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会議の概要
午前10時00分 開会
◎尾崎委員長
ただいまから福祉生活病院常任委員会を開催いたします。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでございます。この順序に沿って議事を進めさせていただきます。
今回の常任委員会は、まずは生活環境部、それから福祉保健部、子ども家庭部の順で執行部の入替えを行います。
なお、病院局については、報告事項等がないため出席を求めないこととしておりますので、御了承ください。
では、初めに、会議録の署名委員を指名いたします。本日の会議録署名委員は、中島委員と玉木委員にお願いしたいと思います。
それでは、報告事項に入ります。
まず、生活環境部について行います。
いつものごとく、執行部の説明は簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
質疑等につきましては、説明終了後一括して行います。
では、報告1、2024年度全国及び本県の温室効果ガス排出量の削減状況について、澤米参事監兼脱炭素社会推進課長の説明を求めます。
●澤米参事監兼脱炭素社会推進課長
資料2ページを御覧ください。令和6年度の全国及び本県の温室効果ガス排出量の削減状況について御報告します。
1、国の公表資料です。先般、環境省が令和6年度の温室効果ガスの削減量を公表いたしました。その内容は御覧のとおりですが、平成25年度と比較した削減率は28.7%となりまして、令和12年度を目指しての削減傾向が継続しているとされています。
2、本県の排出量です。平成25年度比較で削減割合は33.2%となりました。また、昨年同様の手法により、令和12年度における削減目標60%の達成見込みについて計算したところ、60.3%となりまして、達成できる見込みということが確認できたところです。
増減と主な要因は記載のとおりですが、(2)運輸部門についてのみ、昨年度と比較して増加している状況です。これまでも温室効果ガス削減の取組を続けてまいりましたけれども、今後も県民の皆様の取組への関心が高まるよう工夫を重ねていく所存です。
◎尾崎委員長
それでは、報告2、令和8年度鳥取砂丘ボランティア活動について、中尾参事監兼自然共生課長の説明を求めます。
●中尾参事監兼自然共生課長
資料3ページをお願いします。鳥取砂丘未来会議が主催する今年度の鳥取砂丘ボランティア活動の概要を報告いたします。
まず、海岸清掃ボランティアです。砂丘の海岸漂着ごみに対する県民の皆様の高い関心を受けまして、本年度から新規にスタートいたします。運営については、鳥取砂丘アクティビティ協会を中心に活動いたしまして、保全と活用の双方が連携協力した取組として波及効果を期待しております。
活動期間は5月31日から11月8日までの日曜日のうち、記載の6日間でございます。大型ごみについてはドローンを活用し、運搬の効率化を図ってまいります。
次に、除草ボランティアです。昨年度、参加者にアンケートをした結果、夏場は早朝から気温が高い日が続くこともありまして、夕方除草へのシフトを望む声がございます。また一方では、早朝除草のほうが都合がよい、参加しやすいとの声もいただいております。このような意見を反映しまして、また、除草機会を拡充するという観点からも、夕方除草は6日から14日へ8日増、早朝除草は16日から12日への4日減とし、合計日数は例年より4日増としております。
夕方除草については、記載の期間、曜日に実施します。時間については6時から7時30分、早朝除草は同じく記載の期間、曜日ですけれども、時間については、8月は6時から7時30分、9月、10月は日の出時刻を考慮して、30分ずらして7時から8時30分としております。
また、ほかの除草ボランティアとして、4月から11月まで企業・団体除草、教育除草、課外授業による除草、アダプト除草に加え、観光客除草を実施してまいります。アダプト除草については、新しく石川県金沢市のトラックリファインパーツ協会、鳥取市の株式会社泉コンサルタント、同じく鳥取市の明治安田生命保険相互会社鳥取支社の3者に御参画いただくことになりました。コロナ禍以降、参加者の増加に比例して除草量も増えております。一層のPRと参加しやすい体制整備を進めていければと考えております。
◎尾崎委員長
