令和8年度地域県土警察常任委員会議事録

令和8年5月21日会議録(速報版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
河上 定弘
森 由美子
浜田 一哉
内田 博長
浜崎 晋一
坂野 経三郎
松田 正
前原 茂
欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   梅田警察本部長、浜田危機管理部長、山本男女協働未来創造本部長、
   前田地域社会振興部長、鈴木輝く鳥取創造本部長、吉野県土整備部長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   眞野課長補佐、横山係長、樽本主事

 1 開会   午前10時00分

 2 休憩   午前10時21分  / 午前10時48分 / 午前10時56分
         午後11時03分 / 午前11時29分

 3 再開   午前10時24分  / 午前10時50分 / 午前10時57分
         午前11時10分 / 午前11時21分
 
 4 閉会   午前11時35分

 5 司会   河上委員長

 6 会議録署名委員  浜崎委員  前原委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎河上委員長
 ただいまから地域県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 今回の常任委員会は、警察本部、危機管理部、男女協働未来創造本部、地域社会振興部、輝く鳥取創造本部、県土整備部の順で執行部の入替えを行います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、浜崎委員と前原委員にお願いいたします。
 それでは、報告事項に移ります。
 初めに、警察本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 それでは、報告1、県内の特殊詐欺の現状と対策について、豊田生活安全企画課長の説明を求めます。

●豊田生活安全企画課長
 県内の特殊詐欺の現状と対策について御報告させていただきます。
 資料の2ページをお願いいたします。
 まず、県内の特殊詐欺の現状について御説明いたします。
 お手元の資料で、令和元年以降の特殊詐欺の被害状況をグラフで示しております。令和7年の特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は、合計で250件、被害総額は約10億7,411万円となり、いずれも過去最多を記録し、極めて深刻な状況となっております。令和7年の県内の特殊詐欺の認知状況について、1つ目の特徴は、架空料金請求詐欺、オレオレ詐欺、SNS型投資詐欺、SNS型ロマンス詐欺だけで特殊詐欺全体の約92%を占めています。2つ目の特徴は、オレオレ詐欺のほとんどが偽警察詐欺で、特殊詐欺全体の5分の1を占め、被害者は男性、女性ほぼ半々で、20代から80代と幅広い年齢層で被害に遭っております。3つ目の特徴は、スマホやインターネットバンキングの普及により、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が若年層、中高年層に広がってきており、40代から60代が認知件数の約36.4%となっております。また、SNS型投資・ロマンス詐欺の犯人側がファーストコンタクトで使用するツールは、フェイスブック、インスタグラム、マッチングアプリ、ティックトック、ユーチューブの順に多く、犯人側がだましに使用するツールは、LINEが圧倒的に多い状況です。令和8年4月現在の特殊詐欺全体の被害状況は、認知件数は88件、被害額は約2億6,807万円で、前年同期と比べ、認知件数はプラス24件、被害額はプラス645万円と、昨年を上回るペースです。中でも多いのが、昨年と同様、SNS型ロマンス詐欺、偽警察詐欺、SNS型投資詐欺、架空料金請求詐欺で、いずれの手口も幅広い年齢層で被害が発生し、ネットバンキングの利用が多くなっております。
 次に、阻止状況について説明します。令和7年の特殊詐欺全体の阻止件数は54件、阻止率は17.9%でした。阻止の54件のうち、金融機関の職員による阻止は29件、コンビニ店員による阻止は18件で、阻止全体の87%を占めております。金融機関による職員向けの研修や日頃から警察官の立ち寄りによる窓口職員、店員への声かけや、詐欺被害防止チェックシート等の活用のほか、特殊詐欺被害防止アドバイザーによる指導、教養、警戒活動等の効果の現れと見ております。今後も関係機関と連携して、コンビニや金融機関職員への働きかけを強化して、阻止率の向上に努めてまいりたいと思います。
 次に、被害の未然防止に向けた各種取組について説明させていただきます。
 まず、電話対策の推進についてです。令和7年中、特殊詐欺の犯人が使用した接触ツールの約8割が電話で、そのうち7割が国際電話によるものでした。また、携帯電話の利用が令和6年と比べ2倍以上増加している状況から、携帯電話に対する犯人からの電話を直接受けないための対策として、現在、警察庁が推奨する、特殊詐欺対策アプリを官民一体となって、様々なイベント、行事等で県民に対し、広く普及広報を行っております。アプリに関するチラシは、資料に添付しています。このアプリは、国際電話番号や特殊詐欺等の犯行に利用された番号の発着信をブロックする機能や、警察庁から特殊詐欺に関する防犯情報のお知らせ機能があるものです。アプリは、2種類、NTTタウンページのものと、トレンドマイクロ社のものがありますが、いずれも無料アプリとなっております。また、固定電話への架電もあることから、これまで行ってきた固定電話の国際電話利用休止申込みや迷惑電話番号からの着信拒否等の防犯機能を有する機器の設置等の広報活動も引き続き行っております。
 次に、あらゆる媒体を活用した情報発信についてです。流行している詐欺手口をタイムリーに多くの県民の皆様に周知していくため、年間を通じて、県警の公式エックスやユーチューブ、テレビ、新聞を活用した広報の実施や、あんしんトリピーなびによる詐欺被害手口の発信なども行っております。今後も引き続き、あらゆる伝達ツールを最大限に活用しながら、情報発信に努めてまいりたいと考えています。
 その他の取組として、当県警では、令和6年5月、鳥取財務事務所、県警察、県、金融機関、協力団体等の計30機関、団体が一体となって、「白ウサギの知ろう詐欺!大作戦」と銘打って、特殊詐欺の被害から県民を守るため、被害防止啓発広報をはじめとした各種施策を展開しており、今年で3年目を迎えます。これまで県内の大規模集客施設でイベントを開催するなどして、特殊詐欺の被害防止広報等を行ってまいりました。先般は、警察音楽隊によるプロムナードコンサートにおいて、特殊詐欺対策アプリの広報を行っております。そのほか、生活安全企画課員が公庁の会議や法人の会議等に出向いたり、各警察署においても、ミニ広報誌の活用や地域行事に参加した際に広報するなどして、草の根的に特殊詐欺アプリの周知をはじめとした広報啓発を実施しております。また、今年度、特殊詐欺被害防止アドバイザーを1名増員し、計4名体制で県内の金融機関、コンビニエンスストア、公民館等において、特殊詐欺被害防止指導等を実施しております。
 今後の取組として、現時点では、主に次の3点を予定しております。1点目は、地元テレビ局との連携による広報戦略です。これまでも広報依頼の求めに応じて出演しているNHK、日本海テレビ、BSSの公共・民放3社のほか、日本海ケーブルネットワークは、連携協定を締結して、テレビ出演のうえ、広報しております。これに加えて、このたび、中海テレビと本年6月に連携協定を締結する方向で調整しております。
 2点目は、白バラ牛乳の牛乳パックの側面広報欄に特殊詐欺対策アプリのQRコード等を掲載し、様々な世代の消費者に向けて広報活動を行うもので、現在、年内の店頭販売に向け、企画調整等を行っております。
 3点目は、特殊詐欺被害防止のマグネットシートを作成し、パトカー等の車体に貼り付け、一般車両にも広く詐欺被害防止の呼びかけを行うもので、こちらも年内に広報できるよう進めてまいります。
 最後に、本年4月末現在の特殊詐欺の被害は、過去最高を記録した昨年を上回るペースとなってきております。今後も引き続き、県警、関係機関、団体等が一体となって、特殊詐欺の被害防止、水際防止に向けた各種取組を実施し、詐欺の被害に遭わないための環境づくりを行ってまいりますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。

