでにこんなことはしないといけない。ルートを決めてということだったら。そうではないのか。

○石村委員
 私も今の答弁では気に入らない。私たちはいいと思って出しているけれども、評価委員会からだめだと言われたらどうするかということになる。やはりもうちょっと早くかけないといけない。部長、どうですか。

●谷口県土整備部長
 この評価委員会の事前審査、事業に当たっての事前審査ということになるのですが、そもそも評価委員会の場合は現在の事業の進捗にあわせて評価していくということで、それが一つの目的として設置され、それで受けているというようなことなのですが、昨年からですか、事前に審査といいますか、ちょっと私たちも少しわかりづらいところがあるのですが、事前のチェックをしたいという委員会からの意見がございまして、ではどこまでそのものを出すのかと、どの程度の規模の計画をしたものを出すのかというような話もあったりして、とりあえずは規模の大きなもの、ここで言います岩美道路というようなことになったわけでして、では果たしてそれが、今のお話の中で評価されたものをどういうふうに解釈して事業化というものを進めるかというのがちょっとわかりづらいところが私たちもございます。ただ、現時点では一度こういう形で事業化ということで補助採択になっておりますので、だからこれはやはり進めなければいけないと。だから、今のお話の中で、もう少し早目にというお話がございました。だから、そこはどの時点でかけてもらうかということは今後調整が要るのかなというふうに考えます。
 いずれにしても、私たちは地元も含め、それから国交省も含めてこういう形で事業を進めるということでの合意形成でもって進めておりますので、そこをどうクリアしていくかということに今後なろうかと思っています。この辺はもう少し委員会をつかさどっておられます行政監察室のほうと話をしてみたいと思います。

○石村委員
 奥歯に物が挟まったような答弁ですが、要は、その委員会が審査の目的というのを明確にしないから今みたいな答弁になってくるわけです。だから、審査の内容が、事業を実施するに当たってのどういう影響力を持つのか、それからどんな目的で事前審査をするのか、そこを明確にしないと、ずっと今みたいな議論になってしまう。それを明確にしてください。言っておきます。

○小玉委員
 こんなことをしていたらいけない。直さないといけない。きちんと説明しなさい。県と国土交通省がするといってきちんとルートを決めて、これが一番いいと言うのに、第一、一たんそういうことで公表したらルートの変更などということはままならない。今まで全国で何件かあるだろうけれども、そんなぶざまなことはやめてください。それで公共事業事前評価委員会ともっと話をして、やはりきちんとしてやってもらいたい。

●谷口県土整備部長
 今、委員がおっしゃっているように、もう少しそこをちゃんと確認をしてやっていきたいと思います。

◎安田委員長
 ほかに。(なし)
 以上で報告を終わりまして、次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 本委員会所管に係る道路網・河川等の整備並びにその他の主要事業について、閉会中も調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かありませんか。

●小林政策企画課長
 1点、御報告をさせていただきたいと思います。お手元に「鳥取県の主張」という2枚物のペーパーがあると思いますが、簡単に御説明いたします。
 国での暫定税率の審議がなかなか進まない関係で、昨日、緊急の知事会議が開催されました。その声明案に対しまして、鳥取県としてやはり以下の3点が漏れているのではないかということで平井知事が主張されたものでございます。
 まず第1点でございますが、肝心の高速道路のネットワークをつくることの決意を明確にすべきだという観点から、国家戦略として国の財源で責任を持って整備すべしと。隘路といたしまして、こういった現状の問題点がございますが、そういった説明をされました。
 第2点目は、地方の懸念を表明すべきということで、地方財政や国民生活に大変な混乱が生じると。そのためにも与野党で年度内に決着すべしという点を盛り込むべきということが第2点でございました。
 第3点目は、その具体的な事例といたしまして、ちょっと細かい話ですが、地方税を預かる者の視点として、例えば自動車取得税の免税点の議論がございます。中古車を買った場合に、例えば30万円の中古車であれば、政府案であれば免税になるのに民主党案でいけば課税になるといったような具体的な事例も盛り込むべきではないかと。与野党の折り合いがついていないこういった問題点は回避すべきではないかというような主張でございます。
 おはぐりをいただきまして、そうした形で、本日全国知事会の麻生会長に政府と各政党にこの緊急声明を持っていっていただいております。まず年度内に成立させるように緊急に要請するという前文の結論がございます。それから最優先といたしまして、やはり暫定税率は維持すべきだという点でございます。そこの文章に知事の指摘がありまして、納税手続の機能不全等が生じるので、こういったことは具体的に盛り込むべきということで、この辺が平井知事のほうからの鳥取県の主張が反映されたところでございます。
 2の(2)でございますが、当初59兆円の道路計画の見直しのみでございましたが、その後段に「遅れている地方の道路整備の実態・必要性については、十分配慮する。」ということが盛り込まれました、修文されました。
 全体の意見といたしましては、やはり国会の停滞を非常に憂えるというような声もございました。兵庫県知事あたりから、予算が可決されている県もあるということで、至急国のほうで議論をいただきたいというような流れでございました。