それでは、報告3、ジオ部員(令和8年度ジオパーク次世代育成事業)の募集について、梅林山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館長の説明を求めます。
●梅林山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館長
資料4ページをお願いいたします。このたび山陰海岸ジオパークに関する新たな取組として、県内の若者で構成するジオ部の創設を行うこととし、部員の募集を開始しましたので、その概要を報告いたします。
まず、1、「ジオ部」とは、文字どおり部活動に見立てまして、意欲のある中学生から大学生までの若者のグループで、山陰海岸内の自然や環境、歴史文化などを探求していただくことで、地域への理解や愛着を深めてもらい、併せて広く発信してもらおうという試みでございます。
2、具体の目的は記載のとおりですが、令和6年度の山陰海岸ジオパークの世界再認定の折に審査機関から提出された今後の推奨事項にある、教育面などにも寄与する取組と考えております。
3、具体の活動内容として、鳥取砂丘や浦富海岸などをフィールドとした環境大の先生や地元ガイド、自然館職員による実地講座や、日々の活動としての写真撮影やSNS発信、そのほか各種ジオパークイベントへの積極的な参加を行ってまいりたいと考えております。とりわけ、山陰海岸ジオパーク推進協議会が8月上旬に韓国の慶北東海岸ジオパークで行う高校生海外交流プログラムや、8月下旬に鳥取砂丘で行われる高校生ユースフォーラムなど、これら推進協の若者向け事業とも有機的に連携してまいります。
この活動の成果として、最終的には学生視点でジオの魅力を伝えるリーフレットの作成や、成果発表会を年度末に行いたいと考えております。活動に際しては、基本的に夏休み期間や土日祝日に行います。また、実地講座などの移動に際してバスを仕立てたり、交通費を支給するなどして、極力学生や保護者の金銭的負担をなくすよう努めてまいりたいと思っております。
4、部員募集については、県内の中・高・大学・専門学校生までの30名を定員として設定しておりまして、ひとまず6月15日までを期限にホームページやチラシ配布などで広報をしております。なお、個別に岩美高校、岩美中、鳥取西高、東高、青谷高校など、目ぼしい県東部の学校へも直接訪問して、現在応募をお願いさせていただいているところでございます。
5、今後のスケジュールです。まずは6月21日の日曜日にキックオフとしての顔合わせや自然館職員による基礎講座を行い、それから夏休みから秋にかけての実地講座、SNS発信などの日々活動、それから3月の成果発表会、そのほか今年度の県の一大イベントである「ぼうさいこくたい」への参画なども行ってまいりたいと思っております。
こうしたジオ部の取組により、県内の若者の皆さんがジオパークを通じてグローバルな視点を養い、将来的にはジオの伝道師的な存在になってくれるよう願いつつ、1年かけて育ててまいりたいと思っております。
◎尾崎委員長
それでは、次に、報告4、令和8年度ラムサール条約登録湿地中海・宍道湖一斉清掃の実施について、星見水環境保全課参事の説明を求めます。
●星見水環境保全課参事
資料5ページをお願いいたします。6月14日に実施されます中海一斉清掃について報告いたします。
中海一斉清掃は、毎年6月の環境月間に合わせて鳥取県、島根県の連携事業として実施しています。今年度も6月14日日曜日に、中海・宍道湖の沿岸5市の会場で予定しておりまして、米子市では湊山公園親水護岸、境港市では西工業団地湖岸で実施いたします。委員の皆様も、御都合がよろしければ御参加について御検討いただけましたら幸いです。
◎尾崎委員長
それでは、報告5、東郷湖羽合臨海公園南谷地区噴水広場の完成について、尾﨑まちづくり課長の説明を求めます。
●尾﨑まちづくり課長
資料6ページをお願いします。令和7年度から整備を進めておりました東郷湖羽合臨海公園南谷地区の噴水広場が完成し、県の主催で完成セレモニーを開催しましたので、概要を御報告いたします。
まず、セレモニーの概要ですけれども、5月15日金曜日に、東郷湖羽合臨海公園の南谷地区に完成した噴水広場で実施いたしました。当日は平井知事、湯梨浜町長、湯梨浜町議会議長、県議会議員、南谷地区の再整備検討委員会、また、写真のように、はわいこども園の園児の皆様にも参加をいただきました。本委員会の皆様にも御列席をいただきまして、ありがとうございました。