◎河上委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○前原委員
 少し気になることがありまして、オレオレ詐欺とか、SNS型投資詐欺、また、ロマンス型の詐欺とあるのですけれども、最近、極めて少額のペイペイなどを使ったメールとか、そういう詐欺があります。例えば何とか税が払われていませんので、至急、ペイペイで払えますよということで、それをクリックしただけで、ペイペイと連携して、自分のペイペイの残高から支払いできてしまうというものです。すごい少額なので、諦めてしまうというか、これぐらいだったらいいかなと思ってしまう。2万円、3万円ぐらいの詐欺というのが結構横行していると聞いているのですけれども、県警では把握されているかどうかということをお願いいたします。

●豊田生活安全企画課長
 言われるとおり、ペイペイほか、各種QRコードでの支払いに基づいた、だましというのも非常に多くなっております。この辺についても把握はしており、各種広報に乗じて、QRコードの支払いの怖さ、そういったものも広報しております。

○前原委員
 分かりました。
 ただ、まだまだ情報が皆さんに行き渡っておらず、周知できていないので、新たな手口として、非常に気をつけていただきたいと思います。もう少し広報をしっかりしていただきたいと思います。お願いいたします。

◎河上委員長
 そのほか、ございませんか。

○浜崎委員
 今、前原委員が指摘されたことは、そのとおりだと思います。それで、ちらっと出たのだけれども、金額的にそんな多くではないからということですが、2万円、3万円が積み重なっていったら、すごい金額となります。だから、金額が少ないからどうのこうのではなく、これは完全に犯罪ですから、警察も改めてその辺の細かい状況もチェックされて、対応に従事していただきたいと思いますが、どうでしょうか。

●豊田生活安全企画課長
 御指摘のとおり、今後、そういった少額の被害にあっても、必ず警察に通報していただくよう、それぞれ広報してまいりたいと思っております。

○浜崎委員
 おっしゃるとおりだと思いますので、よろしくお願いします。本当に積み重ねていったらばかにならない。それもまたこちらで、少額だからみたいなことを思われることはないと思うけれども、ひとつしっかりと警察からガードしていただきたい。

◎河上委員長
 そのほか、ございませんか。

○坂野委員
 特殊詐欺の7割が海外電話ということですね。大変驚いたのと、それから、それに対して特殊詐欺対策アプリを作っていただいて、対応していただいていることに敬意を表したいと思っております。
 一方で、日常生活を送っていて、海外の電話を受ける人は、はっきり言って、ほぼほぼないと思うのです。そうしますと、そもそも7割が海外電話ということは、海外電話の詐欺を止めることができれば全体の特殊詐欺の7割を撲滅できるということです。これを考えれば、特殊詐欺対策アプリというのは極めて重要だと思う一方で、日常生活を送っている上で、海外からの電話を受ける人は、恐らくほぼほぼないと思うという前提に立って考えると、そもそも大手というか、携帯電話会社が海外からの電話を利用者に届かせない設定をしていれば、特殊詐欺のこの7割を撲滅できるのではないかと思いました。このアプリの導入拡大も重要ですけれども、携帯電話会社が、そもそもが海外からの電話を取らせない設定にする。どうしても海外から電話がかかってくる、その電話を受けないと困りますよという利用者があれば、その利用者は何か申し込んで海外からの電話を取れる設定に変更できるみたいな取組ができれば、特殊詐欺の7割の撲滅ができるのではないかと思ったのですけれども、その辺はいかがでしょうか。

●豊田生活安全企画課長
 各携帯電話会社で有料ではありますが、そういった詐欺対策アプリを推進しているところです。各自が携帯電話会社に依頼をして、そういったアプリを入れれば、国際電話を止めることもできます。海外からは、大体、プラスから始まる電話番号ですけれども、このたび警察庁が推奨しているこのアプリも、国際電話を無料でシャットアウトする機能がついております。この警察庁の無料のアプリは大変有効でありますので、こういったものを広めてもらって、全ての皆さんに入れていただいて、海外からの国際電話をシャットアウトしていただくことによって、この被害の7割がさらに低くなると思いますので、そういった広報をしていきたいと考えております。

○坂野委員
 繰り返しにはなるのですけれども、携帯電話会社側が最初から国際電話を取らせないような初期設定をしていればいいだけの話で、それをしさえすれば、7割の特殊詐欺が防止できるということは、私の考えとして変わりません。それを警察本部さんに申し上げてもどうしようもない、携帯電話会社が考えるべきことで、本当はそれを携帯電話会社がすぐにでも私はやるべきだと思ったのです。携帯電話会社の考え方であって、警察本部さんとしては、今できる限りのことを全力でやっていただいていると認識いたしましたので、心から敬意を表した上で、今後ともよろしくお願いします。

◎河上委員長
 そのほか、ございませんか。

○森委員
 先ほど1つ目のペイペイ詐欺に関しましては、私も被害者になりかけています。来ているメールがあるので、それをお見せします。QRコードは全く関係なく、クリック1つで支払いが完了しますので、どこかに何かアクションを起こさなくてもできるような状況になっています。御存じかもしれませんけれども、お見せしたいと思います。
 あと、特殊詐欺の啓発に関しての御質問なのですが、今、40代から60代の方たちがかなり多いというところで、そこのアプローチを積極的にやっているというところと併せて、若年層の方たちはどんな実態があるのでしょうか。詐欺が増えている、増えていない、それから、どんな詐欺被害があるのかということを少しお伝えしていただけますでしょうか。

