会議の概要
午前11時05分 開会
◎松田委員長
では、時間になりました。ただいまより農林水産商工常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
なお、今回の常任委員会は、最初に付託議案の審査を行い、その後、執行部の入替えを行いまして商工労働部からの報告を行います。企業局については議案等がないため、出席を求めないこととしておりますので、御承知ください。
では、初めに、会議録署名委員を指名いたします。
会議録署名委員は、斉木委員と浜田委員にお願いします。よろしくお願いします。
それでは、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
付託議案は、日程に記載の4議案であります。
これから付託議案に対する質疑を行っていただきます。委員の皆様、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。
ないようでございますので、付託議案に対する討論を行っていただきます。
討論もないようでございますので、これより採決に入ります。
採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「了承」と呼ぶ者あり)
それでは、御異議がないようですので、一括で採決をさせていただきます。
4議案一括で採決いたします。原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました4議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、委員長報告の作成、内容につきましては、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、さようさせていただきます。
それでは、次に報告事項に移りますが、農林水産部及び労働委員会は報告事項がございませんので、先にその他について伺いたいと思います。農林水産部及び労働委員会に対して、執行部、委員の方から何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、ないようでございますので、以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。そろい次第始めます。
午前11時08分 休憩
午前11時10分 再開
◎松田委員長
再開いたします。
それでは、報告事項をお願いしたいと思います。
執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
なお、質疑については、説明終了後に一括して行っていただきます。
それでは、商工労働部、報告1でございます。ロシアへの経済制裁に対する影響を踏まえた県の対応状況について、田口通商物流課長、説明を求めます。
●田口通商物流課長
それでは、お手元の常任委員会資料2ページのロシアへの経済制裁に対する影響を踏まえた県の対応状況について説明させていただきます。
今般、ウクライナ侵攻したロシアに対する日本や欧米諸国を中心とした厳しい経済制裁により、県内企業の皆様からその影響に関する御懸念や不安の声があったことも踏まえまして、今回、記載しております対策について急遽、3月1日から実施しているところでございます。
まず、地域経済変動対策資金に「ロシアのウクライナ侵攻に伴う経済変動」対策枠を新規に創設しております。これは、3月の売上げ見込みが、前年同月の売上げと比較して5%以上減少する見込みの事業者様を融資対象としております。限度額2億8,000万円、融資期間10年間、据置き3年間で、金利が1.43%の特別融資の実施となっております。
また、このたび、その侵攻に伴う経済変動に関する県のワンストップ相談窓口も3月1日から設置して、県内事業者からの相談窓口として対応しております。窓口には、中古ビジネス事業者さんとか食品事業者さんを中心に、特に代金回収への今後の不安とか御懸念に関する相談などが10件、本日までにございます。うち、融資に関する相談も1件ございました。
現在、経済制裁については国際銀行間取引、いわゆるSWIFTからの排除、ロシアの外貨準備資産の取引制限といった決済通貨への制裁だけでなくて、海路や空路などの物流網などの制限も出てきていまして、この状況の長期化を想定すると、やはり燃油高騰や物価上昇など、幅広い影響が懸念されます。引き続き県内企業の状況の把握、ロシア・ウクライナ情勢をはじめ、国内外の動向に注視し、対応してまいりたいと思います。
◎松田委員長
続いて、報告2、鳥取短期大学への観光人材育成に係る寄付講座「地域と観光1.」の実施について、天野産業人材課長の説明を求めます。
●天野産業人材課長
3ページをお願いします。鳥取短期大学への観光人材育成に係る寄付講座「地域と観光1.」の実施について御報告いたします。
鳥取短期大学と県は、観光人材の育成を目指し、鳥取短期大学の寄付講座開設について令和2年12月に協定を締結し、寄付講座と既存の授業科目を組み合わせた創造的観光人材育成プログラムを実施しているところでございます。
このたび、寄付講座「地域と観光1.」を実施しましたので、概要を御報告します。
2月22日から25日までの4日間、学生10名、社会人4名、計14名が受講いたしました。武蔵野大学の岩崎先生を講師として、観光がもたらす影響、観光資源など、ケーススタディーも交えながら観光学を体系的に学ぶ授業を実施いたしました。
4日間のうち、24日にはスタディツアーを実施し、学生10名、社会人3名、計13名が受講いたしました。授業で学んだことをより具体的にイメージするため、三朝温泉街をフィールドとして、三朝温泉街の街歩き、観光事業者との意見交換、ふすまの開け閉めやお茶出しなどの接遇体験を行いました。参加者からは、「観光と地域のつながりが大切である」とか、観光業に携わる社会人の方から、「観光の幅の広さに改めて気づかされ、これからの仕事に生かしていきたい」などの声がありました。
今後のスケジュールですが、令和4年8月頃に観光産業に求められる企画力を学ぶ寄付講座「地域と観光2.」を実施する予定でございます。
なお、創造的観光人材育成プログラムの概要は、参考として掲載しておりますので、御覧ください。
◎松田委員長
説明は以上でございます。
ただいまの説明について、質疑等はございませんでしょうか。
○浜田(妙)委員
1つだけ教えてください。社会人の皆さん、受講された方はどういう方なのか教えていただければと思います。
●天野産業人材課長
受講された方でございますけれども、観光業関係の方と、一般の方が参加されておられます。
○浜田(妙)委員
それぞれ、何を目的に受講なさったかは分かりますか。
●天野産業人材課長
受講生の方から、どういった動機でということまでは特別伺っておりませんので、申し訳ございませんが、御紹介することは控えさせていただきたいと思います。
○浜田(妙)委員
可能ならば、把握するために、このような事業をなさるときは、それぞれの動機を調べておいていただけると喜びます。
◎松田委員長
動機を調査するということですね。はい。
●天野産業人材課長
それにつきましては、また短大を通じて伺うようにしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。
◎松田委員長
そのほかございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、ないようでございますので、その他についてであります。
商工労働部に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
御意見はないようでございますので、商工労働部につきましては以上で終わります。
以上をもちまして農林水産商工常任委員会を閉会いたします。
午前11時16分 閉会
|