次に、噴水広場の概要ですが、環境体験施設として整備後に長期間使用がなされていない状態でありましたので、その施設を撤去し、写真資料左下にありますように、新たに噴水、休憩広場を設けるとともに、駐車場を拡張整備いたしました。
噴水は水道の直結方式で、人感センサーにより、人が近づけば噴水が上がる仕組みになっております。噴水の高さは調整できますが、約3メートル程度に設定しております。運転予定は、毎年4月中旬から土日祝日、7月から8月は平日も含めて毎日で、夏場の暑さ対策も兼ねたものとしておりますので、気温や使用状況等を勘案し、柔軟に対応することとしております。
休憩所は鉄骨造、延べ床面積は約30平米、20名程度を収容できるように整備をしております。保護者の方が日よけも兼ねて噴水で遊ぶ子どもたちを安全に見守れる場所として設置しております。また、内部はグループごとに使用できるように、複数のテーブルを設置させていただいております。
最後に駐車場においては、駐車スペースを21台から33台と12台分拡張しております。うち電気自動車の充電器1台、子育て応援駐車場2台ということで、それらを含んで新設をしております。
◎尾崎委員長
では、次に、山陰近畿自動車道(鳥取~覚寺間)(南北線)の都市計画決定について、川原まちづくり課参事の説明を求めます。
●川原まちづくり課参事
資料7ページをお願いいたします。令和8年5月15日に、山陰近畿自動車道(鳥取~覚寺間、通称「南北線」)の都市計画決定を鳥取県公報で告示しましたので、その概要を御報告いたします。
南北線の概要ですが、延長7キロメートル、代表する道路幅員は18メートルの自動車専用道路で、山陰道、鳥取自動車道、そして山陰近畿自動車道の3つの高規格道路をつなぎ、ミッシングリンクを解消するものとなっております。また、市街地を高架形式で通過することで、交通混雑の緩和や産業活動・観光におけるアクセスの向上、そして災害時の交通確保に効果を発揮するものとなっております。ルート、インターチェンジの配置は図のとおりです。
今後は県土整備部に主が移ってまいりますが、令和9年度の確実な新規事業化を目指して、積極的な要望活動に取り組んでいきます。
南北線に係る令和8年度の要望活動は、夏、秋と、記載のとおり予定されているところです。
◎尾崎委員長
執行部の説明は以上となります。
それでは、ただいまの説明について質疑等はありますか。
○浜田委員
6ページの東郷湖羽合臨海公園の噴水、よかったなと思って楽しませていただきました。この夏場に特に皆さんが親しまれて、老若男女皆様が楽しまれる場所になるだろうなと実感をさせていただきましたが、夏は夜、やはりある一定の時間は遊びに出られます。ライトアップがないと伺いましたが、当初からライトアップは計画されていなかったのでしょうか。もし計画していたけれども、残念ながら断念したということがあれば、何ゆえ断念せざるを得なかったのか。とても残念で仕方がないです。今の時代ですから。ライトアップがないということが非常に悔やまれて仕方がないので、聞かせください。
●尾﨑まちづくり課長
ライトアップにつきましては、残念ながら当初から検討がなかったように記憶しております。せっかくの機会ですので、夏場ということで御提案いただきましたので、設置を前向きに検討したいと思います。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
○浜田委員
よろしくお願いします。
◎尾崎委員長
ほかにありますか。
○広谷委員
ジオ部の説明がありました。法人化に向けて進んできたということでありがたいことですけれども、今回、このジオ部の立ち上げということですが、説明の中で交通費の支給という話もあった中で、この事業費の予算措置というのは当初の予算であったのかどうなのか、その辺りについて教えてください。
●梅林山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館長
令和8年度の当初予算において、このジオ部の取組についてはお認めいただいたところでございます。基本的にバス移動を想定していたのですけれども、それと併せて、やはり個別に遠方から移動する場合があるかもしれないと考えまして、そういった場合につきましては、この予算の範囲内で運用させていただけたらと思っております。
○広谷委員
予算は組んであるということでしょうか。
●梅林山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館長