○福本委員
 その他ということですので、1点。本議会の一般質問並びに代表質問で現在の経済状況における対策を求める質問が多くの議員から寄せられました。その中でも本委員会の所管であります建設業、こちらへの緊急的な対策を求める声も非常に多かったように思います。
 そこで、入札制度の改編を受けまして、我が会派、自民党の代表質問の中でも種々質問させていただきました。自民党の一人としまして、ここで委員会での確認を求めます。一般土木について、総合評価方式における工事成績20点の内容、このうち個人工事成績を下げることが1点。2点目、最低制限価格を85%程度に引き上げること。3点目、建築、電気等の専門工事業の最低制限価格の算出計算式を簡便にすること。測量、設計コンサル業務においては最低制限価格を設定すること。一般土木、建設設計コンサル業務に共通しまして、今後入札制度の改正を早期に行うべきこと。これらについて再度県土整備部長のほうから今後の方針をお聞かせください。大変疲弊しております。一刻を争う状況だと思います。急いでいただきたい。答弁をください。

●谷口県土整備部長
 総合評価の評定点の配点のお話がございました。これも本議会で議論をしたわけですが、工事成績が20点というのは会社の点が10点、技術者の点が10点ということの技術者の点数を下げたらという前田八壽彦議員の御主張だったと思います。
 業界のほうでもいろいろと聞き取りをしておりますのを私たちが聞いた中では、技術者点数の10点を下げろという意見は、私たちと業界との話の中ではございませんでした。前田八壽彦議員はそういう声もあると。それが少数かどうかはちょっとわからないのだけれども、そういう声もあるよということから、そこはちゃんと考慮しなさいという話だったと思いますが、とりあえずはこの10点・10点という形で行かせていただきたいなと。またいろいろとその点について業界からこれはおかしい、不都合だということがございましたら、これはその時点で修正していけばいいのかなというふうに思っております。
 最低制限の85%以上という話でございますが、これも議場で説明をいたしましたが、今本当に調査をしております。今の調査の中間的なお話をすれば、やはり現状は業界の経営がかなり厳しいということが中間的な調査の中でわかってきております。これをもって、では85がいいのか、80何ぼがいいのかという議論になろうと思いますが、いずれにしても私たちとしましては見直していきたいと。上方修正的な見直しをしていきたいというふうに考えております。
 計算式の簡便法の話でございます。これは議場でお話ししたとおり簡便法といいますか、計算のしやすいような計算式で対応したいと思います。
 測量等の最低制限価格を設定したらということでございますが、今回新しく低入札価格調査
制度ですか、国交省の方式を取り入れてやると。これも私たちが調べた点においてはかなりの効果があるというふうに聞いておりますので、まずやはりここからやってみて、なおかつこれで歯どめがきかないということであれば、最低制限価格の設定ということも考えてみたいなと、こう思っております。
 最後は、改正の時期ということでございます。現在、既に2月の下旬から3月にかけまして改正をしているものもございます。これから3月末、測量関係のものも3月をもって改正をしようということにしておりまして、最終といいますか、ほとんどの改正におきましては4月1日以降ということを考えておりますけれども、今申しましたような、まだ最低制限価格等というものがございますので、これはまた年度の中途になると思いますが、状況を見定めて、もちろん議会の皆さん、委員会の皆さんにお諮りしてやっていきたいというふうに考えております。
○前田委員
 今の扱いだ。福本委員は県議会に出てまだ間がないから言わなかったけれども、自分の会派の代表質問がこうだったからこうだというのは、これはいけない。なぜかといえば、本会議でちゃんと質問者に知事が答弁しているのだから、このことを私が黙っていたら悪例を残すから今言っている。