●豊田生活安全企画課長
 おっしゃるとおり、今、中高年、それから、若年層にも被害が及んでおります。先ほど言いましたフェイスブックやインスタグラム、こういったものを利用しての詐欺が増えておりますので、若年層にまで被害が及んでいると思っております。先ほど言われました、もっと若い世代に対する詐欺被害も今どんどん増えてきております。これもやはりインスタグラムやティックトックなどでの被害で、若年層も被害に遭っているという状況も把握しております。若い方々にも、そういったものに注意するように、併せて広報をしているところでございます。

○森委員
 SNSで警察の方たちが画面上に出てくることへの不信感というのが、若年層にとってはあまり不思議なことではないと耳にしています。私たちの世代にとっては、警察の方がSNS上とかで手帳を出されて登場されるというのは不自然な感じがしますが、若い方たちにとっては、日常のことの一端のように見えるというふうに聞きます。ですので、警察の方が画面上に出てくることへの抵抗感がないということを考えますと、恐らくもう少し若い、学生ぐらい、小・中・高ぐらいのお子さんの段階で、こういうことは不審なことなのだということを改めて、その段階でも啓発しておかないと、学校とか、そういったところから離れてしまうと、そういった教育というか、そういったことを伝えるタイミングを失うのかなと思います。もし可能であれば、SNSとかそういったところに警察が登場するということは不審なことなのだということを、もう少し幼い年代の方たちにもお伝えしておく、啓発しておくという、種を落としておくということが重要なのかなと感じましたので、よろしくお願いしたいと思います。

◎河上委員長
 要望ということで、よろしくお願いします。
 そのほか、ございませんか。
 次に、その他ですが、警察本部に対して、執行部、委員の方で何かございませんか。
 それでは、意見がないようですので、警察本部については、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、入替え次第といたします。

午前10時21分 休憩
午前10時24分 再開

◎河上委員長
 再開します。
 引き続き、危機管理部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 質疑等については、説明終了後、一括して行います。
 それでは、報告2、新たな防災気象情報への対応について、都田危機対策・情報課危機管理情報官の説明を求めます。

●都田危機対策・情報課危機管理情報官
 それでは、資料2ページ目をお開きください。
 気象庁は、5月29日から新たな防災気象情報の運用を開始いたしますが、それに対する県の対応について御報告いたします。
 この新たな防災気象情報は、住民が避難行動の判断を行うに当たって参考となる注意報、警報等について、大雨、河川氾濫、土砂災害、高潮の4種に区分し、それぞれ5段階の警戒レベルに合わせたものに整理します。これまで大雨警報に含まれていた土砂災害の警報が分離され、雨量等に基づく洪水警報を廃止、代わりに河川水位に基づく氾濫警報に変更されるというものでございます。また、避難指示に相当するレベル4情報として、危険警報が新設され、これらの新たな情報は、レベル4大雨危険警報のように、警戒レベルの数値をつけて発表されることになります。
 県の対応としては、各種の防災情報システムやホームページなどの表示を改修することとしまして、令和8年度当初予算にて必要経費をお認めいただいており、現在、作業中でございます。また、県の配備動員体制について、注意体制から非常体制まで、5段階ございますが、新たにできる危険警報の場合は、警戒体制2、鳥取県災害警戒本部の体制で対応することとし、今後、地域防災計画を修正します。

◎河上委員長
 続いて、報告3、島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第50報)、報告4、令和8年度第1回鳥取県原子力安全顧問会議の結果について及び報告5、鳥取県原子力安全顧問の自己申告について、但馬原子力安全対策課長の説明を求めます。