総額でお認めいただいております。ただ、もしもいろいろ取組をする中で足り苦しい部分がありましたら、財政当局と御相談させていただいて、可能な範囲で、例えば他事業との流用ですとか、そういったことで回させてもらえたらと考えております。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
ほかにありますか。
○福浜委員
2ページの温室効果ガス削減の関係ですが、全国的には運輸部門は減っているような形で書いてあるのに、なぜ本県だけはプラス3.4%になっているのでしょうか。何か特異な事情があったのかどうなのか、運輸について教えてください。
●澤米参事監兼脱炭素社会推進課長
運輸部門については、本県では軽油の使用量が、前年比に比べて6%ほどですけれども、増えているという現状です。これは営業用のトラックがおおむね4割近く増えていたり、営業用のバスも3割近く増えていたり、運輸系の部門で車両が増えているという現状でございます。
一方で、減少のほうも、実は資料ではトータルの数字でお示しさせていただいているので表れていないのですけれども、やはり私どももEVやハイブリッドといった車の取組を推進してきた結果、実は全県では5,000台ほど保有台数が増えておりまして、こういったところが減少要因として働いているところでございます。
ですけれども、先ほど申し上げたような軽油の使用量が、これはコロナ明けから少し時間はたっているのですけれども、やはり宅配ですとか、いろいろな物流の状況が活性化してきたというところが背景にあるのではないかなと見込んでおりまして、こういった物流関係のところにもう少し工夫しろがあるのかなと思っているところでございます。県では置き配ボックスなどの支援をさせていただいております。令和6年度までは240件ほどでしたけれども、令和7年は200件、本年度はもう既に300件を超える申請をいただいておりまして、こういったところがじわじわと配送の効率化というところに効いてくるものだと思っております。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
○福浜委員
本県の課題についても教えていただきました。逆に、経済が活性化して運輸が伸びていくというのは、ある面いい兆候だとは思いますけれども、ただ、この運輸は全国的には減っているのですよね。なぜ全国は減っているのかというのが気になっています。全国的に物流というのはコロナ禍以降伸びているはずだとすると、どこに本県との差異があるのか。それが逆に本県にとっての弱みなのかなと思ったりするのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
●中村生活環境部長
少し説明を補足させていただきますと、鳥取県特有の増加事由がどこにあるかということでありまして、まさに今、委員が御指摘のとおり、eコマースといいますか、ネット通販、ここは減っているとは感じていません。それは全国的な傾向だと思います。やはり増えているというのが現実だと思います。
その上で、うちの県が今回特に特筆すべきはジェット燃料です。航空便がやはり増えていますので、利用客が増えるのは非常に喜ばしいことと思っておりますけれども、脱炭素的には少しマイナス面もあるのかなと。そういう面でいけば、王子製紙などでも研究が始まっていますが、これからSAF、バイオ燃料といったものをしっかり利活用する、導入するといったことを進めていくのが重要だと思っています。国の戦略でもございますので、進んでまいるものと思っています。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
ほかにありますか。
○山本委員
3ページの砂丘の清掃について、ボランティア活動なのですが、夕方と朝方にされるということで、私も参加しているので非常にこの時間帯はありがたいのですが、一つ懸念している点がありまして。熊なんですよね。熊マップを見ると、砂丘の辺りで、ちょうど1年前ですとか2年前のこの時期に多鯰ケ池のほうで出没もしておりますし、SANDBOXの辺りでも出没しております。その辺りの注意喚起はどのようになっているのかお伺いします。
●中尾参事監兼自然共生課長
基本的には朝から砂丘レンジャーが巡回をしています。また、周囲の施設の方、それから周囲の施設に通勤される方からそれぞれ、目撃情報や足跡の情報などが、まずビジターセンターに入ってまいります。ビジターセンターでは当然県に連絡し、各周辺施設と情報共有するということをやっております。必要に応じてそれぞれの入口に熊注意の警戒看板を設置しております。