○福本委員
 そういう意味で私はあらがうつもりはございませんが、種々いろんな議論がありまして、私もこう思うからどうだということを述べました。その中で代表質問に関係することが出たということについては考慮いたします。

○石村委員
 今の答弁を聞いておりまして、前田委員がおっしゃるとおりなのですけれども、私のほうに業界の方から電話がありまして、管内の本店位置の配点ということについて知事に陳情した。 それで、皆さん業界の方と話し合いをされたり、議会での話があって、私どもが説明を受けた時点から入札制度に対する取り扱いが相当変わってきていると思うのです。それが一向にその説明はない。それで今いつからやるかといったら、もう既にやっているものがある、それから4月1日以降だという答弁でしょう。あれだけ議論をしたのに、何で委員会に何の報告もなしに進まれるのですか。委員会に報告されたとおりだったらいいのです。そのあたりの解釈のほうが私は重要だなと思っています、今の答弁で。そのあたりはどうなのですか。

●横井県土総務課長
 先ほどの石村委員の御質問でございますけれども、委員会に説明した以降から変わっているというような御指摘でございますけれども、時期も含めてこの常任委員会に御説明したものから変わっているというところはございません。先ほど部長がもう既に実施をしたという部分につきましては、低入基準価格の見直し、これについて既に引き上げたということでございまして、そのことは前回の説明のときに、3月じゅうに実施するということを説明をしておりますし、石村委員が言っておられるのは、多分最低制限価格の単位の丸めということなのでしょうけれども、その辺は最低制限価格の算定式自体をいろったものではございませんので、その辺の丸めはやりましたけれども、それ以外のことは実施しておりませんし、常任委員会で御説明したように原則的には新年度からということでございまして、我々としては常任委員会に御説明したとおりにやっておるというふうに認識しておりますけれども。

○石村委員
 その丸めの話はまた別の話であって、配点の仕方、例えば本店の距離、これらは常任委員会で説明してなかったのか。


●横井県土総務課長
 本店の位置と工事現場とで減点をしていくのだと。説明の仕方としては、要するに40キロ離れたら0点になりますよという、その基本的な部分を説明をしたということでございまして、このたび各業者さんにはその辺の算式の細かいところを詳細な内容を説明したということでございまして、柱は全然変えておりません。

○石村委員
 やはり業界に説明した内容というのは、私どもに説明された内容ときちっとある程度リンクしているわけなのですから、そこはやはり委員会にも判断をさせていただくような方法をとっていただきたいということをまず要望します。
 もう一つ。文化振興財団のことです。これは3月11日に伊藤美都夫議員が一般質問をされました。私はその一般質問の内容とは重複はいたしませんけれども、その一般質問の後に、これも聞いた話ですから私が確認した話ではないのですが、どうもいろんな動きが出ているということのようですので、これを文化観光局に確認したいと思う。
 第1点は、3月13日に幹部経営会議があったようです。そこでの発言が、今回の問題で今まで積み上げてきた財団の信用が消え失せたと。まだ過激な発言があったようですけれども、そこは言いません。これで指定管理は難しくなったというのが3月13日。そういう発言があった。3月15日、一定の公職にある人から、県議会で財団関係や館長の退職に関して物議を醸した。未来中心は問題があって指名指定にならない可能性が強くなった。この結果、職員は路頭に迷うことになる。知事が改善しようとしているときになぜこんな騒ぎを起こすのかというような電話もあったということであります。私に電話があったわけではない、私は聞いた話ですから、そのあたりは皆さんが反論されれば反論していただきたい。
 それで、これが事実であれば、私がちょっとおかしいなと思うのは、知事は伊藤美都夫議員の質問に対して、伊藤議員からの指摘は謙虚に財団は受けるべきだと、こういう答弁をされています。それから財団の中の円滑な業務運営ができるように、そんな土壌を組織としてつくらなければいけませんよということを知事は提言していると、意思を伝えていると、こう答弁しておられます。ですから、本当に伊藤議員の一般質問における反論があるのなら堂々と反論すべきでありますし、発言が妥当であれば知事がおっしゃっているように謙虚に反省し、改善に向かうべきだと思うのです。ところが、先ほど言いました2つの発言というのは、内部の事情をもうこれ以上表に出すな、これ以上騒いだら指定管理は受けられないよという、何か暗に圧力をかけているようにも感じますし、臭いものにはふたをしろというそんな体質も感じるわけであります。
 それで、文化観光局長は答弁の中で、労働基準監督署の是正勧告後に設置された検討委員会で職員が作業しやすい環境づくりや労働環境の整備を図っていくべきとの意見が出たと答弁されておりますけれども、その検討委員会のその後、財団はそのことに対してどんな動きをしているのか、その動きをどう把握しておられるのかということをまず文化観光局に聞きたいと思います。
 もう1点は、局長は理事会ではこれこれこういうことについて意見が出されたということでありますという表現での答弁をしておられますけれども、私は理事会での協議、局長が出られたときはどうか知りませんけれども、出られないときの理事会での協議の内容や決定事項、そしてまた今回の是正勧告、それに至った経緯、そんなものはいつどのような形で県に報告されたのか。そしてまた、それに対してどのような指導なりをされたのかということが2点目。
 3点目については、今回、是正勧告のあったような重要事項について、そしてまた今まで財団内部のことについて一向に所管の常任委員会等には報告されていないのだが、先ほど言った、いつどのような形で県に報告されたのかというそのことと関連いたしますけれども、これらについていつ是正勧告を文化観光局等は把握して、どの程度把握していたのか、そして常任委員会に報告しなかった背景というの何でしょうかということをお聞きしたい。