●但馬原子力安全対策課長
 資料3ページをお願いいたします。島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第50報)でございます。
 前回、4月21日以降に進展のありましたものを中心に御報告させていただきます。
 島根原子力発電所1号機、2号機、3号機につきましては、前回の報告から変更はございません。
 4番の島根原子力発電所2号機のLCO逸脱及び復帰についてでございます。4月30日に、島根2号機におきまして、燃料の冷却機能に係る指標である最小限界出力比が第18回運転サイクル(2025年1月10日から2026年2月9日の間)におきまして、基準を下回る期間があったことが判明し、運転上の制限、LCOの逸脱が確認されました。鳥取県は、安全協定に基づいて、同日、立入調査を行ったところでございます。
 事案の概要でございますけれども、4月30日木曜日の10時に、中国電力がLCO逸脱及び復帰があったことを発表いたしました。4月22日、特別点検に向けたデータ採取に係る準備作業を行っておりましたところ、燃料支持金具、後ほど図で説明をさせていただきますが、燃料集合体の下部を支える構造物の一つが、通常設けられております通水穴の直径が設計仕様61.72ミリないといけないところ、実際は30ミリであったことが判明しました。これに伴いまして、通水穴を通って燃料集合体に冷却水が流れていくのですけれども、こちらの径が小さいということで、影響が生じるということになり、直近の運転期間、第18回運転サイクルを対象に炉心の解析を実施したところ、最小限界出力比という数値が制限値を下回る状態で運転していた期間があったことが分かり、LCO逸脱と判断をしたものでございます。あわせて、同サイクル期間中に、MCPRが制限値を満足する状態に復帰したということも確認ができており、逸脱と併せて復帰も確認をしたところでございます。
 4ページに図をつけております。燃料支持金具が中央にあろうかと思いますけれども、通水穴、計4か所と書いています。これは正面からの図ですので、1つしか絵としてはありませんけれども、両横、それから、真裏にもございます。こちらの穴が通常設計で61.72ミリないといけないところが30ミリであったということでございます。この支持金具に、右の図になりますけれども、燃料集合体を突き刺すような形で支持して、この通水穴から冷却水を燃料集合体の中に取り入れ、発電を行う際に、燃料が発する熱をこの冷却水で熱交換して、燃料の加熱を防ぐということをやっています。通常取り込む穴が直径の半分程度の大きさになっていることで、取り込める水量が少なくなり、熱交換の比率といいますか、それが低下して、燃料の熱が十分に除去できないということが生じるおそれがあり、熱を十分に抑えることができないと、燃料が加熱し過ぎて、被覆管等を壊してしまって、最終的には燃料が損傷してしまう事態に発展するおそれがあるということでございます。
 今回、なぜこういうことが起こったのかという原因ですけれども、現在、調査中ですが、今分かっている段階では、1995年の第5回の定期点検の際に、この燃料支持金具に傷がついたということで交換を実施しております。その際に、仕様と異なる支持金具をつけたのではないかということが原因として考えられています。
 今回、この誤った支持金具がついたことによる影響で、LCO逸脱期間のMCPRは最少1.17で、これは、燃料の熱の冷却の効率を表す数値でございます。中国電力は、自社の基準として1.25に定めていましたけれども、これが最小で1.17になってしまい、制限を逸脱したというところでございます。ただ、設計上の許容限界値、これは全燃料の99.9%以上が冷却効率の低下に至らない、要はこの数値を下回らなければ、燃料が損傷するおそれは極めて低いという数値が1.07で、こちらは上回っており、燃料の健全性には問題がないという結論に至っています。
 実際の立入調査ですが、4月30日、同日の午後1時55分から3時25分、本県職員2名と米子市、境港市の職員が同行して実施をしたところです。
 4ページでございます。この燃料支持金具は、先ほど御説明させていただきましたが1995年に交換されたもので、今、確認できているのは、直近の令和7年1月から令和8年2月までのサイクルでLCO逸脱があったということです。1995年から2024年までの他の運転サイクルの部分につきましては、現在、解析中で、影響はまだ判明をしていないところです。今回、燃料の損傷自体は確認されておりませんので、プラントの安全性に影響を及ぼすものではないということでございます。
 県の対応ですけれども、速やかに原因を究明して、再発防止対策及び品質管理の徹底を図ることを口頭で申入れをしたところです。
 続きまして、5ページをお願いいたします。令和8年度第1回鳥取県原子力安全顧問会議の結果についてでございます。
 5月11日、安全顧問12名出席のもと、顧問会議を実施しました。
 議題としては、島根3号機に係る新規制基準適合性審査状況についてで、原子力規制委員会において、島根3号機の新規制基準適合性審査の議論がおおむね収束をした審査項目について審議をしました。今回の顧問会議は、3号機関連としては4回目となります。中国電力側からは、(ア)の原子炉制御室から(カ)の人の不法な侵入防止まで、6項目につきまして説明をいただき、顧問からも、審査内容は、おおむね妥当であるという評価をいただいたところでございます。
 顧問の主な意見でございます。1つ目ですが、緊急時対策所の要員の被ばく評価について、2号機と比較して3号機の被ばく線量が出力差ほど高くならない理由について教えてほしいということです。2号機は出力82万キロワット、3号機は137.3万キロワットで、出力がかなり違うのですけれども、緊急時対策所の要員の被ばくはさほど評価が変わらないことについて説明をしてほしいということでした。中国電力からは、各号機の原子炉建物と緊急対策所の距離が、2号機の中央制御室からは400メートル、3号機は800メートル、距離が離れていることや、風向き等による大気拡散などの影響を考慮して算出したものであるという説明を受けたところでございます。
 2つ目、重大事故時の原子炉格納容器の除熱に当たって残留熱代替除去系を格納容器フィルタベント系よりも優先して使用するが、残留熱代替除去系は格納容器内に冷水を注水して水蒸気を水にすることで圧力を下げる対応になる。、これが継続できない場合でフィルタベントに移行するとき、誰がどのように判断するのかという顧問の質問がありました。中国電力は、運転員が格納容器内の圧力や温度を把握し、あまりにも圧力が高くなり過ぎると、その加圧により格納容器が壊れてしまいますので、そうなる前に、手順に定める基準に達した段階で、緊急時対策本部と連携して、フィルタベントを行う判断をするという回答でした。
 その他で、先ほど説明をさせていただきました島根2号機のLCO逸脱及び復帰についても報告をして、顧問からは、LCO逸脱事案について、結果として燃料に影響はなかったという判断はできるけれども、今後、原因を調査して、再発防止対策をしっかりと施していただきたい。その上で、改めて顧問会議で説明をお願いしたいという意見がありました。
 続きまして、7ページをお願いいたします。鳥取県原子力安全顧問の自己申告についてでございます。
 本県が実施いたします環境放射線等のモニタリングや、原子力災害時における防災対策、それから、本県に影響を及ぼす原子力施設の安全対策等につきまして、技術的観点から指導、助言を得ることを目的として、鳥取県原子力安全顧問を設置しています。鳥取県原子力安全顧問設置要綱第5条に基づきまして、年1回あるのですけれども、このたび、全顧問17名から自己申告書を提出していただき、顧問の中立性及び公平性について確認をしたところです。
 確認事項として2点ございます。1点目は、原子力事業者等からの寄附状況です。2の申告内容の表中の(1)ですけれども、全顧問とも該当はありませんでした。それから、2点目は、顧問の所属する研究室等を卒業した学生の原子力事業者等への就職状況です。こちらは、表の(2)卒業生の原子力事業者等への就職状況で、(1)本県に関係する原子力施設を有する事業者として、島根原子力発電所を有する中国電力、それから、人形峠環境技術センターを有する日本原子力研究開発機構に就職をした卒業生がいるという顧問はいませんでした。それ以外の原子力事業者やプラントメーカー、他電力に卒業した者については、(2)に記載のとおりでございます。

◎河上委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○前原委員
 島根原発2号機のLCO逸脱の件ですが、この事案というのは、1995年に交換してから去年まで続いていたということなので、30年間になるわけです。どう考えてもおかしいと思うのですけれども、なぜ今までこれが検出できなかったのか。あと、これは重大な事案なのではないかと思うのですけれども、たまたま逸脱しなかっただけであって、もしかしたらということがあると思うのですけれども、設計自体がおかしいというのか、これはよく理解できなくて、まず、30年間発見できなかった理由って何でしょうか。

●但馬原子力安全対策課長
 どの原子力発電所も、13か月に1回、定期点検で、原子炉を止めて、様々な点検を行っています。ただ、今回の燃料支持金具という部分につきましては、定期点検の項目ではなく、点検ができていなかったというのが現状でございます。中国電力は、この燃料支持金具も、たしか10年に1回だったと思うのですけれども、水中にカメラを沈めて、無作為に抽出した一つについて、その支持金具に例えば金属の亀裂がないかとか、そういった状況は、カメラ等の映像で確認はしていますが、全数的に調査をしていませんでしたので、こういうことが発見できなかった。今回、なぜ発見ができたのかというと、今、中国電力は、40年を超える運転につきまして、データを採取しないといけないということで、特別点検を実施するのですけれども、それに向けた準備作業をしている段階で見つかったものでございます。委員がおっしゃられるように、30年以上にわたって誤った器具がついたままであったという事案に対しては、当県も非常に重く考えています。今後、こういった定期点検の項目にないような事項につきましても、どういった確認をしていくのかを、今、中国電力で原因究明及び再発防止策のところでしっかり検討はされていると考えています。中国電力からは、改めて再発防止策を示していただけるということですので、中国電力のほうから示していただいた上で、必要であれば、しっかり意見や議論をさせていただきたいと考えています。