ボランティア除草については、基本はオアシスの周辺や砂丘の中央部近くで実施しておりまして、基本は過去の出没がないエリアの中で安全を確保しながらやっているところでございます。
海岸一斉清掃については、早朝から現場を点検して、危険物がないか、それから当然熊のこともありますけれども、そういうものを確認して、9時からで少し時間は遅くなりますけれども、安全確認をした上で実施をするという体制を取っております。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
○山本委員
私もその話を現地の方に聞かせていただき安心したところではあるのですけれども、清掃に参加した証明のチケットを集めるとグッズが頂けますよね。もちろん清掃中はいいのですけれども、清掃の行き帰りも結構危ないのではないかなと私は思っていますので、そのグッズの中に熊鈴なども入れてみると面白いのではないかと思っておりますので、個人的な意見でございますが、述べさせていただきます。特に朝夕は熊がよく出ると思いますので、よろしくお願いいたします。
◎尾崎委員長
要望でいいですか。
○山本委員
要望でいいです。
◎尾崎委員長
では、要望よろしくお願いいたします。
ほかにありますか。
○玉木委員
温室効果ガスの排出量について、もう一つ伺います。企業部門と家庭部門は、企業活動が活発で電力消費量が上がって、前年度比プラス1.1%。家庭部門も熱帯夜となって電力消費量が増加。これは、どちらも中国電力の電気排出係数が低下した結果、プラスだったのがマイナスになって排出量が減ったという、中国電力の排出係数に左右されるもののようですが、それはどういうものなのでしょうか。その点について御説明をお願いします。
●澤米参事監兼脱炭素社会推進課長
このCO2排出係数、排出の原単価は、ありていに申し上げれば、活動を行った際にどれぐらいのCO2が排出されるかということを表す指標でございますので、電気であれば1キロワット発電するのに何キログラムのCO2が排出されたかということがベースとなっています。中国電力さんの発電の構成、電源の構成の内訳になりますけれども、その構成が少し変わったことから、排出のボリュームとしては1キロワット発電するのに使われるCO2が減ったということでございまして、一番の大きな要因は、島根原発が稼働したということに尽きようかと思っております。
◎尾崎委員長
ほかにありますか。よろしいですか。
○玉木委員
いいです。
◎尾崎委員長
ほかにありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それではないようですので、その他に移ります。
生活環境部に関して、執行部、委員の皆様で何かありますでしょうか。
○川部委員
東郷湖羽合臨海公園宇野地区のPark-PFIについて、いろいろとニュースが流れていますけれども、影響について教えてください。
●島田くらしの安心局長
東郷湖羽合臨海公園の関連事業者が、他のキャンプ場などについて指定管理をやめられる事態となったということをおっしゃっていらっしゃるのではないかと思います。その件につきましては、その事業者は確かに参加申込みの時点では私どものPark-PFIに関して関連して手を挙げられたところの合資会社の一部でございましたが、昨年度のうちにその合資会社の構成が替わりまして、中一&スマイルカンパニーさんですけれども、もう一つの社のほうが完全に事業を実施していかれるということになっている状況です。つまり、他の町で指定管理を下りられた会社は、現在合資関係になく、私どもの指定管理に関して、Park-PFIに関しても合資関係にない会社になられているということです。私どもも今後の体制については、あのニュースを見てから確認いたしましたけれども、体制はきちんと取られた上でPark-PFI事業もつつがなく行っていかれる体制を取られているということを確認させていただきましたので、Park-PFI及び日本海エリアの指定管理については、現時点では影響がないものと考えているところです。
今後に向けて、丁寧に事業者と意見交換、ヒアリング等をしていって、万が一にも何か影響があることのないようにしていきたいと考えているところでございます。
○川部委員