●小林文化政策課長
 局長に尋ねられたことがありましたが、細かい経緯等の話もありますので、まず私のほうから5点目になりますか、是正勧告を受けた経緯というものをいつの段階で聞いて、どういうことだったかということだと思うのですけれども、逐一受けております。是正勧告を受けた翌日には聞いております。というのは、指導監督者、指定管理ではなくて主務官庁といたしまして文振財団を我々は指導する立場であるということで、報告を受けております。
 この是正勧告の中身というのが問題でして、労使の間で三六協定があります。三六協定というのは時間外勤務でありますとか代休の話であります。文化振興財団は県に準じて代休制度というのを設けて18年度に三六協定を結んでいました。19年度当初にその同じ内容で三六協定を結ばないかということを、労働組合がございませんので職員代表という形で県民文化会館と倉吉未来中心に1人ずつ職員代表を置きまして、その職員代表が職員を代表して事務局側、経営者側と交渉をやるという形になるのですけれども、その段階で職員の中に今の制度に不満を持っているということで、三六協定を結べませんでした。
 その間ずっとその話も聞いておりました。三六協定が結べていない。代休制度を県に準じていたと。要は、県は休日に勤務を命令されてから16週間の間に休みをとれば代休という形になる。ただ、それがなかなかとれない。要は、その月内にとるのが本当だという話が労基法上はありまして、その月内にとりなさいという話と、県のように16週間後までいいよとあって、16週間の対応をやっていたのですけれども、16週間といってもなかなか忙しいのでとりづらいから、毎月ごとに精算してくれというのが労働者側の主張です。
 合わないということで、ずっとそれ以外のことについても細かなことまで、就業時間が10時まであります。基本的に土・日は出勤です。そういうこともありまして、労使でずっと話をしてきました。話をしてきたところに、10月30日、あるいは11月26日に是正勧告を受けるのですけれども、その間ずっと話をして、もう間もなく合意ができるだろうというところまで来たところでどんな指摘を受けたかというと、三六協定を結んでいないのに代休をとっていますね、時間外勤務をしていますねという指摘だったのです。ですから三六協定を早く結びなさいということと、それに基づいて代休をとれなかった、要するにその月内であったら今度は時間外手当が発生しますから、時間外を払いなさいよというような、そういう形の指摘でありました。
 この中身につきまして、とにかく労使が合意することが一番、あらゆることを話し合って合意していただこうということで、労働基準監督署に相談しています。
 ですから、その経緯を全部知っていましたので、その経緯を見守っていました。というのは、労使の交渉というのは非常にデリケートなものでして、外部でわあわあ言い始めたら、まとまるものがまとまらなくなることもありまして、その是正勧告に関して見守っていたというのが現状でございます。
 その結果、是正勧告を受けてから二月以内、2カ月後に労使が合意しまして、今までの代休というのは、ではその月内に全部おさめましょうという結論になりました。これは労働基準監督署のほうからアドバイスをいただきまして、そうはいっても毎月、毎月やって、代休は県に準ずると言っていたものをやめてしまって、県民文化会館なり未来中心に合った形でやればいいではないかというような形でアドバイスを受けたものですから、その形で労使が一応合意しまして三六協定を1月に結んで、その都度、賃金のこと等につきましては是正勧告書どおり報告をしていましたので、最終報告も1月中には終わっていました。
 ということで、何かというと、労使の話し合いをスムーズにするためにずっと見守っていたというのが一番です。検討委員会の話もございましたけれども、まずは労使が気持ちよく、さらに合意した段階で検討委員会というものを設けて、今後もこういった問題が起こったときには経営者側と労働者側がよく話をしましょうねというところで検討委員会をつくりましたので、そういう形で今後も話し合っていこうというところも含めて合意したという形になりましたので、背景には、指定管理を受ける際に職員平均17.7%という賃金カットがございました。そのところから労働者側のほうも言いたいことがいっぱいあったし、それから幾ら指定管理といっても給与が下がっていますので、そういったこともあって労使の関係がずっと話がつくまで見守っていたと。それで我々としては逐一報告は求めていまして、ただ、職員代表のほうも業務がございますので、専従の組合員ではございません。したがって、その都度文書でやりとりしたりとか結構時間がかかっています。こういうことを我々は考えるのだけれどもと文書が来て、それからまた文書を返すということで、対面でやるというのは12月ぐらいからやってまとまったのですけれども、そういったことも受けておりましたけれども、我々は特に見守っていて、指導ということに関して、どうやったら納得してもらえるのでしょうかといっても、財団のほうも県に準じていたのに――県のほうは労使が合意していますので、代休も16週間でいけるのですけれども、今回はそういう形で、要は時間外勤務手当をやるには三六協定というものが必要だよということをもう一回みんなで再認識したという結果だったと思います。これはどの事業所にも当てはまりますけれども、こういうことで我々は見守っていたということでございます。
 なお、一応1月の終わりに結論が出ましたけれども、これにつきまして今委員会あるいは前委員会で報告しなかったのは、申しわけございませんでした。