○前原委員
 説明の中で、その絵のところの影響の中で、MCPRの最小は1.17で、設計上の許容限界というのは1.07であったという形で、大丈夫なのだという形の説明に聞こえました。非常に不愉快というか、先ほど言われましたけれども、もともとの中国電力の標準設計上では、MCPRというのは幾つでしたか。

●但馬原子力安全対策課長
 これは1.25以上ないといけないと中国電力は独自の基準で定めております。

○前原委員
 1.17であったということなのですけれども、これはどの時点で判明したのですか。

●但馬原子力安全対策課長
 こちらは、4月22日に誤った部品がついているということが判明した後に解析をし直して、その結果として出てきた数字でございます。61.72ミリの直径から冷却水が入っていくことで今まで計算していたところを、実際の30ミリにして改めて計算をし直したところ、1.17であったということが分かりました。

○前原委員
 分かりました。
 ただ、県の受け方が非常に軽いのではないかなと思いました。通常であれば、設計どおりのものをつけるのは当たり前のことなのですけれども、特に原子力発電は非常に抑制が難しい機械というか、ものですので、その部分に関して、安心・安全というのを何か非常に軽く見ているような発言であったような気がします。もう少ししっかりした対応をしていただきたいと思いますし、中国電力に対しては、もっと抗議をしていただきたいなと私自身は思っていますが、どうでしょうか。

●但馬原子力安全対策課長
 軽くとおっしゃいましたけれども、県として決して軽く考えているわけではありません。まず、今、直近の運転サイクルでこういった状況であったことを御報告いただいたところでございます。1995年以降の全運転サイクルでこういったLCO逸脱がなかったのかを、今、解析されているところでございます。改めて、まずその結果が出ることが大事だと思っておりますし、その結果に基づいて、何で設計に満たないものがついてしまっていたのかということ、それから、この30年間、なぜ発見するすべがなかったのか。中国電力の再発防止策の中でも示されてくるとは思いますけれども、県としても、再発防止策が本当に実効性のあるものなのか、改めて立入調査も含め、厳しく対応していきたいと考えております。

◎河上委員長
 そのほか、ございませんか。
 それでは、次に、その他ですが、危機管理部に対して、執行部、委員の方で何かございませんか。
 それでは、意見がないようですので、危機管理部については、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。再開は、入替え次第といたします。

午前10時48分 休憩
午前10時50分 再開

◎河上委員長
 再開します。
 引き続き、男女協働未来創造本部について行います。
 執行部の説明は、要領よくマイクを使ってお願いいたします。
 それでは、報告6、性別によるアンコンシャス・バイアスの弊害の解消に向けた県民運動立ち上げ式について、丸山県民運動課長の説明を求めます。

●丸山県民運動課長
 資料の2ページ目を御覧ください。
 性別による固定的な役割分担意識や無意識の思い込み、いわゆるアンコンシャス・バイアスの解消を進めるために、先週、5月14日、ホテルモナーク鳥取におきまして、「性別によるアンコンシャス・バイアスの弊害の解消に向けた県民運動立ち上げ式」を行いましたので、その概要を御報告いたします。
 まず、出席者でございます。2番を御覧ください。当日は、県内の業界団体や地域団体、また、市町村、若者など、50名にお集まりいただきました。
 内容ですが、4番に記載しております。まず、県民運動の愛称の決定を行いました。昨年度、県民の方から募集しまして、このたび、県民運動組織構成員の事前投票等により、「キズキアイとっとり」、サブコピーが「気づき合い、築き合う。アンコンシャス・バイアスを克服し、みんなが暮らしやすい鳥取へ。」に決定いたしました。この愛称決定を受けて、県民運動組織の名称についても、「キズキアイとっとり県民会議」と呼称することが決定されたところでございます。
 また、(2)、(4)に記載しておりますが、参加者代表による決意表明や、若者代表による未来に向けたメッセージもいただきました。
 (3)に記載しております共同宣言の採択も行いました。共同宣言の本文については、3ページ目に全文を記載しておりますが、キズキアイとっとり県民共同宣言ということで、全会一致で採択をされたところでございます。
 また、この県民運動を県もしっかりと支援をしていくということで、(5)に記載しておりますが、県の施策の説明もさせていただいております。まず、アに記載しておりますが、宣言制度の創設で、アンコンシャス・バイアスの解消等に向けた目標や取組等を掲げた宣言を作成して、それを県に御登録いただき、県はホームページに掲載することで、横展開を図るという取組を御紹介させていただきました。イ、エ、オは、アンコンシャス・バイアスの解消等に向けた活動を支援する補助金や、男女共同参画に係る目標を達成した企業等に対しての支援補助金、また、女性役員の増加に向けた規約改正並びに自治会長に女性が就任した、そういった自治会に対しての奨励金、こういった制度の御紹介もさせていただいたところです。また、ウに記載しておりますが、団体等については、ファシリテーターの派遣等により、伴走支援も行うということとしております。当日、ロゴ・シンボルマークの募集を開始いたしましたので、このことについても周知をさせていただきました。
 今後の対応ですけれども、5番に記載をさせていただいております。各団体、企業及び自治会等と連携を図りながら、その取組をしっかりと支援して、ロールモデルづくりに取り組むとともに、県民への普及啓発をしっかりと行っていく所存でございます。

◎河上委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。よろしいですか。
 それでは、次に、その他ですが、男女協働未来創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

●丸山県民運動課長
 チラシを2枚入れております。
 1枚は、先ほど御説明いたしましたロゴ・シンボルマーク大募集ということで、このたびの「キズキアイとっとり県民運動」のロゴ・シンボルマークの募集を6月22日まで行っております。デザイン等に御興味のある方がいらっしゃいましたら、周知の御協力をお願いしたいと考えております。
 続いて、もう1枚でございますが、みんなで学んで話彩や(はなさいや)のチラシを入れさせていただいております。昨年度、みんなで話彩やということで、県民の皆様方からお声を頂戴するような事業を展開しておりましたが、今年度の「みんなで学んで話彩や」は、そのバージョンアップ版だと御理解いただけたらと思います。具体の内容につきましては、実施方法を御覧いただけたらと思います。県からコミュニケーターや話彩やメンバーのチームを派遣させていただき、そのチームがアンコンシャス・バイアスの説明や講座を行い、その後、グループワークをして、ふだん感じておられる違和感等、そういった課題等を抽出して、話合いをしていただいた後に、具体的な解決策等についてお話しいただき、それぞれの行動変容につなげていただきたいという事業になっています。こちらも御活用を積極的にお願いしたいと考えておりますので、周知を御協力いただけたらと考えております。