プロポーザルで公募入札をして、その合資会社に決まったという経緯があると思うのですが、契約上は特に問題はないのですか。
●島田くらしの安心局長
私どもももう一回点検してみましたけれども、合資会社そのものが替わるわけではございませんので、会社の法人格等は同一でございます。ですので、特段契約上の問題が生じることはないということについては確認させていただいております。
◎尾崎委員長
よろしいですか。
ほかにありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、意見がないようですので、生活環境部につきましては、以上で終わります。
執行部の入替えのため、暫時休憩いたします。
午前10時30分 休憩
午前10時31分 再開
◎尾崎委員長
では、再開いたします。
引き続き福祉保健部について行います。
執行部の説明は簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
質疑等については説明終了後に行います。
では、報告7、中東情勢に伴う県内医療機関、社会福祉施設等への影響と対応について、遠藤ささえあい福祉局長兼福祉保健課長の説明を求めます。
●遠藤ささえあい福祉局長兼福祉保健課長
では、2ページをお願いします。中東情勢に伴う県内医療機関及び社会福祉施設等への影響及び現在の対応状況について御報告いたします。
医療機関につきましては、EMIS(広域災害救急医療情報システム)を用いて、救急病院等を中心に病院、有床診療所の医療物資の供給への影響調査を実施しているところです。医療用手袋の価格上昇や供給制限などが見られるほか、石油由来の医療物資の今後の調達を懸念する声が上がっております。透析医療については、現時点で影響はありません。
歯科医療機関につきましては、県歯科医師会が4月下旬に会員アンケートを行われ、約3割から医療物資不足による診療への支障が出ていると回答がありました。麻酔薬については、もともと昨年9月から大手製造メーカーの設備トラブルで流通が滞っていたところ、中東情勢によりさらに入手が難しい状況があり、抜歯の中止などされている歯科医療機関もあります。
また、流通関係につきましては、石油原料の医療材料、ニトリルグローブや軟膏つぼ、分包紙などが不足してきている状況で、報道で名前が上がった品目の過剰発注がなされて納品が遅延している状況がありますが、県内の卸に確認したところ、過剰発注はお断りして、前年実績ベースでの納品をされていると聞いております。医薬品の流通停止は今のところ確認はされておりません。
高齢者・障がい者施設につきましては、介護で使用する手袋やごみ袋の発注に数量制限がかかるなどあり、6月以降に手袋の値上げを予定しているとの連絡を受けていると聞いております。また今週も団体や法人、事業所に聞き取りを行っていますが、現時点で必要数を確保できており支障はないと聞いております。ただ、ガソリンの値上げについて、訪問介護、デイサービスなど、事業運営に影響が出ている状況です。
影響への対応につきましては、国の対応としまして、今週5月18日から国が備蓄している医療用手袋5,000万枚について、医療機関等情報支援システム(G-MIS)を使って購入希望を受け付け、有償販売が実施されているところです。県は県内の機関の希望内容を確認して国に報告することとなっておりますので、円滑配付に結びつくよう、今後も周知を図っていきます。
また、県の対応としましては、4月10日から8年度当初予算の物価高騰応援金の支給を開始しておりまして、また、物価高騰の長期化による影響を鑑みて、6月補正で追加予算を検討しているところです。また、令和7年度12月補正で計上している介護事業所の設備・備品・ガソリン経費等の補助や食料費支援事業を執行して支援を行っているところですが、当初の国の内示額が抑えられていたことから、追加配分の連絡がありましたので、6月補正も検討しております。
今後も継続的に県内団体や施設にヒアリングを行って、必要に応じて流通の目詰まり解消や安定供給に向けて対策を講じるよう国に要望していくこととします。
◎尾崎委員長
執行部の説明は以上です。
ただいまの説明について質疑等ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、その他に移ります。
福祉保健部に関して、執行部、委員の方で何かありますでしょうか。
○福浜委員