●衣笠文化観光局長
 最初の御指摘は私からお答えします。
 議場で私なり知事が答弁しましたけれども、その後のいろいろな動きという御指摘がありました。3月13日の財団の幹部以上の会議の結果は理事長からお聞きしました。ただ、委員の御指摘のあったような中身については私は聞いていないのでよく存じませんが、3月13日には今回の議場でのやりとりというのを理事長が全職員にメールで送って、議会でこういった指摘があって、知事が答弁されているので、みんなこれから一からやらないといけないと、今まで以上に頑張っていかないといけないということはあったそうですけれども、それに対してどうこうというのは私も聞いておりません。
 3月15日の話というのは、私は全然知りませんけれども、これは幹部経営者会議でお聞きになっているのでしょうか。

○石村委員
 一定の公職にある人からそういう電話があった。

●衣笠文化観光局長
 それはちょっと承知していないのですけれども。

○石村委員
 だから、だれかがその件を言わせているのではないかと。

●衣笠文化観光局長
 そのあたりについては、私の承知していない案件だと思いますけれども、少なくともこれ以上騒ぐなとか圧力めいたものというのはないだろうというふうに私は思っておりますし、けさ理事長からも電話がありましていろんなお話をしましたけれども、そういうことは全然言っておられなかったです。知事も答弁いたしましたけれども、理事長も新年度の新しい運営体制というものをずっと中で検討しておられます。今のままの体制ではよくないということはもちろん認識しておれますので、新しい体制に移行しようということで、今準備をしておられるはずですので、それによって財団が新しい風というか、風通しのいいような職場環境になるのかなというふうに我々も期待をしております。