◎河上委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。
 それでは、意見が尽きたようですので、男女協働未来創造本部については、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、入替え次第といたします。

午前10時56分 休憩
午前10時57分 再開

◎河上委員長
 再開します。
 引き続き、地域社会振興部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 それでは、報告7、ワールドマスターズゲームズ2027関西に係る本県の準備状況について、寺杣関西ワールドマスターズゲームズ課長の説明を求めます。

●寺杣関西ワールドマスターズゲームズ課長
 2ページを御覧ください。
 ワールドマスターズゲームズは来年5月14日からの会期になっており、いよいよ1年前ということで、準備を進めていっておりますので、御報告させていただきます。
 まさに開会の1年前となる5月14日に、実行委員会の総会とセレモニーを開催させていただきました。総会には、会長である知事や、開催市町、競技団体のほか、スポーツや観光、商工、それから、医療や交通の各団体の代表の皆様に御出席いただきました。
 まず、エントリーの状況を併せて御報告させていただきます。皆さんがエントリー可能となる一般エントリーが3月2日から開始し、2か月程度たった状況の御報告になります。アーチェリーは定員の約2倍のお申込みをいただいており、自転車は6割強、柔道は95%、グラウンド・ゴルフは4分の1程度のお申込みをいただいています。世界各国からお申し込みいただいておりまして、海外からのお申込みが1,600人ということです。国としても47か国からお申込みをいただいているところでございます。アーチェリーに関しましては、非常にたくさんのお申込みをいただいておりますので、定員の枠が拡大できないかも含めて、今、組織委員会や、地元開催地である鳥取市等と調整をしているところです。また、グラウンド・ゴルフが24%で、他の競技と比べて低いのが気になるところではございますが、こちらは、ワールドマスターズゲームズが、大体4年に1回程度、世界で開催されているのですけれども、過去大会に参加され、楽しかったから次の大会も行こうかという方がたくさんいらっしゃるというのが特徴です。グラウンド・ゴルフに関しては、この日本、関西大会で初めての採用種目になりますので、そういったリピーターによる底上げが期待できないという事情もございます。また、高齢のプレーヤーが多く、今この組織委員会で用意しておりますエントリーシステムがオンラインでしかできません。パソコン、スマートフォンからしか申請ができないということもあり、その辺もハードルになっているのかなと思っているところです。この辺り、紙でのエントリーを開始できるように調整しておりまして、今月末にある大きな大会、国際大会YURIHAMAから、紙でのエントリーを始める予定にしており、しっかりとエントリーを増やしていく。エントリーの締切りが来年の2月末ですので、それまでのもっと早い時期にこれを埋められるように準備しております。
 総会では、参加いただいた各団体の皆さんから、特に海外から非常にたくさんのエントリーをいただいておりますので、競技や観光、また、食や医療の各分野において、今後、専門部会で内容を詰めていって、しっかりと迎えて、鳥取を楽しんでいただき、鳥取ファンを増やしていく。競技で来ていただいた方に観光でも楽しんでいただくスポーツツーリズムですね、ファンを増やしていくというのをしっかり取り組んでいきましょうという御意見をいただき、方針を確認したところでございます。
 併せて、1年前という機会でございましたので、1年前セレモニーも開催して、アーチェリーの本県出身の五輪銅メダリスト、菊地香緖里様、旧姓、川中香緖里様をアンバサダーに任命させていただきました。川中様からは、地元鳥取で競技を盛り上げるとともに、地元のこともみんなに知ってもらえるように活動していくというようなコメントをいただきました。
 また、海外からも非常に注目されています。2ですけれども、先週から、台湾の自転車ツアー旅行社や、まさに今ちょうど来ていただいているのがフランスの柔道専門雑誌の記者の方に来ていただいています。そして、来週には台湾のグラウンド・ゴルフ協会が来られたり、色々なところから視察を受け入れており、本番の参加、また、県内の観光周遊につなげていく取組を行っているところでございます。

◎河上委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。
 それでは、次に、その他ですが、地域社会振興部について、執行部、委員の方で何かございませんか。
 それでは、意見がないようですので、地域社会振興部については、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、11時10分に再開いたします。

午前11時03分 休憩
午前11時10分 再開

◎河上委員長
 再開します。
 引き続き、輝く鳥取創造本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告8、鳥取砂丘コナン空港第2期コンセッション基本協定の締結について、福井交通政策課空港振興室長の説明を求めます。

●福井交通政策課空港振興室長
 それでは、資料の2ページを御覧ください。鳥取砂丘コナン空港第2期コンセッション基本協定の締結についてでございます。
 鳥取空港の第2期コンセッションにつきまして、県と優先交渉権者JPiX・OCコンソーシアムは、優先交渉権者の概要は下の1に記載していますけれども、公募に定めた手続に従い、事業開始までに必要な諸手続を規定する基本協定を締結しましたので、御報告いたします。
 なお、昨年、令和7年11月10日に優先交渉権者を選定した際、地元企業との連携協力体制の構築を条件として付しておりました。条件の内容としては、資料の中ほどの参考2に記載しています。このたび、これまでの空港運営に関わりの深い日ノ丸自動車株式会社と優先交渉権者が空港運営に係る連携協定を締結しました。これにより、県が付した条件を達成したことから、優先交渉権者の設立する特別目的会社、SPCとも言いますけれども、これに鳥取空港の運営権を設定する議案を6月議会に附議する予定としています。
 1の優先交渉権者の概要についてです。優先交渉権者は、2社で構成されるJPiX・OCコンソーシアムです。コンソーシアムの代表企業は、株式会社日本共創プラットフォーム、構成員は株式会社オリエンタルコンサルタンツでございます。代表企業の日本共創プラットフォームは、現在、和歌山県の南紀白浜空港、富山空港の運営権者であり、空港の運営実績がございます。
 参考1は、今回の公募で次点となりました日ノ丸自動車を代表企業とする輝く鳥取の翼コンソーシアムの概要を記載しています。
 2の優先交渉権者と日ノ丸自動車が締結した連携協力協定の概要でございます。締結日は4月24日で、内容としましては、(2)アとイに記載のとおりでございます。安全・安心な空港運営、空港を拠点としたにぎわいの創出、県内産業の育成及び地域経済の発展を図るため、相互に連携協力していくというものでございます。
 3は、5月12日に県と優先交渉権者との間で締結した基本協定の概要でございます。基本協定は、事業開始に向け、必要な手続を定めたもので、主な内容としては、特別目的会社の所在地を鳥取空港とし、本事業の遂行のみを目的とする会社を設立すること、また、6月議会に議案の提出を予定しておりますが、議決をいただいた後に、その株式等の割り当て等、特別目的会社に運営権を設定するというものでございます。
 最後に、4の第2期事業開始までの今後の予定でございます。6月議会に運営権の設定及び県の支援に係る債務負担行為の議案を附議させていただきます。議会の御判断をいただきまして、議決がいただけましたら、7月には、今後20年の空港運営に関する実施契約を県と運営権者で締結いたします。その後、年度末にかけて、現運営権者と事業の引継ぎを行い、令和9年4月の第2期事業開始に向け、丁寧、確実に進めてまいります。