工賃向上の関係で、加速化事業が現在募集中になっていますが、以前に一般質問でも取り上げた治具の普及に関してなのですけれども、この補助金は、例えば令和7年度に補助を受けた事業所は、例えば、また新たに治具を作りたいと思っても適用不可になっているんですよ。何とかならないかという要望が自分のところに来まして、直接的に伺いますが、何とかならないものでしょうか。
予算の関係があるのは重々承知していまして、枠というものがあって、同じ事業所に対して何回も補助できないということなのかなとも思うのですが。
●中西福祉保健部長
よく確認して検討したいと思います。治具といっても使えば古く壊れたりするものですし、1つの事業所にいろいろな治具も必要でしょうし、今お伺いしながら、駄目なのだろうかと疑問に思ってしまいましたので、確認させてください。後ほどまたお答えしたいと思います。
◎尾崎委員長
そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、ないようですので、福祉保健部につきましては以上で終わります。
では、執行部入替えのため暫時休憩いたします。
午前10時37分 休憩
午前10時40分 再開
◎尾崎委員長
再開します。
引き続き、子ども家庭部について行います。
執行部の説明は、マイクに向かって簡潔にお願いいたします。
質疑等については、説明終了後一括して行います。
では、報告8、令和7年度鳥取県教育・保育施設等における虐待事案について、松本参事監兼子育て王国課長の説明を求めます。
●松本参事監兼子育て王国課長
資料の2ページを御覧ください。昨年度に県内の保育所等から通報のあった虐待事案の件数等について取りまとめましたので、その概要を御報告します。
最初に、資料3ページの下部分を御覧ください。昨年、児童福祉法が改正されまして、保育所等における虐待等の通報義務、また、都道府県による虐待件数等の公表といった内容が定められました。昨年の10月1日から施行されております。こうしたことに基づいて、今回御報告させていただくものになります。
虐待事案の状況ですけれども、通報件数は4件ございました。事実確認などを行いまして、虐待に該当すると判断したものが2件、非該当のものが1件、対応継続中のものが1件です。
該当した事案の状況ですけれども、施設種別としては2件とも認定こども園、また、虐待の類型としては身体的虐待でした。子どもの性別は男子。年齢はいずれも2歳児。また、虐待を行った職員の職種は、1名が保育教諭、1名が子育て支援員という状況でした。
事実確認の状況を踏まえて、都道府県または市町村において勧告などの措置を取ることができるとされているのですけれども、改善勧告を行ったものが2件、その他の文書指摘などの行政指導を行ったものが1件です。
県としては、市町村と協力して、保育所等における虐待防止のガイドラインなども定めておりますので、こうした内容を定期的な施設の指導監査などの際にしっかり周知していって、引き続き虐待防止の徹底を図ってまいりたいと考えております。
◎尾崎委員長
執行部の説明は以上です。
ただいまの説明について、質疑ありますか。
○浜田委員
虐待してはならないと一般的には分かっているかと思いますけれども、本人がこれは虐待かどうかという認識がないという事態が、この施設だけではなくて、保育施設以外のところにも起きています。ずっとそういうのを探ってみると、「いや、本人のために必要だからやったのだ」という、そういう言い訳と言えると思いますけれども、客観的に自分自身が虐待体質であるかどうかだとか、それについての認識があるかどうかということが本人に欠如している例がすごく多くて、何故いけないのですかといったことを言われるということがあります。
伺いたいのですが、保育教諭にしても、子育て支援員にしても、ある程度の認識があったかどうか。そのための教育がどの程度自分のものになっているかどうか。その辺りの認識があった上で、適性を判断した上でこの仕事に就いていらっしゃるかどうか。いや、実はそういうことが調べてみるとなかったのですということなのか、その辺の個人的なチェックですね、それがどうなっているのか教えていただけたらと思います。
●松本参事監兼子育て王国課長