○石村委員
 さっき理事長が全職員に今まで以上に頑張っていかなければという指示をしたと言われましたけれども、それで終わっていれば余り私も言うことはないのですが、先ほど言った関係会議と3月15日の話がありますから、圧力を感じたという発言をしたわけです。
 もう一つは、新年度の新しい運営体制に移行ということで、今検討をしているようだというのだけれども、基本的にはどのような方向になるのかという、そこが非常に気になるところなのです。
 もう一つは、先ほど財団の運営とか、その中身については逐一報告があると、こういうわけでありますから、あえて個別の調査というのはなされるかどうかわかりませんが、私は伊藤美都夫議員の一般質問に対して、それらの発言に対する事実関係というのか、そのような財団の実態というものの調査はなされるつもりなのか。それもひとつ、いいことだけ報告して、先ほど小林課長は委員会に報告していなかったのは悪かったと言いましたけれども、悪かったというのは、済んでから言えば悪かったで済むかもしれないけれども、隠し通そうとすれば隠し通せるというふうに、その疑問を感じるわけだから、そのあたりは、悪かったで済むのだけれども、本当に財団も逐一という局長のおっしゃるような報告がなされているかどうかという、その調査はどうするのか。
 そして、私は、労使の関係があって見守ってたというのは理解できないわけでもありません。ありませんが、何か問題ありきとした場合、本当に今後きちんと県は指導していくのか、その権限はどの程度まで及ぶのか、そのあたりについて再度お聞かせください。

●小林文化政策課長
 指導権限は実は2つございまして、指定管理をお願いしているということで、指定管理のほうには協定書がございます。その協定書の中で必ずしていただかなければいけない今の館の管理状況、利用者のこととか、それからどんな声があったとかいろいろありますが、それは毎月いただいています。それから毎年いただく分もあります。いただいたものは全部とりネットで公開しています。一応我々が受けた報告、これはいわゆる基礎的な指定管理者としてのものだと思っていますので、今後はこういったことも当然やっていきます。それから外部の方々での調査、実際指定管理がうまくいっているかどうかというのを見ていただいておりまして、これもまた公表しています。そのあたりはいいのですが、先ほどの公益法人の指導監督者としてというところで、一応法には法人の業務の監督ということで、監督上、必要な命令をすることができるでありますとか職権でいつでも法人の業務及び財産の状況を検査することができるとありますので、これをどう使うかというのが、どこまでというのは、法律ではこういう表現になっていますので、いつでも法人の業務及び財産の状況を検査することができるというのが我々の権限でございます。ただ、指導というのは、ここまでは必要な命令という言い方になりますけれども、これに至っては、いわゆる今まで公益法人に対して我々がやっている権限内。ただ、今公益法人改革の話がありまして、この権限は多分どんどん弱まっていく方向にあると、要するに独立性を認めていくという方向に動くと思うのですけれども、今のところはこの法律で一応監督していく、検討していくということだと思っております。

●衣笠文化観光局長
 指導の関係はそういうことであります。
 新たに調査をするのかということです。今々この財団に対して御指摘があったような点について調査をする予定はありませんけれども、以前に確認したこともありますし、我々の認識では問題はないというふうに思っております。

○石村委員
 何か答弁を聞いていると、つじつまが合わないのです。というのは、指定管理の協議事項の中に報告があった事項はすべてとりネットでオープンにしているという、こういうことなのです。とりネットでオープンにしたということになると、是正勧告とか、それからいろんな職員の方からの不平不満だとか、それはどうなのですか。何か言っていることがおかしい。

●小林文化政策課長
 協定書の内容に書いてあることに対して報告ということは当然しておりますけれども、そのほかのことについては、1点、労働基準法関係でも一応定めておりますので、労働基準法に完全に背いたような場合、是正勧告に従わなかったような場合はこれに該当すると思いますけれども……。

○石村委員
 何。

●小林文化政策課長
 是正勧告に従わなかったような場合はそうなるのですけれども、そういう場合には該当するものかもしれません。ただ、基本的に出してくださいねと言っている利用者数とか利用料金のこととか管理の状況であるとか、そういった点検内容を協定書に定めてあります。それついて報告していただいたものを公表しているということです。

○石村委員
 是正勧告に従わない場合、是正勧告は労働基準法に違反――労働基準法に合致していないから是正勧告をしているのでしょう。何か私が素人だと思って妙な答弁をする。だって時間外は労使協定がないのに労働基準法の32条に反しているのでしょう。それから時間外の賃金だって労働基準法の37条に違反しているでしょう。それはどういう意味ですか。労働基準法に反するようなことがあったらきちっと報告せいと言っておきながら、それは反していないと。私は法学部ではないからよくわからないけれども、それはどういう解釈ですか。