◎河上委員長
 続いて、報告9、「温泉湯ったりトットリけん」のロゴマーク等の作成について、河上観光戦略課長の説明を求めます。

●河上観光戦略課長
 資料の3ページを御覧ください。「温泉湯ったりトットリけん」のロゴマーク等の作成について御報告させていただきます。
 日本の「温泉文化」が昨年11月にユネスコ無形文化遺産の国内候補として選定されました。これから、令和12年の正式登録に向けて、審議が実施されることとなっているのですけれども、ますますこの温泉文化の機運が高まっていく中で、本県としても、県内に個性あふれる温泉が10ありますので、温泉県であるところをしっかりと国内外に訴求していきたいと考えております。そのためにロゴマーク及びポスターを作成しようと考えております。
 まず、ロゴマークですけれども、県内外の方へのPRも兼ねまして、一般公募という形で募集をしております。ロゴマークのテーマですけれども、(1)の「温泉湯ったりトットリけん」Totto-Relax:The Onsen Paradise Tottoriという形で、海外を意識した表記なども加えながら、作成していきたいと考えております。募集期間は(2)のとおり、5月12日から6月15日までにさせていただいております。
 ロゴマークと併せて、ポスターも作成して、今後PR資材に活用したり、県内の至るところに配架したりという形で、PRをしていきたいと思っております。
 スケジュールですけれども、夏頃にはロゴマークとポスターを決定しまして、秋、冬の本格シーズンには、各温泉地でPRをして、しっかり鳥取県の温泉を国内外に向けてPRしてまいりたいと考えております。

◎河上委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○松田委員
 2ページの鳥取空港の件ですけれども、結局のところ、11月に報告があった、勝ったほうと負けたほうというのが分かりやすいけれども、これがくっつく形になったということなのですが、これというのは、どのように受け止めたらいいのでしょうか。

●福井交通政策課空港振興室長
 こちらにつきましては、くっつくといいますか、SPCに入るわけではありません。コンセッションを公募で競い合ったという関係ではございますけれども、優先交渉権者が片方決まりましたので、今後の空港運営に向けては、協力して鳥取空港を盛り上げていこう、協力して進めていこうという協定を結ばせてもらったというところでございます。

○松田委員
 そうなのでしょうが、銀杏議員かな、一般質問をされましたよね。僕もこれを見て、本当ですかと思ったのです。結局、形としてはここに落ち着いたわけですが、そもそもの審査がどうだったのかなと思ってしまうわけです。鳥取県産業振興条例もありながら、県外企業が取って、県内企業が負けたというところで、落としどころは、それがくっつくというところになっているわけです。その辺はどうなのでしょうか。

●福井交通政策課空港振興室長
 審査につきましては、公募で示しておりました条件に従って審査を行い、最終的に審査の意見・過程として、優先交渉権者に選ばれた2社が県外企業のみであった。それは審査の公募の条件に違反するものではないのですけれども、それでもやはり空港を運営するという、365日稼働する地域のインフラで、やはり地元の協力が不可欠であろうというところで、その担保といいましょうか、そちらのところが取れるのかどうかという意見もいただきましたので、実際、もう優先交渉権者というのは決まったのですけれども、運営に当たり、実際に地元企業の御協力がいただけるかどうかというところを進めて、今回、このような協定を結ばせていただいたということになります。

◎河上委員長
 そのほか、ございませんか。よろしいですか。
 次に、その他ですが、輝く鳥取創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。
 それでは、意見がないようですので、以上で輝く鳥取創造本部については、終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、入替え次第といたします。

午前11時20分 休憩
午前11時21分 再開

◎河上委員長
 再開します。
 引き続き、県土整備部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 質疑等については、説明終了後、一括して行います。
 それでは、報告10、令和5年台風第7号等による公共土木施設災害復旧工事の進捗状況について、中口技術企画課長の説明を求めます。

●中口技術企画課長
 資料の2ページをお願いします。
 甚大な被害が発生した台風7号を主とする令和5年災から3年経過した時点の公共土木施設災害復旧工事の進捗状況について報告します。
 なお、この年の災害査定決定額は、鳥取県が全国1位になっております。
 令和5年災の令和8年5月末現在における完成率は、県のみでは95.4%となり、現在工事中の箇所も、令和9年3月末までに全て完成する見込みです。また、市町村については98.2%となり、令和8年9月末までに全て完成する見込みです。台風7号による佐治川の異常出水に伴い護岸崩落し、複数箇所で交通規制をしていた国道482号の被災箇所については、台風より後に被災した2か所を除いて、令和8年3月末までに全ての交通規制の解除を行いました。また、同じく上部工が崩落した鳥取市管理の高山橋については、令和8年6月末に交通規制解除の見込みです。
 資料の下に復旧状況の写真を添付しておりますので、御確認ください。
 その他となりますが、同台風で被災した私都川は、災害復旧費と改良復旧費を合わせて工事を実施しており、災害復旧費分については、令和9年3月の完成見込み、堤防かさ上げ等の改良復旧費分の完成は、令和10年3月になる見込みです。

◎河上委員長
 続いて、報告11、山陰近畿自動車道(鳥取~覚寺間)(南北線)の都市計画決定について及び報告12、令和8年GW期間中における鳥取砂丘周辺道路の渋滞対策について、西土井道路企画課長の説明を求めます。