施設の種別、あるいは所在地によって、事実確認や指導を行う権限というのが県になったり市町村になったりということがございます。今回該当のあった2件については、県が直接事実確認や指導を行ったものではなかったということですが、委員がおっしゃったとおり、適性がある人なのかどうか、本人の自覚としてどうだったのかというところは、虐待認定においても重要な要素となってくると思います。そういったところもしっかり見ながら、ベテランの方であっても、自覚なく、よかれと思ってということで、客観的、外形的に見れば虐待に該当するような行為を行うということがありますので、そういったところは事実確認、それから指導の中でもしっかり指摘して、改善、それから再発防止を図っていきたいと思っております。
○浜田委員
いろいろお気を遣われる点がすごく多いのではないかなと思います。私も現場で対応していて、言っても分からない事例が多いです。その人たちにどういうふうに向き合ったらいいのかということが非常に困難だなと感じています。一般的な常識はこうだよねと、そういった認識は持っておられるのだけれども、その子に対してどう向き合うかと、子どもの特性に対してどう向き合うかという専門性が十分に身についていないために、よかれと思ってされています。悪意があったわけではない、感情的になったわけではないと本人はおっしゃることが多いのですね。それを客観的にスーパーバイズする人が常に必要だと実感的には思っています。その辺りへも配慮していただけたらうれしいなと思いますので、二度とこんなことが起きないような環境整備をしていくということがかなり必要だと思っているものですから、どうぞよろしくお願いをいたします。
◎尾崎委員長
要望でよろしいですか。
○浜田委員
はい、いいです。
◎尾崎委員長
そのほかありませんか。
では、私からお伺いします。令和7年から法律が変わって報告義務があるとのことでしたけれども、具体的に保育所等の職員が、別の職員の行為をきちんと報告するということが、支障なく行える環境整備というのはできているとお思いになりますか。同僚が虐待と思われる行為をしていても、そのままだったという例もこれまでもありましたね。言ってもいいのだ、通報してもいいのだ、しなくてはいけない、でもできるかどうかという、そのせめぎ合いの中で、やはりちゃんと報告できるという、自信を持てるような環境になっているのかどうか、その辺はどのようにお思いですか。去年の法改正とのことですのでまだまだかもしれませんが、ただし、法律ができたのは去年でも、以前からこういうことはあったわけですから、これまでも既に対応していかなければならなかったことだと思いますが、その点はいかがですか。
●松本参事監兼子育て王国課長
通報しやすい、通報することをためらわないような環境というのは非常に大事だと思っております。この法改正においても、通報した人が不利益を被ることがあってはならないというようなことが規定されており、ガイドラインにも同様にありますので、私どもはそういったことを施設に行く際にはよく周知していかなくてはいけないと思っております。
実際にどうなのかというところは、網羅的に把握しているかというとなかなか難しいところがあるのですけれども、実際通報いただくのは保護者の方だけではなくて、同僚からといったことも現にありますので、虐待はいけないことだという認識はもちろん職員の方は持っておられて、通報をすべきだと考えた方はしてくださっているものと考えております。
◎尾崎委員長
1点要望しておきますと、保護者からは言いやすいと思います。ただ、同僚同士というのは、施設内というのは内部通報と一緒で、不利益を被らせてはいけないという規定はあっても、それがどこまで確保されるのか、人間関係にどう影響されるのか分からない部分で、不安がやはり生じると思います。その辺の手当てをどうしていくか、非常に難しい問題ですけれども、きちんとやっていただきたいと思っております。
●松本参事監兼子育て王国課長
説明が不足しておりました。通報があった際、匿名での通報ということを希望された場合は、その匿名性がしっかり担保されるように、事実確認など、それから、その後の指導も、通報者の方にしっかり配慮した上で行っておりまして、こうした対応はしっかり継続していきたいと思っています。
◎尾崎委員長
ほかにありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、その他ですけれども、子ども家庭部に関して、執行部、委員の方で何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上をもちまして福祉生活病院常任委員会を閉会いたします。
午前10時50分 閉会
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