●小林文化政策課長
 要は、是正勧告等を即時やりなさい、一々報告書を出しなさいというのがどうも石村委員の申し出のようですので……。

○石村委員
 うそだ。

●小林文化政策課長
 是正勧告書に書かれているのですけれども、要は、労働基準法を遵守しなさいというのを私どもは指定管理者に求めているところです。これにつきまして、いつもいつも報告をいただくものは、毎月送りなさいよということに関しては指定管理に関する部分。その中の一部に我々が基本的なこととして労働基準法を遵守してくださいねという話をしていまして、ただ、先ほど申しましたように、その中身、何が抵触しているのというのは労使間の合意、基本的にはこの1点であります。労使間の合意ができれば、うちは代休はないよという部分は時間外手当も払いますし、それから代休をとられれば、その部分は例えば時間外手当には該当しないと、そういうこともあって、要は全部さかのぼって払ったりしたのですけれども、基本的に労使の合意さえできればすべて解決することがわかっていましたので、そのことにずっと時間をかけていて、それは労働基準監督署に確認しました。経営者側に落ち度はありませんと言われました。そこまで報告は受けておりました。ですので、要は労働者側が例えば労使合意について、出張時間中、夜中に帰ってくる時間は時間外にしてくださいねという要望を出してきたと、そういう具体的なことが上がっています。それに対して、県とかはもちろんそういうのは入っていなのですけれども、いや、でもそれは時間外にはちょっと当たらないのではないかということを返せば、それでは納得できないみたいな話も、細かく言うと、そういう話までずっとやっているわけです。ですからそういった労使が合意するかしないかという1点が焦点になっている場合に、そこで途中で労使が合意していませんのでということで、どういう形にするかということでございました。

○石村委員
 私は小林課長の言う解釈がわからない。要は、是正勧告を受けたことは事実なのでしょう。労使の合意とかというのは、是正勧告の後に合意している部分もいっぱいあるわけだ。是正勧告を受けたけれども、それは仕方がないです、早く労使で合意しようと思っているのに是正勧告を出した者が悪いのですよと、そういうことに聞こえてならないのです。是正勧告というものはそんなものかと。要は、所定期日までに是正の上遅滞なく報告せいと、そしてその違反を原因として労働災害が起こった場合には送検手続をとるとまで書かれていて、そんなことがそんな解釈で本当にいいのか。そういうことだから、報告は受けていたけれども、ではとりネットに報告する事項というのは、オープンにするというのは、後でいいですから明確に教えてください。その場限りみたいなことを言われると、何を言っているのだと。隠すという体質が文化観光局にもあるのではないか。

●衣笠文化観光局長
 いろいろ労基法の関係の御指摘があったわけですけれども、いずれにいたしましても財団はもちろん監督署の指摘は真摯に受けとめて対応すると、これは基本的な姿勢でありますし、それから県といたしましても、そうするように指導する、これは当然であります。ですから、そういう格好でこれからもやらせていただきたいと思いますし、それから理事会はオープン、マスコミの方も取材に来ておられます。ですから理事会でも今回のいきさつも全部途中経過もすべて公表をされて、話は出ていたというふうに聞いております。委員会には報告をしなかったというのがあれなのですけれども、そういう格好で決して隠しているわけでも何でもなくて、すべてオープンになっているというふうに私は思っております。これからも、冒頭にも申し上げましたけれども、財団も新しい体制、考え方でやっていこうという強い意思を理事長以下、持っておりますので……(石村委員「具体的にはどんな体制か」と呼ぶ)具体的にはまだ決まっていませんので、これは私がしゃべる立場ではないので、財団内部の話ですので、また理事会で正式に諮られるというふうに思います。

◎安田委員長
 ほかにございませんですね。(なし)
 4月の閉会中の常任委員会は、4月21日、10時開催でありますので、よろしくお願いをいたします。
 大変長い間、皆様には御議論をいただきまして、御苦労さまでした。
 執行部の皆さんは退席をしていただいて結構でございます。
(執行部退席)
  3月25日の本会議におきまして、各委員会の1年間の活動状況について報告することになっております。
  本委員会の平成19年度活動状況について、別紙のとおり案を作成しておりますが、いかがでしょうか。委員の皆様の御意見を伺いたいと思います。(「結構です」と呼ぶ者あり)
  それでは、案のとおり報告することといたします。
  以前御承認をいただいた3月24日の県内調査をお手元の行程表のとおり実施する予定ですので、よろしくお願いします。
  以上をもちまして、企画土木常任委員会を閉会いたします。

午後0時20分 閉会

 

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