●西土井道路企画課長
 3ページをお願いいたします。山陰近畿自動車道、通称「南北線」につきましては、5月15日に都市計画決定告示を行いましたので、報告します。
 南北線は、山陰道、鳥取道、山陰近畿道という3つの高規格道路を結節し、ミッシングリンクを解消するだけでなく、湖山周辺の国道29号や県道伏野覚寺線といった渋滞区間を回避して、県立中央病院や鳥取砂丘コナン空港、鳥取港、鳥取駅といった拠点へのアクセス性を向上させるとともに、交通の分散による渋滞緩和など、多くの整備効果が期待される非常に重要な道路です。今後は、令和9年度の確実な新規事業化を目指して、積極的に要望活動に取り組み、地元の期待と熱意を関係者に伝えていきたいと考えております。
 令和2年に着手した南北線の都市計画手続につきましては、昨年9月に予定していた都市計画案の縦覧が延期になるなど、委員の皆様方には大変な御心配をおかけしたところですが、おかげさまでようやく都市計画決定にたどり着くことができました。大変お世話になりました。引き続きお力添えのほどよろしくお願いいたします。
 続きまして、4ページをお願いします。ゴールデンウイーク期間中における鳥取砂丘周辺道路の渋滞状況についてです。今年の鳥取砂丘周辺の観光入込客数は、昨年と比べ0.7%増となる12.6万人で、5日に最大となる3.3万人の入り込み客数がありましたが、渋滞は約2キロ程度で、覚寺交差点まで及ぶことはありませんでした。大きな渋滞を回避できた要因として、今年は、去年のような大きな事故が発生しなかったことと、例年、オアシス広場に加えて開設している県立中央病院や鳥取運輸支局の臨時駐車場が、交通誘導やホームページ等による情報提供により、ほぼ想定どおり利用されたことで、砂丘へ乗り入れる車両数をある程度抑制できたことによるものと考えております。

◎河上委員長
 続いて、報告13、令和8年度鳥取県水防訓練の実施について、竹宮河川課長の説明を求めます。

●竹宮河川課長
 資料5ページをお願いいたします。令和8年度鳥取県水防訓練の実施について報告いたします。
 出水期を控え、関係機関の意識高揚や水防技術の向上、地域住民の意識啓発によりまして、水防体制の強化を図るべく、5月24日日曜日、午前9時より、倉吉市東巌城町の天神川左岸河川敷におきまして、国土交通省や県中部の1市4町をはじめとする関係機関、地域住民等の御参加のもと、洪水や土砂災害を想定した各種訓練を実施いたします。県中部での開催は、令和5年以来、3年ぶりとなります。
 資料6ページをお願いいたします。主な内容としては、天神川や由良川などにおける洪水を想定して、水防工法訓練や防災ヘリによる孤立者救助訓練、警察、消防、自衛隊などが連携した土砂災害救出訓練等を行います。また、今年度は、養護老人ホームのシルバー倉吉様に御協力いただきまして、情報伝達と避難訓練を実施していただくこととしております。
 本常任委員会の委員の皆様にも御案内をさせていただいております。御多忙とは存じますが、訓練の様子を御視察いただければ幸いでございます。

◎河上委員長
 なお、報告14、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略します。
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。よろしいですか。
 次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かございませんか。
 それでは、意見がないようですので、県土整備部については、以上で終わります。
 なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 執行部の皆さんは退席していただいて結構です。お疲れさまでした。
(執行部退席)
 お残りいただきましたのは、今年度の県内調査と出前県議会及び岡山県議会との土木関係常任委員会合同会議についてであります。
 なお、インターネット中継は継続しておりますので、発言の際は、マイクに向かってお願いいたします。
 初めに、県内調査についてであります。
 お手元に日程案をお配りしておりますが、まず、実施日時につきましては、7月21日火曜日の常任委員会終了後に、現地集合及び現地解散の形式で、午後2時から開始したいと考えております。鳥取県建設技術センターで建設人材の育成、確保及び建設現場のDXに係る調査を行った後に、道の駅ほうじょうで、広域防災拠点としての役割に係る調査を行うこととして、現在、このような日程、内容で調整を進めさせていただいております。御意見や御質問がありましたら、お願いいたします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 続きまして、出前県議会についてであります。
 お手元に開催概要案をお配りしております。米子高専と調整した結果、授業の2コマ、午前10時35分から午後0時5分までの90分間を使い、4年生1クラス、35人から50人程度の規模で実施することになりました。実施日につきましては、先方から7月23日木曜日又は30日の木曜日を提示されているため、この両日のどちらかで実施したいと考えております。
 なお、委員の皆様の両日の御予定につきましては、この後、事務局がお伺いいたしますので、御承知おきをいただければと思います。
 また、せっかく米子高専を訪問する機会でありますので、出前県議会終了後のお昼に、校長先生や教授の方々とのランチミーティングを実施してはどうかと考えております。これは、常任委員会の活動ではありませんので、任意での御参加となりますが、ぜひ参加をお願いいたします。
 現在、このような日程、内容で調整を進めさせていただいておりますが、御意見や御質問がありましたら、よろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 最後に、岡山県議会との土木関係常任委員会合同会議についてであります。
 お手元に日程案を配付いたしております。
 まず、開催日につきましては、鳥取県と岡山県の各常任委員会の都合をすり合わせた結果、8月21日金曜日に開催したいと考えております。会場につきましては、今年度は岡山県が開催県となりますので、岡山駅前のANAクラウンプラザホテルとなります。午前中の常任委員会終了後に移動して、午後4時15分から会議を開始して、その後、意見交換会を開催し、ホテルに宿泊、現地解散の流れと考えておりますが、いかがでしょうか。よろしいですか。

○内田委員
 帰りは泊まり。

◎河上委員長
 お泊まりいただくか、または、当日……。

○内田委員
 当日帰宅も大丈夫だろう。

◎河上委員長
 はい、どちらか。当日帰ることもできますし、泊まっていただくこともできるように今考えております。

○浜田委員
 車で県庁に行って列車で岡山に行ったとしても、車を取りに県庁に戻らないといけない。

◎河上委員長
 その辺は、後ほど、事務局から調整はさせていただこうと思います。委員会の後で、なかなかハードなスケジュールかもしれませんけれども、調整の結果、なかなか日程が空いておりませんで、ぜひお願いできればと思っております。

○内田委員
 車で走れば行けるな。

◎河上委員長
 はい。その行程は想定しております。

○浜崎委員
 岡山県と一緒にするということで、いろいろ調整が大変だったということだろう。

◎河上委員長
 そうです。

○浜崎委員
 御苦労さまでした。

◎河上委員長
 それでは、皆さん、参加していただく方向で。移動手段については、またそれぞれで事務局から調整させていただきたいと思います。
 最終的な調整につきましては、私に一任していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 以上をもちまして、地域県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時35分 閉会


 

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